王国史上最年少で近衛騎士団副団長に就任していたレンドルフ・クロヴァス。
辺境伯の三男で、剣の才能も体格にも恵まれ、王太子の覚えもめでたいというまさに順風満帆を絵に描いたような人物。その彼が、理由も分からず近衛騎士団を解任される事態に巻き込
まれてから、少しずつ彼の周辺も彼自身も変化して行く。
強引に取らされた休暇中に、たまたま困っていたところを助けたユリと名乗る薬師見習いの女性と知り合ってから、レンドルフの狭かった世界が広がって行く。ユリと薬草採取をしたり、冒険者達と共に魔獣討伐に出掛けたり、騎士以外の世界の楽しさを知る。
大柄な体格故に女性に遠巻きにされていたレンドルフに、臆せず接するユリ。
厄介な男性ばかりに絡まれてきたユリに、紳士的な距離感で接するレンドルフ。
お互い過去や身分を隠しながらも少しずつ距離を縮めて親しくなって行く。恵まれていると周囲には思われながらも内側に色々抱えた二人が、それぞれ救い、救われながら手を取り合う物語。
世界観として、同性婚や異類婚なども普通に存在しているので、メインではありませんが脇役でそういった話題も出て来ることもあります。脇役に異世界転生している登場人物あり。
物語はゆったりのんびり進んで行く予定。過去に書いたシリーズで登場した人物も話に絡んで来たり、名前だけ出て来たりします。単独で分かるようにしているつもりです。
5/20
更新を 火、木、土、日曜 の週4回 20時 に変更します。よろしくお願いします。
内容の修正、変更等ありましたら活動報告にてお知らせ致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:00:00
3430929文字
会話率:57%
剣と魔法が支配する異世界にて、騎士をやめ、悠々自適な独身暮らしを続けていたダウンズ。毎日のらりくらりと、道行く女性にナンパをしては玉砕する、そんな生活を送っていた。
そんな遊び人のダウンズが今日もナンパで玉砕していた時、とある友人から元
奴隷の少女の世話を頼まれる。乗り気ではなかったダウンズだが、友人の必死の説得で折れ、元奴隷少女を引き取り、共に暮らし始めた。
元奴隷少女の名はレイラ。レイラは奴隷時代、主人に毎日執拗な虐待を受けていた。殴る蹴るは当たり前、鞭打ち、焼き印など、ありとあらゆる虐待を受け続け、身も心もボロボロの状態であった。
生きる気力すら失いかけていたレイラであったが、少しだらしない所もあるが、紳士的で優しいダウンズと接する中で、少しずつ心の氷が解けていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 20:00:00
190914文字
会話率:50%
行方不明者の中には、もしかしたら〈異世界〉に飛ばされたかもしれないなんて、物語でもあるまいしーーが、現実に合ったとしたら、どんな物語になるのだろうか。
最終更新:2024-12-12 19:38:57
11561文字
会話率:41%
まって、私は悪役でこれってハードモードだよね!?
何でアンタの好感度スタート時点で70%もあるわけ!?
彼氏と別れて1ヶ月、親友が死んで1ヶ月。
二次元オタクの天馬巡(てんま めぐり)は、いつも通り推し活をしていると突如まばゆい光に包まれ
乙女ゲームの世界に召喚されてしまう。
自分は、いずれ悪女と呼ばれるようになる偽りの聖女。一年後に召喚されるヒロインが現われる前に攻略キャラの好感度を上げなければ死亡確定…!?
取りあえず、推しである攻略キャラの皇太子に的を絞るが、実は彼の中身は元彼で―――…
元彼なんて攻略対象外!!
死亡エンドを回避するため、元彼から逃げるため奮闘するが、何をしても元彼皇太子の好感度は上がるばかり。終いには、攻略の邪魔をしてくる始末。
アンタは私を殺す気か…!?
