アーデル伯爵家の令嬢イリスは幼いころに『目が合った相手の心が読める』異能に目覚めた。それはイリスの意思と関係なく本音が頭の中に流れてくるもので、イリスはいつからかあまり人の目を見なくなっていった。
そんなイリスも成人を迎え、建前の渦巻く社
交界へと足を踏み入れることになった。
口にする建前と本音の差異に疲れたイリスは壁の華となって休んでいると、ふと多くの令嬢から視線を向けられている人物がいることに気がついた。
その視線の交点を見れば、そこにいたのは白銀の髪を持つ儚げな美貌の美青年。
そんな彼を憧れの目で見つめていた令嬢の一人が彼にアプローチをかけるも冷たい態度で表情も動かさずに撃退されてしまった。
そんな彼──テオを見て人は彼のことを「氷の騎士様」と呼んでいた。
誰もがテオのことを不機嫌で氷のように冷たい男だと評したがただ一人、心の読めるイリスだけがテオの本性に気がついていた。
テオが……ただ無表情で口下手、不器用な青年だ──ということに。
そんなテオにイリスが興味本位で近づいて声をかけたことがキッカケで二人の関係は急速に縮まっていくことになるのだが──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-02 11:30:20
11223文字
会話率:24%
2005年7月21日、北九州市。古閑万里(こが・ばんり)は高校一年生のときの教育実習生、辰宮央司(たつみや・ようじ)にたまたま出会い、彼の実家である辰宮八幡宮へと卒論資料を持っていくことに。幼いころ辰宮八幡宮の近くに住んでいた万里だったが、
両親の離婚により引っ越し、久々に訪れた神社で不思議な体験が待っているのだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-01 10:20:09
46274文字
会話率:56%
人間は、皆等しく一人で生きていくことはできない。周りと協力して、時には利用して利用されて、自分がのし上がろうと必死に世界にしがみついているのだ。そして人の身ではどうしても達成不可能なことに直面した者は、何かに祈り、縋る。
祈った結果助けら
れた人はそれを信じ、狂ったかのように浸透する。
――それは天。常に秩序の名のもとに自身を絶対正義と断定して敵対者、天を信じない者に裁きを下す酔狂者。天の奇跡や復活と誑し込み戦うための力を与え、命さえ捧げさせようとする詐欺集団。
――それは魔。自身の知恵を巧みに操り現実に無限の可能性を見出し、目的のためなら多少の犠牲など厭わない精神病質者。甘い誘惑で信者を増やし、真実を秘匿して自分以外の人間をただの道具としか思わない、行き過ぎた合理的至上主義の集団。
生きていく上で天と魔どちらかを信仰しないと言われたらどうするだろうか。
天を虚偽まがいの茶番だと一蹴し、魔を非人道的だと否定するだろうか。
しかし、それは幼いころから広い視野で物事を見て来たから言えることだろう。
この二つしか選択肢がなく、生まれてからずっと天だの魔だの言われ、信仰を押しつけられた人間はそのような思考は持ち合わせているだろうか。
否だ。二つしか選択肢がないものにとって自分が信じたのが正で、それに対するものが悪なのだから。
――これは天か魔。自分の信じるもののためならば命すら投げ捨てる、信仰と言う概念に汚染された人間たちの物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-29 20:18:54
289175文字
会話率:47%
大切な人との再会は「先生と生徒!?」 でも、この想いを諦めたくないの!
