――死者のレシピをカフェで出す、うちの神様はうまく泣けない。
稲葉和(いなば のどか)、20代半ば。民俗学系ライター兼編集の契約社員。
子供の頃から他人には見えない小さな神々や死者の気配を感じることができた彼女は、初めて自身の企画が通っ
た「神社巡り」の仕事に取り組んでいた。
しかし上司の異動を機に、取材先の綾白神社の事故は神の祟りだ、という記事のでっち上げを強要されるなどの、パワハラとセクハラに追い詰められていく。
そんな時、同じ力を持ち唯一の理解者だった祖母が生前、「困ったときに行くように」語っていた店の存在を思い出す。
そこは「一見さん歓迎、二見さん大歓迎」――黄昏時から深夜だけ開店する和カフェ「夜見」。
現世と常世の境にあり、常世に紛れ込もうとする人々に、失われた「死者のレシピ」を渡す場所。
営むのは黒髪の美青年――早瀬と名乗る消えゆく川の神と、彼の眷属の茜と澄の二人。
祖母のレシピを食べて勇気づけられた和は、男性客・斉藤の苦境を知り、死に別れた母親の「ちらし寿司」の再現を手伝いたいと思う。
ヒントとなる、常世の死者からの文は、熊笹の枝に付いた『かささぎの渡せる橋』、百人一首にも収められた和歌の初めだけだった。
和は早瀬と共に、和歌と伝承文学の知識を生かして、斉藤が母親から語られた七夕伝説の類型から、彼の母親のルーツとなる地域とレシピを探ろうとする。
一方で、早瀬が常世に毎日手紙を送り、「殺してしまった」友人からの返事を待ち続けていたことを知り……。
この話はPixiv、カクヨムにも掲載しています。
※描写その他、調整中です。また今後続編を掲載する可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 09:12:53
28290文字
会話率:45%
学校帰りの寄り道だ。商店街へ向かった梶野 光太郎は、そこで街角にある駄菓子屋のガチャを引く。見事不思議なチケット「太陽系リゾート地。宇宙ホテル(宇宙ステーション・ミルキーウェイ)」の当たりがでた。
世界各地では、いつの間にかオーロラが見え
るという怪奇現象が起きていた。
不吉な前兆を前に、光太郎たちは宇宙ステーション・ミルキーウェイへ宿泊するが……それは大戦開幕へのほんの一時の安らぎだった。。
改稿作業中汗 時々加筆修正します汗 すみません汗
お暇潰し程度にお読みくださいませ!
しちせき 14.4光年の軌跡は序盤だけ学園戦記 ネビュラ・ブルータルに酷似しております。本当にすみません。学園戦記 ネビュラ・ブルータルはだいぶ後になって、この物語の続編になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 13:32:42
4874文字
会話率:46%
星も恋をする。
『七夕伝説。恋愛にかまけて仕事をしなくなった彼らが悪いのに、どうして私たちの代まで……。』
クールで皮肉屋なセイナとお人好しで優柔不断なソラ。彼らは年に一度しか出会うことが許されない。しかし、別にソラのことが好きではなかっ
たセイナは、この関係に満足していたのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 08:14:52
4392文字
会話率:33%
織姫と彦星の七夕伝説は現代にも受け継がれていた!
七月七日に繰り広げられる二人のミッションとは?
この作品は『monogatary.com(モノガタリードットコム)』にも掲載しています。
最終更新:2021-09-02 19:31:44
5994文字
会話率:26%
裕福な織物商のひとり娘であるわたしは、父のもとで働く青年を婿に迎えることになる。
父の屋敷で夫の帰りを待ち、父の仕入れた織物に刺繡をする、結婚してもそんな日々がずっと続くと思っていた。
(Twitter@y_quitecontraryからの
転載です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 22:09:26
5768文字
会話率:40%
もうすぐ主人の織姫様が待ち望む、年に一度の七夕がやってくる。
舞い上がっている主人とは正反対にボクの気持ちはくすぶっていた。
そんなある日、青天の霹靂がボクに直撃し―
じゃない、流れ星が直撃してしまった。
気が付くと、ボクはボクではない、人
の姿になっていて…―
※この作品はhttps://estar.jp/novels/25676610にも掲載しています。
加筆修正しながら連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-27 00:12:41
7992文字
会話率:49%
伝説とは事実とはかけ離れていくもの。七夕のあのお話は本当はこうだったかもしれません。
「色恋にかまけて仕事さぼる男とか無いですよね」
最終更新:2020-07-11 00:28:37
1846文字
会話率:42%
「年に一度しか会えない夫婦ってのもどうかしらね」
七夕に彼と天体観測することになった星子。
望遠鏡もない、車から星を眺めるだけ。話題は織姫と彦星の七夕伝説にまで及び……?
