…よく来たね。
此処は何処かって?
さあね。僕もわからない。
ただ、此処にくる人間には僕は話をしなければいけない。
聞いてくれるかな?
これは
いつ書かれたのか
誰が書いたのか
何もわからない1つの日記の話であり
遠い昔の話で
あり
『彼』が紡いだ物語であり
『彼女』の物語であり
『彼ら』の物語でもある。
__そんな遠い昔の記憶の話__
ここに招かれた者にだけ
私俺たちの
僕私たちの
少しだけとっても昔の話をしよう。
楽しんでくれると嬉しいな。
あわよくば、君の未来に光を齎せますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 19:00:00
1721文字
会話率:0%
電流が走った、そういう表現が相応しい。
勿論温かな過程でぬくぬくと育った俺には前世を含めてそんな経験などは存在しないのだけれども電流が走った。そう表現するのがやっぱり相応しいと思うのだ。
目の前には老紳士が退屈そうに、いや実際退屈なのだろ
う。目の前にいる彼はこの国のトップクラスの医療技術、いや医療魔法の使い手であり、その類まれなる才はこんな
少年のどうでもいいような怪我に使われるべきではないからだ。
白磁の陶器に注がれた紅茶が甘い香りをたて、窓に流れていく。
…そう、僕は、いや俺は思い出した。思い出したというのは同様に少し違うかもしれない
欠けていた記憶などは何もなく、現状がどういう状況なのかも理解している。
生い立ちも、名前も、前世の記憶さえも何も欠けてなどはいない、強いて言うならばその時俺は鮮明に過去、それも小さい時ではない、もっと昔の記憶、前世のことを思い出していた。
やっちまった少年とそのアフターストーリーです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-06 22:49:17
16244文字
会話率:19%
昔の記憶は、線香花火。
横になって白い月を見上げながら、部屋に堕ちた魚たちが喘ぐのを静かに耳に閉じ込めます。
サイダーの雫は、産卵する海亀の涙。
困ったことに、小鬼が私の片足を隠してしまいました。
夜店で掬った金魚が、鬼やらいを呼べと泡と共
におしゃべり。
遥かな刻の向こうで、待っている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 01:43:13
697文字
会話率:0%
夏の予感。
むわりとした熱風に、舌をまく地蔵菩薩。
焼かれた道路を裸足で歩こうとして、灼熱地獄。
川で泳いでいたら、深みに、なぜか蛍石が堕ちていた。
カワセミと川鮎の極彩色。虫網に引っかかる揚羽蝶。
遠い昔の記憶に、時々逢いたくなる。
今夜
も酎ハイで郷愁的に浸りながら、銭湯に通うのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 15:43:31
557文字
会話率:0%
懐かしさの、足音は、遥か昔の記憶だ。
戻ります。あの頃に…。
遠い昔の、ノスタルジア。
最終更新:2020-12-13 22:05:53
647文字
会話率:0%
少女は不気味な館で目を覚ました。少女には記憶がなかった。昔の記憶もつい昨晩の出来事も、何も思い出せなかった。狼狽える少女の前に現れるのは、喋る大蛇にオーガ、化け猫と奇っ怪な者たちばかり。そして、少女は衝撃の事実を突きつけられる。「あなたはこ
の館の主、幻夢の魔女パッヘル様です」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 19:09:03
92265文字
会話率:51%
ある日、竹田海斗が朝目覚めたら、隣に女の子がいた。なぜここで寝ているのか何も思い出せない。目の前の女の子の顔と名前は一致しているけど、それ以外の記憶がない。昔の記憶も・・・。
なんか、めちゃくちゃドキドキする。いやいや、見とれている場合じゃ
ない。すると彼女は起きて
「え??? な、な、なんで竹田君がおるん!?」
まぁ、普通にそうなるだろう。しかし、どうやら彼女が驚いているのはそこだけではないらしい。
「なんで・・・? 竹田君が生きてるん??」
詳しく聞くと、なんと一週間前に亡くなっていた!?