2年5組の生徒:松本花菜(17歳 高校2年生)
2年5組の担任:長谷川啓太(23歳 教師歴1年目)
幼いころから、様々な悩みを抱えながら過ごしてきた花菜。
それは幼い頃に父との離別を経験した家庭環境だったり、小学校の最後に作ってしまった体の古傷であったり。
学校外の時間を一人で過ごすことになった彼女の唯一、かつ絶対的な味方でいてくれたのが、近所に住む啓太お兄ちゃんだった。
しかし年の離れた二人の関係では仕方ないとはいえ、啓太の大学進学や環境変化とともに、その時間は終わりを迎えてしまう。
ふさぎ込む花菜を前に、啓太は最後に「必ず迎えに来る」という言葉を残して街を離れた。
言葉を受け取った花菜は、自分を泣かせないための慰めだったという諦めも入りつつ、一方で微かな希望として心の中で温め続けていた。
数年の時を経て二人が再び顔を合わせたものの、もはや運命の意地悪とでもいうべき「担任教師と生徒」という関係。
最初は様子伺いだったけれど、往時の気持ちが変わっていないことを再確認してからは、「一人じゃない」と嬉しいこと・辛いことも乗り越えていく二人には少しずつ背中を押してくれる味方も増えていく。
再会した当初は「おとなしい終末的運命キャラ」になっていた花菜も次第に自信を取り戻し、新米教師の啓太も花菜のサポートを裏で受けつつ堂々と教壇に立ち続けた。
そんな互いを支えあった二人の前に開けた世界は……。
たった一つだけの約束を胸に、嬉しいときは一緒に喜び、悲しいときは支えあって走り抜けた二人の純愛物語です。
(以前から頂いておりましたありがたい感想・お言葉は、全て以前と同じページに収まるように編集してあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:00:00
243047文字
会話率:46%
《第一章完結》
得た職業(ジョブ)によってできることが異なる世界。
成人の儀によって全ステータス1で動くこともままならないハズレ職業(ジョブ)、【すっぴん】を与えられた20歳のフィルナ。
女神の加護を授かったこともあり諦めずに努力
を続け、遂に【すっぴん】の能力を開花させ始める。
トンデモ加護のおかげで動ける【すっぴん】となっていろんなスキルを身につけ、住んでいた街の危機を救うと、幼いころ故郷の村を襲ったスタンピードから自分を助けてくれた憧れのSランクパーティ『夕暮れの空』を目指して旅に出る!
Sランクパーティを目指したいのに【すっぴん】だから誰もパーティを組んでくれないけど、「ならその役割を自分でこなせばいいじゃない!」の精神で結局ソロのまま周りに認めさせていく!
あれ? 実は【すっぴん】ってハズレじゃない!?
ニキビだらけの顔を隠すためにコボルトの被り物を被ったフィルナは冒険者としての一歩を今、踏み出す。
同じ内容のものをノベルアップ+様にも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 12:15:34
492913文字
会話率:61%
それは僕らが幼いころに作った、つたない歌なんだ。(※重複投稿しています)
最終更新:2021-06-08 01:00:00
228文字
会話率:46%
幼いころに屠殺現場を目の当たりにした主人公は、それ以来、肉を口にできないベジタリアンになってしまう。だが、それだけでは済まなかったらしい。主人公はネット上で妙な噂を見つける。ある条件を満たすと、特定の時間にその者に原因不明の突然死が訪れると
いうのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 10:31:19
11779文字
会話率:64%
ある日の出会いとその記憶。
幼いころに出会った宮川るいと水瀬蓮。
これは二人の物語。
一人と二人の物語。
最終更新:2021-05-07 21:00:00
13220文字
会話率:21%
植物好きの僕は自分より植物に詳しいやつがいるのが不服だった。
