昭和 小説家になろう　作者検索

パリで生活する3人の若者たち。「ぼく」と江頭（えとう）、そして絹。閉ざされた生活の中で「ぼく」の気持ちが揺れる。日本のことを思って揺れる。絹のことを思って揺れる。江頭のこと、そしてモーのこと…。「ぼく」は混乱しているのだろうか。

夏休み最後の日、私と妹は恒例の花火をすることにした。なつのおわり、この切ない感覚は何なんだろう…

第二次世界大戦のミッドウェー、この敗戦を覆すべく霧の中から巨大空母が出現した・・・

伝説の桜の木の火事の複線ストーリーです１５日終戦記念日にて加筆

開けてと叫び声。軋む扉。執拗に繰り返される毎夜の悪夢。悪夢と現実の境を喪失し、少しずつ歪に歪む思考。二十年前の悪夢が侵食を開始する。

特殊な『能力』の為に両親を殺され、捕らえられた良弘と二人の妹。一緒に住みながらも、自由に会う事も出来ないままに為す術もなく日々を送る彼ら。だが真帆の恋と卒業に伴い、事態は急変する。良弘の中に眠る『焔（ほむら）』の目覚め。画策する親族。暗躍する『誰か』の影。良弘の親友・浩一郎までをも巻き込まれるなか、彼らは未来のための一歩を踏み出した。折りたたむ>>続きをよむ

昭和３０年代なかば、まだ戦後が残る博多の下町。小学生のワルガキ・キンゾーとその仲間が、連日の悪戯三昧。悪意があるわけじゃないけれど、どうにも大人のスケールと微妙に違う。楽しいことしかやっているつもりはないんだけどな…また今日もお母ちゃんから叱られた。だけどキンゾーはめげない。原っぱと友達がいるかぎり、遊ぶしかないじゃん。折りたたむ>>続きをよむ

出家し尼となったお雪の方。その庵を或る日見知らぬB山という老人が美人と共に現れた。お雪を一目見て恋焦がれる高貴な男性がいるので、その男と見合いして欲しいと懇願する。気の進まぬお雪が出かけてみると・・・

家の路地裏にできた水たまりは真夏の暑い日でも蒸発しなかった。そして、生き物を飲み込んでしまう特性があった。少年はその水たまりの使い道を知った。

1985年は、僕にとっての大きなターニング・ポイントになった。千雪との出会いこそが、その後の僕の人生を大きく変えた。あのレンタルレコード店での出会いから始まった。クリスマスイブの夜に見た弓張月だけが、すべてを知っている。今、渡辺美里の曲とともに蘇る、かけがえのない僕の物語……。折りたたむ>>続きをよむ

売れない役者、近藤叶人は、巨匠ウィリアム・マーニーがメガホンをとる原爆映画のオーディション会場にいた。両親が被爆者である自分なら、もしかして有利なんじゃないかという思惑とともに。だけど……今の日本が平和なのは、本当に原爆が戦争を終わらせたからなのか？折りたたむ>>続きをよむ

ある鉱山の坑道深くで、落盤事故が発生した。ただ二人生き残った坑夫は……

純粋だった頃の僕への手紙、詩です。

死ぬ人が生きている人を助ける事が出来る。死ぬ気の人も死ななくてすむようになるか？一人では、出来なくともきっかけがあれば、必ずや救われる。現実に行動を起こしたいそんなきっかけになれば！

私が経験した怖い体験をお話します。眠れない夜に、どうぞ…。(全7話+最終話)

電車に特別な思いを持つ人物。それは…。

ダメ人間のＭにはたったひとつだけ”とりえ”があった。でもその”とりえ”とはできれば関わりたくない”とりえ”だった。

主人公は、福井である。岡町高校に通っていて、その後、満天堂大学へ入学しました。ある出来事で、名門校へ入学することを決めた・・。

第二次世界大戦末期ナチスが崩壊し総統であったヒトラーも自決し…敗戦が濃厚になったドイツＵボードと呼ばれた潜水艦に乗る一人は未だに戦い続けていた…何の為に戦っているのか…と考えながら

愛犬と過ごした１８年、時には癒され、笑わされ、振り回された日々を描きました。

中学三年生の滝野豊(たきのゆたか)は、田和俵村の学校に通っている。その村で殺人事件が起こる。豊は、その中で、事件の真相に迫っていく…。