理工学部応用化学生物科の教授神山裕之が手紙を持って医学部の友人栄田武を訪ねた。手紙を翻訳してほしいと言う。手紙は十五世紀、ワラキア公国の君主ヴラド公の手紙の写しだという。栄田は時間をもらってルーマニア語の手紙を翻訳する。内容はオスマン帝国の
兵士を殺して串刺しにしたことと、その真意が書かれていた。神山はまた別の手紙の写しを持ってくると、翻訳を頼んだ。うっすらと見えてくる神山の意図に、栄田は恐怖を感じ始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 17:00:00
23575文字
会話率:25%
近代からパラレルした世界で行われる戦闘。
そこで戦う新しい兵士の姿とは。
イェニチェリ(新しい兵士)シリーズ1
イベント第5回「かきあげ」参加作品に、少し手を入れました。
最終更新:2016-10-10 14:37:29
3262文字
会話率:39%