よりを戻す気は無い、死にたくない聖女(悪女)とよりを戻したい皇太子(元彼)の一方通行ドタバタラブコメディ
アンタなんて攻略してやんない!他の攻略対象とハッピーエンドを迎えるんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:30:00
3556260文字
会話率:47%
幼い頃魔法少女に救われ、魔法少女に憧れた女の子は、やがて自ら魔法少女となる。
星石と呼ばれる貴石に選ばれ、少女たちは魔法の力を手にする。そしてかけがえのない仲間と共に自由を駆け抜ける。
異世界からもたらされたという星石の力。次元の扉の
向こうからやって来る侵入者たち。魔法少女の力を欲する国家、組織。絡み合う思惑。
居場所を見つけた少女たちの魂は、決して後ろを振り向かない。
仲間と手を取り、魔法の力を胸に、どれほど過酷な道が待ち受けていようとも前へと突き進む。その先にこそ、彼女たちの求めるものがある。
物言わぬ星石はそんな少女たちの願いを叶えるため、いつもその胸にあって応えてくれる。無機質で無愛想な相棒。少女は時折、その胸の貴石を健気に思うことがある。
魔法少女としての日常に幸せを感じる時、少女は少しだけ、少しだけ、なんだか星石にしてやられたと思うこともあるのだけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:16:07
716603文字
会話率:24%
獣が車輪を牽き、風が帆船を走らせ、川が水車を回す原始的な社会。そこには、魔法使いと呼ばれる特殊なちからを持った人間が存在しています。その一人を求めて、主人公は旅立ちました。物語は、魔法使いが棲むという噂の深い深い森に、もっとも近い宿場町に
到着したところから始まります。主人公の視点で描かれます。そこに生まれ、そこで見るもの。旅人は、重い荷物を背負っていました。──以下、本編【1】の冒頭をご紹介。
* * * * *
最終便で到着し、疲れもあって目を覚ましたのは、翌日の午後だった。携行食の調達が必要だったが市場を見てまわるのはあとにして、おれは地図を売る店を探しに出た。碁盤割りの区画に腰折屋根の木造家屋が井然と並んでいる。公共の施設や商店はそれなりに独自の外観を見せていたが、一般住宅に至っては見事に画一的で、せいぜい軒先の趣にわずかの違いを見いだすのみだった。店の場所はあらかじめ聞いてはいたものの、あちらこちらの筋道を何度も行ったり来たりしてしまって、通行人の助けを借りてようやく見つけ出すことができた。地図を売る店は、通りに面した古書店の真裏にあった。棟続きだったのでどうやら地図屋の店主は古書店の店主でもあるようだった。斑のある硝子窓から中を覗くと、真正面の机に向かっている初老の男と目が合った。白髪まじりのあご髭をたくわえた店主然とした男だった。ためらいがちに扉を叩いてすぐ、背の高い細身の青年が顔を出し、どうぞ、と身をひらいた。こじんまりとした店内の壁一面に、町全体の大きな鳥瞰図が貼り出してあった。世界各地の精細な地形図も十枚ほど貼られており、その中にはロヴリアンス地方の宇宙船古跡の地図まであったので、おれは少し驚いた。青年が言う。「ご入り用は」
* * * * *
※本作品はエブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-12 19:10:00
594433文字
会話率:25%
これは歴史上で一番血の似合う聖女が不死身の従者と共にいくつもの国を巡る話。
社交界の悪女と呼ばれる公爵家次女、クリスティーナ・レディングには一つの秘密があった。
それは彼女の従者リオが特殊な体質『不死身』であるということ。とはいえ、日常に
於いて従者が不死身であることなどがバレる場面などそうそう起こり得ない。
従者が『不死身』且つ自身が悪女と呼ばれる嫌われ者であること以外、至って普通の一令嬢としてクリスティーナは過ごしてきた。
しかしその日常は一変、『普通』であった彼女は『規格外』となる。
負傷した騎士へ近づいたクリスティーナは相手の傷を瞬時に癒してしまったのだ。
この世界で回復魔法を使えるのは『聖女』と呼ばれるただ一人の存在のみ。
聖女の力に目覚めたクリスティーナの日常はこの日を境に失われた。
魔物の襲撃、殺人事件、果てには皇太子暗殺未遂容疑を掛けられるという怒涛の非日常イベントを網羅したクリスティーナは、聖女であるにもかかわらず気が付いたら追放を告げられ、あれよあれよという間に国を出ることに。
国外へ逃亡したクリスティーナは聖女という立場に降り掛かろうとする厄介事を避けるべく不死身の従者と共に果てなき旅路の第一歩を踏み出した。
――ところで、どうして私は従者の生首を抱えて走っているのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:07:26
