音と信頼でつながった僕と彼女の物語
新妻の要望で、僕の結婚式で久しぶりに再会した彼女と余興演奏をすることになった。
うっすらとしか覚えていない彼女との演奏に、僕は何かを思い出すのだった。
最終更新:2023-04-19 21:45:08
5077文字
会話率:10%
水々しくぷっくりと膨らんだ唇と、青い瞳。
長い睫毛が瞳をより大きく見せ、顔の美しさを際立たせている。うっすらと紅のさした頬が顔全体の色味を引き立て、濡羽色の髪色が風の中で揺れている。
ああ、完璧だーー
最終更新:2023-02-26 23:15:23
2766文字
会話率:4%
夜空に浮かぶ欠けた月の光には
寄り添うようにしてその影がうっすらと見える
キーワード:
最終更新:2023-01-26 07:00:00
258文字
会話率:0%
魔法と科学がうっすらと対立する世界。
魔力値平均のカミラはちょっと器用だったせいで双子の妹と共に不本意なままいろいろと巻き込まれていく。
最終更新:2022-12-06 23:17:26
21733文字
会話率:31%
プロのピアニストを姉に持ち、自分はピアノの道をあきらめてしまった女子高生・蓮見透子は、写真部の一員として、新聞部のインタビューにこたえる生徒会長のクラスメイト・暁真寛の写真撮影を新聞部の先輩から依頼される。
全校生徒の憧れを背負う真寛の写真
を撮ることへのプレッシャーを感じながら一枚一枚丁寧に撮影した透子だったが、そのうちの一枚に奇妙なものが混ざっていた。真寛の背後に、真寛とまったく同じ顔をした少年がうっすらと写り込んでいたのだ。
手ブレにしてははっきりと写りすぎている真寛の影。まさか、心霊写真では――?
あり得ないと思いつつ、プリントアウトして本人に見せてみると、写り込んだ影の正体は本物の幽霊、真寛の生き別れた双子の弟・千寛であることが判明する。
それを教えてくれたのは真寛ではなく、真寛のからだに突如として魂が宿ることになってしまった、死んだはずの弟・千寛だった――。
一枚の心霊写真が引き起こした、摩訶不思議な双子の入れ替わり現象。
真相を追い求める過程で揺れ動く透子と真寛の想い。
美しいピアノの旋律とともに、透子と双子の兄弟のすこしふしぎな青春が交わる、とある春の物語。
※執筆の際に参考にさせていただいた演奏のURLを提示いたします。どれもすばらしい演奏ですので、読者の皆様もぜひ一度聴いてみてください。
(以下、敬称略)
◇フジコ・ヘミング『ラ・カンパネラ』(リスト)
https://www.youtube.com/watch?v=z9gRGa5eXhs
◇辻井伸行『水の戯れ』(ラヴェル)
https://www.youtube.com/watch?v=mFyhcACV02c
◇辻井伸行『ノクターン』(ショパン)
https://www.youtube.com/watch?v=kJMkPdzZvec
◇牛田智大『乙女の祈り』(バタジェフスカ)
https://www.youtube.com/watch?v=mD0A_p2QVrI
◇吉原那月・岡崎清香『くるみ割り人形』(チャイコフスキー)
https://www.youtube.com/watch?v=02q-ckluIvQ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 07:19:41
102705文字
会話率:46%
理工学部応用化学生物科の教授神山裕之が手紙を持って医学部の友人栄田武を訪ねた。手紙を翻訳してほしいと言う。手紙は十五世紀、ワラキア公国の君主ヴラド公の手紙の写しだという。栄田は時間をもらってルーマニア語の手紙を翻訳する。内容はオスマン帝国の
兵士を殺して串刺しにしたことと、その真意が書かれていた。神山はまた別の手紙の写しを持ってくると、翻訳を頼んだ。うっすらと見えてくる神山の意図に、栄田は恐怖を感じ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 17:00:00
23575文字
会話率:25%
古い時代のこと。少女ホダカは次の春に、山向こうの集落へ嫁ぐことが決まり、うっすらとゆううつな気持ちを抱えていた。
母親の墓参のあと、眼が悪く狩りに参加できない少年イソが夜の森へはいろうとするところを見付け、ホダカはそれを追う。
彼がし
ていたのは、集落の今後を左右する大きな仕事だった。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 00:00:00
6993文字
会話率:38%
青い・・・うっすらと見える視界には薄い青で満たされている。その向こうでは何かが動いているように見える。ここはドコなのだろう?
