各エピソードの登場人物や組織、兵器や技術をまとめます。
順次追加予定です。
最終更新:2025-07-23 21:35:41
201180文字
会話率:1%
記憶を失ったレイが目を覚ました世界は、
命を創造し、恒星間航行を可能とした旧人類が滅んだ地球だった。
レイは静止軌道上の軍事衛星と接続したことで得た人工知能の相棒
『カグヤ』と共に旧文明が残した遺物を回収するスカベンジャーになる。
失った記
憶の手掛かりを探すレイは、残虐な略奪者がのさばり、
異形の生物が徘徊する廃墟の街に身を投じることになる。
最新話と矛盾が生じないように、文章の編集、また誤字脱字の確認を行っています。
カクヨム様でも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 10:00:00
4396458文字
会話率:50%
最先端医療の治験に参加した青年・海老沢修一は、
「ロブスターの遺伝子を移植された」ただ一人の適合者となった。
驚異的な再生力、異常な耐久性、そして理論上の“不老不死”。
皮膚が剥がれ落ちるたびに、彼は思う。
「……俺、本当に海老男になっ
ちまったのか?」
だが、そんな冗談もやがて笑えなくなる。
ナノマシンによって魔法が現実となり、世界は崩壊へと向かっていく——
数千年の時が過ぎ、文明は滅び、モンスターと魔法の時代へ。
その世界で、かつて“修一”だった青年・ロブは、
運命の少女と出会い、再び歩き始める。
不老不死の海老男が知るのは、誰も知らない「世界の理」。
最強だけどふざけてない。
異端の力を持つ男の、終わらない旅が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:30:00
565063文字
会話率:36%
異能の主人公である隠(なばり)が幽霊を退治したり心霊現象を解決したり(しなかったり)する話です。今のところですが時代設定は2000年代前半を想定して書いています。
『S高の幽霊』あらすじ:S高の女子生徒が友人と移動中に階段から転落し怪我
をした。ただの事故かあるいは事件か様々な憶測を呼ぶ中で心霊カウンセラー兼除霊師を自称する隠に視えたものは……。
※同作品を「カクヨム」でも掲載しています※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:23:21
46321文字
会話率:45%
代々霊感が強く、霊媒師を生業とする夏目家の長女・夏目樒はコロンビア大学に進学したが、身に覚えのない論文剽窃の濡れ衣を着せられ、訳も分からぬまま除籍という重すぎる処分を受ける。
やる気をなくしたシキミは日本で無理やり家業を継がされ、関東甲信越
の怪奇現象の対処と除霊を行う“ナツメ商会”で幽霊退治に従事していた。
樒は天使の化身の少女・鎌倉紬の依頼で、とある山中で俗世から完全に隔絶して自給自足の集団生活を行っている謎の集団の“不死身の巫女”の密偵任務に赴く。
しかし、その“不死身の巫女”は、樒が幼い頃に失踪した祖母の菊子であり、しかもその姿は二十歳程に若返り、記憶をなくしていた。
奪還された菊子は少しずつ記憶を取り戻していくが姿は若いままで、なおかつ不老不死の能力を備えていた。
そして不老不死であるが故に、寿命を弾にして撃ち出し、悪霊や妖怪に強烈なダメージを与え、時に幽霊を成仏させることも出来る銃“怪殴丸/カイオーガン”をほぼノーリスクで使うことが出来るのだった。
アメリカ仕込みの知識、怪殴丸の連射。孫娘と祖母のコンビは、家族と怪殴丸の謎を解くため日本各地の悪霊退治に旅立つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:32:07
42426文字
会話率:60%
この世界にモンスターが生じ始めて140年が経った。主人公「悠」は、永久の時を生きる不老不死であった。彼は、モンスターを倒す対魔組織に所属をしている。
彼は、不老不死の特権を生かしてこの世に生まれたモンスターを蹂躙していく。
最終更新:2025-07-23 20:15:08
19469文字
会話率:36%
世界からあらゆる生き物が姿を消した。文明の欠片も残っていないこの星は、美しい自然に包まれる。そんな世界に一人の少女がいた。永遠ともいえる時間を過ごした彼女は、すべてを忘れてしまった。もしかしたら、自ら忘却してしまったのかもしれない。目的もな
く、ただ同じ日々を繰り返す。ある朝、目を覚ますと、何もないはずのこの世界に、照橋久遠(てるはしくおん)が現れた。謎多き少女と、謎多き青年。そんな二人の出会いと別れの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:10:00
