僕は悪い人間。僕の周りには不幸な人がいる。
僕と関わる人は不幸になる。そう、僕は疫病神
僕は人間が嫌いで嫌いで大好きだ。時には馬鹿みたいに道を踏み間違えて
時には何もかも人のせいにして逃げる。
そんな人間のちっぽけな被害妄想が好きだ。
だか
ら、今日も僕は不幸を撒き散らす
そんな一瞬の人間の美しい醜さを見るために
僕の周りにいる人間たちは、みんな少しずつ壊れていく。
まるで精巧に作られたガラス細工に、僕という何かが触れてひびが入るように。
でも、それが楽しい。
その痛みと苦しみを隠しながら、笑顔で生きようとする人間の滑稽さ。
「僕がいなければ、この人たちはもっと幸せだっただろう」
そんな風に思うと、なんだか笑いが込み上げてくる。
誰かとぶつかるわけでもなく、ただ黙って観察する。
人間はみんな何かに追われている。
仕事、恋愛、家庭、夢。
「そんなもの、全部どうでもいいじゃないか」
心の中でそう呟くと、妙に胸が痛んだ。
僕自身も、追われているからだ。
でも、その追われているものが何なのか、よくわからない。
ただ一つだけ確かなことがある。
僕は、自分の不幸さえ愛している。
ある日、僕の目の前に現れた一人の少女が言った。
「君、本当は誰よりも救われたいんでしょ?」
その瞳には、僕の中に隠した闇と同じ色が映っていた。
彼女は笑っていた。僕が今まで見た誰よりも醜く、そして美しく。
その瞬間、僕の世界が少しだけ揺らいだ気がした。
それが始まりだった。僕という「疫病神」が、その正体を暴かれる物語の。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-16 09:22:56
5833文字
会話率:25%
異世界転生、それは多くの日本人の夢。
もしそんな異世界転生者を受け入れている世界の何人目かの転生者にあなたがなったら?
この物語はとある世界に転生した少女から見た世界を綴る物語。
※こちらの小説はカクヨム様との重複投稿でお送りしております
。
設定の詳細がわかるお話はカクヨム様にて連載しております。
『転生賢者の愉快な世界開拓記』
https://kakuyomu.jp/works/16818093089071382763折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 22:39:45
1149文字
会話率:0%
田舎の高校で、弱小科学部に所属する女子高生・志織は、幼い頃に見上げた満天の星空に憧れ続けてた。そんな彼女が、地元で開かれる「高校生ロケットコンテスト」の存在を知り、「自分たちでロケットを作って、空へ飛ばそう!」と無謀な挑戦を決意する。
で
も、仲間はやる気の薄い男子たちや、ちょっとクールな一年女子、そして予算も器材も乏しい部室。最初は「無理じゃね?」と冷やかされ、資金不足や失敗続きでチームの空気はギクシャク。一度はくじけそうになる中、みんなで何度も試作と失敗を繰り返すうち、少しずつ本物のロケットがカタチになっていく。
小さな成功と、次へ進む夢。星を見上げる少女と仲間たちの、汗と涙と笑顔が詰まった青春ロケット物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 17:35:28
34315文字
会話率:51%
夜の夢。
あなたは知ってる?こんな話。
死んだはずの人が寝てる間の夢みたいなよくわからない世界に出てきてみんなを殺しまわる…っていう。ちょっと怖いかもしれないけど全然大丈夫。だってこれは物語じゃない。だから安心して読みなさい?なんで怖がるの
?フフ…ねぇ、あなたは、
とってもおいしそうね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 00:05:37
54305文字
会話率:52%
何も持っていなかった。
夢も、目標も、目的も、志も。
柳沢望はそれで良いと思っていた。
人生は楽しむもの。
それは、何も持っていなくても、充分に得られるものだと思っていたし、事実楽しく生きてこられていた。
でも、熱中するものに出会
ってしまった。
サンバで使う打楽器。
スルド。
重く低い音を打ち鳴らすその楽器が、望の日々に新たな彩りを与えた。
望は、かつて無かった、今は手元にある、やりたいことと、なんとなく見つけたなりたい自分。
それは、望みが持った初めての夢。
まだまだ小さな夢だけど、望はスルドと一緒に、その夢に向かってゆっくり歩き始めた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 17:26:49
6374文字
会話率:4%
とある海辺の街 ”玉郡(たまごおり)”
大都市近郊にありリゾート地として注目された地だが最近は少し寂れた街。
そんな港町に住む主人公優希(ゆうき)は、ある日不思議な夢を見る。
どこか懐かしいようで奇妙な、恐ろしいようで暖かい。そんな不思議な
夢。
起きた時優希は何も覚えていなかったが、その日を栄に奇妙なことが起きる。
ふと海辺でうたた寝をした優希は辺りに人が居なく、空がどんよりと赤く染っていることに気がつく。
街を歩いても知らない世界。
不思議な世界と地域に伝わる伝承に準えた和風ローファンタジーの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 18:40:13
9110文字
会話率:31%
太陽の事件で雫が見た夢。アリスが記録したその断片。
再び眠る雫。そして竜の星の壁画の印が赤く光る時、新たな事件の幕が開ける。
此度のお話で冒険するは、アリス・ゴールドスミス。イトが渡す謎の立方体を持ち、新たに開発したセリス2で旅立つ。
その行先どこに。そして何が待ち受けるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-28 16:00:00
36747文字
会話率:49%
昨日見た悪夢。
問題です、この夢の語り手は、ミュージシャンを目指していた社会不適合暴力男性でしょうか? それとも、アラサー夢追い系俺っ娘女性でしょうか?
