「ほら、存分に手を出していいのよ! さぁ!」
「妹より年下に、手を出す趣味はないんですが……」
ため息も出ない騎士の青年トキの上には、フリルが可憐なネグリジェを来た王女殿下。自宅どころか風呂にすらついてくる彼女は、どこの誰が見ても限りなく
立派なストーカーだった。
策略と愛が実ってめでたく結婚。
しかしアナスタシアからは、笑みがだんだん消えていき……。
「ってことでシルス、わたしと浮気しなさい」
ある日、そんなことを夫の弟に言った。
暴走気味のお姫様と、彼女に見初められた騎士のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-30 17:25:21
8593文字
会話率:23%
ある王国の公爵家。末の姫には秘密があった。 それをひたすらに隠しながらも、普通に平凡に生きていこうとする少女と、その少女を平凡から引っ張り出し、追いかけ、囲い込もうとする男の攻防戦。
最終更新:2012-09-11 15:08:56
25826文字
会話率:28%
ミュシアとセンルとシンクノアの一行は、ミッテルレガント王国で起きている流行り病<蝕>を鎮めるために、王都の近くにある町、ナザレンを目指すということになった。
エシュタリオン街道を最短距離で駆け抜けたとしても、ナザレンという場所は遠かった
のだが――その旅の途中、ミュシアはある人物と嬉しい再会を果たすことになる。
自分の祈っていたことは、確かに神に聞き届けられていたと知り、新たな思いでミッテルレガントへ向かうミュシアだったが、ナザレン施療院という場所では、彼女が想像していた以上に劣悪な環境の中、人々は進行した<蝕>という病いのため、悶え苦しんでいたのだった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-21 11:34:19
129253文字
会話率:41%
大神官エルヤサフの口より、第四の巫女であったミュシアが姫巫女として生きていると聞かされ、彼女の存在に一縷の希望を見出す神官のルーク。一方、そのルークの名を騙りつつ、王都カーディルへ辿り着いたミュシアは、センルやシンクノアとともに王立図書館
へ向かう。センルはカルディナル王国のブリンク、エリメレクとともに禁術許可の許しを<円卓の魔導士>から得るなど、姫巫女であるミュシアのために影で動くが、<聖竜の盾>の継承者が横槍を入れてきたことにより、彼の計画には若干の狂いが生じてしまう……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-14 02:08:33
93888文字
会話率:44%
今から約七年前、突如飛空艇に攫われたアイリを探すシンクノアだったが、彼女は実は<地の崖て国>(パラドキア)という場所へ連れてこられていた。王に次ぐ地位にあるといっていい竜騎士のファルークに求められるアイリだったが、彼女は今も幼馴染みである
シンクノアのことを想っていた……。一方、そのような到底自分の手が届かぬ場所にアイリがいると知らないシンクノアは、ルークやセンルといった仲間とともに旅を続けるのだったが、彼はいつか彼女に会うことが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-21 04:14:13
105221文字
会話率:37%
竜王堂学園。そこは選ばれた者のみが通う学び舎。そこに一人の少女が転入して来た。少年・神埼秋人はその少女・鳥海照の秘密を知ってしまう。それは……
「スポーツ万能引きこもりってどういうことだよ……」
才能の豊かな少年少女らが織り成す、ど
こかおかしく、それでも普通な学園生活―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-06 13:37:57
37718文字
会話率:25%
――――お城の外には何があるの?