自分とは誰で、どうして亡くなったのか。記憶を取り戻していく学園ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-05 00:42:51
17578文字
会話率:48%
不思議な夢を見るようになった。
そこは様々な種族が共に暮らすファンタジーな世界。
夢とも思えないほどの鮮明な世界において、なぜか俺には昔の記憶が無かった。
しかし日増しに、この夢の世界に心を奪われていくのが判った。
愛する人との出逢いと別
れを経て、自分探しの冒険が始まる。
そして現実世界にも変化が現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-26 23:15:16
67642文字
会話率:29%
魔法が存在し聖剣も存在する、勇者もいれば魔王もいるこの世界だが、田舎町で定食屋の給仕をしている只の町娘であるエリーには関係ない話であった。
ちょっと(?)抜けていて昔の記憶が無いエリーだが、頼まれた仕事は何とかしようとする真面目な娘だ。
今日も定食屋の店長の無茶ぶりで魔の森まで魔物の肉の調達へ……。
あれれ、何かおかしいな? と思いつつ魔物を狩るエリー……その姿を他人が見たら、本人が言う通りの只の町娘には思えない。
魔の森は、冒険者か普通の人なら護衛を雇わねば足を踏み入れることさえできない危険な場所なのだ。
そもそも只の町娘は、一般人が立ちよらない魔の森で魔物を狩りいくような真似は絶対にしないものなのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 09:00:00
116297文字
会話率:36%
昔の記憶がないまま高校生活を送っていた綾瀬結衣は、学校で虐めにあっていた。そんな彼女の前に転校生である、田中亮太がやってきた。
「ジェシカ様はどうして虐められているんですか?」田中亮太の問に困惑する綾瀬結衣。
自身が虐められていることを隠す
ために綾瀬結衣が咄嗟に口にした言葉をきっかけにボランティア部が立ち上がる。
ジェシカ様と呼ぶ田中亮太の正体は?ジェシカ様と呼ばれる綾瀬結衣の正体は?
ボランティア部の域を超えた様々の依頼が二人の前に立ちはだかる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-18 21:13:50
28311文字
会話率:43%
雨が降る度思い出される昔の記憶。
最終更新:2021-04-17 13:07:35
240文字
会話率:0%
他短編の主人公と、その義兄との昔の記憶。
義兄がどういう存在で、主人公からどう見えているか。そして主人公はどういう存在で、義兄からはどう見えていたかというお話。
この作品はピクシブにも掲載しております。
最終更新:2021-03-13 23:00:28
5417文字
会話率:43%
桜の花の咲く頃に降る雪を『桜隠し』というらしい。
単身赴任先で出逢った女。蘇る遙か昔の記憶。
それは生まれる前の……残酷で耽美な記憶。
雪の異名を数々取り揃えてみました。
エブリスタさんにも重複投稿しています。
最終更新:2021-03-05 22:47:14
1069文字
会話率:2%
ジロウは5年前に定年退職し、現在70歳。アパートで一人暮らしをし、無為に生きている。癌の宣告を受けた日に、知らない人から「元気ですか?」と書かれた謎のメールが入った。相手と何度かメールのやりとりをすると、それが50年前の夏に一週間だけ会っ
ていたハマダコナミであることがわかった。コナミはこの50年間植物人間になって、目覚めてからも昔の記憶はないという。
50年前、コナミは10年ぶりに再会したジロウの幼馴染だと言った。その頃、ジロウは子供の頃の記憶がなかった。コナミは子供の頃のことをジロウに色々教えてくれた。そして一週間後、忽然とジロウの前から消えてしまった。そんなコナミとの50年ぶりの再会。二人は故郷の稲川小学校の同窓会に出席することになる。そこに待ち受けていたのは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 00:00:00
50313文字
会話率:88%
世界を混沌にしようとする魔王を打ち倒すために立ち上がった最強の魔法使いと呼ばれるミクミは王国から依頼されて仲の良い人たちと勇者グループを組んで挑む。