答えは、夢の中に! 自分の深層心理が恐ろしくなりますね!
最終更新:2024-11-27 10:55:30
10657文字
会話率:8%
ナダム・ハスファスという男が見た夢。
マイケル・ムアコック『永遠の戦士』に感化されて書いたもの。
お楽しみ頂けたら一興。
最終更新:2024-11-17 12:00:00
5275文字
会話率:17%
ずっと夢を見ていた。それは、とある女の子の夢。大事な女の子から助けを求められ、手を伸ばしたら世界は一変した。
二回もざまぁされちゃう悪役令嬢ユーリフィアン=ヒールとして過ごすことになった比留間(ひるま)優音(ゆあん)。このままだと中ボ
ス悪役魔王妃にまっしぐら!
元の世界には戻れない!?ここが本来いるべき場所!?ふざけんな!とキレながらも彼女の戦いが始まる!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 22:53:18
171348文字
会話率:61%
竜宮城の侵略からしばらく経った頃。水の惑星で目を覚ました武。地球に現れた更なる脅威。乙姫の不思議な夢。そして、全てが揃った時。新たな危機が地球を襲う。
水の失われ神々第二部。
竜王決戦編。
最終更新:2024-11-12 21:49:24
19434文字
会話率:28%
昨日見た悪夢。
夜道を歩いていたら、突如見知らぬ誰かに鉄ポールで頭を殴られた夢。
――助けて欲しいなら助けてって言え!!
けれども声も上げられないならば、どうすれば良いのだろう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申
し訳御座いません。
注意事項2
悪夢が多いですね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 21:18:52
804文字
会話率:0%
どろどろに蕩けた太陽が、水平線に落ち行く時刻。
其れを御友人と共にぼんやりと眺めておりました。
そうして浮かべるのは、昨夜に見た夢。
冷たい日没の話。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事
項2
幻想奇譚。スクリュードライバーの話。
昨日は絶賛気絶したので、今日はその続きです。
勿論、それ単体でもいけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 21:20:30
824文字
会話率:38%
最近、夢見が悪くてね。
一日目の夢はエログロナンセンスな映画のポスターを見ることだった。
江戸川乱歩氏や、夢野久作氏のレトロ漫画風の。
二日目の夢は殺人鬼に鉢合わせる夢。
自分の部屋で、人間のデッサン人形がバラバラにされていた。
三日目の夢
は一周忌の葬儀だった。
絢爛豪華な場所で、赤みを食わせられた。
そういえば最近、映画が上映されるみたいだね。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
最近、こんな夢を見たんですよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 18:30:51
912文字
会話率:27%
私は、一人なのかもしれないけれど、私自身が私を抱きしめてあげることはできる。
絶望には、希望という裏側がある。
どちらもあるし、ないと思えばなくなる。
私という意識は、生きている間のいっときの夢。
最終更新:2024-11-05 07:50:35
269文字
会話率:0%
首都郊外、芽野市に住む15歳の少年、頸木八雲は双子の妹、叔母と共に、表面上は穏やかな日々を過ごしていた。
平穏を取り戻しつつあった彼の人生は、高校入学を期に転機を迎える。
「会の存続のため、オカ研に入ってほしい」
隣の席の同級生、布瀬
夜須美に誘われるままオカルト研究同好会の一員となった八雲は、日常の裏に潜む非日常と関わっていく。
「芽野高には魔性が潜む」
オカ研に代々伝わる噂の正体を明らかにすべく、奮闘する八雲と夜須美。
絵画の乙女、生霊、夢。
異なる怪奇譚との邂逅の末、八雲は魔性の正体を知る。
※本作品はハーメルン様でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 20:18:33
44900文字
会話率:38%
これは、とある少女の奇妙な夢。
自身の存在が強い力になることもなければ、ましてや誰かの助けになることなどあり得ない。
何故ならこれは、単なるリアルな夢であり、現実世界とリンクすることなどないのだから。
時空の狭間に呼ばれた少女は、そう信じて
疑わなかった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-29 17:42:51
9182文字
会話率:12%
今日から高校2年生になる主人公竹中夢。
クラス替えで超絶美人で可愛い清楚系女子、神崎莉子と同じクラスになれた、と思ったらなんと隣の席で・・・!?
