オタク趣味のある伊丹優(いたみゆう)(26)は夜勤明けの帰宅途中。親に虐待を受けている子供をかばって死亡した。
死んだ優の魂は謎の青年により異世界「ギフト」へと導かれた。
この世界では人々は生まれたときに加護「ギフト」を持ち、優は全
ての苦痛を魔力の変えるギフトを与えられ、銀髪蒼眼の美少女へ転生した。
せっかくの異世界ライフを楽しもうとするが、川から流れてきた王子を人口呼吸で助け惚れられ、機械兵器「魔装」をアニメのキャラクターになりきり敵を全滅させ敵味方から恐れられ優の異世界ライフは激化していく。
「私はただ異世界ライフを楽しみたいだけなのに…」
アルファポリス さんにも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 00:47:03
10496文字
会話率:35%
は~い!! テレビや魔鏡の前にいるみんな!!
闇の異世界ショッピングの時間だよ!!
トム「この番組は、前世でぶっ飛んだ商品を発明&紹介していたせいで怪しい組織に目をつけられ抹殺された俺ことトムと…」
ナンシー「トムの相方で抹殺に巻き
込まれたナンシーが今日も殺人的な商品を紹介するわ」
ケン「いや~まさか神様がボク達の通販番組を見て気に入ってたんだってね~?」
ナンシー「そうねぇトム。しかも転生させてくれただけじゃなくて「「万能発明のスキル」と鏡がテレビみたいに映る魔鏡を支配できる「「魔鏡操作」」なんてもらっちゃって!! これはもう作って、宣伝して、ボロ儲けしかないでしょう!!」
トム「目がお金になってるよナンシー。ボクらの商品はすごいんだよ。横暴で手柄らを取りたかった魔法使いの少年が力を得る代わりに理性を失う「狂暴薬」で敵味方全滅させて国の歴史に残ったんだ」
ナンシー「あれはすごかったわね~トム。他にも遊び道具が欲しいってわがままな貴族の子供たちには立体映像のゾンビや怪物から逃げる仮想ゲームを販売したら指名手配されちゃったわね~~」
トム「他にも素敵な商品があるから、ぜひ欲しい物があったら連絡をくれ!!」
ナンシー「代金は一括払いでお願いするわ」
トム・ナンシー「と言うことで、闇の異世界ショッピングをよろしくお願いしま~す」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 22:34:32
4631文字
会話率:53%
王国名家の養女、アルマ・リヴォルタは感情のない殺戮人形と呼ばれている。
戦争に参加してからの半年間で千を超える程の人間を殺してきた、心ない殺しの天才だと語られている。
敵味方問わず、多くの者に恐怖を与えている――そんな彼女が、心を得る
までを描いたお話。
人を殺すことが得意な人形が、一人の少女になるまでの物語。
※第34回後期ファンタジア大賞応募作品です。
※ハーメルン様とのマルチ投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-07 19:00:00
103031文字
会話率:38%
創作三国志。魏に仕えたのち引退した晩年の徐庶を、諸葛亮が訪ねてくる話です。いろいろ複雑な思いがあって敵味方に分かれたけれど、友人としての絆はずっとあったのではないかと思いました。
最終更新:2021-11-17 16:35:17
2150文字
会話率:38%
都内のメーカーに勤務する蒼草秀長が、台風が接近する悪天候の中、お客様のいる北海道に出張することになった。
移動中の飛行機において、日頃の疲れから睡魔に襲われ爆睡し、次に気がついたときには、前線に向かう輸送機の中だった。
そこは、半世紀に
渡り2つの大国が戦争を続けている異世界で、転移した先は、周りから『ノラシロ』少尉と揶揄される、不出来な士官として前線に送られる途中だった。
蒼草秀長自身も、争いごとが大嫌いな、しかも、血を見るのが嫌いというか、血を見て冷静でいられないおおよそ軍人の適正を全く欠いた人間であり、一人の士官として一人の軍人として、この厳しい世界で生きていけるのか甚だ疑問だ。
彼を乗せた輸送機が敵側兵士も多数いるジャングルで墜落する。
平和な日本から戦国さながらの厳しいこの異世界で、ノラシロ少尉ことヘタレ代表の蒼草秀長が、はみ出しものの仲間とともに仕出かす騒動数々。
果たして彼は、過酷なこの異世界で生きていけるのだろか
主人公が、敵味方を問わず、殺さずに戦争をしていく残酷シーンの少ない戦記物です。
【ご注意ください】
この作品は私の処女作です。
構成やテンポなどいたらぬ点が多数あります。暖かい目で見てください。
誤字脱字や、ご意見ご感想がありましたらお知らせください。
ただ、作品の主人公同様に作者自身もヘタレです。
お手数ですが、簡単に心が折れますので、ご指摘は優しくお願いします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 11:50:23
984315文字
会話率:24%
竜(平均身長200cm〜250cm位 2足歩行型 )と人間が共存する世界で竜とその弟子達が活躍する話。
竜には基本的に...