お城の外に出たことのない、とある国のお姫様が脈絡なく綴る日記帳。
彼女にとってなんでもない日常。
私たちにとって絶対にありえない非日常。
回想型ほのぼのファンタジーの世界。
その断片を覗いてみま
せんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 20:00:00
18324文字
会話率:2%
■幽閉されていた王宮を抜け出し、北へ行きたいと望む姫君が見つけたのは、古代文明都市の遺産と言われる幽霊船だった―――。
■元王国騎士のコソ泥女、呪われた力を持つ姫君に、冥府の海賊団。個性豊かなメンバーが繰り広げる、海洋冒険ファンタジー。
※
こちらは本サイトの名前変換無しバージョンになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-25 11:31:47
157468文字
会話率:32%
自覚のない魔女カーミラは、王を志す第二王女を守るため騎士を目指すことになる。魔女とは代償を支払うことでマギ(魔女の魔術)を習得することができる者であり、支払う代償はその者にとって大切な何か。そしてマギは普通の魔法では到底起こりえないような奇
跡をも可能とする。古より転生を繰り返してきたカーミラは、その魂に無数のマギが刻み込まれていた。しかし本人には転生前の記憶はなく、そんな力があるなんてことも分からず、巨大な大剣を振り回して悪鬼羅刹の如く魔物と戦い続けてきた結果、いつしかリセの竜殺しと呼ばれるほどの凄腕の傭兵となっていた。しかし戦う以外は文字も読めないし、自分で着替えもできないし、本当になんにもできない。そして狭かった少女の世界が広がりを見せることで徐々にヤンデレが加速していく。そう、全ては愛する妹のために。これはそんな少女たちを中心に描いた剣と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 17:43:16
73432文字
会話率:49%
青の竜騎士セレスティスと夢見る少女ミルミラのちょっと切ない恋話。 「私は王子様と結婚して、お姫様になる予定なの! あんたなんか旦那様にしてあげないもんっ!!」 「……お、王子様!?」
ドリーマーな恋人に翻弄される当代最強・だけど性格最悪とお
城で評判の竜騎士セレスティス。果たして彼は愛しい人の<王子様>になれるのか!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-20 16:42:18
92656文字
会話率:27%
ドワーフ国の若い王子様が人間族のとてもとても美しいお姫様に恋をした……「ドワーフの恋」他、「不死王からの誘い」「エルフの疑惑」「人馬の問いかけ」「人狼の牙」「海人の驕り」「大妖精の一度」「竜の咆哮」「有翼人の夢」「小鬼の王冠」の十篇。大人に
なった少年少女向け童話。冬の童話祭2012参加作品。 (※)スピンオフ作品追加あり。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-13 00:05:46
34461文字
会話率:32%
神の子も人に混ざり、恐ろしき魔物の存在も吟遊詩人が歌うばかりとなった時代、大陸の西の果ての物語。
王位を降りた姫騎士が引き受けたのは、辺境の竜退治。
騎士リーナルは、純朴な従騎士・風来坊の傭兵を供に、『血まみれの三日月』討伐に向かう。
吟遊
詩人の歌に込められた秘密――それは20年前に遡る、王国の暗い秘密であった。
『血まみれの三日月』と呼ばれた辺境部族の制圧。そこから生じる不穏な影――後継者争いの起こる王都へ、リーナルは凱旋する。
「悔やむ事は……この先も、きっとたくさんあると思う。それでも、進む事を非としないわ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-05 14:29:00
25038文字
会話率:48%
架空世界イディンでの物語
長編の本編「ラスタバン王の給仕」の番外編。ラスタバン王国第二王女エリダナ・チェローミア姫を巡るイディンの四季。
●番外編1「エリダナ・チェローミア姫の陰謀」
長い長い名前に悩む姫が、日ごろ恨み重なる給仕長を謀殺
せんと画策。さて、その顛末は?
ハロウィンがない世界で、「カボチャ、『悪戯かお菓子』、狼男」での三題噺。
●番外編2「ヤマネの夢」
イディンの年の瀬。王宮裏の林で姫が拾ったのは果たして何か?
歳末助け合いの話。
●番外編3「新年拝」
イディンでも歳替わりは重要な節目。欠く事の出来ない行事「新年拝」に思わぬ障害が。
年初め、来福のおめでたい話。
(初出:2010/10GREEサイト内コミュ電メ名義より転載・2011/10エブリスタ・ヒラK名同)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-19 17:01:24
45450文字
会話率:34%
エメラリーフ姫の双子の弟エリーは、姫とうりふたつの可愛らしい王子だ。
しかし王子の存在は、一部の者しか知らない。エリー王子は城の奥にある部屋で、ひっそりと姫の影武者としての教育を受けていた。
そんなある日、姫が何者かによってさらわれてしまう
。
エリーは一大決心をして、教育係のルビアとともに、姫を探す旅に出る――。
純粋なファンタジー系の物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-07 20:22:43
114764文字
会話率:27%
俺のパーティーはぶっちゃけ、問題児しかいねぇ。変態一名、盗賊一名、自称僧侶一名、魔導書一名、そして常識人の俺。ただでさえ毎日問題ばかりなのに、サディストな姫まで加わっちまった。魔王退治なんてリスクしかねぇだろ! 誰か俺に拒否権をくれ! 俺一
人でツッコミしきれンのか、これ……。 ※変態が変態でごめんなさい。 [R15]←変態のせいで付いたタグ ※完結済み※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-19 17:44:12
36473文字
会話率:38%
自由にならない城の中で、黒騎士が迎えに来るのを夢見る、王女フリーシャ。
ある日、大好きな異母姉のマーシアが魔王にさらわれた。このままではマーシアは魔王の花嫁にされてしまう。身も心も魔物に変わって「氷の花嫁」となる。
フリーシャはマーシア
を助けるために旅に出た。
フリーシャはマーシアを助けられるのか?! そして黒騎士に出会うことは出来るのか?!
