貴族の子どもたちが集う学習院で、今代の王太子のための王妃選定の儀が幕を開けようとしていた。
その候補の一人である公女ロベリアの中に、ある日突然、見知らぬ男の魂が入り込む。
そして卒業を半年前に控えた今、その男がついにロベリアの身体の主導権を
握った。
狙うは王妃選定の儀での勝利。なぜなら、ロベリアとして生きていくこになった男には、果たすべき目的があったからだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 19:32:14
8427文字
会話率:31%
時代物長編。
いなみ野に育った三人の若者、お国乗っ取りの陰謀の中でそれぞれの運命を生きることになる。どうやって陰謀が防げたのか、まじめなユーモアで書き上げてみた。
最終更新:2025-02-03 15:41:44
45426文字
会話率:62%
悪役令嬢と魔王――かつて恐れられた二人は、ある日突然、王国によって捕らえられた。牢獄で目を覚ました彼女たちは、自らの処刑が決定していることを知る。しかし、そんな結末を受け入れるはずもなく、二人は見事脱獄を果たし、復讐を誓う。
王宮に潜
入した彼女たちは、圧倒的な力で兵士や暗殺者を次々となぎ倒し、ついには王の寝所へとたどり着く。国を支配する者が変われば、世界も変わる。彼女たちはその信念のもと、王国征服の計画を着々と進めていったーー
果たして、彼女たちは無事に復讐を遂げ、王国を完全に掌握することができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:04:56
10521文字
会話率:53%
殿下の前で転んでしまったという悩みを抱える親友の公爵令嬢。彼女から相談を持ちかけられた私は、解決策を模索するのだが……
※前作読んでから読んだ方がより楽しめます。
※シリーズ物です
最終更新:2023-04-23 19:06:03
1722文字
会話率:69%
森の魔女の娘であったミネアは、政治的判断から父親のもとに引き取られた。継母たちからいじめを受けて生活する毎日で、ミネアは飲用水にスライムを混ぜ始めた……。
ずっといじめられていた女の子が、幸せになる話。
最終更新:2025-01-08 04:00:00
2434文字
会話率:3%
俺の彼女はとてもかわいい。
「はいよ、メロンパン」
あたたかな日の光が差し込む、食堂の窓辺。
そこで俺を待っていた彼女は、八重歯を見せてニコッと笑った。かわいい。
「わぁ! ありがとーっ!!」
「ほんと好きだなぁ、メロンパン」
「だっ
て美味しいんだもーん。今まで食べた中で一番大好き!」
売店で買ってきたばかりのメロンパンを俺から受け取るなり、ぱくり。
その食べ方は豪快で、恐ろしいくらいの大口を開けて食べる。けれどほんの少しの下品さがむしろかわいかったりするのだ。
まるで、以前の彼女とは人が変わったかのよう。
いや、『変わったかのよう』ではないのかも知れない――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 18:10:00
2500文字
会話率:28%
「あたち、スパハニになりゅ!」
姉のアデルが王太子の婚約者に選ばれた事によって、侯爵家次女のアリスが婿どりをすることとなった。しかしお家乗っ取りを恐れたアリス(3歳)は、スパダリと結婚する事を望む姉を無視して、自分がスーパーハニーなって、
頭は悪いがいい人と結婚する事を宣言する。
姉の真似っこが大好きなおしゃまな女の子アリスの成長物語。
そして、ポテンシャルの低いポンコツ主人公のせいで、かわいそうな婚約者がスパダリへと成長していく物語、でもある。
アリスは無事に侯爵家を継げるのか――——!?
※9月頃より連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-25 12:00:00
239600文字
会話率:24%
過労死した俺が転生したのは、最強の悪役魔導士シャルル。
やがて帝国を乗っ取り、世界を崩壊させて討たれる至高の極悪人だ。
でも何もしなければ、『主人公』に殺られることもないだろう。
悪事になんて興味がない俺は、王城で自由気ままな自堕落生活を送
ることにした。
そこに立ち塞がったのは、美しい女騎士。
フィナーレファンタジー6の世界では、シャルルの蛮行に最後まで反抗し続けた最大の宿敵だ。
当然、厳しい警戒を向けてくる。
しかし俺の『気ままな行動』が、運よく悪人や魔族の野望を打ち砕いたことで始まる勘違い。
本編から一転。女騎士は俺が『最凶の悪人』か、それとも『正義の策士』かと悩みまくることに。
この時の俺は知らなかった。まさかこの女騎士が……許嫁になってしまうだなんて!
