欲望の無い人間は悪魔に魅入られず、良き隣人となる。
際限なく溢れ、滲み、浮かび上がる人々の闇。
強欲な者たちはいずれ悪魔に行き着き力を手にする。
この物語は人々の救済ではない。悪魔への讃歌だ。
最終更新:2022-04-27 03:44:58
1351文字
会話率:11%
短編エッセイです。特に書くことないです、すんません。よろしくお願いします。
最終更新:2022-04-12 21:02:44
555文字
会話率:0%
抜け殻の俺の無為な日々。そんな日常がある日、一変した。
常夏の島からやってきた一人の少女の存在によって‐
pixivとプライベッターにも投稿済み
最終更新:2022-03-19 16:39:31
10746文字
会話率:39%
帝国の平和を脅かしてきた魔王は勇者一行により討伐された。空は晴れ渡り、人々は平和を手にした。しかし、街から活気は消えていた。
かつて、悪役として魔王軍の幹部として勇者に立ちはだかったエレゼ。急に流れてきた記憶から、この世界が作られたものと
知る。死ぬまで繰り返される日々に嫌気が刺した彼女は、帝国を作り直すことを心に決める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-08 00:15:57
3222文字
会話率:21%
初夏になる前の爽やかな土曜の昼前に、雌猫ニャーは我が家にやってきた。猫は嫌いだと思っていた妻は、意外にも好意的にニャーを迎える。風通しのいい木陰で昼寝するニャー、女同士の共感のシャワーの溢れる平和な庭先の昼寝の特等席が温かな小春日和のあた
る場所に変わったころ、妻の態度は豹変する。妻が変わったのでない、妻ははじめっから雌猫を好きになるはずはないのだ。それを承知していながら、わたしは女同士の共感のシャワーを見続ける。
ニャーのいなくなった庭先を見つめながら・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 08:53:32
6885文字
会話率:16%
音楽家奏虎鉄操は両親が失踪して以来、彼は心を閉ざし、自分を偽って生きてきた。
そんな生活が10年続いたクリスマスの夜。どこからともなく声が聴こえてきた。
「両親に会いたくないかい?」
メタスターシ・アルダポースと名乗る人物のその言
葉は信じがたい言葉だった。だが、奏虎の心は決まっていた。
両親のいない生活、心を偽って行う音楽、本音で話せる友や知人もいない、帰っても誰もいない家、死んだ抜け殻のような状態で一生を終える。そんなのは嫌だ! もう一度二人に会いたい! そこに躊躇いはない!
奏虎は謎の声の提案を飲んだ。直後、奏虎がいた場所はガラリと姿を変え、異世界転移したのである。
澄み切った空、清々しい空気、見たことも無い景色――――そんなものはなかった。
紫色の雲が空を覆い、鼻をつんざく異臭、死人や生気のない人々――――
この世界は自分が最も大切にしている宝物を奪われる宝狩りが行われている世界だったのだ。
そして宝を奪われた者達はその時の感情が頂点に達すると様々な超能力を授かり、人は彼らをTREと呼んだ。
これはそんな地獄に飛ばされた奏虎が、その世界の住人と共に繰り広げる復讐と絶望の旅物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-17 18:47:47
167331文字
会話率:70%
嘗て人々の営みの中心にあった都内の商店街。
しかし今はシャッターに閉ざされ抜け殻となった虚無の街。
ーーこれは、あなたの思い出の1ページが蘇る物語
最終更新:2021-10-25 20:07:04
6132文字
会話率:36%
──森の中をひた走っていた主人公が目が潰れるような美女に助けられた事から、奇妙な縁が結ばれた。
異形を抱えるが故に孤児根性の持ち主である主人公。
愛情の発露がおかしい女。
劣等感と自己肯定に揺れる魔女。
復讐を遂げられずに抜け殻になった騎士
。
ささやかな願いを抱え、それを叶えるために頑張る人生たちの話。
主人公くんの正体、本来の性格が少しネタバレっぽくなってしまうので、詳しいあらすじが書けずに申し訳ないです。でも読んでたら分かるレベルの伏線とも言えないほどのモノなので、勿体ぶるのもなんだか恐縮なくらいです。
暇つぶし程度に読んでくださったら幸いです。よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 23:14:51
5625文字
会話率:23%
2018年4月1日。都市トウキョウでとある高校の女子生徒が相次いで──まるで生きた抜け殻のように瞬きも呼吸もせず“生命反応のみ”を残し停止する怪奇事件が発生する。
“幻視”能力を有する少女や世界に突如二十歳の体で産まれた“親知らず”の青年
。“殺人趣向”持ちや“幸福の魔眼”保持者など、十人十色な人間と同時に同じ街で生きて、“本来なら交わらない境界が交錯する”。
住処が違う少女の“一人前”になるまでの物語。