竜技(りゅうぎ) 竜力(りゅうりき) 竜能(りゅうのう)の3つの能力が備わっている。
"能力&qu
ot;は"人"に教えることが出来る。全ての人が扱えるわけではない、扱えない人もいる。
逆に人がその能力を初めから持っていることもある。
物語は洞窟で岩龍(がんりゅう)ログと少女リィラの出会いから始まる。
そこで闇劇家(あんげきか)と呼ばれる竜から追いかけられて、その後、龍治院(りゅうちいん)にて再び戦闘に。
銃の帝国にて激戦を繰り広げ、そして物語は次の舞台"剣の国"へと移りゆく。
これから、待ち受ける運命...それは
"封刃(ふうじん)一族"と"三重(みえ)の美芸(びげい)"の両者の激しい闘いである。
人と龍が手を結び闘う。バディアクション異能バトル物ダークファンタジー。
こんな方にオススメ
○戦闘シーン多め
○能力そのものがストーリーの根幹に関わってくる展開。
○それぞれのキャラクターが使う能力、竜技《りゅうぎ》を駆使したバトル。
○多数の登場人物、《現在、敵味方含め"龍"が多め》
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 00:21:21
229460文字
会話率:43%
ユスベキュア大陸にある二つの国ゼル国とガリム国は長い間戦を続けていた。ゼル国の将にラナンという者がいた。彼は、誰よりもゼル国の民のことを考えていた。ゼル国の民のためにはガリム国を徹底的につぶすことが必須だと考えていた。だが、戦の悲惨さや敵味
方のそれぞれの思いを知っていく中で、ラナンの思いが少しずつ変わっていき、このような思いを抱くようになった。「ゼル国、ガリム国関係なく、皆が幸せな世にしたい。戦で泣く人が出ないようにしたい。」と。ラナンは戦を終わらせるため、今、立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-10 18:02:02
4962文字
会話率:54%
青年・愛原白木は、突如真っ白な空間で女神様から頼み事をされます。
世界が迎える終末、その阻止を。
彼は女神様の小柄な娘と共に、ダンジョンを運営し、成長し、終末を生き延びます。しかし出会う相手は敵も味方も様々な面で格上ばかり。無双どころかオプ
ション多数でようやく互角です。
また、人間とはほとんど戦いません。魔族とも。それほどシリアスでもないし、みんなのんきに生きてます。
最初の内は主人公が浮ついてますが、その後はそんな雰囲気も減って落ち着きます。
内容的には魔物達との交流と、ダンジョンの創造と戦闘がメインになります。主人公が無双できない、目立たない、恋愛が薄いとなろう感が少ないです。ダンジョンも即死トラップとか無くて、普通に敵味方で殴り合ってます(直接戦闘)。先頭に立って世界を救うような話ではありませんが、貢献はします。キャラクターは善良な者、人格の成熟した人物が多めです。
試し読みしてみる方は、第一話はプロローグ(ありふれた神様と話すだけ)なので二話から見ても問題ありません。てかそのために二話前書きにあらすじ書きました。
プロットとか無いので、話に矛盾があります、すみません。
誤字脱字、日本語のミスなどは結構な数存在するので、指摘していただけたら助かります。と言うか作者が喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-26 17:45:55
626489文字
会話率:20%
命を狙われることになった。たくさん傷ついた。でも、敵だと思っていた人間はそうじゃなかったんだ。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-05-12 02:00:00
386文字
会話率:55%
時間の無駄にならないように注釈。
合うか合わないか判断材料として、ネタバレ気にならない方は269話(275部)『異人の遠い言葉』を読んでみて、そこまで読み進めてみたいと思ったら前作から読んでやって下さい。
前後の経緯を抜きに作風が伝わ
ると思います。
