氷に覆われた極北近くの研究所。実験補助AIミーナを助手に、ひとり、ナノ・テクノロジーの研究を続けるアキオ・シュッツェ・ラミリス・モラミスは、突如、爆縮ミサイルの爆発実験に巻き込まれた。
緊急脱出艇ジーナに乗り込み、30Gを上回る加速度
で飛び出した彼の目の前に、紫の裂け目が生じ――
気がつくと、彼の目の前には、見たことがない魔獣とウイッチクラフト(魔法)の世界が広がっていた。
治療目的が主で、決して万能でないナノ・マシンを使った、「ウイッチクラフト」ならぬ「ナノクラフト」を操り、ナノ・マシン工学者アキオは未来を切り開いていく。
お節介な女性型AIミーナと共に、偶然知り合った狼少女や女傭兵など、心優しき少女たちを仲間として。
だが、やがて穏やかに過ぎていく日々の暮らしのその先に、思いもよらない敵と悲劇が彼らに襲いかかるのだった。
ちょっと変わった、中世に似た異世界を舞台にしたSFファンタジー。
P.S.
――なのですが、要は、ボーイ ミーツ ガールズの話です。
お読みくださった方には、作者の理屈っぽさが、その甘さを台無しにしていることがお分かりだと思いますが……
言葉の硬さはお許しください。
不徳の致すところで、少し気を緩めると、どんどん表現が硬くなり、文章が黒くなってしまうのです。
ただひとりの英雄、愚かで多くのものを欠いた英雄を描きたい、という気持ちで書き始めた話ですが、現在、続けている幕間が終われば、最終章「最後から二番目の真実、」を始める予定です。
どうか、あとしばらくの間、お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 14:00:00
2387955文字
会話率:40%
燈榊花火の通う全寮制の中高一貫校、百籃学園には『時空を遡れる魔女』がいる。学園七不思議的なの存在として、一般生徒の中に紛れて学生生活を送っていた。しかも日ごろから正体を隠すどころか偽らず、誰に訊かれても自らの口で魔女だと自称する。花火の先輩
にあたる渡堺聖果。
中等部の頃は七不思議どころか、周りが囁く様々な噂にすら興味もなくぼんやりと過ごす花火。そんな花火のもとに噂好きの友達から七不思議について調べようと誘われる。持ち寄られた情報を頼りに『時空を遡れる魔女』と自称する聖果を訪ね、しばらくの間勝手に行動を共に観察を始めた。ほとんどの授業に出席はせず、気の向くままに屋内外を徘徊する。特にお気に入りなのか、放課後は毎日のように図書室で静かに本を読む。それでいてテストの成績は常に学年首位をキープし、教師ですら聖果の行動を黙認している状況。毎回のように追試ギリギリの花火は、聖果の置かれた環境に驚愕と羨望の眼差しから弟子入りを申し込む。だがその申し出はあっさりと断られ、花火の中で聖果が本当に魔女だから特別扱いされているのではと謎が深まっていく。
最初は成り行きではあったものの、花火は聖果へと興味を抱きだす。
以前と変わらず聖果を尾行し、絶対に魔女である証拠を掴もうと躍起になっていく。隙あれば弟子入りを申し込む日々を過ごしていると、月末に迫ったテストが花火を襲う。ただでさえ授業についていくのすらままならず、ここしばらくは聖果のことで手いっぱいだった。いつの間にか七不思議にのめり込んでいた花火は友達に泣きつき、手厚く勉強をみてもらうも何一つ理解ができずに刻々と時間だけが過ぎていく。
だがそんな頑張りも虚しく、追試になってしまう花火。そんな矢先、聖果が頻繁に出没する情報が耳に飛び込んできた。追試には合格しなければいけない。だけど、七不思議についても追いたい気持ちもある。それでも目先の追試を頑張らなければと意識を切り替えるも、聖果の方から花火に近づいてきた。しかも勉強をみてくれるというありがたい申し出に飛びつき、数日という期間をマンツーマンで指導を受ける。厳しくも優しい聖果、何よりも初対面でしかない花火のことを第一に気遣う姿勢。偶然とはいえ一緒に過ごす時間が増え、みえてくる聖果の素顔。
些細なキッカケから学園の七不思議にのめり込んでいく花火と、存在自体が謎に包まれた聖果との学園百合物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-25 00:00:00
101653文字
会話率:39%
「今日から政府の実験でしばらくの間、6年1組の仲間になる人型言語処理AI 13号だ」
森岡先生から紹介された人型言語処理AI 13号は人間と人工知能の共存を目的とした政策の実験として
私たちのクラスにやってきた。
人型言語処理AI 13号
に『ヘッパー13号』とあだ名を付け、共に学校生活を送ることになった。
へッパー13号がクラスにやって来て、ちょうど1週間が経過した頃。
掃除を終え、教室へ戻った私の目に映ったのは———。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 20:38:41