そんな神崎さんに夢は早速一目惚れしてしまう。
夢の恋は成就するのか、果たして・・・!!
最終更新:2024-10-19 14:19:34
3703文字
会話率:24%
とある日に急に森の中に……
異世界転生なのか。よくわからない状況でリアルの世界で得た知識と技術で生き残る。
異世界ハーレム?そんなのは夢のまた夢。
この世界でとりあえず生き残る!!
そしてこの世界で楽しむしかない!!
最終更新:2024-10-18 08:17:16
24457文字
会話率:25%
不思議な夢を見た。自分には生まれつき特殊能力があり誰にも言えずに生きて来たが、1人の男により各地に散らばる能力者が集められ、人間を脅かす邪気を倒す事が使命となる。だがあくまでも夢。現実では普通の高校生。しかし夢で共に戦う同級生の負傷が現実
にも同じ症状で現れた。自分だけが見ている夢だと思っていたが、何とその友人も同じ夢を共有しており、いつそれを打ち明けようか迷っていたと言う。夢の中の影響は徐々に現実にも現れ始め、邪気がこの世界に侵出している事を意味していた。不安と同時に夢の中の仲間達も現実の何処かにいるのでは?と夢と同じようにあの男の出現を願った…そんな10人の高校生達の夢と現の戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 01:57:45
76056文字
会話率:41%
貴方が本当の自分を思い出せば、彼は戻ってこない。
貴方が彼のふりを続ければ、いずれ貴方自身が存在しなくなる――――――。
「この世界の俺は魔王を倒した魔法使い……でも、今は記憶喪失で中身も別人!? そもそもこれは本当に異世界転生なんだろう
か……?」
目覚めた主人公の前にいたのは、角と尾と翼を持つ竜が変身した少女・ストランジェット。彼女は主人公の姿の人物を慕っており、蘇り帰ってきたと喜ぶが主人公には記憶がなかった。
わかっているのは、体の主・マグ=自分じゃないということぐらい。
港街で真面目な剣の精霊・アプスや、街を警備する王国騎士団の銀蜂隊員達(ちょっと不良)と出会いながら、マグの活動地点である魔法学校へ。
魔法学校では教師に再任し子供達に教えを説くため、同僚の女教師・ビアフランカと勉強会。そこでマグには魔法辞典(スペルリスト)と呼ばれる力が有ることを知る。
そうこうしているうちにみたとある竜との別れの夢。
街ではその竜に関する事件が起き、原因を突き止めるためマグは騎士達と再会することに。
流されるまま剣を握り、竜と対峙することになった主人公は……。
理論上は強くてニューゲーム。だが、記憶がないせいで今はただの巻き込まれ主人公?!
剣と魔法あり、技術の発展した機械都市からの便利な輸入品もあり、魔王が滅びた後の世界で個性豊かな登場人物達とおくる群像劇ファンタジー。
戦闘・残酷描写・異種男女恋愛・ギャグほのぼの・ダークシリアス、若干ミステリーやホラー、軽めのスケベや微ハーレム、百合や女性向け要素なども話の部分やキャラクターよっては含みますが本筋は王道ファンタジーです。
チートやステータス表示はありません。転移、巻き込まれ、憑依などの要素があります。
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第1話のみ主人公目線で一人称視点。1ページ2000文字程度。
2話以降は三人称もあり~4000文字。
名前のある登場キャラ全員でお話が繋がります。
どのヒロインも(男キャラも)攻略できちゃいそう!な感じで、ちょっぴり懐かしいRPGゲームのようなお話を目指して執筆中です。全6話完結予定。
感想、レビュー、二次創作等も大歓迎です。
文章・イラスト:@EbitoReat(twitter)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 04:49:12
282798文字
会話率:30%
この物語は彼の人生の通過点であり、分岐点である。人と関わり、心に触れる。
中学卒業後、関本遥高は小説家として新人デビューした。彼の小説が世間を騒がすことになる。しかし、高校生の人気小説家である彼の家には1人の女の子が住み着いていた。だら
しなく、ゲーム中毒者、吉本美夢。しかし、彼女は成績優秀、運動神経抜群の超絶美少女であった。
これは、彼が創る物語を2人で歩む物語。
※この物語はフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 19:00:00
19600文字
会話率:43%