朦朧とする覚醒しきれていない意識の中で、自分が生きている事だけは認識できる。
自分の事がイマイチ思い出しきれない
青年の冒険が今こそ始まろうとしている。
多くのモノに翻弄され、自らの意思とは関係なく紡がれる壮大(?)なストーリー!に、なるかは作者次第。
ぶっちゃけご都合主義という言葉さえ生ぬるい、色々てんこ盛りの謎ファンタジーをお楽しみください。
ぜひ読んでいってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 12:00:00
2914文字
会話率:5%
気が付くと異世界にいた悪霊。
元の世界の記憶はうっすらとしか思い出せない。
しかし、その禍々しく黒いオーラはまさに悪霊の物だった。
創造神から精霊になることを薦められ、精霊見習いとなる。
だが、精霊使いのフィーラを助けたことでいざこざに巻き
込まれ、追われるようにして旅に出る事になるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 17:57:02
41655文字
会話率:39%
これは十年以上前の出来事です。もううっすらとしか覚えてないけれど…
ほぼノンフィクションですので、あんまり怖くない…かも。
初ホラーです。
夏のホラーお題が「ラジオ」だったので思い出しながら書きました。
「ラジオ」以外で良ければあといくつ
かエピソードがありますので、気が向けば書いてみようかなと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-08 18:53:47
2847文字
会話率:40%
俺はゲームの主人公だ。選択肢が見えるしセーブやロードもできる。
高校生の佐藤孝太郎は、そう思い込んでいるタイプの妄想狂だった。いや、そうでも思わないと気が狂いそうになる、だからそうなのだ、でもどうなのかな。妄想狂にしては気合いがいまいちな
男であった。
中学時代にいじめられていた孝太郎は、高校生になった頃、その能力――の妄想――に目覚めた。
この能力で初めての友達を作り、女の子とも付き合いたい。しかしクラスメイトは生身の人間である。ゲームを攻略するようにはいかなかった。
孝太郎には妄想狂の自覚がある。だから、逆に、きちんとした人間になろうと思った。妄想の能力に頼らない、そういう人間になって、友達や女の子と仲良くしたい。
ところで、クラスには鳳凰院香織さんというすごい名前の女子がいる。もちろん美人で金持ちだ。この名字の貧乏人は存在しない。彼女のことが、孝太郎はうっすらと好きだった。
近寄りがたく、クラスメイトからも遠巻きにされている彼女が、ある日、孝太郎と同じ映画研究部に入ってきた。あるのか、ワンチャンが?
しかしバキバキのコミュ障である孝太郎は、なかなか彼女と親しくはなれなかった。それより映画っておもしろいな、父と再婚した人が「子供がお金なんて持たなくていい」と言ってこづかいをくれないから、映画館に行ったことはないけれど。あれ、でも俺、もうアルバイトをできる年なんじゃないか?
