ライアンはある名門侯爵家に跡継ぎとして迎えられた。継母は優しいが、罪悪感に苛まれ未だに母と呼べていない。そんなとき、不思議な少女に出会って……
※親子の和解(?)がメインのためヒューマンドラマにしています。
最終更新:2021-02-09 12:00:00
8695文字
会話率:49%
武門で名を馳せるシリウス男爵家の四女クロエ・シリウスは妾腹の子としてプロキオン公国で生まれました。
クロエが生まれた時にクロエの母はシリウス男爵家を追い出され、シリウス男爵のわずかな支援と母の稼ぎを頼りに母子二人で静かに暮らしていました。
しかし、クロエが12歳の時に母が亡くなり、生前の母の頼みでクロエはシリウス男爵家に引き取られることになりました。
クロエは正妻と三人の姉から酷い嫌がらせを受けますが、行き場のないクロエは使用人同然の生活を受け入れます。
クロエが15歳になった時、転機が訪れます。
プロキオン大公国で最近見つかった地下迷宮から降りかかった呪いで、公子が深い眠りに落ちて目覚めなくなってしまいました。
焦ったプロキオン大公は領地の貴族にお触れを出したのです。
『迷宮の謎を解き明かし公子を救った者には、莫大な謝礼と令嬢に公子との婚約を約束する』
そこそこの戦闘の素質があるクロエの三人の姉もクロエを巻き込んで手探りで迷宮の探索を始めました。
最初はなかなか上手くいきませんでしたが、根気よく探索を続けるうちにクロエ達は次第に頭角を現し始め、迷宮の到達階層1位のパーティーにまで上り詰めました。
しかし、三人の姉はその日のうちにクロエをパーティーから追い出したのです。
自分達の成功が、クロエに発現したとんでもないユニークスキルのおかげだとは知りもせずに。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 18:32:56
25903文字
会話率:29%
フォーリア王家の生き残りであるジェラルドは、平民の母を持つ妾腹の王子だった。
仲間とともに、祖国を追われて三年。旅の最中に訪れたウィンスレット公国で、城に招かれる。
どうやら亡き国王は、公国の姫と息子を結婚させるつもりだったらしい。
――
これは好機だ。
姫の伴侶となれば、失った「国」を手に入れることができる。
公国の姫は、三人。
しかしそのなかで、末の姫だけは母親が違っており、姫として扱われることのない生活を送っていた。
**********
秋月忍さまの「冬のシンデレラ」企画参加作品。
全五話。完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 12:00:00
19974文字
会話率:32%
【角川スニーカー文庫より書籍化!】
【コミカライズ企画も進行中!】
妾腹の第四皇子・四玄(スガン)は、責任とは無縁に皇子暮らしを享受できる今の状況を最高と考えていた。
しかしある日、突然に皇帝から「次期皇帝になれ」と指名を受けてしまう
。
皇帝に付き纏う膨大な責任と激務を嫌悪した四玄は「なぜ兄たちにしないのか!?」と皇帝に尋ねるが、いたって冷静に皇帝はこう返すのだった。
「あいつらやる気ないから」
――こうして、やる気のない皇子四人の血で血を洗う継承回避の戦いが始まるのだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 19:14:58
160026文字
会話率:51%
ペルガメント王国の王都には、王立の魔法学院がある。
王国各地にいる魔導師の弟子たちが12才になった時、この魔法学院の入学試験を受けることが許される。
魔導師の弟子ではなくても、魔法使いが見初めた魔力の強い子供たちも、この学院の入学を許される
こともある。
灯火の魔導師ヴィムの弟子、エリーナは王立学院に無事入学を果たした。
同年、ペルガメント王国第5王子シグリッドもまた王位継承権を破棄して王立魔法学院に入学した。
現在連載中の『灯火の魔導師』の、エディの姉弟子の恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-22 15:00:00
57123文字
会話率:37%
元平民で妾腹の男爵令嬢が身分違いの子を妊娠してしまった話。
最終更新:2019-09-09 18:00:00
5616文字
会話率:28%
側室の妾腹である朽木忌は、ひょんなことから本家の当主になることに!
ほのぼの系腹黒平凡男子の、何て子とない日常?