戦記の為、敵味方の視点でそれぞれの事情がわかる構成になっています。主人公視点のみでは進みません。全体の物語の流れを楽しんでほしいです。
甘々パートと、厳しめシミュ風味の戦闘パートになります。
奴隷の女性たちの扱いは、救いのない過酷さと汚辱に満ちた日々だった。
解放された奴隷少女たちによる人類への復讐の戦い。
生きる尊厳を踏み躙られ続けて生きてきた被差別種族、清廊族の少女アヴィ。
最も大切なものを奪われた彼女は復讐を誓う。
人間を、この大地から消し去る。この世界から滅ぼすと。
そんなアヴィの誓いを叶える為に、手を取り合う同じ清廊族の少女たち。
戦いの果てに、彼女らの願いが叶う日まで。
イラスト:いなり様よりご提供です。
イラスト下のデータサイズは小説表示ページでのサイズです。元画像データは違います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 19:48:20
1552902文字
会話率:30%
この春、男子高生となった天野龍翔。
そんな龍翔は、夏休みを利用して去年まで通っていた中学校へ母校訪問に来ていた。
中学校ではただの卓球部員であり、部活に熱意を注いでいた龍翔。そんな中で後輩ともかなり仲が良く、いつも慕われているそんざいだった
。
そんな後輩たちと、懐かしの部活で久々の再会。しかし、その再会の場で待っていたのはまさかの波乱。突然火の海に包まれる懐かしの母校。
そんな大波乱の末に、龍翔は前世の記憶を取り戻す。自分が異世界から転生したこと、そしてその前世が最強と称される『四天王』であったこと。前世の記憶が十六年ぶりに戻る時、龍翔は果たして何を選ぶのか。女子ヒロインなしの異世界ファンタジー。そんな中で龍翔は何に支えられ何を守るのか……
〜〜
以下、本作における注意点
本作品は前世で最強と謳われていた主人公が奮闘する物語です。ある程度の強さでの描写はありますが、敵味方問わず他のキャラとのバランスも一応は考えてあり、無双やチートなどではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-16 14:00:00
718647文字
会話率:53%
2101年、世界は再び戦火に包まれた。
2088年にロシアが周辺の国に対し侵略行為を行い始めた。
同年、新ソ連連邦が結成され、勢いは落ちる事なく、さらに拡大していた。
その勢力は10年で中国、そしてアジア諸国を飲み込むほどとなった。
そ
の10年、様々な国が新ソ連に反抗したが、武力を盾に逆らえず結局新ソ連にされるがままだった。
その時、ヨーロッパやアジア諸国はアメリカに頼ったが、アメリカは何もしなかった。
いや、出来なかった。
2085年にアメリカ国内で宗教によるテロが多発し、50ある州の30近くが落とされた。
アメリカ軍は全力で州を取り返したが、彼らは疲労していた。
とても、勢力を伸ばし続ける新ソ連と戦えない状態だった。
2090年、アメリカ軍で戦闘用ナノマシンが開発された。
ナノマシンの効果には大きく分けて3つ種類があり、個人の適正によって効果が決まる。
力が強くなるパワータイプ
視力と共に動体視力が良くなるスナイパータイプ
知力が格段と上がり様々な特殊技能を即座に覚える事ができるインテリジェンスタイプ
ナノマシンを打ち込むだけで、人々は優秀な兵士となる事が出来た。
そして、ナノマシンを打つと恐怖を制御出来るようになった。
ナノマシンを適正量以上打つと、痛みを一切感じなくなるが、服用量が多いと脳細胞が耐え切れず、凶暴化するという特性がある。
研究によると凶暴化した人間は敵味方問わず襲いかかり、文字通り狂人と化した。
よって、ナノマシンを打つことは任意だが、超人になれると皆喜んでナノマシンを打つようになった。
アメリカ政府は新ソ連を止める為に数多くの政策に出た。
国内で多くの軍事パレードが行われ、ナノマシンを有用性を広げた。
そして、兵士には多くの給料が支払われる事も民衆に伝えた。
また、兵士になれる年齢を下げた。
今では15歳から兵役に就く事ができる。