4698文字
会話率:49%
夜だけが訪れる異世界――かつての地球は滅び、科学は失われた。その空白を埋めるように、新たな人類や多様な種族が誕生し、魔法と錬金術が息づいている。不老不死のホムンクルスで、うさ耳フードのパーカーを纏った少女、郵便配達員ルーリーは、訳ありの手紙
を届ける日々を送っていた。
ある日、満身創痍の少年アレックスが現れ、曾祖父から託された大切な手紙を、ある人物に届けてほしいとルーリーに依頼する。その一通の手紙に秘められた、時を超えた想いの欠片が今も静かに響く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 19:23:37
9980文字
会話率:30%
※毎週[水]曜日[18時]更新です。
※部分的にグロ注意、フラストレーションのたまる展開注意! 割と地味かつ過酷な感じのお話です。ハッピーエンド目指してますが。
「不遇な人生を歩んだ男、佐伯陽は、とある冬の日に、その生涯を終えた。だが、そ
の死は、決して彼にとって、終末でもなければ、安息でもなかった。無限に繰り返される生と死の狭間で、彼は二度と生まれないことを望んだものの、ふとしたきっかけで、結局はとある世界に転生する。『世界の欠片』なる力を手にした彼が、探し求めるものとは……」
というわけで、ありがちなチーレムものの作品……をなぞったつもりが、どうしてこうなった。特に序盤、グロ認定されましたorz
どちらかというとじっくり展開にする予定ですし、次々美少女を登場させて、次々服を引っぺがすようなつもりもありません。
基本的には週一回の更新を目標に続けています。なお、可能であればという条件付ですが、夏と冬に「不幸祭り」と称して集中連載をしていたりもします。
※済みません、とりあえずですが、タイトルを原題に戻しました!
今後どうするかは、まだもう少し考えさせていただきます m(_ _)m
※旧題「前世で不幸だった俺が異世界でも不幸な人生を歩みつつチートで不老不死を目指す」
※原題「ここではありふれた物語」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 18:00:00
7113029文字
会話率:46%
不死の騎士セグラントは、タコの頭を宿し、己の正体と“本来の頭”を探す旅に出る。
少女ルミアとの邂逅を機に、二人は歪んだ迷宮を巡り、異常な世界の真相に迫っていく。
語りかけるタコ「イーリス」の謎、狂った地形、失われた記憶――
すべての断片が、
封じられた過去と、知られざる世界の秘密へと繋がっていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 14:04:02
6749文字
会話率:27%
永遠亭で助産が始まった日。誰にも構ってもらえず、縁側で拗ねていた輝夜のもとに、妹紅がふらりと訪ねてきた。/主な登場人物:蓬莱山輝夜・藤原妹紅・八意永琳
最終更新:2025-07-23 14:02:12
3391文字
会話率:25%
不老不死の輝夜と妹紅が、蘇るたびに太っていく謎の現象に見舞われる。永琳に忠告されても戦いを止められない二人が、永遠亭を騒がせる話。※キャラクターの肥満化描写あり(後に回復します)
最終更新:2025-07-02 16:12:59
5208文字
会話率:47%
「里で流行っている闇鍋とやらを、私もやってみようと思ったの──」月の姫が闇鍋を囲む話。/登場キャラクター:輝夜・妹紅・鈴仙・永琳
最終更新:2025-06-09 13:49:06
4038文字
会話率:41%
今は昔、西の大陸の内地に、ふたりの王に治められる国があった。
“昼の王”は血統で継がれし男の王。
“夜の王”は予言の力を持つ女の王。
創世よりこの地には、神の力を持つ聖女が常時ふたり存在するという。
聖女の証は胸に現れる不死鳥の刻印。
夜の王“大聖女”が死ねば、新たに聖痕の浮かびあがる少女が王宮に召され、代替わりを待つ。
聖女はその神聖なる血ゆえに、人間の男と婚姻を結べない。
胸の不死鳥が人の男の熱を感じれば、すぐに飛び去ってしまう──そう言い伝えられている。
しかし此度の世継ぎ聖女、アリアンロッドは美しい王太子に恋をしていた。
結ばれない運命であれ、彼女は王宮で研磨を怠らず過ごしていたが──
ある日、王太子に隠し部屋へ呼び出され、ソワソワして出向いたら、「王宮から出ていってもらう」と宣告されてしまった。
彼女は一向に、神の力に目覚めずにいたからだ。
追放先への道中、アリアンロッドは狼藉者に襲われる。
そのピンチを助けてくれたのは、王太子の近衛剣士アンヴァル。
「私、今は役立たずだけど──必ず王宮に帰還するわ!」