4343文字
会話率:43%
それはちょっと、非常に困った事であった。
この頃、僕の心はざわざわと音を立てたまま、しばらくの間静まらないでいた。理由は明白であったが、僕はそれを誰にも打ち明けられずにいた。それは僕と、もっと沢山の僕の、ぼんやりとした悩み。
1度目と2度目
で「僕」の言葉の重みがかわる。これは、彼の、僕の人生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 19:22:42
3450文字
会話率:43%
私は、人生の中で六度ほど刑務所に服役して、通算で二十年ほど人生を無駄に過ごして参りました。
そこで気付いたことがあります。
各刑務所によって、スタイルが全然違うと言う事です。
基本の監獄法は同じなのですが、そのスタイルによって、務め
る側の私たちにとって、どれだけ違うかと言う事です。
楽な部分は全国統一してほしく、厳しい部分は廃止にして貰いたいと思う今日この頃であります。
もし、これから刑務所へ入る方、知人にその様な方が居る、ただ興味がある方、その様な人に読んでみて貰いたいと思います。
まずその事と、今回なぜ執筆することにしたかと申しますと、ズバリ、暇だからです。
そうです、ただの自己満足です、オナニーなのです。
しばらくの間、私のオナニーに付き合って頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 16:23:23
11918文字
会話率:15%
二〇四〇年。人と人との心や思考を共有する革命的な機器『デウス・ワン』が開発され、教育現場での実証実験の一環として、とある高校の二年一組に配布された。
しかし、装着が任意かつ安全機構による機能制限があったため、しばらくの間は見向きもされない
。実験の失敗も囁かれる中、一人の生徒が機能制限の働かないデバッグモード『チャネル0』を発見してしまい――。
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本作品は、文芸サークル「変態美少女ふぃろそふぃ。」が2021年に発行した「花・カフェ・宝くじ」に寄稿・収録されたものを当サービス向けに加工し転載したものです。
なお、本文はCreative Commons Attribution 4.0 Internationalでライセンスされています。
花・カフェ・宝くじ(PDF) : https://hentaigirls.net/book/flowers-cafe-lottery/
ライセンス詳細 : https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 01:40:35
18205文字
会話率:53%
隆志は壮年の男性で甥は二十歳の自閉症障害者である。双方とも程度の差はあれ精神、知的障がい者であるが、隆志は就労のほぼ9割は一般就労である。甥の俊介はB型作業所に通い、アビリンピックもめざすことを推奨されている。
隆志は発達障がい者である
が、急性期には妄想があり現実世界と自己と関連づけてしまうところがある。どちらにせよ地球規模の出来事は未だ起こっていないが起こればしばらくの間は、おそらく悪い出来事としての後遺症が避けられない。
しかしある物語のモチーフにもあるとおり、これは次のより良い(マシな)世界へ行くために通らなければならない道であり人間万事塞翁が馬の類である。
ある人が滅すれば地球規模の破壊が起こり得るとして、どういう状況が考えられるか。ある人が孤独であれば、比較的全き壊滅は容易ではないか。要は自分の代で血が途絶えることではないか。
またマシな世界の可能性についても隆志の意見を聞いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 08:29:19
1927文字
会話率:0%
酒に強いが、飲むとトマトになる性質を武器に営業活動に勤しむ私。出会った毛玉ちゃんをナンパしたら、「私がママ!?」
ひょんなことから異世界へと召喚されてしまった主人公が、使命や運命に翻弄されるわけでもなく、剣や魔法やチート能力を使うわけで
なく、子供たちとのんびり過ごしています。
主人公の覚悟が決まるまでと、営業モードに入った時は、若干、緊迫感ただよう場面もありますが……。
主人公が桁外れの酒豪な為、R15のタグは保険としてつけています。それ以外は全くもって健全ですので、指定年齢以下の方もお読みいただけます。
現在、もふもふ発動率低下中です。申し訳ありません。
リアルで多忙の為、しばらくの間、不定期更新になります。申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 08:00:00
262526文字
会話率:56%
第一王子である双子の兄が駆け落ちでいなくなった?!