だが、十数人いた勇者グループはミクミを除き魔王に倒されミクミとの一騎打ちとなるが最後は
互いに最上級魔法を放って相打ちという形で倒され世界は平和になった。
平和になった祖国を見守った意識はそこで途切れた。
と思いきや意識が戻ると気づいたらどこか別の世界で赤子として昔の記憶を受け継いだまま転生していた。
ガラス張りの巨大な建造物や空飛ぶ船など魔法とは違う科学という文明世界で
なぜミクミはこの世界に転生したのかという謎を追い求めて生きていく物語
─────────────────────────
第1章は転生前の話です
本格的に転生したあとの話は第2章を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 10:00:00
77945文字
会話率:44%
友里は図書館で借りた本に、誰かのしおりがはさまっているのに気がつきます。ずいぶんと色あせて、よごれたしおりでしたが、しおりには友里のおばあちゃんの名前が書かれていたのです。認知症が進んで、今では友里のことも友里の母親と混同してしまうおばあち
ゃんに、友里はしおりを渡しました。そのしおりを見たとたんに、おばあちゃんは固まってしまい……。
ずっと昔の記憶、忘れてなくなってしまったと思っていても、それはきっと、心のどこか奥底に、大切にしまいこまれているだけなのです。おばあちゃんのその大切な記憶に、友里も少しだけふれることができて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-06 20:16:49
2340文字
会話率:56%
能力者だけが生活している巨大都市リバイバルに
住んでいる中学三年生の少年 紅葉葵は
昔の記憶をなくしており毎日見る同じ夢に
悩まされていた。
ある日 一人の男カズラに出会ったことが
きっかけで自分が見た夢やこの世界の真実を
知ることになる
やがて葵はなくした記憶をとりもどしていく
のだが....。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 23:36:38
740文字
会話率:28%
煙草、焼酎、昔の記憶。がんで死にかけた父と一緒に過ごした短い日々の話。
最終更新:2020-11-29 02:30:49
10294文字
会話率:50%
ある日主人公祐介は車に轢かれ、転生してしまう。
そこで出会ったユイ。この2人は現実の世界に帰りたく、ダンジョン30階層のボスを倒すと、願い事が叶うという事を聞き、ダンジョンに挑むことになった。
祐介は昔の記憶があまりなかった。
ダンジョンを
進めると、祐介の過去やなぜここに転生してきたのかさまざまなことが分かってきた。
「祐介」
「ユイ」
「「行くぞ!超新星!!!」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 13:58:09
24939文字
会話率:58%
何十何百という世界を渡り歩き、そのどの世界でも英雄となった少年・大橋 渡。彼の行動原理はいつも一つ───「帰りたい」という願いのみ。
そんな彼だったが、何の因果か、いつもの様にとある世界を救い、世界を駆けると、『地球』という世界へと辿り着い
ていた。
昔の記憶等とうに無い。それなのに、どこか懐かしさを覚える その世界に違和感を感じながら、彼はいつもの様に世界巡りを始めていく。
これは、異世界へと渡り、そしてまた戻ってきた最強の少年と、様々な『魔法少女』達との会合の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 02:29:32
50286文字
会話率:33%
昔の記憶が無く『友達』に嫌気を感じている主人公と、毎日夜中に必ず出会う女の子(ゆり)との青春ストーリー。
主人公は彼女に何を思い、どう変わっていくのか...
主人公の成長を描いた、少し不思議で悲しい2度目の恋物語。
最終更新:2020-08-09 23:08:36
4694文字
会話率:27%
それは遠い昔の記憶。前世の欠片のような、来世の片鱗のような。追憶みたいな、予知みたいな、そんな夢。きっと、それは誰もが知っている夢。
最終更新:2020-06-11 03:42:12
3789文字
会話率:47%