超亀更新です。思い出したら書く。
最終更新:2018-09-30 00:03:38
1182文字
会話率:25%
少年は、魔の森に住まうという魔導士に言った。
「貴方に学べば、私は強くなることができますか」
と。
少年は妾腹の子であったがために、その存在を疎まれ、いらない王子だといわれていた。
それでも、自分が強くなれば、みなを、国を、守れる
ほどに強くなれば、自分は認められると、信じていた。
ゆえに、彼は誰もが恐れる魔の森へと向かう。
一人の少年が、青銅の王と呼ばれる王になる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 17:25:04
17339文字
会話率:30%
地方の商家に長庶子として生まれた十五歳の杜叡(とえい)は、商品の仕入れのため老頭(じいや)と共に初めて京城(みやこ)を訪れる。そこで贅沢な日々を過ごしたある日、突然老頭が消えた。
宿の主人に宿代替わりと身ぐるみはがされ、追い出される。妾
腹の杜叡を疎ましく思い、実子である弟を可愛がる継母の仕業だった。文無しになった杜叡は、辿りついた街外れの廃寺で行き倒れてしまう。
目が覚めると、清潔な室内だった。
現れたのは、自分より十余り年長の花生(かせい)という女。彼女が行き倒れの杜叡を拾ったという。訳あって実子と生き別れたという彼女は杜叡に深く同情し、ずっとこの家に住むよう勧める。
花生は杜叡を献身的に世話をし、何一つさせようとはしなかった。彼はただ甘やかされるままに庭の牡丹を眺めては酒を飲み眠るという怠惰な毎日を過ごす。しかし彼は、この家の違和感に気づいてしまう。 杜叡は密かに、家の外に出ようと試みるのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 21:36:02
33959文字
会話率:36%
国王の突然の死、そして王位継承者である第一王子の思惑に、妾腹である第二王子エルンストを取り巻く様々な環境の変化。
エルンストの懐刀である二人の青年、キーンとシェリウスは、王子を護るという共通の使命を持ちながらも、その出自や性格の違いから互い
に相容れずに居た――。
魔法ありきの西洋風ファンタジー世界を舞台に、二人の青年と王子周辺の人間模様を描く予定です。
なお、二年ほど前にJUGEMブログにて投稿していたものを此方に持って来ました。以降は此方のみでの更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-01 17:02:12
51770文字
会話率:36%
技術大国ヌネイルで、『発条王』と渾名される恐妻家のエヴァンスランスは、今日も今日とて悪妻アンリシャンテにどやされる日々。
王后の怒声が響き渡るヌネイルの宮廷は、妾腹のエヴァンスランスを王に担ぎ上げた『宰相派』と、その甥グロウワットを擁する『
大公派』とに割れていた。
王の器ではないと自覚し、趣味の機械いじりに没頭していたいエヴァンスランスは、国政を宰相に牛耳られているのを良いことに、その娘であるアンリシャンテに操縦されるままになってきたのだが――。
ままなならぬ人生が生む宮廷事変。
※自サイトにて掲載中の作品を転載しています。カクヨムにも転載有り。
※若干の残酷描写を含みます。R15は念のため。自サイトではPG12指定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-26 17:05:47
27633文字
会話率:50%
小学館ルルル文庫二次選考落選作(手直し済を投稿していきます。大まかな設定はそのままで、話の流れは若干違います)
☆和風ファンタジー恋愛風味(忍者もの)
〈あらすじ〉
曾地の山奥に住む五十土国城主の妾腹の子・雪織は、母が亡くなった後、兄
・隆成から城へ招かれる。雪織は隆成の従者である飛と霧と共に五十土城へ向けて旅立つのだが、隠密集団に襲われたり、拐かしに遭いそうになったりと、これまでの穏やかな生活が一変する。
幼い頃から一番自分を気にかけていてくれ、尚且つ度重なる襲撃から守ってくれる飛に惹かれながらも、困難の元凶を暴くため、雪織は仲間たちと城を目指す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-26 16:37:05
81850文字
会話率:56%
領主である父の突然の死により、跡目を継ぐことになった妾腹の四男リアン。
十歳の少年の前に次々と立ちはだかるのは、貧乏領地の経営再建&多額の借金、そして四人の許嫁!?