彼に向かってその決意を叫んだ瞬間、強く冷たい神風が吹いた。
アリアンロッドはその風に煽られ、≪予言の力??≫に目覚めるのだが──
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 13:10:00
186222文字
会話率:52%
★毎週水曜・最終水曜は二話連続投稿
*水曜日が月に5回ある場合は一話ずつとなります。
★前作はこちら:https://ncode.syosetu.com/n1077hg/
「――今度は、俺がお前の【呪い】を解く」
炎蛇を宿し
た不死身の魔銃使いクロトと、呪われた【厄災の姫】エリー。
一つの災厄は幕を閉じ、二人は新たな目標を掲げネアとイロハの協力を得つつ旅を続ける。
それは、【厄災の姫】にかけられた魔女の【呪い】を解くこと。
立ちはだかるのは、同じ魔女に選ばれし者たち。
そして、エリーにも異変が…………。
【遺産】【聖杯】……。
芽生えた【愛情】。覚醒する【魔女】の力。
7人の魔女の遺産所有者が悪魔と共に、己が目的のためにその力を振るう。
世界の終焉はまだ終わってなどいない。
【願い】の先……そのまた更にその先へ。彼らは進む。
*【小説家になろう】にて同時進行中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 11:55:35
128060文字
会話率:41%
謎の書物で異世界転移が可能になった主人公の鹿羽四郎は、不老不死を維持するために商売を始めて黄金を稼がねばならなくなった。
そして、異世界で芽生える新しい性癖、メイド萌え。それと獣人萌え。
彼は二つの世界を行ったり来たりして、黄金を稼ぐ。
そ
こに現れる異世界の住人と現実世界の住人たち。
現実と異世界がクロスファイアーで話は進む異世界転移の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 08:06:52
390797文字
会話率:50%
帝国暦317年11月
辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・パーシェロイ陛下の崩御。
偉大なる皇帝の崩御に伴い第三帝国では、皇帝不在に伴う大混乱が巻き起こっていた。
そんな中、次代の皇帝候補を見出すべく、皇帝の助言者にして不死者たるロズウェル・ク
シュリナーダ准将は、選定者として選定の儀に赴き、次代の皇帝を見出すようパーシェロイより今際の際の願いを託されていた。
だが、次代皇帝候補を見出すべく選定の儀は、私利私欲にまみれた者達の恣意的な権力闘争の舞台となっており、ロズウェル准将も策謀により、VR空間の未開放地域へと強制転移させられてしまう。
だが、そこで……ロズウェル准将は一人の名すら持たない候補者の一人と出会った。
この物語は、銀河帝国史上最高の皇帝と呼ばれる事になる辺境銀河第三帝国皇帝クスノキ・アスカと、彼女を見出し導く師となり、そして……散っていったロズウェル・クシュリナーダと言う師弟の物語である。
注:この作品は「銀河帝国皇帝アスカ陛下、悪虐帝と呼ばれ潔く死を遂げるも、森の精霊に転生したので、ちょっとはのんびりスローに生きてみたい」の前日譚です。
なお、いわゆる後出し前日譚と言うものなので、別にこっち先に読まなくても問題ないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 07:48:00
405611文字
会話率:18%
三十一世紀の遠い未来。
辺境銀河七帝国と呼ばれた超大国がその終焉を迎えようとしていた。
七帝国最後の皇帝となったクスノキ・アスカは銀河宇宙の守護者達にとの戦いに破れ、壮絶な戦死を遂げるのだが。
何の因果か、はたまた神のいたずらか。
ファ
ンタジー異世界で、植物世界の女王「ヴィルデフラウ」として転生する。
劣化クローンだった関係で、二〇年くらいしか寿命がなく、使い捨て同然の捨て駒皇帝として人生を終えただけに、事実上の不老不死種でもある「ヴィルデフラウ」に転生の時点で、豪華も豪華ゴージャス特典と大はしゃぎ。
「この第二の人生……私は普通の女の子として、スローにのんびり生きるッ! いやぁ、何から始めるか迷ってしまうなぁ!」
……一応、そんな殊勝な事を言ってみたりはするのだが。
そんな銀河の覇権国家銀河帝国の元皇帝が、植物を操る異能なんぞを手に入れて、ファンタジー異世界でスローライフとか送れる訳がないだろ、常識的に考えて。
宇宙の常識、ファンタジーの非常識。
ファンタジーの常識、宇宙の非常識。
巻き込まれ系のおっさん冒険者やロリ神官、ハッピーエルフと言った信奉者達に囲まれて、目指せ異世界覇権国家ッ!
