侯爵令嬢であるアシュリーは幼い頃から自分が貴族女性という型にはめられる事を苦痛に思っていた。
ドレスよりもズボンを履きたい。
段々と膨らむ胸が嫌だ。
生理なんかもっと嫌。
かと言って男性になりたい訳では無い。
唯、自由になりたいだけなのだ。
性別に縛られて生きたくは無かった。
アシュリーは側仕えのメイドであるリンに恋心を抱いていたが、呆気なくその恋は終わりを迎える。
失意の中、出会った背筋も震える程に見目麗しいシリウスと名乗る男に酔った勢いで長年抱えていた自分の性別に対する違和感を洗いざらい話してしまう。
するとシリウスは言った。
「君に自由を捧げよう」
そして深酒に呑まれた翌朝、侯爵家に一通の手紙が届く。
なんと若き国王陛下がアシュリーを妻に迎えると書いてあった。
大騒ぎの後にアシュリーが降した決断は……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 07:08:36
17385文字
会話率:25%
幼い頃に聖女認定されたリリスはその後、聖女らしくあれと禁欲的な生活を強いられた。結果、リリスは聖女の仮面を被った変態へとクラスチェンジを遂げる。
これは変態の聖女様と、その側仕えであるメイドの日常である。
*カクヨムにも投稿しています。
最終更新:2020-08-12 20:00:00
4832文字
会話率:36%
わたくし、|華園之宮 真珠《はなぞののみやしんじゅ》と申しますの。名前の通り、ご先祖は大名、宮様の血を引く華族の血統、生粋のお姫様育ちでしてよ。幼い時から、外に出た折には、護衛代わりに忍びの血を引く、下足番を従えていましてよ。
彼女はお目
当てお店で、お独り様にて、アフタヌーンティーに行こうと策略を練ってます。上手く行くのでしょうか。
完結済。
壱、弐、参、ふおー……漆で終わりですの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-03 22:12:22
11725文字
会話率:37%
「運命の恋」を見つけた第二王子のせいで、婚約を解消された主人公。教会で余生を過ごそうと決めたものの、突然聖女っぽい力に目覚めてしまった。不本意に過ごしていたある日、教会は暴徒の襲撃を受ける。作物が不作で村人たちが飢えに苦しんでいるにもかかわ
らず、いつも通り贅沢に過ごす、教会上層部の姿勢が怒りを買ったのだ。
もはやここまでと覚悟を決めたのもつかの間、今度は側仕えの神官にさらわれてしまう。実は彼の正体は、ヘビ族の王子さまで……。口が悪く気が強い聖女さまと、乱暴なようでいて自己評価が低い臆病者のヘビのおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-20 11:25:38
6351文字
会話率:21%
ある日のこと。ひょんなことから、レオは妹のウィラと共に精霊界の姫と王子であるアレンとルイの側仕えになってしまった。
ところがどっこい。姫は自由人(どこかズレてる)、王子はシスコン、妹は姫のイエスマン。
姫のやりたいことならなんでも徹底
的にやってしまう二人と自由人のどこか掴めない姫に振り回される毎日。
__誰かこの問題児共を何とかしてくれッ!!!
いつしか、それがレオの口癖になっていた。
残酷な描写ありと異類婚姻譚は一応つけて起きます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-14 20:30:02
7541文字
会話率:35%
ゴシックロマンス小説、それは「フランケンシュタイン」「ジキル博士とハイド氏」のような幻想的な怪奇小説……この小説は19世紀末のフランスのような、だけど中近世の王政がある程度残ってしまった架空の世界を舞台に、ちょっと何考えてるか解らない美しく
凶暴な伯爵令嬢と、忠義一徹だけどどこか抜けてる側仕えのメイドなどが走り回る、時に優雅に、時にミステリー、時にバイオレンス、時に甘く切ない、スラップスティックストーリーです。
話数の後に「*」マークがついている回にはあとがき解説がついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 01:01:42
282835文字
会話率:40%
生まれてすぐ帝国の皇太子と婚約させられた侯爵令嬢アリエノール。生家は代々選帝侯という名門で、辺境の守護をまかされ広大な領土と大きな権限を持っている。
十五歳になったアリエノールは父に連れられて首都へ向かうが、途中で起きたアクシデントにより、
未来の皇后にはふさわしくない体になってしまった。だが、今さら婚儀を中止にもできない。そこでアリエノールは同行していた側仕えの侍女フィリスに「私に成り代わって陛下に嫁いで欲しい」と懇願する……架空の帝国を舞台に切なく激しい恋が繰り広げられるヒストリカルロマン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-23 17:00:00
3277文字
会話率:53%
男性恐怖症の王女の前に現れたのは、六人の婚約者候補でした。
三年前のある事件のせいで、男性恐怖症になり引きこもり生活をしていた王女アニカ。
しかし年頃でもあるアニカに、業を煮やした母が荒療治として側仕えの女性を全て男性に入れ替え、極めつけ
に婚約者候補六人を送り込んできた!