「いつだってわたし達が戦わなくちゃならないのはこの現実なんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 23:30:17
72863文字
会話率:37%
創作意欲が湧かず、明日までに作品提出という課題を前に思い悩む美大院生山下遥男は、あまりに強烈に悩んで力尽きた挙句昏睡してしまう。そして朝になり目覚めると、彼はお嬢様になっていた!ベッドの上にかつての自分の「抜け殻」を見つけたお嬢様は、自分が
羽化したことを悟り、この「抜け殻」を使ってピンチを切り抜けようと策を練るのだった...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 05:26:35
27601文字
会話率:49%
幼馴染であり、昔からずっと好き合っていた坂井春樹(さかいはるき)と相沢奈冬(あいざわなふゆ)は、幼い時に一緒に書いた『やくそくのーと』通り、二十四歳の時に結婚する。
仲もよく、春樹は恥ずかしがりながらも奈冬を心底愛し、奈冬もまた春樹を心か
ら愛していたのだが、結婚から五年後のある日、交通事故で奈冬はこの世を去ってしまう。
失意の底に落ちた春樹は再婚せず、友人さえも作らぬまま、抜け殻のように以降の人生を孤独に過ごし、一人ひっそりと亡くなる。
それから時が経ち、春樹は『坂井春樹』から『久住春架(くずみはるか)』として生まれ変わる』
だが、生まれ変わったのはいいものの、奈冬の記憶は前世からそのまま引き継がれており、春架となっても心の傷は消えなかった。
また一度でいいから妻に会いたい。
強く願う春樹の元に、ある日の夜、一匹の黒猫がやってくる。
その黒猫は奈冬の魂が宿った、そんな黒猫だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 23:13:27
21608文字
会話率:40%
今朝、セミの抜け殻が垣根の中頃につかまっていたので、それを文章にしてみました。それが僕にとって必要ことだというような気がしたから。
最終更新:2021-07-08 23:07:47
1632文字
会話率:9%
京都にある名門私立秋桜女学園に通う高校三年生の生徒、恩田鶴は同級生の竹内菫にずっと憧れを抱いていた。
高校二年生の教室替えのときに、菫と一緒の教室になり、席が隣になったことで一年後には鶴は菫の一番の友達になっていた。
でも、高校三年に
なると菫は実家の学園に来なくなった。そのまま菫は引越しをして、鶴の前から姿を消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 01:57:47
21479文字
会話率:20%
廃墟にセミの声が響く。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTpCV
最終更新:2021-06-12 21:34:44
281文字
会話率:0%
この体は誰のものなのでしょうか?
最終更新:2021-05-31 19:12:28
382文字
会話率:0%
友人が、どこかで適当に死んだ。
それ自体はともかくとして、僕達二人は彼の部屋に行くことになった。
何のために行くのか?考えるとわからないし意味はない気もするが
それを知るために行くことになったのだとも言えた…
最終更新:2021-05-28 19:00:00
9480文字
会話率:8%
憎い憎い憎いニクイニクイニクイニクイ
全てがスベテがーーっ!
私から二度も大事な人を奪ったこいつらが、この世界がニクイ。
その憎しみから憎悪から、私は最強の吹雪く剣を生み出す。
あは、あはははははは……。
斬って斬って斬りまくって返り血
を浴びる程、高揚感が溢れる。
だけど意思を刈り取られてしまう。
以後、その剣を使うのは意思無き抜け殻になった私。
どこまで世界は私に残酷なの?
悲痛の叫びを上げるが誰も助けてくれない。
もう嫌だ。こんな世界。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 21:43:08
34227文字
会話率:35%
【ゆえに生まれた子どもは眼球を持たない。代わり、眼球が収まっているはずの空洞には無数のバクテリアの抜け殻がガラス玉のような塊となって埋まっている。薄水色に透き通るそれはこの世のものとは思えないほど美しく、どんな宝石よりも高値で売れる。】
胎
児の眼球を食うバクテリアに侵され生まれた男性が、妻と産婦人科に行き待合室で少年とお話する話です。
(別名義で書いていた小説の再アップであり、この作品はnote、カクヨム、エブリスタ、Tumblrにも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-24 20:11:11
5465文字
会話率:61%
無意識的に即興で書き上げた自由詩です。
最終更新:2021-03-24 23:19:42
266文字
会話率:0%
あらすじはありません
最終更新:2021-02-26 05:40:55
283文字
会話率:0%