しばらくの間、兄の身代わりとして男装することになった王女のマリルー。
でも嫌いな婚約者と別れられて、大好きな兄の警護騎士のダリオのそばにいられることになったのだから、結果オーライ!
二人は
急接近し、身分差を乗り越えて愛し合い、駆け落ちを誓う。
ダリオとの駆け落ちを決行するため、兄の婚約者と婚約破棄をもくろむ!
他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-15 12:17:10
8230文字
会話率:49%
まだ人と神の交流が続いていた時代。
とある漁村に傷付いた犬神が漂着し、しばらくの間村で静養することとなった。
村人であるお花は、その犬神の世話役として駆り出される。
当初は犬神を恐れるお花だったが、その器量にほだされ、やがて自分を愛してくれ
ない夫よりも犬神に心を寄せるようになり……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 12:22:02
7725文字
会話率:17%
異能集団の一族である同年代の兄妹が異空間転移によって予想しなかった人生を送ることになる話です。二人を取り巻く複雑な背景などもおいおいわかってくると思いますが、まずはこの兄妹が異世界へ転移した後に経験していくお話を楽しんでいただけたらと思いま
す。
年代や世界などが話の中で飛び交う場合もありますし、視点が変わる場合もありますのでわかりにくいと感じるかもしれませんが、異世界転移した若者の英雄譚が基本となります。しばらくの間お付き合いください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 19:13:09
110763文字
会話率:40%
帝都の下町で修理屋を営む兄からしばらくの間店主を任されたサミウは、帝都で出会った騎士ショシユに男と勘違いされたまま恋心を抱いてしまった。年上で庶民の自分では、彼の好みの女の子にはなれないと、兄が帰ってくるまでの間、友達でいることを選んだサミ
ウの運命は、ショシユの兄の婚約者と出会った時から変わり始める。
以前書いた短編より少し先のお話ですが、主人公は違います。
※桶ではありません。
桶が出張る理由以外は、これだけ読んでも大丈夫だと思います。
※桶は大量に登場します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-16 16:19:29
37377文字
会話率:56%
活気溢れている煉瓦造の家が目立つ城下町の一角の家の中、元参謀本部長のグレーマンが家で今日もくつろいでいた。
現在は軍を退役しており、ゆっくりと時間の流れを感じながら過ごしていた。
そんなところに、昔から仲が良い現在の参謀本部長ハイドリヒが身
元がわからない少年ウラジミールを背負ってグレーマンの家にやってきた。
ハイドリヒから、しばらくの間、この子の面倒を見て欲しいと頼み込まれ、元々仲がよかったせいもあって、グレーマンが根負けしてしまい、預かることになった。
この作品はhttps://kakuyomu.jp/my/works/16816927859760994119
にも投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-10 13:59:59
11101文字
会話率:71%
ギルナ諸島に属するザガ島、さらにその東端に位置する小さな漁村、パクチ村。ある日のこと、そんな閑静な村に一人の少女が漂着する。記憶を失ってしまった彼女を救ったのは村の少女ジンジャーとその弟ミントだった。ジンジャーの懇願で、しばらくの間村で暮
らすことを許された少女だったが、とある出来事をきっかけとして彼女を巡った事件が発生してしまう。
"異海生物"と呼ばれる海の脅威が現れる中、彼らの運命やいかに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-08 16:58:58
3426文字
会話率:38%
クレジット決済をするお客さんが暗証番号を入力する時、俺は目線を外す。そしてある能力が発動する。それはしばらくの間お客さんの一番後悔している過去に飛べるのだ。そしてある時殺された父について直結する過去に飛ぶことになる。Aは何度も過去へ飛び父の
死を食い止めようとするが折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 00:22:10
3643文字
会話率:36%
玉座の君に託されたお使いに赴くメイシアたち
アンタレスの炎とは? オズとは? ロードとは? 御主加那志とは?