普通の女の子ならときめくはずのあれやこれやも、アニカにとってはさながら拷問。身の危険を感じる度に窓から逃走を図っていたアニカだが、その先で見知らぬ侍女に出会い、気持ちの変化が現れる。
しかしその裏では、三年前の事件の陰がひっそりと忍び寄っていて……。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 20:30:14
182921文字
会話率:38%
男勝りなのにバトルゲームに乙ゲーキャラで転生しちゃった話。
ある日絵画を飾ろうとして足を滑らせた拍子に前世の記憶が甦ったヴァンパイアの王妃、ヴェネッタ・クルス。
「え…これ前世でやってたバトルゲームの世界じゃん…」
ヴァンパイアの王
ミスラ。騎士団の長を務めるティムナに王の側仕えのロア。その他もろもろのキャラクター。
そして主人公である勇者の存在…「って私は誰だ!!」
ミスラに妻なんて居なかったのに、じゃあヴェネッタって何?
全ての答えはタイトルにある事を本人は知らない。(いずれは知ることになります)
めちゃくちゃでまだこの先どうなるかちゃんと決まってすらない物語。です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-27 21:37:04
23441文字
会話率:38%
ぐーたら伸び伸び生きていければいい、が信条の平凡な村娘がひょんなことから王命により王女様の側仕えとして働くことに。「ふふん。迷惑かけるのは私のほうよ! ぐーたら伸び伸びとサボってやるんでどうぞよろしくっ!!」と宣誓したはずだが、なんだか魔導
兵器に襲われたり、軍勢に立ち向かったり、国家存続の危機に直面したり、『友達』が増えたりと大忙し。あれ? 私のぐーたらライフはどこにいったのお!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 23:17:22
507861文字
会話率:36%
甘やかされて育った公爵令嬢レミリア。
何不自由なく過ごしていたが9歳の誕生日、側仕えの侍女の様子が豹変、突然「前世の記憶戻ったので仕事辞めます」とか言い出してーー!?
身分以外は低スペック令嬢レミリアと、(自称)転生者な侍女の話。
※
主人公の悪役令嬢視点で話が進みます。
転生者の侍女は前世がどうとか言っても周囲から変人扱いされ、身分も低く大した能力もなく、チート機能が発動しない話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-06 01:19:19
8528文字
会話率:43%
魔術師の男が呪いをかけた。複雑に絡めたいくつもの呪いの先にひとつの希望をぶら下げて。
数百年後、
次期国王を決めるための「王の刻」がやってきた。
イザナは巫女姫であるヒジリと恋におち、彼女と結婚するために王をめざしていた。ヒジリの側仕えで
あるヒラリはヒジリのためにイザナに協力することを決意するが、その矢先にイザナは行方不明になってしまう。
ヒラリは有力候補であるハヤト達と共にイザナの創作に向かうが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-08 10:34:24
9033文字
会話率:44%
家臣の反逆で滅んだ王国の美しき王女、アウレーリア。平民に堕ちた幼い彼女を救った隣国ナザレア帝国で、元王女は名をアリアと改め、側仕えとして第二皇子シリウスに仕える。彼への叶わぬ想いを秘め続けたアリアはある日、シリウスと隣国の姫君ヴァネッサと
の婚約の話を知る…………
王道の逆シンデレラからの身分差恋愛モノです。切なくなりたい日のお供にどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 20:01:43
32626文字
会話率:36%
わたしが人でないなら、なんだ。獣か。人も獣だろう。弟を殺したくらいのことで、なぜ、そんな目を向けてくる――。
慕ってくる弟スイルを殺した苛烈な王女アザミ。民や家臣や弟を平然と殺していく彼女に、側仕えのイレミナが最後に伝えようとしたものは。
最終更新:2018-02-11 07:17:12
8466文字
会話率:51%
誰も疑問を持たないのなら、俺が世界を変えてやる――
俺は王族としてこのまま城にいることに疑問を覚え、以前より胸に秘めていたある一つの重大な決意を、側仕え兼護衛騎士のアルフォンス・マクガイバーに告げる。
「アルフォンス、私は城を出ようと思
う」
「……は?」
今までの身分と名前を捨て、冒険者となった俺が目指すのは、能力さえあれば身分や性別、種族すら関係ない、実力主義の理想郷を作り出すこと。
――これは王族という身分を捨て城を出た、とある国の第三王子が、冒険者となって世界を巻き込み変革をもたらす物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-30 00:36:34