さすがのあいつも現物を見ることまではしないだろう。
そう思い幼いころ見たヒガンバナの群生地に向かう。
しかし特別心を動かされることもなかった。
すぐに帰るのも惜しいので近くにあっ
たうどん屋に入った。
そこの店主は「ヒガンバナが好き」といいお前も好きかという質問に言葉を濁してしまう。
「ほんとに好きか?」と問い詰められ、自分が本当に植物が好きなのか分からなくなった。
いろいろ考えながら歩いた帰り道。
再びヒガンバナを見た時の感情は…
花を見に行きうどんを食べる。ただそれだけの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 00:00:00
2290文字
会話率:37%
冷酷な皇帝アレクセイは、幼いころ魔獣がいる森に捨てられた。
そこでバケモノのような人間の女に拾われる。女はアレクセイを世話し、育て、互いに幸せな日々を過ごした。
しかし三年後、アレクセイが皇子として連れ戻される際に、女は騎士たちによって殺さ
れてしまう。
絶望のまま成長し、その後戦いに明け暮れた皇子は皇帝の座を得る。
一方、バケモノと呼ばれていた女は生まれ変わり、公爵令嬢として皇帝と出会う。
アルファポリスさんにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-01 00:00:00
78521文字
会話率:40%
簡単なあらすじ:チートスキル持ち追放者に仕事を奪われた王家専属治癒師が、兄とともに国を捨て旅に出るお話。
詳細なあらすじ:ニルソンは王家専属治癒師から外された。理由は有名な冒険者パーティを追放されたユウスケと名乗る男が新たな治癒師となる
からだ。
ジャックは幼いころ治癒魔法に目覚め、教会で暮らしていた。両親から引き離されたうえ、彼らはジャックを神の子としてあがめるようになってしまった。そんな生活の中、唯一普通に接していた兄との文通がジャックの楽しみだった。
ジャックが16歳になり王家専属になって数か月がたったころ、同じ年の青年ユウスケが教会に入ってきた。ユウスケは治癒能力が覚醒し、死者以外のすべての傷を癒せるようになっている国でも唯一の能力持ちだった。最初は、ジャックも彼の能力を認めていたが、ユウスケはずっと自分なんか役に立たないと思いこんでおりだと繰り返し話をしていた。ジャックは、そんなことはないと彼に何度も言うが、ユウスケは全く聞く耳を持たない。
そんな中、ジャックは王家専属治癒師を外され、通常の教会で仕事をしていた。だが、ユウスケの奇跡のような能力を見た民たちが、ユウスケがいないことに不満を持つようになった。なんとか抑えようとしていたが、ジャックは司祭からユウスケを陥れようとしていたと疑いをかけられる。
そんなことをしていないと否定したが、肝心のユウスケが何も言わない。ジャックは、その場で教会から破門されてしまった。
実家に戻ったが、両親からユウスケをいじめたことを言われ否定も届かず実家からも追い出される。
どうしようもなくなり町をさまよっていたところ、兄に保護される。
兄にすべてを打ち明けると、兄も同じような被害にあっていたという。そして兄は言った。世界を見に行かないか?誘われた。
ジャックは幼いころから教会で生活していたからか、外の世界を知らない。ジャックの判断は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 21:45:40
10272文字
会話率:50%
誰にでも幼いころに怒られた経験というものはあるものです。でも、今思い返してみるとそれを語る人々はキレイなのでしょうか。別にキレイでなければならないなんてことは言いませんが。
最終更新:2021-04-22 00:38:20
1427文字
会話率:67%
☆★☆★☆書籍化しました!☆★☆★☆
レーベル:ファミ通文庫様
イラスト:成瀬ちさと様
好評発売中!
