DA:-SEIN ~御伽奇譚~ 「魔石」に続くお話し。
鴻池市の神社「源綴宮」の宮司の息子「皆本頼光」と彼に5年間片想い中の幼馴染み「吉田香澄」は、同じ「明芳学園高校」に入学して2ケ月が経とうとしていた。
友人の「杉浦健明」「篠崎正臣」双子
姉妹の「中村佑理・佑美」らのギグに招待され、隣のクラスの女の子「有松美幸」と共にライブハウスに繰り出す。
そこでバンドメンバーで抜群のギターの腕を持ち、親からの虐待で右脚に障害のある中学三年生「北原楓」と知り合う。
同じ頃、有松美幸の後輩「石川紗彩」のクラスメイトで、気の弱い男子「笹山修一」が彼をイジメて金品を強要するクラスの不良学生たちに絡まれていた。
その数分後、その不良学生たちは修一の庇護者を称する「金毛白面」の妖狐によって魂を喰われ、その光景に修一自身も恐怖を覚える。
後日、源綴宮の禰宜「黒田崇弘」の下に一人の「妖」が尋ねて来た。奪われた「殺生石」の奪還を協力して欲しいとの事だった。
「殺生石」とは1000年もの昔に平安京で災いをなしていた「九尾の狐」が、いまわの際に変じた石塊でそれ自体にも生き物を殺める力を持つと伝えられる。
探偵「禎茂保昌」が不良学生の親からの依頼で調査を始め、彼の式神「ナナツ」は自身の因縁も深い「妖狐」を滅しようと奮起する。
美幸は、後輩の紗彩の学校近辺で多発する怪事件を頼光に相談し、頼光もこの妖狐の事件に巻き込まれて行く。
復活を図る妖狐、それを阻みたい伊勢鬼狩りの構図に、伊勢から禁忌の子と蔑まれる頼光、その肉体や能力に興味を持つ鬼族が絡み、事態が動いて行く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-06 23:29:03
34069文字
会話率:43%
――我は櫻、そのすべて。貴女と貴女の一族の為に、捧げよう――
貞観16年(西暦874年)平安京で起こった神隠し。大勢の人間が消えた――
事件解決の為に"菊弾正"と呼ばれるある貴族の娘が奔走する。
そして娘と護衛の男はあ
る一族の者達と出会う。
平安の時代――
妖怪と――
鬼と――
神使(かみのつかい)と呼ばれる一族と――
これは、そのすべてが生まれた、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-28 03:10:31
47193文字
会話率:40%
平安時代を舞台に、二人の姫の日常を描く。
最終更新:2019-09-20 16:00:00
53195文字
会話率:40%
妖たちが闊歩する魔都、平安京。
十五年前の百鬼夜行より、人々は妖の驚異に晒されるようになる。それから守るために暗躍する男たちがいた。
一人は源頼光。雷公と呼ばれる男と彼に従う四天王たち。
もう一人は安部晴明。稀代の陰陽師であり式神を従える
者。
妖、人、そして、神の作為に惑わされながらも彼らは日々都のために命をかける。
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学生時代に創作していたもののリメイク作品として書き上げてみました。
いろいろとつたないところはありますが、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 17:26:13
4445文字
会話率:37%
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来
事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)らとの友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
鎌倉幕府が設立する間、政治の中心とされた場所を『平安京(現:京都府)』と呼ぶ。
そしてその『平安京』が政治の中心とされていた時代を≪平安時代≫と称されていた。
平安京は東西南北を“東に青龍”“西に白虎”“南に朱雀”“北に玄武”の
《四神相
応(しじんそうおう)》により京の人々は悪しきもの達から守られていた。
しかし、ある時を境にその力が衰え始めると京の都は悪霊が徘徊する魔の都と変貌した。
それは人の心の憎しみ・恨みが悪霊と化した憎悪の塊でもあった。
そんな中、京の都を守る為に内裏に建てられた場所があった。
その場を“陰陽寮(おんみょうりょう)”
邪悪なる悪霊を除霊し京の人々を守るべく様々な方術・占い・天文・時・暦等を学ぶ場所である。
その場所の中には多くの役職があるがその一つとして“陰陽師”があった。
そしてこの陰陽師の中でもとりわけ強い霊力を持ち、主上からも厚い信頼をもたれた者がいた。
その名を
《安倍晴明》
この物語は安倍晴明と晴明が操りし十二の式神、そして親友である源博雅と共に京の都に
蔓延る悪霊との激しい攻防を描いた作品である。
と...カッコよく書けばそうなるであろう。
しかし、この安倍晴明は真面目で妖艶という従来の安倍晴明の枠からかなり外れている。
とにかくめんどくさがり屋の上に口調は悪いは、自分より上の者には外面良く、やりたくない事
にはとことん手を出す事はしない。お陰で本来自分をサポートし助けてくれる式神たちからも
非難の嵐。
それでも自分の性格を改めようとしない晴明。
「一体、おれが何をした!!」
と式神たちとのケンカも日常茶飯事。