163203文字
会話率:33%
領主の娘オフィーリアは書を好む。
側仕えの機械人形に夜ごと物語を語らせて。
これは、ゆっくりと終わってゆく国の物語。
キーワード:
最終更新:2017-07-06 20:33:21
4830文字
会話率:39%
「私」は主である阿乃宮様の幼いころからの側仕え。幼いころからずっと心を殺して勤め上げてきた忠実なしもべ。いつものように主の側仕えとして仕事をしていると突如解雇を言い渡されてしまった。やっと地獄から抜け出せると喜ぶが主であった阿乃宮様は様子が
おかしくて――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-22 22:37:16
15024文字
会話率:46%
ウチの神殿長は御年十歳におなりになる、神を身に宿した男児です。
そもそもウチの神殿に奉られている神は勇名をはせる武神ですが、エライ変わっている神であるという点でも有名です。何十年も修行した神官や、神が降り易い血統に宿れば神力を存分に奮える
のに、代が変わる度にフツウの民の中から気に入った胎児を選んで<降臨>します。
発見が早ければ母体を保護し赤子のうちから神殿で育て修業に入る事が出来たのですが……どうしてだか今代の神殿長の時は隠蔽の御業を駆使してくれやがりーーえふんえふん。わたし共は必死で探しましたが神のお力に敵うわけもなく……ひょんなことから保護した子供が神殿長。当時八歳。
既に神を宿す肉体への負荷が出始めて、八時間活動したら倍の十六時間眠るというサイクルで生活しておられました。おまけに武神は神殿長が眠っている間にも活動するので、負担は増すばかりです。あ。気付きました? そう。一日は二十四時間です。ちょっとでもズレたら尋常でない差異が生じます。というか、ぐっすり眠っている子供の身体を使って夜中に夢遊病者よろしく祝福の神事を行うって。どんだけ今代神殿長が大好きなんですか神様。
それなのに<神の奇跡>をあてにして、無茶な要求をしてくる国内外の特権階級にイラッとします。
ウチの神殿長は忙しいんです。立場のせいで初等学舎に通えなくなっても基礎学問の勉強は続けているし、長としてお勤め神事だって神殿管理だってしなきゃいけません。ごはんやお風呂や身体を動かして遊ぶ等の日常生活を二時間別にしたら正味六時間でやって退けなきゃ毎日を暮らしていけないんですよ。それなのにナニ過剰な仕事を九歳児に押し付けようとしてくれるんですかイイ年した大人が。
あ。神官長がスゴイ箱持って会計医部長とやって来ました。え? 前に聖女召喚やらかした国から呪詛除け依頼? はい? 二度とやるなっつったのに、また異世界から人一人召喚拉致ったんですか? そんで拉致った人を、つい呪詛っちゃった? ……あの国ばかなの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-02 14:27:47
5929文字
会話率:25%
ふと思い立って、数年前にYahooブログ(Меч и Щит Японий http://blogs.yahoo.co.jp/totdjo)に掲載していたものを、今更ながら、多少の修正を加えて再掲することにしました。
公務員だったわたし(
女性です、念のため)は、ふらりと旅に出て、どういう原理か分からないけど異世界に流されてしまった。異世界に流されてから、奴隷として売られ、メイドから後宮候補生、ご隠居様の側仕えへと順調に出世(?)していったわけだが、御曹司がご隠居様のお城を攻撃されたことで、お城での平穏な生活を失い、その代わりと言ってはなんだが、タナボタ的にエルブンボウと隻眼の黒龍を手に入れることになった(以上、Ⅰでの話)。そして、新たなる旅立ちを始めたのはいいが、金も職もない。やがて、わたしは隻眼の黒龍とともに、辺境の地、ウェルシー伯領の都、ミーに流れつく。傭兵として生活資金を稼ぐつもりが、「皇帝の騎士」を名乗るどこかで見たようなメンバー構成の6人組と出会ったことから、ウェルシー伯の知遇も得ることになった。ウェルシーは、現在、混沌の勢力と交戦中。少々混乱した街中で、愚連隊みたいなことをしていたアーサー・ドーンと知り合い、プチドラ(隻眼の黒龍)の魔法を利用して手下にしてしまう。一度は撃退した混沌の勢力が、ミーの町に迫る中、非常手段として…… 早い話、ウェルシー伯領をわたしのものにしてみたい、みたいな……(”わたし”の本性が少しずつ顕れてきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-18 23:24:12
69965文字
会話率:50%
マデリーネは伯爵家子息エドヴァルトの側仕え。エドヴァルトが好きなマデリーネは、幼い頃より「お嫁さんにして」と言っているけれど、彼の返事は「バカを嫁にはしない」というもので……という話をベタに展開しました。
最終更新:2015-11-03 21:51:47
16940文字
会話率:40%