この物語は元・銀河帝国皇帝が異世界を正義の名のもとに席巻し、悪徳為政者や邪魔者達やらを蹴散らしながら覇権国家を樹立し、星間文明国家を目指す……そんな壮大な物語です。
なお、この物語は拙作SFスペースオペラ「宇宙駆けシリーズ」の続編と言う位置づけです。
総計で200万文字にも及ぶ大作をバックボーンとしているので、SF色が大変強くなっていますし、設定なども超細かいです。
なお、舞台が剣と魔法の世界で転生者なので、この作品は異世界転生ファンタジーです。
あ、主人公もロリですが、私はロリが好きだ。
以上。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-20 09:24:29
1437437文字
会話率:22%
日本生まれの元ヤクザ、スガタ・ジョージは不死身にして、最強無敵なヴァンパイア!
でありながら、二人のロリ美少女の奴隷となったのだった!
「ちょ、待て……普通、美少女を奴隷にするんじゃないのか? なんで、俺が奴隷? あ、はい! 仰せのままに
っ!(歓喜)」
暗い過去を持ち、ニヒルな元ヤクザを気取ってたのに、その姿すらも御主人様のリクエストに応じる形で、美少年ショタエルフへメタモルフォーゼ!
揃って、どストライクだったらしく、絶賛モテモテ状態に……。
ジョージは思った。
「あれ? これ……意外と悪くないぞ?」
そして、美少女奴隷という立場にすっかり馴染んだジョージくんの美少女成り上がらせ計画が今、始動する。
「いや、だから……俺ってそんな目的だっけ? 暗黒神様による地上救済計画とかどうなったん?」
無敵ヴァンパイアは、今日も美少女の奴隷として、美少女達のお願いを聞いて、ゆるりまったり冒険者生活を送りながら、日夜せっせと悪を滅ぼし、人助けに励むのだった。
「やったね! ジョージくん、新しいご主人さまだよ!」
(新しいご主人さまが登録されました)
「な、なんだ……と……? おっしゃ、任せろっ!」
……どんどん増えてくご主人様。
美少女達に囲まれ、ワガママ、無茶振りなんのその!
今日も今日とて、尻に敷かれて東奔西走っ!
「でも、ジョビジョバだけはカンベンな」
見た目はショタボーイ、頭脳はおっさんなジョージくんの異世界転生ファンタジーはっじまるよーっ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-08 18:04:35
140965文字
会話率:18%
バトロワで“確殺”に命を燃やしていたゲーマー、ゲームのやりすぎで死亡──異世界転生。
授かったユニークスキルは、
【絶対殺すマン】──触れた相手を強制キル!?
「いやマジで、人に近づけないんですけど!!?」
生前の“確殺への執念”が反
映された呪いのスキルにより、出会う人々が次々と死んでいく地獄のような異世界生活。
そんな中、彼の前に現れたのは……「死ねない少女」だった。
最悪と最悪が出会った時、最強の旅が始まる――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:30:00
27338文字
会話率:55%
人が老い、死にゆくこの世界に――「老いぬ者たち」がいた。
不老の加護を受けた種族〈不老族〉。彼らは秘密の村に住み、外の世界と一切関わらず、ただ静かに時を見守ってきた。
しかし、不老の力には“限界”がある。
その力は村の結界の中にしか存在せ
ず、外へ出れば、彼らもまた老いていく。
そんな中、次代の“不老騎士”を決める儀式〈騎士争奪戦〉が告げられる。
選ばれたのは、双子の兄弟――エファト・ストライヴとゼイヴ・ストライヴ。
勝者には、唯一外の世界でも不老の力を保てる「不老剣〈インフィニットソード〉」が与えられ、村の外で“時を守る”使命を担うことになる。
兄・エファトは戦いに勝利するが、その座を弟に譲ることはなかった。
「この剣は、俺が持つ。誰かを守るためじゃない。――世界を“知る”ために、旅に出たいんだ」
名誉も、絆も、安穏な日々もすべてを置いて、彼はただ一人、時の外へと歩き出す。
これは、“すべての物語を渡り歩く存在”となる、不老の剣士の原初の物語。
そして、後に無数の英雄譚にその名を刻む伝説の始まりにすぎない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 19:00:00
30665文字
会話率:34%