ド派手な狩衣を好み、髪色も黒髪に白メッシュという奇抜さ。
それでも晴明の元には、除霊相談が後を絶たない。それは安倍晴明という男が陰陽師界の最高峰
として君臨し続けているからなのである。
これはそんな安倍晴明と個性豊かな式神たちと晴明を慕う源博雅の一風変わった物語なのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 11:16:15
36001文字
会話率:32%
平安時代を舞台に陰陽師の活躍を描きました。
様々な見えないものが関係しあって平穏であった時に、
そこに裏陰陽師の策謀で見えないものたちが暗躍しだした。
それは過去にあった人間関係という因果な物語でもあった。
最終更新:2019-08-07 15:04:12
68783文字
会話率:45%
ヒロキは幼馴染のミキを救う為に、怪しい過去を匂わす父親ドクターウーマの力を借りて平安時代へとタイムスリップする。
魑魅魍魎のはびこる平安京で、妖怪退治と鍛冶師としての生活を送りながら、大人へと急成長したコハルと覆面の傀儡女イザヨイと共に
冒険を繰り広げる。
ヒロキと瓜二つの顔を持つライバル・クサナギまで現れ、事態は深刻かつ複雑になってゆく。
勘違いから始まる恋の連鎖は、ヒロキを何処へ導いてゆくのか
2019/01/23までに、書き出しと人物相関図等一部内容を変更した第一部分〜第十一部分を公開しました。
2019/05/13 もっと面白い物語が書ける様勉強しながらの更新になります。その為、かなり時間がかかってしまう事をご了承ください。
モバスペブックとノベルバ、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-01 00:01:09
100002文字
会話率:55%
不運な事故により、安倍晴明の式神に転生した少女は……平安京の本当の妖怪事情を知る!!
最終更新:2019-07-28 01:00:00
1000文字
会話率:20%
一条戻橋のたもとで占いをしている、いんちき陰陽師……鬼道丸。そんな彼の元に、ある日美しい姫君が現れる。姫君は宮中に仕える女房で、ある尊い御方の病を治して欲しいというのだ。
名前も教えてもらえないその御方を救うべく、月季という不思議な童女に知
恵と力を借りながら、鬼道丸は平安京の街を駆け抜ける!
※この作品は、すでにエブリスタにて連載済ですが、作品の置き場を統一するため、この小説家になろうでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-30 19:28:28
35328文字
会話率:36%
神宮寺遥は実家が神社のごくごく普通の女の子……ではなかった。
ある日いきなり飛ばされたのは、平安時代の、それもあやかしの多く蔓延る世界だった。
遥は自身の特殊な能力のせいであやかしたちに狙われるが、そんなときに妖狐の葵と出会う。
狙うものと
狙われるものは結ばれるのか。
少女と俺様狐のラブストーリー?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-06 15:49:00
4754文字
会話率:46%
陰陽道を操り、魑魅魍魎を従え、あらゆるアヤカシが蔓延る平安を華麗に生きた陰陽師・安倍晴明。
でも、その中身は無駄知識満載の化学オタクの現代人だった!?
化学の実験中にタイムリープして_
美少女に助けてもらったらその娘は狐で_
おっ
さんに命狙われて、でも仲良くなって_
でも違うおっさんに喧嘩売ってまた狙われて_
よく分かんないまま平安京ごと救っちゃう『逆行転移サイエンスヒストリカルラブコメ青春時代伝奇小説(?)』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-17 11:51:25
2797文字
会話率:3%
土方久美は平安時代にさかのぼる陰陽師の末裔。土方久美の叔母・元村静子は、元村派陰陽道の始祖である清彦の意志を引き継ぎ、歴史ある神社の後継者である。ある年、留学中の久美がロンドンから日本へ帰国すると、元村家先師から受け継いだ門外不出の奥義書と
家宝の存在を知ることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 06:18:37
25203文字
会話率:49%
千と幾余年も昔。
摂津の地を根城とする、若い武士団がいた。
人物紹介
渡辺綱(わたなべ の つな)
主人公。清和源氏傍流に養子に入り、渡辺姓を名乗る武人。
源頼光(みなもと の よりみつ)
清和源氏嫡流。清和天皇の五代子孫。摂津武士の棟
梁。
坂田金時(さかた の きんとき)
直情快活な相模国の青年。
安倍晴明(あべ の せいめい)
平安京の高名な陰陽師。
藤原兼家(ふじわら の かねいえ)
関白。史上名高き藤原道長の父。
地名解説(可能な限り簡略化している)
摂津(せっつ)~大阪府北部から兵庫県南東部。
丹後(たんご)~京都府北部。
駿河(するが)~静岡県。
相模(さがみ)~神奈川県。
尾張(尾張)~愛知県西部。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-06 22:51:53
29994文字
会話率:38%
源氏物語、よくよく読んでみると、なろうの世界に通じてる?