アメリカ軍に憧れる子供や、5年前のテロで孤児となった子供達が数多く志願した。
そのおかげで兵役に就く人間も数多くなり、アメリカ軍はこれまでにないほど力を伸ばしていった。
2101年7月4日、アメリカを台頭とした連合国は新ソ連、そしてそれに協力する国家に対して宣戦布告を行った。
アメリカ軍は日本からアジア解放の足掛かりとし、兵力を日本に集める事とした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 16:00:00
20732文字
会話率:38%
主人公カイトは絵を描く事を生き甲斐にしている。
というか他はどうでもいい。
彼は生まれながらにして世捨て人。
人間の三大欲求などその辺の物をかっぱらって済ませようとするくらいには無頓着だ。
彼は程なくして『盗賊』と呼ばれ、はたまた『
画家』とも呼ばれる
彼は敵味方双方から注目を集めるが
当の本人は知る由も無かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-23 23:50:48
34872文字
会話率:41%
もしも東日本と西日本が敵味方に分かれて戦ったら? という作品。
最終更新:2021-02-05 01:29:10
9548文字
会話率:0%
人類が本格的な宇宙進出を果たした未来、宇宙に眠る豊富な資源を巡り人類は外宇宙の知的生命体達と争っていた。
テクノロジーに勝る異星人達に不利な戦いを挑み続け敗北を積み重ねる人類、風前の灯火と思われた人類の命運は最新のテクノロジーを注ぎ込ん
だ宇宙戦艦に託される……が、完成と同時に奪い去られる人類の希望……。
「いいもんあんじゃねーか! こいつは俺達が大事に乗ってやるよ! あんがとな!」
通称『宇宙軍の白髭の悪魔』タウロス艦長の嬉しそうな笑い声と共に『イカロス』と名付けられた宇宙戦艦は広い広い宇宙空間に漕ぎ出してゆく……。
どんな相手もトラブルも、主砲を撃てば全て解決! 宇宙を破壊し尽くす悪魔と化したイカロスは、今日も主砲をぶっ放す! 敵味方の悲鳴を無視して今日もご機嫌にぶっ放す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 19:15:44
51841文字
会話率:72%
「仲間が撃たれた事に激怒した黒田長政は、前に出て撃たれつつも敵将を討つ」──土佐物語などでは数行程度の逸話を一本の物語にしました。
敵味方の無慈悲な命の奪い合い、長政の人間臭い一面、個性豊かで主家想いの家臣団を書いています。
登場人物:黒
田長政、後藤又兵衛、栗山善助 他折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-23 03:09:06
4822文字
会話率:45%
皆様、こんにちは。私の名前は、アデル・シュペイン。転生者です。
生前にプレイした乙女ゲームの世界に悪役令嬢として転生してしまった、よくあるヤツです。
ただ、私の場合は、断罪イベント前に、高確率で死ぬかもしれません。
理由? 同じ転生者である
妹の奸計で敵国との戦場。死亡率の高い、最前線に送られたからです。
戦友が消耗品のように消えていく生き地獄。敵味方の返り血を常に浴びる日々……。
殺されるぐらいなら殺す。私はなんとしてでも、この地獄の中で生き残ってやる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 01:00:00
85681文字
会話率:28%
皆様、こんにちは。私の名前は、アデル・シュペイン(15歳)。転生者です。
生前にプレイした乙女ゲームの世界に転生してしまった、よくあるヤツですね。
ただ、私の場合は、断罪イベント前に、高確率で死ぬかもしれません。
理由? それは私がいるの
が、敵国との戦場。死亡率の高い、最前線だからです。
戦友が消耗品のように消えていく生き地獄。敵味方の返り血を常に浴びてます。
……10歳の子供を最前線に出すような国は、こちらから捨ててやる!!