謎が謎を呼ぶ琉球ファンタジー
十六夜という国を舞台に
メイシア1の【主要メンバー】に加え、個性的な十六夜の面々が登場
少女たちの
願いを叶える旅が続きます!
【主要メンバー】
・知らぬうちに『達成の鍵の乙女』にされてしまった、村の生き残り「メイシア」
・極北の貧しい故郷を救うため、勉学に励みたい女の子「ストロー」
・孤児院で居場所が無い日々に起こした大事件から逃げ、愛される事に不器用な女の子「ウッジ」
・ウッジ追って孤児院を抜け出したばっかりに太陽の神になってしまった幼女「チャルカ」の
四人の女の子
そんな、欲しいものは遠くにあると信じる、四人の女の子旅のお話です。
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この【メイシア2】から読む方は……
・メイシア、ストロー、ウッジ、チャルカ、メリー(チャルカが飼っているグリフォン)で旅をしている
・全知全能の神っぽい方に願いを叶えてもらいに行ったら、お使いを頼まれ、その旅が始まったっぽい
を念頭に置いてもらえれば、2からでも読むことができます。
(もっと詳しいあらすじが知りたい方は、今までのあらすじを読んでください)
気に入ってもらえたら、【メイシア1】も読んでください。
スピンオフ短編もあります。
【作者:メラニー】で検索して下さい
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このお話は、違うアカウントで私・メラニーが書いていた物語です。
アカウントを移動します。
(2016/07~連載をしていました。途中メイシア1と2を分けるために別のお話として移植した経緯があります。移植は2019/08/17~)
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色んな方に読んでいただきたいので、
ブックマーク、評価、感想、レビューを。
なろう登録者でない方はSNSでの拡散を頂ければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
【お知らせ】
しばらくの間、不定期更新を実施します。
更新などについては作者Twitterをご覧ください。
(【メイシア メラニー】などの検索ですぐ出てきます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 22:35:46
244268文字
会話率:41%
暗闇の中で目を覚ますと、俺は人食い箱《ミミック》になっていた――――
人を食べない人食い箱な主人公が、魔王討伐後の勇者+その仲間達と一緒に異世界を自由気ままに冒険するお話。
※1.初投稿です。誤字、脱字、設定が甘い等あるかもしれませ
んが、ご容赦ください。作者側の都合でしばらくの間、不定期更新となります! 基本的にコメディ色で進みます。
※2.主人公のミミックは擬態する能力により、制限付きで人間に擬態が可能です。完全な人外を望む読者様には合わない可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 08:01:06
171972文字
会話率:51%
ある日、そんなに普通じゃないボッチ高校生ヒノミヤ・シシノの前に、銀髪の美少女シエラが降ってきた。
鮮やかで煌びやかな出会い――初めての友達。
二人は日常の中で心を近づかせていくが、甘いだけの日々などあるはずもない。
シエラを追って降って
くるのは残酷な殺し屋たちだった。
だがシシノには武器がある。それは、ただ「死なない」という己の身体だ。
傷つき血反吐を吐いたとしても、大切な願いのために――シエラとの日々を守るために、シシノは闘い続ける。
地球のようだけど何かが違うこの星で二人は出会った――。
日常あり、バトルあり、そして愛のある、血まみれ青春SFファンタジー!
※しばらくの間不定期更新となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-01 12:38:05
556639文字
会話率:43%
しばらくの間は本気で信じていました。私は桃から生まれてきたのだと。
最終更新:2021-12-16 19:34:39
1640文字
会話率:17%
アスラン王国のLiyer家の一人っ子であるSyouLiyer。 最も低い貴族と見なされている彼の家族は、街中でよく知られています。
ポストは医者とヒーラーの家族であり、Liyer家族は医学の天才の家族として知られています。
Liyerの家は
より多くの癒しの能力を持っています。
しかし、私がそれを処理できないと言ったらどうなりますか?
私の12歳の誕生日でした。 だから、獲得した魔法で魔法を治します。 もっと強くなる。
しかし、私は癒すことができるだけでなく、私が癒した人々の能力をコピーすることもできます。
合格スキルの10%のコピーは高くないかもしれません。 しばらくの間。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-05 07:39:11
8083文字
会話率:26%