最終更新:2018-10-26 21:11:55
2293文字
会話率:0%
平安京のような異世界に召喚され、私は神子として仲間たちと大妖魔の討伐を行った。生涯忘れられぬ恋をしたけれど、元の世界に帰還することは絶対で。想うだけで幸せで切なくて、綺麗なうたかたの片恋として大切に心にしまって。帰還した私は生涯を全うし「私
」という存在が消える…はずで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-04 13:54:53
4165文字
会話率:10%
院の第二皇子と関白の息子のお話。
※更新頻度未定
最終更新:2018-08-20 12:05:49
201文字
会話率:0%
平らけく安らかであれと言う願いを込められ、遷都されし平安京。その一角に可愛い鬼が住んでいた。
安倍晴明とその式鬼・青龍の話です。
平安時代を舞台にしてますが、細かいところはスルーしてくださいますようお願いします。
グロい表現が初っ端から
ありますのでお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-31 23:48:32
20439文字
会話率:34%
高校三年生の小島美千子は生物部の部長。趣味は蝶の幼虫の観察。理系志望なので古文は苦手。
そんな美千子が母親に京都での着物ショーに平安時代の十二単のモデルとして駆り出され、下人役の幼馴染みの隆浩とともに出演中、ステージの上ではしごから転落。気
がつくと夜の尼寺の庭に隆浩とともに倒れ、言葉が通じない尼僧たちに介抱されていた。
翌日、美千子と隆浩は東山に登って京都を一望するも、眼下に広がっていたのは昔の平安京。
タイムスリップしたことを知ってパニックとなった二人だが、美千子は十二単を着ていたので貴族の姫として扱われ、尼僧の兄の老人である大納言に養女として引き取られた。
現代の小市民の一女子高生が、平安時代の貴族の娘に……。
ところが、この大納言、蜂を飼うのが趣味で、それに誘発されて蝶の成長の観察という自分の研究テーマへの意欲が、平安時代において再燃した美千子だった。
この作品は「歴史小説フリマ( http://www5b.biglobe.ne.jp/~freema/index.htm )」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 22:55:35
75742文字
会話率:44%
妻の志保と古川を拉致された波多幾雄は気力を振り絞って太秦のお宝探しに奔走する。
崇神天皇、神武天皇等を調べる。結果この2人の天皇は1人の大王(ニギハヤヒ)の事蹟を2人に分割したものと推量する。そしてニギハヤヒの父スサノオは失われたユダヤの
十支族の長ではなかったかと結論付ける。日本にもスサノオの伝説が牛頭天王(エジプトのバアル神)として伝わっている。
太秦のお宝=ユダヤの神との契約の聖櫃アークを日本に持ち込んだにはスサノオでそれを大和に運びいれたのがニギハヤヒと結論した。
その後、歴代の天皇によって契約の聖櫃アークは大和から各地を転々とする。最終地伊勢の内宮に納められる。
しかし平安京が出来ると、桓武天皇によってアークは宮中に納められる。それ以後鎌倉時代になると武家の力が朝廷を圧倒する。各地に内乱が勃発する。アークは秘かに伊勢の地に運び込まれる。
伊勢のどこかにあるのでは・・・波多がここまで推理した時、波多は志保と古川に再会する。
そして3人は伊勢に移される。その直前、謎の人物は”太秦のお宝の隠し場所を解く鍵は伊雑宮にある”と告げる。
3人は伊雑宮について調べる。伊勢の内宮、外宮、伊雑宮も秦氏の創建によるものと知る。そしてこの3社は元々3社一体で存在していた事を知る。
しかし伊雑宮の何処をどう調べれば、太秦のお宝と結びつくのか全くの不明であった。
3人は一旦常滑に帰る事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 09:30:15
44909文字
会話率:8%