※続編 https://ncode.syosetu.com/n9829gg/
※カクヨム様にも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-31 01:08:23
1930文字
会話率:28%
戦というものが日常的にあった時代。
この物語の主人公となる山森勘助(やまもり かんすけ)は、のちに敵味方ともに「鬼」と呼ばれることとなる稀代の名軍師である。
しかし彼は、左目が見えず、右足が不自由。容姿は醜く、生まれは農民。
それでも彼は夢
を追い続ける。
ただ、生きるために。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 07:03:44
486947文字
会話率:42%
堀栄三少佐が陸軍参謀本部に異動したのは昭和十八年九月です。すでに大東亜戦争が始まって一年半以上が経過していました。情報をあつかう第二部に配属された堀少佐は、初めての情報任務にとまどい、大恥をかいてしまいます。
しかし、上司に激励されて勤
務をつづけるうち、ようやく情報(インテリゲンツ)というものの奇妙さや不可思議さに気づきます。そして、日本陸軍がアメリカ軍に関する基礎知識をほとんど持ち合わせていない事実を知り、おどろきます。
錯綜して相矛盾する敵味方の情報、情報分析に無理解な上官や同僚、信頼する先輩との見解の相違などに直面した堀少佐は、情報の坩堝のなかで混乱し、一時的に自信を失ってしまいます。しかし、やがて迷妄をふりきると情報参謀としての能力を発揮し、アメリカ軍の次期作戦を予測し、その攻撃地点や日時を見事に的中させます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 03:05:10
74419文字
会話率:32%
夜の街を焼き尽くす地獄の業火。でも私はその様子を眺めるのがなぜだか好きでした。恐ろしいけれど、美しい。それはまるで傲り高ぶった人の子の世を戒める神の御業のようで……。それがまさか人の手によるものだったなんて、思いもしなかったのです。
か
つて戦争には前線と後方(銃後)という区別があって、死を覚悟すべき領域とそうでない領域とが明確に区切られていたのだ。けれどそれは戦略爆撃の台頭によって脆くも崩され、銃後の人々も肌身に戦争を感じなければいけなくなった。けれどそれは敵の兵士の姿をしているわけではない。頭上高く飛来する爆撃機が落とす爆弾として現れたのだ。銃後の人々にとって戦争とは天から降るものであり、また上下に遠く隔てられた敵味方が互いに互いを人間と感じることも難しかったのではないか。そんな戦争のあり方の転回を1人の叙情として描いてみました。
坂口安吾『堕落論』の影響を受けています。安吾は前線行きが嫌で新聞社に勤めていましたが、屋上から眺める空襲が好きだという記述があったと記憶しています。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 11:51:10
5308文字
会話率:2%
強大な厄災を前に、滅亡の危機に瀕する世界があった。
神は、滅びゆく世界の救世主に、とある少年を選び、鬼神の力「脳筋」を与え、召喚転移させた。
多くの仲間と出会い、世界の全てを愛する少年は、順調に「神の思い描く救世主」へと成長する。が、
ソコは脳筋。あほが過ぎて、敵味方の見境を失い、手当たり次第に救い始める。
脳筋能力の神髄を極める頃には、いよいよ神ですら手の施しようがない至純の白痴へと、成長するのであった――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 11:00:00
578628文字
会話率:57%