難題山積の新たな人生、チートなしで乗りきれるのか?
最終更新:2016-01-23 00:04:04
3391文字
会話率:49%
人外姫と妾腹の王子の話
最終更新:2016-01-11 10:52:59
1519文字
会話率:5%
小雪の中、夫の墓所へ参る、胸を病んだ年若い未亡人。
未亡人を見守る病弱な妾腹の義弟。
続き物ですが場面ごとの病弱描写重視なので、いつ終わるかわかりません。
咳の表現のため半角カナを使用したバージョンはこちら→ http://www.pi
xiv.net/novel/show.php?id=4748690折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 07:37:23
11850文字
会話率:12%
貴族にありえざる黒髪の娘として生まれた妾腹の末姫、シオン・ファーライト。
少女は若干一二歳にして、親族のクーデターによる王位簒奪を機に、追われるものの立場となる。
手にあるものは武断で知られた父王に師事した剣術。そしてひとりで生き延び
るためのすべ。
隣国に亡命すべく一路ひた走る道すがら、立ち塞がるは魔剣をたずさえし魔人たち──"魔剣遣い"。
剣姫の行く末や果たしていかに。
亡国の妾腹の姫(十二歳)が武断で知られる父王譲りの剣術を手に亡命する道すがら、立ち塞がる"魔剣遣い"をバッサバッサ斬殺していくお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-01 13:06:23
303234文字
会話率:19%
貴族の家に生まれながらも、戦争で没落したウォーロック家の跡取りバート・ウォーロックは、妾腹の兄アランに養育され、優秀な戦士として健やかに育った。
長じて剣士ギルドで教育を受けた彼は、ギルドの卒業試験として命じられた試練において、王都からほど
近い山村の古い遺跡最奥の祭壇で不思議な光に包まれ思い出す、自らの前世を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-03 15:28:32
71073文字
会話率:24%
「忠節のほど篤実にして、畢竟、供犠も得心し――つまりそのようなものに、わたくしも成りたかったのです」 高潔な同情と忠信と、まっさらな慈愛でなりたった、きょうだいたちの他愛ない縁と、そして戦争の終わる前夜のこと。
最終更新:2015-05-03 20:00:00
3143文字
会話率:0%
17歳の真は、宰相にして兵部尚書・優の側妾腹の少年だ
この歳で既に世捨て人のような飄々とした雰囲気のある、と云えば聞こえは良いが、有態に云えば『うだつの上がらぬ朴人(ぼくと)』と揶揄されるばかりの、ひょろひょろとした情けない成りの少年だった
しかし彼は全く構わず、何時の間にか住まいにしてしまった書庫に籠城よろしくこもる日々を送っていた
そんなある日、父に命じられ嫌々ながらに皇帝に謁見した真は、居丈高に命じられる
此度、初陣となる息子・戰(せん)の目付となり祭国に向かえ、と
礼節にのっとって無言を貫いている様にみせながら、その実やれやれ、と嘆息しつつ少年は理解する
ふむ、良いところ番犬(いぬ)だな――
しかしいざ顔をあわせてみた皇子・戰は、どうやら真が想像していた『皇子様像』とはかけ離れた御仁のようで……?
さて、この二人
皇子・戰と真は、果たして無事に初陣を勝利で飾ることが出来るのか?
※ この物語は、覇王の走狗(いぬ)の前日譚にあたります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-05 10:00:00
19668文字
会話率:35%
ハーバザード国王の妾腹、第二王子ハロルドは、第一王子が寝たきりになったのを機に城に呼び戻される。しかし、そこで待っていたのは自分の命を狙う王妃だった。自分には許婚がいることを聞かされたハロルドは、その王妃の命令で、どこにいるかもわからない姫
を探す旅に出ることになる。王妃の提示した期限は一週間。その旅の途中でハロルドは、不思議な青年ノアールと出会う。
※少々BL風味ですので苦手な方はご注意ください。(主人公はNLハピエン)
※自サイトおよびFC2小説にて掲載中の作品『精霊の石』を加筆修正して投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-20 19:52:55
50024文字
会話率:54%