1868132文字
会話率:33%
【毎日19時更新】
まだ寒さの残る4月の深夜、「俺」は大量殺人現場で目を覚ました。状況証拠は「俺」自身が犯人だと物語っていたが、「俺」はこの場で目を覚ます以前の記憶を失っており、確証は持てない。そこに新たに姿を現したのは、死神を連想させる大
鎌を携えた少女だった。少女は「俺」に向かい、「やっと見つけた――殺人鬼!」と言い放つ。結果、「俺」は「業務妨害の殺人鬼」として拘束され、地下牢に幽閉されてしまうのだった。
「これは平々凡々な、どこにでもある恋の話だ。
とある少年が、とある少女に恋をした。そんな話。
きっと、ずっと忘れられないものになる。」
【※一部文字化けがありますが、お使いの端末は正常です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 19:00:00
94690文字
会話率:44%
【あらすじ】
——ある日突然、家族が何者かに殺された。
寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試みるが、唯一自身と共に生き残った友に止められ、生きて復讐すること
を誓う。喪失によって開いた穴を埋める方法は、仇討ち以外に見つからなかったのだ——。
※1本作は私の過去作「天ノ恋慕」の設定の一部をピックアップ、拡大改変したものです。
※2本作は基本的に一人称視点ですが、場面によって変わることがあります。視点変更の際は、本文中に下記のように表示します。
・◇◇キャラ名◇◇:そのキャラ視点
・◇◇◇:三人称視点
【主要登場人物】
〇桜華(おうか)
十七歳の少女。綺麗な桜色の長い髪を馬尾結で束ねていて、目は透き通った濃い紫色をしている。背丈は五尺四寸強。赤ん坊のころに「高祠之国(こしのくに)」の桜並木の下で拾われ、「八岐(やまた)神社」にて孤児として育った。だがある時、八岐神社は何者かの襲撃を受け、桜華は家族のように思っていた孤児仲間たちを亡くした。それ以来、報復を目標にして生きるようになる。何よりも家族や仲間という存在を大事にするが、その中でも小町に対しては並々ならぬ情を抱いている。好物は豆大福。自称、お淑やかな美少女。
〇小町(こまち)
十七歳の少女。黒曜石のような黒い髪で、長さは肩につかない程度。目は透明感のある淡い青色をしている。背丈は五尺三寸弱。赤ん坊のころに八岐神社の鳥居の前に捨てられており、孤児仲間に加わった。襲撃から生き残り、桜華と共に報復を誓う。小町もまた家族や仲間を大事にする。昔なじみの桜華のことは特別に思っているが、素直な想いを口にすることは滅多にない。好物はみたらし団子。勝ち気な性格でありながら、甘えん坊でもあるという二面性を持つ。
〇大河(たいが)
享年四十歳の男性。黒髪の散切り頭。幼少期を孤児として過ごした経験から、辛い思いをする子供が少しでも減るよう願っていた。自身が宮司を務める寂れた神社、八岐神社に孤児を集めて育てるという活動に生涯を捧げた。優れた剣の腕前を持っていたが、八岐神社襲撃の際は子供を守る責務のために敗北してしまう。愛用していた刀には、とぐろを巻いた蛇の装飾が施されている。時に優しく時に厳しく孤児たちを育てた。
※カクヨムでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:38:21
402276文字
会話率:60%
ある日突然、両親が亡くなった。そして叔父夫婦に家を乗っ取られ、追い出されてしまった四兄弟。
元乳母に引き取られ平和に暮らしていた。長女と長男は冒険者に。次男は畑仕事や薬草を育てている。末っ子三男はまだちびっ子だ。それでも姉や兄を守りたい。そ
んな気持ちが、いつの間にか守護の付与ができるようになっていた。
実は三男、前世の記憶があった。
「ごめんなさいですぅぅー!!」とギャン泣きしながら謝っている、創世の女神でもある主神。その泣き虫女神にお詫びで貰った大きなワンちゃん(?)も一緒に、四兄弟が色んな事に巻き込まれながら挫けず生きていきます!
兄弟は叔父から家を奪還できるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:17:38
796608文字
会話率:57%
ここはヘーネの大森林。その中にあるハイエルフのリヒトが管理するベースに激震が走る!
「ハルがいないッ!!」
お馴染みハルちゃんがまた何かやらかしたみたいだ。
『冒険にでりゅ。心配いりゃねー』そんな書き置きがあったんだ。
前の日の夜、ハルは夢
を見た。世界樹の精霊、精霊王が出て来た。
『精霊女王を救ってほしい。世界に点在する精霊樹を甦らせてほしいのだ』
精霊王から直々に頼まれたハルちゃん。早速張り切って、冒険に出ます。一緒にいるのは白虎の聖獣シュシュと神使でもある子リスの聖獣コハルと一緒だ。長老やリヒト達はどうするのか?