女騎士「か、体が……熱い! 私に何を飲ませたッ!?」
俺「それは感度が1000倍になる薬だ」 女騎士「なんだと……っ!?」
俺「どうだ? 敵の動きが――――止まって見えるだろう?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 12:05:41
120238文字
会話率:49%
「ジョン・ダンケル男爵子息。
突然だが妾と婚約、そしてゆくゆくは婚姻を結んではもらえぬだろうか」
ごく平凡…よりは少しよくない環境で生まれ育ったジョンにそう言い放ったのは絶世の美女と謳われる王妃に瓜二つの王女、ルミオーネだった。
何故
王女が一切接点のない男爵家の自分に?
困惑するジョンにルミオーネ王女は微笑み語りかけ、そして彼を連れ出した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 20:00:00
26522文字
会話率:39%
雨上がりの空気が山の中腹を包む。高校2年生の篠崎悠(しのざき ゆう)は、ひとりでテントを設営し終えると、軽い疲労感を覚えながらもその達成感に微笑んだ。彼は休日になると自然の中でのサバイバルを楽しむのが趣味で、今日も山深く分け入って一日を過ご
す予定だった。
しかしその平穏は、突如として崩れ去った。
崖の上から「ゴゴゴゴ」という低い振動音が響き渡ると、悠の立っていた足場が一瞬にして崩れた。悲鳴を上げる間もなく、彼は岩と土砂の中に飲み込まれていった。
基本的に主人公無双にするつもりですが、国家経営をメインにするつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 13:05:52
16548文字
会話率:39%
ある日突然、異世界からダンジョンの魔物達が日本に転移してきました。魔物達は精神体となって人を乗っ取り、暴れました。魔物達は人には見えず、乗っ取られた人は文字道理魔が差しました。同じく精神体となった女冒険者と合体した一郎は無理やりに魔物達と
戦うはめになりました。女冒険者の能力で魔法や剣での異能力バトルが始まりました。
実際に炎で建物は燃え人も死にます。あと、同級生の女の子との絡みもあり、ラブコメ要素もちょっぴりあります。女冒険者と一郎の現代社会におけるリアルな冒険記です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 17:40:35
48253文字
会話率:64%
気づけば、私はダニだった。
大きさ1ミリくらいの哀れな虫ケラ。
自分がどこにいるのかもわからず、ただただ血を欲して這い回るだけの存在。
でも、これが割と快適でね。
血も美味しいし、飲めばスキルもゲットできる。
ちょっと惨めな見た目だけど
、それでも私は生きてゆく。
血吸って、乗っ取って、少しずつ強くなってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 09:01:22
85560文字
会話率:21%
総子が目をつぶって唸っている。
南部は総子の額に手をかざすと、熱い。
そこで、コロニーが流行った時に入手した『非接触型体温計』で計ると、37.9度あった。
最終更新:2024-11-02 09:51:26
5138文字
会話率:20%
冴えない高校生が、未来の世界を救うために女性を口説く。
――キスで未来が変わるって言ったら信じるか?