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レント・ファーラントは幼いころ実家の書庫で魔法の書物を発見した。
先祖である伝説の大魔法使いが残したその本
には魔法にまつわるあらゆることが記されていた。レントはその本を読んで魔法の訓練を続け、あらゆる魔法を使いこなせるようになった。
やがて成長したレントは王都にある魔法学園にやってくる。入学試験を受けるレントだが、魔力測定で出た数値は、
「魔力ゼロ」
わけがわからないまま、最低のCクラスへ入学させられるレント。そこにいたのは落ちこぼれの生徒たちだった。
名門の騎士の家の出ながら、試験官に反抗的な態度をとったためCクラスに落とされたサラ。
商家の出で、伝手のため貴族の夫を探すよう言われ無理やり入学させられたディーネ。
孤児院出身で文字が読めず、術式を書けないムーノ。
そんな彼らと授業を受けているうち、魔法学園の校長がレントの才能に気づく。
「お前が魔力ゼロとされたのは測定器の能力不足。お前の魔力は現代魔法では測りきれん。お前が扱っているのは失われた古代魔法じゃ」
究極の古代魔法の使い手ながら最低のCクラスに落とされてしまったレントは、クラスメイトたちの魔法を育てることにする。
現代魔法の基準では落ちこぼれと言われるクラスメイトたちは、レントから見ればいくらでも成長の余地があった。
クラスの仲間みんなでAクラスへ行くために、レントは奮闘を始める。
※08/08にタイトルを『魔力ゼロって言われたけど俺、究極の古代魔法を使えます 〜Cクラスの生徒を最強に育てて学園無双する〜』から変更しました。
※08/12にタイトルを『魔力ゼロ扱いで最低クラスに落とされたけど、実は最強の古代魔法使いです 〜クラスメイトを育てて魔法学園で無双します〜』から変更しました。
※08/17にタイトルを『え、みんな古代魔法使えないの!!??? ~魔力無しと判定された没落貴族、古の魔術で無双する~』から変更しました。
※09/10にタイトルを『古代魔法強すぎ! 最強魔法の使い手だけど魔力ゼロと勘違いされたので、実力を隠してのんびり学園生活を満喫します』から変更しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 23:00:00
277756文字
会話率:45%
ジョンとリアムは三つ子のうちの二人だ。幼いころに分かたれたもう一人の兄弟を探す旅に出ることにした。それは主様と呼ばれる飼い主から脱走することを意味していた。ジョンとリアムは、主様に飼われる自分に思い悩み、生き別れの兄弟がどのように生きてい
るのかを考えると、ジェラシーを感じた。その嫉妬心が、ジョンとリアムを衝動的に突き動かし、蠱惑的な旅へと誘い出す。世間知らずのジョンとリアムは序盤こそ様々な冒険をし、様々な人々に関わる。主様からの追手からの逃走劇とめくるめく流浪の旅、三人目の兄弟の正体、見えてくる世界の全貌、無知ゆえに起こされていく悲劇。世界は混沌と均衡のはざまで揺れる。物語は、誰を主人公とするのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 21:35:21
17410文字
会話率:67%
エマニュエルとマグダレーナは政略結婚だ。
そこに燃えるような恋はない。
けれどお互いにお互いを認め合い、受け入れ、築き上げてきた信頼と親愛は確かにそこにある。
幼いころからの付き合いでお互いの人となりは十分に理解していたし、至らぬところは互
いに補い合い成長していこうと固く誓っていた。
けれど二週間前のお茶会を切っ掛けにエマニュエルは変わってしまい、それに引きずられるようにマグダレーナの中の気持ちにも変化があった。
この変化に気づきじっくりと考える暇もなく、エマニュエルたちの留学のための準備は進む。
お互いの変化は果たしてどのような結果をもたらすのか、それは彼らのこれからの一年次第。
泣いても笑っても、一年後には二人の人生が決まってしまう。
どうかそれが悪いものではありませんようにと祈りを胸に、マグダレーナは住み慣れた故郷の屋敷を出るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 11:00:34
32550文字
会話率:19%
幼いころからの両親の不仲で結婚生活と聞いていい思いをしない私、ハルカはあろうことか大学の就職活動の末に「滑り止めの中の滑り止め」で応募した結婚式場に就職してしまう。
そこでやり手のブライダルプランナーである先輩(長身でモデルのような体型を
した男性)の下で研修を受けることになったのだが、ある日の休日彼の家にお誘いを受けて行ったところ、何と彼から結婚を前提としたお付き合いがしたいと告白されてしまう。
あの~……先輩確か結婚していたんですよね? 私はその左手薬指の指輪の意味を理解していないわけじゃあないですし、愛妻家だという噂は知ってますよ? え? 結婚しているのは嘘!? 本当は独身だって!? あれ全部演技だったの!? ウソ! 何で!?