今回はどんな冒険がハルを待っているのか?
ハルは精霊女王を救う事ができるのか!?
ちびっ子転生者ハルの大冒険がまた始まります!
『ちびっ子転生者は手に負えないッ!〜転生したらちびっ子だったけど、聖獣と一緒にちゅどーん!する〜』の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-05 18:25:21
470285文字
会話率:64%
前世、友人に勧められた小説の世界に転生した。それも、病に苦しむ皇太子を見捨て侯爵家を追放されたリナリア=ヘヴンズゲートに。
リナリアの末路を知っているが故に皇太子の病を癒せる花を手に入れても聖域に留まり、神官であり管理者でもあるユナンと
過ごそうと思っていたのだが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:03:10
74796文字
会話率:57%
地方の伯爵令嬢ルミティは、地元では「不運令嬢」と呼ばれる不運体質を持っていた。文武両道の兄、聡明で美しい姉と愛嬌たっぷりで領地1の美女である妹マロン。王国からも熱い信頼を受ける父、王家の遠縁でもある母。家族の中でなんの取り柄もないルミテ
ィは家のために結婚をするしかないと言われていたが、なかなか婚約が決まらずにいた。
なぜなら彼女はあり得ないほどの不運体質で、さまざまな殿方とのお顔合わせにたどり着けなかったり、お見合いで失敗をすることを繰り返していたから。
そんな中、「お顔合わせなし、即婚約可」というお見合いがルミティ宛に送られてきて、家族は了承。追い出されるようにして嫁ぐのだった。
ルミティが嫁いだ先はなんと公爵家。夫となったヴィルズは、嫁いできたルミティに置き手紙で「愛のない契約結婚として受け入れてほしい」と伝えてくるのだった。
夫の顔も知らないまま、邸宅で過ごしているルミティは夫・ヴィルズの親友で騎士をしているエリアスと出会う。エリアスはヴィルズよりルミティの騎士をするようにと命令されやってきたという。容姿端麗で完璧な彼がなぜかルミティを気に入って溺愛しようとする……しかし、仮にも夫のいる身であるルミティは彼と一線を引き「推し」としてエリアスにできる限りの支援し、エリアスもまたさまざまな不運から守ってくれることに。
そんな中、幸せそうなルミティの噂を聞きつけた妹のマロンがやってきて彼女を実家に戻しまた不運な日々に陥れようと画策。いつもは一緒にいるはずのエリアスもおらず、ルミティは家宝のツボを壊した罪を着せられてしまう。
その時、不運にもヴィルズが帰宅。初めての対面が離縁の場面になるのだとルミティが覚悟をして彼の顔を見ると……そこには公爵として礼服を着たエリアスが優しい微笑みを浮かべているのだった。
ヴィルズはルミティが恋愛をすると「不運」でに見舞われる理由やその原因を見つけるため身分を隠して彼女と接していたのだ。そして、幼い頃からルミティに呪いをかけ続けた妹マロンへの断罪が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:02:10
48834文字
会話率:66%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:00:19
282893文字
会話率:25%
世界を股にかけるコングロマリットの経営者フランツ・ジェイド=レンドールの孫娘さゆりは、テロリストから生命を狙われ続けていた。両親や伯父、伯母たちはすでに犠牲となっており、世界一の金持ちの唯一の相続人でもある。
にもかかわらず、祖父フランツは
、世界で最も危険な都市とまでいわれるテレシナ市にさゆりを住まわせた。
生体兵器でもあるメイドのケイと、謎の凄腕スナイパー・クレスがさゆりの身辺を守る。
自らと孫娘の身すら囮とし、フランツにはなにか底知れぬ計画があるようだった……。
1998年から同人誌で連載され2000年に総集編として刊行された『不死鳥の住む家』第一部のリメイクです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-02 01:00:00
199193文字
会話率:47%
僕たち4人はいきなり異世界に転生させられた。お姉ちゃん。僕(高橋 ナオ)、男の勇者、そして委員長。そこで異世界亭克が始まると思ったら、僕だけ弱くて…そんな状況を救ってくれた人は言う。
「あなた、ダンジョンマスターにならない?」
そして始
まる新しい生活。
「え?ダンジョン?これで掘って材料作って?」 スコップぽいー。
「え?モンスター?これでまずは狩り行って来てよ。」 槍をポイ―。
「え?トラップ、モンスター召喚?全部自作よ。」 リストが空。