俺こと義経のパソコンが未来の研究者を名乗るダンデラに乗っ取られた。
ダンデラ曰く、俺の子孫が世界を滅ぼすという。
彼女いない歴=人生の
俺に。
その未来を変えるために、正しい女性を探せ、とダンデラは言う。
言うだけにとどまらず、俺が正しい女性と出会うまで、パソコンを乗っ取り続ける上に、検索履歴、過去の自作ポエムや自撮り画像と言った俺の黒歴史を世界中へバラまくとも言う。
未来の世界を守るため、過去の黒歴史を守るため、今日も俺は女性を追いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 16:20:00
7590文字
会話率:42%
かつて魔王を倒した勇者は、アリに転生してしまう。新たな生活を始めるも、運命は容赦なく、彼はカエルに食べられてしまった。しかし、ブラッドはそのカエルの体を乗っ取り、再び最強への道を歩み出す。
新たな仲間と共に、木の枝の短剣を携え、勇者として
の冒険を再開するブラッド。彼は剣技を極め、数々の強敵を倒していくが、勇者としての誇りとモンスターとしての本能に揺れながらも、カエルの勇者としてこの世界を生き抜くことを決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 18:55:00
100804文字
会話率:31%
技術的な詳細については一切知りませんが、今後は個人情報についてセキュリティが何処にも成立しないと考えた方が良さそうです。
最終更新:2024-10-12 09:36:09
2024文字
会話率:0%
竜王の運命。……それは、アドルリア王国の王である竜王の唯一の妃を指す。
けれど、ラファリアは、運命に選ばれなかった。選ばれたのはラファリアの友人のマーガレットだった。
愛し合う竜王レガレスとマーガレットをこれ以上見ていられなくなったラフ
ァリアは、城を出ることにする。
すると、なぜか、王国に繁栄をもたらす聖花の一部が枯れてしまい、竜王レガレスにも不調が出始めーー。
一方、城をでて開放感でいっぱいのラファリアは、初めて酒場でお酒を飲み、そこで謎の青年と出会う。
運命を間違えてしまった竜王レガレスと、腕のいい花奏師のラファリアと、謎の青年(魔王)との、運命をめぐる恋の話。
※カクヨム様でも連載しています。
そちらが一番早いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 15:58:44
102138文字
会話率:43%
十八歳の少年レイには十三歳から共に暮らす学校の教師であり、孤児だったレイを義弟として教会から身を引き取った義兄のデイレスがいた。臆病で人を怖がるレイにデイレスは自分がいつでもいるといって学校で苛められていた彼の心の傷を癒す本当の兄のような存
在。しかし、彼への信頼と憧れの思いはいつしか恋心に変わっていた。
男が男に恋をするだなんて可笑しく、いけないことなのだろう。レイはその感情を必死に堪えていた。
レイが学校を卒業する数日前、彼を虐める男子の集団はデイレスが死神であるといった噂話をしていて、レイはそれを耳にしてしまう。
死神というのは、数年前にこの村の山の麓にある教会をたった一夜で乗っ取り、大鎌で殺した人間の血肉を貪る世にも恐ろしき存在。何千もの人間を廃教会へ連れ出し、殺戮を続ける凶悪な化物のことだ。
あんなに優しいデイレスが死神な訳が無い。
しかし、学校を卒業した日の夜、デイレスに連れられてやってきたのは廃教会。
血生臭い悪臭が漂う中レイは教会の地下室、祭壇のある小部屋へと誘導される。
グチャリ。
肉塊が踏みつけられた音だった。
恐る恐るレイが下を見下ろすと___
そこみは他の死体よりも損傷が酷いレイを虐めた彼らの亡骸だった。
デイレスの名を叫ぶレイの白い頬に背後から彼の冷たい掌が触れる。
「ああ、そんなに怯えないでくれ。余りにも可愛い過ぎて俺の喉がお前の血を欲しがっている」
デイレスの黒髪は白銀の長髪に変わり、赤い瞳には獣のような鋭い瞳孔が。
爪も伸びていて、ニヤリと笑う口元からは獰猛な二本の牙が零れていた。
祭壇上の椅子に腰掛け漆黒の大鎌を背負うその姿は死神そのものだった。
無垢な子どもの血は上手い
そんな噂と好奇心だけでレイを引き取ったデイレス。
しかし臆病なレイがデイレスに対してのみ甘えるその姿に理性が吹き飛ぶ程のとある衝動を引き起こしていた。
溺愛から生まれた愛の歪みはエスカレートしていく。
そしてレイは感じた。
死神を前にした恐怖、絶望、心臓の悲鳴。
それと興奮。
教師として、普段の好青年なデイレスの面影は無いが、殺しと血に飢えた本来の彼の姿は実に妖艶で、引き込まれる。
抱き合った二人は今宵......