混乱する私に対して彼のアプローチは真剣そのもの。でも私は結婚生活なんてどうせ目と目が合えば口論になって怒声を浴びせあうケンカになってしまうんじゃないかと、何より怒鳴られること自体が怖くて怖くてどうしようもなくて踏ん切りがつかない。
周りの人はプロポーズをさっさと受けろと押してくるが1%でも怒鳴られる可能性があるとどうしても踏ん切りがつかない。怒鳴られると頭が真っ白になって何も考えることができなくなってしまうからだ。
でも先輩の話を聞いてると彼にも過去に裏切られたこともあったらしく、いまだにそれから断ち切れて無いみたい。
これは「怒鳴らないことを誓うのなら」「他の男に浮気して裏切らないというのを誓うなら」結婚前提のお付き合いをしよう。 そう決めた案外似た者同士の2人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-30 19:00:00
7406文字
会話率:50%
幼いころから家庭環境に恵まれず母親との些細な喧嘩で母親が蒸発してしまい高校を中退し路頭に迷う少女が転々と醜い大人たちの餌食になって食い物にされ死を覚悟するが…不幸を運命として背負った少女の苦難の人生の0エピソードが明かされる…
最終更新:2021-03-27 19:34:43
2691文字
会話率:15%
幼いころ父親を亡くした神木叶銘(かみきかなめ)。
辛い過去を抱えた彼も、今では十九歳の大学二回生になっていた。
今年もごくごく平凡な生活を迎えるはずだった彼の生活は、ある出来事により一変する。
それは魔王による地球侵略の声明。そしてその魔
王こそ、叶銘の亡くなった父親、神木鏡治(かみききょうじ)であった。
半信半疑の叶銘だったが、コンパの帰りにこの世のものとは思えない生き物に遭遇して襲われる。絶体絶命の叶銘だったが、偶然手にした一振りの銅剣の力で魔物を撃退する。
徐々に侵食される現実世界で、叶銘は一振りの銅剣を頼りに魔王との戦いに身を投じる。
タイムリミットは一年。叶銘は導かれるように勇者への道を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-18 20:00:00
73147文字
会話率:36%
幼いころ、父親を亡くした神木叶銘(かみきかなめ)。
辛い過去を抱えた彼も、今では十九歳の大学二回生になっていた。
今年もごくごく平凡な生活を迎えるはずだった彼の生活は、ある出来事により一変する。
それは魔王による、地球侵略の声明。そしてそ
の魔王こそ、叶銘の亡くなった父親、神木鏡治(かみききょうじ)であった。
徐々に侵食される現実世界で、叶銘は一振りの銅剣を武器に魔王討伐を目指す。
タイムリミットは一年。叶銘は導かれるように勇者への道を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-29 10:39:04
239737文字
会話率:32%
唯一神エルムを信仰する宗教国家クルサール王国の第一王女シルヴィアの恋のお話。
その美貌から、<人形姫>と綽名されたシルヴィアは、幼いころから諦められない初恋を追いかけ続けて、気が付けば婚期を逃してしまった王女様。いい歳なのに、いつまでも恋
に恋するお姫様は、当の昔に無残に砕け散った恋愛なのに、悲劇のヒロイン気取りで現実を見ることが出来ない――
※これは、長編小説『聖女転生物語』https://ncode.syosetu.com/n1899gt/の番外編に当たります。
本編未読でも読めるように努力しましたが、本編読了後の方がより楽しく読んでいただけるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 21:46:29
12850文字
会話率:47%
幼いころに悪魔と契約した少年のお話。
10000字程度に抑えるためダイジェスト版となっています。
最終更新:2021-03-13 19:15:43
10452文字
会話率:41%