「え?ダンジョン作った?あなたモンスターに襲われるわよ。」 そしてダンジョンにも入れない。
僕どうなっちゃうんだろう。
本作品は、誤字脱字編集の為、時々更新されている時がありますが、基本話の筋は変化しませんご了承ください。
アルファポリスさんにこのはじめてのまおうの外伝である”魔界建築家 井原”をアップし始めました https://www.alphapolis.co.jp/novel/13914853/338438775 こちらもよろしくお願いします。要望があるなら、井原の分もこちらにアップする予定です 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:00:00
3164005文字
会話率:65%
グロウ・バディズ・オンライン——通称GBO。
フルダイブ型VRシステムが普及し、数多のVRゲームが発売された。そんな中、日本サーバー限定という、なかなかに攻めた運営でありながら約一年でプレイ人数一千万人を超える、文句無しの神ゲー。
そ
んなGBOは、そのゲームシステムから一部のプレイヤー達からこう呼ばれていた。
性癖博覧会、と。
そんな神ゲーに挑むのは、ゲームをこよなく愛する高校二年生の日向葵。
彼、否、彼女の参加によって、一年間の停滞が嘘のように、GBOの世界は加速していく。
そして、葵はGBOを通じて、かけがえのない出会いを果たす事になる。
「俺の師匠が今日も可愛い過ぎる!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:00:00
117915文字
会話率:44%
-あらすじ-
高校生の仲良し4人組は毎日楽しく青春を謳歌していた。
そんな日常が壊れる悲劇が起こる。
それは若くして量子力学の研究者という一面を持つ江洲輝の研究がきっかけだった。
20世紀末の世界を舞台にしたファンタジー&ミステリー。
-登場人物-
<メインキャラクター>
安達 夢(あだち ゆめ)16才
161cm
本人は平凡だと認識しているけどけっこう美少女。
漫画、アニメ、ゲームが好きなオタク属性女子。
仕草ががさつなところがあり男っぽいと言われることもある。
成績は普通。黒髪ショート。
茜の彼女。
江洲 輝(えす てる)17才
184cm
優秀な頭脳を持つ天才。
スポーツ万能でもある。ルックスもかなり良い。
わりと筋肉質でさわやかな短髪が似合う。
莉愛の彼氏。
麻木 莉愛(あさぎ りあ)16才
153cm
おっとり系美少女。カラオケが大好き。
周囲をなごやかにするのために密かに頑張るタイプ。
成績は中の下。栗毛のセミロング。
輝の彼女。
医部 茜(いべ あかね)16才
172cm
ミステリアスでフェミニンな雰囲気を持つ美少年。
華奢な体つきで銀髪の長い髪。
成績はモチベーション次第で乱高下する。
夢の彼氏。
<サイドキャラクター>
佐々木さん
4人の頼れる大恩人。
全ては彼と輝の繋がりから始まった。
俳優の佐々木蔵之介に似ている。
愛さん
淡い金色の髪をしたきれいなお姉さん。
セクシーな格好で夢の動揺を誘ってしまう。
うっかり薄い本にハマった。
光さん
狐耳で白髪ショートの美人。
ぶかぶかのTシャツとショーパンが似合う。
かっこいい物を見るとテンションが上がる。
冨樫 千尋(とがし ちひろ)
漫画同好会部長。夢たちの同級生。
高校生とは思えないクオリティの作品を生み出す。
だけどその方向性はやおい系だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 18:00:00
66549文字
会話率:24%
〜誰にしもある才能を『見つける』物語〜
剣と魔法の世界の一国アルデリア皇国で貴族の肩書きを持つ主人公クリスは、父親から勘当を言い渡されてしまう。世間知らずな彼が旅の中で仲間と出会い、強敵と対峙し...そして終わりゆく国の行く末を担うことと
なる...。
第一章を改稿したものです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:37:44
64742文字
会話率:50%
〔失った時間の真実。求めたものはそれだった〕
とある王国にあるブレイルタクト領という地。そこで領主補佐を務めるのは、長男でもあるノア・ブレイルタクト。
若くして類まれなる手腕を発揮し、領内においても『後の名君』などと呼ばれていた。
全ては
順調なはずだった。仕事もプライベートも、先の展望は輝かしかった。
そんな最中に起こってしまったとある事故。ノアはその時に非業の死を遂げてしまう。
もっとやりたいことがあった。見たい世界があった。築きたい未来もあった。
おまけに後世へ伝えられるのは、身に覚えのない悪名という濡れ衣。