赤黒く歪んだ、けれども相思相愛故に契約の首輪を取り付けて監禁を受諾した少年と彼を愛する闇深き死神のストーリーが今、幕を上げる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 22:23:41
43380文字
会話率:23%
救国の乙女として召喚されたけど、陰謀で敵国に着いてしまった。しかもわたしを呼んだ国にはわたしの偽物がいるらしい。しかも彼女がわたしから乗っ取りしたのは、救国の乙女の立場だけじゃなかった。
※この作品はアルファポリスにも投稿しています
最終更新:2024-10-06 20:48:47
256069文字
会話率:44%
小倉小路太郎丸(おぐらこうじたろうまる)(21歳)は時々変な夢を見る。平安朝の衣装を着て十二単の美しい姫と会う夢だ。
その夢は実は1250年前に本当にあったことだと後に知る。
太郎丸はフランス郊外レンヌ目指し姉のあき子とオープンカーを走ら
せていた。あき子は父の会社の副社長で太郎丸は2年間のヨーロッパ放浪を終え東京の大学に通っていたが、フランスに呼び出されていた。太郎丸には4人の姉がいる。母を幼い時になくし家族は今はばらばらだ。仕事への道中、美少女カグとバブシという妖精に遭遇する。会社乗っ取りを企む阿川の手下に襲われるがカグに助けられる。阿川は車妖精バルセスと契約を結ぶ。太郎丸の持つ黄玉を奪ってバルセスに渡す契約だ。黄玉はかぐや姫の話の龍神の五玉の一つだと阿川はバルセスから聞く。バルセスはその黄玉で車妖精界の復活を企てていた。太郎丸達は道中、かえでさんと息子エリックの家に世話になる。夜、太郎丸は庭でカグに再会する。カグは太郎丸の胸の黄玉を追っていた。母の形見の五玉は1245年前にかぐや姫が妖精界で次期女王になるのを嫌がって人間界に持ち去った王の神器の五玉で大伴御行(おおとものみゆき)に預けた物だ。かぐや姫は御行からもらった龍神の五玉と交換するべく現代に現れ御行の末裔を捜していた。パリに戻り次女紗矢(さや)から聞いた仕事で一路ドイツを目指す。道中何回か太郎丸は襲われるもカグに助けられる。しかし玉を奪われる。バルセスは会社のCP回路破壊を狙い、会社も阿川に乗っ取られるがカグの力で回避していく。太郎丸は妖精界を何度か垣間見てカグと自分に関わる秘密を知っていく。カグはかぐや姫だった。三女啓の同性結婚、異界に奪われた四女史瑠紅、叔父の次郎との関わりを通し太郎丸は家族の暖かみを思い出す。啓の結婚式で家族は一同に会す。その後かえでさんの家を訪ねるが廃墟だった。そこで家族の五玉を合わせ持った時奇跡が起こりカグと別れる事になるが・・・ 。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-29 17:14:54
144673文字
会話率:19%
封印されていた魔王の魂は、一人の少女、アンジェリカの体を乗っ取り復活を果たした。
悪逆と非道の限りを尽くしたアンジェリカ、否、魔王に対し立ち上がったのは一人の少年、アルガリア。彼は、アンジェリカの実の兄であった。
戦いの果て、ついにアルガリ
アの手によって討たれた魔王。その最期の時になって、アンジェリカの意識は再び浮上するも、瞬きする間に肉体と共に死んでしまった――。
はずであった。
アンジェリカが目を覚ますと、そこにあったのは、久しぶりに見た青々とした植物、魔物ではない普通の動物、美しい外観を保ったままの城、そして五年前の姿をした兄だった。
過去に戻ったことを自覚したアンジェリカは、今度こそは魔王に乗っ取られてしまわないよう、そして兄に殺されてしまうことの無い様に、冷め切っている兄妹仲を熱々に取り持つことを決意する。
――私とお兄様の年齢差は五歳であり、五年後の私であるならば、誕生月の早い私の方が年上では?
そんな妹(姉)が過去の家族との形に訣別を告げるべく奔走する一つの奇跡が起こした物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 12:00:00
134462文字
会話率:31%