これはそんな佐藤孝太郎が、鳳凰院香織を攻略するまでの、高校三年間のストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 18:11:19
203778文字
会話率:52%
女子高生、高梨心美は学校帰りのお使いの途中で不幸な事故に遭い、意識を失った。
次に目を覚ますとそのは病院ではなく、大自然あふれる森の中。
事故で致命傷を負った身体も綺麗に治っており、幽霊になったという訳ではない。
うっすらとよぎり始めた嫌な
予感も、偶然見つけた川に映る己の姿を見て確信に変わる。
コスプレを彷彿とさせる銀髪、左右で異なる色のオッドアイ。
そして何より……額に開眼した三つ目の瞳。
「どうやら私は転生してしまったようですね」
こうして転生してしまった少女の異世界生活は、突如幕を開けるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 21:02:03
212492文字
会話率:29%
タイトルどおり、邪竜ちゃんとご主人さまのお話
新人賞落選作品となります。落選作品ですが、お楽しみいただければ幸いです。よろしくお願い致します
ご注意:
!ハーメルン、カクヨムにも掲載しております
最終更新:2022-03-15 22:00:00
26421文字
会話率:57%
美容師誠瑠は二十歳年下の父子家庭で育った祐子と付き合い始める。もとは近所に住む三歳年上の源蔵と同性愛で、源蔵は誠瑠と祐子を引き裂こうとする。実は源蔵は祐子の母親とはもと恋人同士で、祐子の母親の浮気が原因で殺害していた。祐子はうっすらと覚えて
いた。源蔵は祐子に青酸カリを細工した缶コーヒーを持たせるが、祐子はコーヒーが苦手で飲まなかった。誠瑠は祐子を追いコーヒーを受け取り、源蔵に飲ませる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 14:14:55
3420文字
会話率:65%
前回作品 火焔と同時に作ったパラレルワールドのお話です。全く別物なのでそちらを読まなくても大丈夫です。
現代東京。
身体能力の異常を感じているが特に気にしていない様子の亜助。
地震により祖父と祖母を亡くした。
現場で亜助に声をかけたの
は警察でも救急隊でもなく人間の領域を超えている異様なオーラを放つ男だった。家族を失った亜助は男の指示通り車へ乗った。その日から人には見えない妖怪が亜助には見えるようになる。
男の正体は分からないが亜助は何故か懐かしい気持ちになった。
連れて行かれた先は妖怪討伐専門の組織だった。
一般の人々には知らされていないが、妖怪は存在し、国は混乱を起こさないようその事実を国民には隠していた。
それらの事件や事故を解決していくのがこの組織の仕事である。亜助が特別だと思っていた身体能力は組織の中では足元にも及ばないほどの小さな能力でしかなかった。
この世界はたくさんのパラレルワールドでできていることを、知らされる亜助。
始めて会った気のしない仲間や敵。
世の中の全ては輪廻転生や何かしらの縁で繋がっていることを実感する。そしてその全ての世界に絶対の平和はないことへ絶望する。亜助の今生きている世界は妖怪の蠢く世界。神様と共に生きた世界の記憶をうっすらと残し、大切な人の為に能力を伸ばして敵と立ち向かっていく。
妖怪を根絶させ世の中から妖怪による殺戮を無くすことができるかーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-08 02:10:09
175754文字
会話率:50%
第二次世界大戦勃発寸前の1939年にドイツの調査船が南極へ出発した。
そこで発見した「モノ」に驚いた上層部は計画にはなかった増援を送り、計画は大きく変化した。
時は流れ、東西から攻め立てられるドイツ本国から数隻のUボートや飛行物体が出
発した。
さらには連合国が探し回っているUボートや要人、技術も消えた。
占領した司令部には焼却された資料・報告書が散らばっていた。
そのなかの書類にはうっすらと計画名が判別できた。
Unternehmen Seeleopard 【ヒョウアザラシ作戦】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 19:06:11
23301文字
会話率:14%
12月のとある土曜日の夜。
雪にうっすらと包まれた街の片隅にある、ストリートピアノの前で起こった物語です。
最終更新:2022-01-04 00:19:13
2628文字
会話率:15%
これは作者である僕が見た夢の物語。夢をみてうっすらと考えていた。
かのこという女がいた。彼女はずっと前の昔に生きていたはずだった。大きな海に大きな船が現れ、自分が小舟に乗るまでは……。
かのこの話。かのこにとっては日常で、他の人からしたらち
ょっとしたホラーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-21 13:57:15
1902文字
会話率:28%
「僕と……結婚して下さい!」
「……はい、喜んで」
うっすらと涙を浮かべて微笑むユキの返事を聞いて、僕は思わず喜びのあまり叫び出しそうになりました。夜景が見渡せるお気に入りのレストランで交際三年目の記念日にディナーとなれば、彼女も薄々
気付いていたのかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 19:02:33
1731文字
会話率:52%
高校の同級生で友人の真瀬(ませ)と陣場(じんば)。二人を中心とした、うっすらとしたなんとなくミステリーな日常。人が殺される予定も専門知識もいらない、そんなおはなしです。
1エピソードは前後編で構成する予定。2~5分間ミステリーに憧れて
書いた小説。謎が思いついたら更新。お暇つぶしにどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 00:00:00
6845文字
会話率:45%