そんな無念があったからなのか、彼の存在は再び世へと伝わり始める。
――今度はその身をシスターへと変えて。
※かなり久々に連載します。とりあえず1日1話のローペースで頑張りたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:30:00
71348文字
会話率:49%
裏社会限定の用心棒を斡旋する闇組織〈夜刀〉。
〈夜刀〉の中でも屈指の実力者である少年〝S〟は「普通に生きたい」という願望のもと組織を脱走し、警察に身を寄せた。
普通に生きたいという願望以上に〈夜刀〉という組織を潰したかった〝S〟は、警察に情
報を売ることで〈夜刀〉の本部を制圧させ、組織に致命的な打撃を与えることに成功した。
一年後。
〝S〟は梶原信吾という名を手に入れ、普通に生きたい彼にとっては夢であり念願でもあった学校に通えるようになった。
その学校に〝S〟が入学したという噂を流し、釣り上げた〈夜刀〉の残党を捕まえる協力をするという条件付きで。
様々な思惑が絡み合う中、信吾は入学式当日を迎える。
夢であり念願でもあるはずの状況に心が動かないことに少なからずショックを受けていた信吾だったが、同じクラスの假屋莉花に無自覚に一目惚れしてしまい……。
これは、少年Sこと梶原信吾が繰り広げる、恋と暴走と闇組織との戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:05:48
44720文字
会話率:31%
オルドラン王国には魔法という概念が存在しない。にもかかわらず、ある日突然治癒の力に目覚めた公爵令嬢ロジーヌは、そのことをひた隠しにしていた。
両親だけではなく、オルドラン王国の王子でもあり婚約者でもあるエルランにさえも。
ある日、エルラン
の父にして、暗君で知られるオルドラン王国の国王ドルニドの暗殺未遂事件が発生する。
エルランとともにその場に居合わせたロジーヌは、命の危機に瀕するドルニドに、ひた隠しにしていた治癒の力を施すことを決意する。
そのおかげで命を救われたドルニドは、近衛の騎士たちに命じる。
「我が騎士たちよ、ロジーヌを……この化け物を拘束せよ」
エルランは牢に囚われたロジーヌを救うためにドルニドに抗議するも、ロジーヌの両親を盾にされてしまったため何も言えなくなり……結果、ロジーヌは国外に追放されることとなってしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 00:23:04
22096文字
会話率:33%
聖女ラフィアは歴代最高と称されたほどに、聖女として比類無き力を有していた。
それが理由かどうかは定かではないが、ラフィアは何者かに命を狙われていた。
そしてラフィアは殺された。
何者かに呪いをかけられたことが原因で。
呪いを解く力に優れ
ている聖女が呪い殺されるなど前代未聞。
それゆえに歴代最高と称されたラフィアの名声は、彼女の死とともに地に堕ちることとなった。
ラフィアの婚約者であり、彼女を召し抱えているダルタニス王国の王子でもあるフレルクは、ラフィアを失った失意の中、一人、彼女の部屋を訪れた。
そこで見つけたのが、聖女ラフィアの遺書だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 09:00:00
5610文字
会話率:17%
その美しい少女は一瞬にして人々の生命を奪う。
かつて1人で軍を壊滅状態に追い込んだこともある最強の兵士「堕天使」。曙の国の国軍に所属する彼女の実の名はホタル。僅か15歳の少女だった。ある日、彼女はひょんなことから国立魔法図書館の司書となる。
国立魔法図書館とは国独自の施設で、国民が一生に一度だけ、3週間限定で一冊の『魔法書』を借りることが可能である。そしてその内容を覚えている限りは望む能力を手に入れることができる。だが『魔法書」は特別なものゆえ、仮に延滞した場合、その国民は殺される......。そしてその殺人の役目を負うのが「司書」の仕事なのだった。
ホタルはペアになった「死なない」ミニブタ、ワスレナと共に延滞者駆逐遠征に出かける。仕事を通して兵士でいたら経験できないものを見て、知らないものを食べて、たくさんの人と出会い、成長する。その一方、繰り返される隣国との戦争に巻き込まれていくのだった。また、司書たちがひとりひとり抱えているものとは。
もうひとつの作品『本守りのホタル』の改正版です。『司書は吐かない、「生きよう」と。』の方を読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 17:00:17
3803文字
会話率:14%