陰謀も思惑も交差しない、壮大でもなければ緻密でもない、内容もスタンスもとても軽いファンタジー。
「待ってるわ、私の黒騎士……」
フリーシャはその面影を胸に抱いて眠りにつく。
「姉様は私が助ける!」
私の強大な魔力は、きっとこの時のために授けられた。
フリーシャは一人旅立つ。大切なマーシアを氷の花嫁にしてしまわないために。期限は二日。躊躇う時間はなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-07 12:52:30
99657文字
会話率:26%
『王子様の恋』話中に登場する娘アンジェリン。
彼女は彼女なりの複雑な心境を抱えていた。
娘から見た二人の恋。
本編進行に合わせて不定期更新。
最終更新:2011-06-30 22:29:00
10467文字
会話率:30%
時は流れて竜は成長を果たす
国を超え時代を超えて受け継がれる物語が今始まる・・
されど、それは悲劇の物語・・・
憎んでいたから・・・愛してしまった・・
運命に翻弄された姫が竜に嫁ぎ、運命が動き出す
シリアスだけど甘い感じの物語を目指し
ていきます!!
本編「王の竜玉」の未来編となります。
本編読んだ後の方がご理解いただけるところが多いと思いますので、ぜひとも本編を先にお読みください。
更新停滞中。本編の目処がつき次第更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-28 13:03:23
12485文字
会話率:67%
ブリタニア王国のロザリア騎士団に所属する主人公、ヴィクトル・ノーティスはその副団長を務めている。
そんな彼には夢があった。
『ライオンハート』
それは騎士最高の栄誉とされる称号。未だその称号へと至った者が1人しかいない、幼き頃より夢見し栄光
をいつかこの手に掴むと誓う。
そんなある日、ブリタニア王国の姫様から勅命を受けることに……。
その派遣先はなんと、あの黒竜ファフニールのいる大陸だった――。
※同シリーズである「小さな魔女とファフニール」の1年ほど後の話になりますので、まだお読みでない方はそちらからお読み頂けるとよろしいかと思います。
◇オムニバス短編集ジョブ・ストーリーの3作目です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-18 22:06:24
77382文字
会話率:41%
時は群雄割拠の戦国時代。
大小様々な国が起こり、そして滅亡していく弱肉強食の乱世。
その中で緑豊かな大地と雄大な川をもつ大陸屈指の強国、『皇』に一人の女児が誕生した。
彼女は王族の家に生まれ、家族の愛を一身に受け、何不自由ない生活を送ってい
た。
しかし、彼女は選ばざるを得なかった。
戦わざるを得なかった。
生きるために。
守るために。
仇を討つために。
そして
蒼き竜が刻まれしとき、彼女に受け継がれた太古の血が目覚め、残酷な運命の歯車がまわりだす。
導きの声とともに。
一応中華風恋愛ファンタジーです。中華風なので、ちょっとおかしいところもあるかもしれませんが、ご了承ください。
恋と友情、家族愛を描こうと思っています。
そして、幼き恋、一途な恋、片恋、失った恋、叶わぬ恋、見守る恋、忘れられない恋、独りよがりな恋などいろいろな恋の形が物語の軸となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-01 16:59:53
30707文字
会話率:56%
嫌われ者のドラゴンと、「ふふふ、どうせ私なんて」が口癖の根暗お姫様のお話です。※「pixiv」にも同じものを投稿させて頂いてます。
最終更新:2011-03-27 19:56:10
5038文字
会話率:30%
地上世界とは異なる、もうひとつの天上世界。竜によって統治される雲海に浮かぶその国では、竜王の渡りの季に備え、次代を担う竜王の娘“織女”の選定が始まっていた――。
最終更新:2010-12-27 21:46:16
102832文字
会話率:57%