最終更新:2018-07-07 00:15:31
2320文字
会話率:36%
七夕伝説。
もしかしたらこんな結末もあったのかもしれない。
最終更新:2017-07-06 21:09:15
1970文字
会話率:32%
七夕伝説。此は今も受け継がれている、とても有名な伝説だ。だがこのお話はハッピーエンドではない。バッドエンドだ。ではハッピーエンドとは何なのか。回避方法は何なのか。七夕伝説の意外な真実が明らかになる!
最終更新:2017-02-15 00:35:23
393文字
会話率:0%
七夕伝説にちなんだ恋愛?短編小説です。
地元の小さな七夕まつり。それを楽しむ男の子と楽しめない女の子のお話です。
最終更新:2016-07-08 00:23:09
4531文字
会話率:10%
年に一度、織姫と彦星が会うことの許される七夕――
その頃、地上世界では、『GALAXY WAY』と題された天体観測会が行われていた。
最終更新:2016-07-07 21:13:45
2002文字
会話率:32%
全然ロマンティックじゃない現代の七夕伝説。
キーワード:
最終更新:2015-03-18 18:10:32
2656文字
会話率:3%
日本人なら誰もが知っている七夕の織姫と彦星の話。
実際の話とは少しズレた、新しい七夕伝説の物語
最終更新:2014-11-06 22:47:41
466文字
会話率:30%
ファンタジーな御話 何かが違いすぎる七夕な伝説
森に住む魔法使いの弟子ワン子たちが語る七夕伝説とは・・?
※ピクシブ等にも掲載してます 重複投稿
関連作品あります^^;
白銀のケンタウロス
ワン子の冬の出来事
湖畔の月の城
解放の刻
遥か
なるうん〇作戦
などなど・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-05 12:38:25
782文字
会話率:57%
山で独り暮らす若者日生(にっせい)は、ある日、虹色に輝く衣を偶然見つけ……。
「羽衣天女」伝説の翻案です。
*劇中の歌詞は全て中国歌謡「在那遥遠的地方」の意訳です。
*花ゆきさんとナツさん主催の「童話パロ企画」の参加作品です。
*他サイ
トとの重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-19 09:51:36
14933文字
会話率:38%
今から約800年後の未来
今と変わらず、世界中に七夕伝説は残り、その七夕による物語は広がっていく
日本に残された七夕の伝統を思い出のひとつとしている人間もいるということだ
最終更新:2014-07-10 18:15:30
2270文字
会話率:28%
こちらと黄泉と、住む世界が別たれた兄イザナミと義姉イザナミ。私、菊理は妻に会いたいと駄々をこねる兄に、ひとつの提案をしてやった。創作日本神話で七夕伝説に絡めたお話です。登場神:イザナギ、イザナミ、菊理姫
最終更新:2013-07-07 16:05:26
2708文字
会話率:49%
星は今も届くと信じていた。
あの天に、あの、広大な天に………。
自分がどれだけ小さくても、輝き続ければ
必ず届くと……………………。
最終更新:2013-02-19 00:12:52
40618文字
会話率:47%
天は天なんかいらなかった、なりたくなかった。
ただ、小さいながらも懸命に輝くあの星になりたかった。
だから、あの星に願う。
わたしも、あなたのように輝く星になりたいと……。
あなたと一緒にいたいと……。
最終更新:2009-12-10 19:49:59
2245文字
会話率:25%
地上世界とは異なる、もうひとつの天上世界。竜によって統治される雲海に浮かぶその国では、竜王の渡りの季に備え、次代を担う竜王の娘“織女”の選定が始まっていた――。
最終更新:2010-12-27 21:46:16
102832文字
会話率:57%