シリーズ第二作。
19世紀末のフランスのような、だけど中近世の王政がある程度残ってしまった架空の世界に、美しくも気ままで不遜、何を考えてるか解らない凶暴な伯爵令嬢がおりました。
令嬢は時にはごく普通の、美男子に心ときめかせ恋の予感に恥じらう
乙女でもありましたが、時にはそんな自分をも全否定するような悪役を自ら演じようともしておりました。
これはゴシックロマンス小説。時に優雅に、時にミステリー、時にバイオレンス、時に甘く切ない、スラップスティックストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 12:30:09
312012文字
会話率:39%
ゴシックロマンス小説、それは「フランケンシュタイン」「ジキル博士とハイド氏」のような幻想的な怪奇小説……この小説は19世紀末のフランスのような、だけど中近世の王政がある程度残ってしまった架空の世界を舞台に、ちょっと何考えてるか解らない美しく
凶暴な伯爵令嬢と、忠義一徹だけどどこか抜けてる側仕えのメイドなどが走り回る、時に優雅に、時にミステリー、時にバイオレンス、時に甘く切ない、スラップスティックストーリーです。
話数の後に「*」マークがついている回にはあとがき解説がついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-11 01:01:42
282835文字
会話率:40%