平凡な高校生・拓真の部屋は、世間には「ガラクタ」と呼ばれる古いアイテムで溢れかえっていた。埃を被ったガラケー、剥げかけたミニフィギュア……。彼にとってそれらは、過ぎ去った物語を宿すかけがえのない「宝物」だった。特に祖父の形見のリモコン「時の
番人」は、彼の収集癖の原点であり、失われた記憶を探る彼の探求心を刺激する。
ある日、拓真は蚤の市で見つけたカセットテープに、祖父のリモコンと同じ**「星の印」**を発見する。その時、部屋の七つのアイテムが輝き出し、光は全身鏡へと吸い込まれた。鏡は歪み、宇宙の断層へと変貌。その深淵から、**光り輝く「時空の守護者」**が現れる。守護者は、拓真が七つの「記憶の欠片」たる星の印を集めし者だと告げ、彼の真の願いを叶えるという。
拓真は、大金や不老不死といった壮大な願いを思い描くが、ふと彼の視線は、個人的に愛着のある、少し剥げかけたアニメの付録シールに止まる。守護者がそのシールを「価値ある」超レアなビックリマンシールへと変えると、拓真は喜びではなく激しい「怒り」を露わにする。彼が求めたのは、完璧な価値ではなく、端がめくれ、チョコレートの匂いが残る、ありのままの思い出が詰まった「僕のあのシール」だったのだ。拓真の純粋なこだわりに守護者は戸惑いつつも、シールを元に戻す。
自身の真の願いを理解した拓真は、守護者に「このカセットテープの歌を、最高の音質で聴ける環境を見つけ出すための、無限の探求心と、それを実現するだけの時間と情熱をください!」と願う。彼の「価値のない」ものへの愛が、守護者の心を動かし、その願いは叶えられる。拓真の胸には尽きることのない知的好奇心の光が灯り、無限の可能性が広がっていく。
守護者が去った後、拓真は完璧な状態のレアなビックリマンシールが手元に残されていることに気づく。それは皮肉にも「最高の価値」を持つ一枚だったが、拓真はそれを「新たな客人」として、自身の「価値」を見出し続けるコレクションに加える。世間がどう評価しようと、自分にとってかけがえのない「価値」を見出し続けることが、彼の人生を彩る最も大切なことだと知った拓真の、音の宇宙を巡る探求の旅が、今、静かに始まるのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 17:00:17
6888文字
会話率:27%
不老不死になった男が、死ななくなった原因と永遠に生き続ける方法を模索する話。唯一の弱点である「食欲」の克服に挑むために勉強を始める。食事と電気で動くHYBRID ZOMBIEから、完全生命体であるCYBORG ZOMBIE(ZOMBIE・G
)を目指す。不老不死・人生目標・探求草子折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 13:23:34
3686文字
会話率:0%
僕の名前は「尾綿 人生《おわた ひとき》」
川で溺れて気が付いたら異世界に転移していた。
助けてくれた人がいろんな意味ですごくて異世界での生活が始まった。
死にたくないと思ったら死ねない体になっていた?
でもそんなことに気が付くのはもう
少し先。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 13:15:39
364407文字
会話率:31%
海に沈みつつある街に暮らす青年テオ。
彼は百年前に海の神様の肉を食べて不老不死になったひとりである。街の治安を守る自警団員たちを鍛えたりして、人々の生活を見守っていた。
どこからか流れ着いた記憶喪失の青年シャオハと暮らしている。
ある日、
同じように不老不死になったギャングのボス・アーサーに呼び出され、彼の部下であるフランシスの他殺死体を見せられる。フランシスも神様を食べていた。
死ぬはずのない不老不死者が死んだ。
百年にしてはじめての出来事に、テオとアーサーのあいだに動揺が走る。
海上に孤立した街に逃げ場はない。犯人はいまだ街のどこかにいる。
テオは街に巡回にでる。神から与えられた命と身体で、大切な人々と場所を守るために。
そんなテオのことをシャオハがそばで見守っている。
「海の神様にもう一度会いたい。ずっとそう思っている」
※3万8千文字ぐらいの短編。完結。
※BL要素ありだけどキスや濡れ場はない。心の繋がりが書きたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:10:00
36578文字
会話率:34%