貴方の誕生日に22本のローソクを立て、ひとつひとつが、みんな僕の人生だねって言って、17本目からは一緒に火を……つけませんでした。
(小説家になろうラジオ大賞に応募するテーマ「5年」の超短編です)
最終更新:2023-12-21 12:00:00
945文字
会話率:44%
妙は15になってあるお屋敷に奉公に上がる事になった。そのお屋敷には“開かずの間”がありそこには忌まわしいものが隠されているという噂があり、奉公に上がる娘たちに嫌われていた。
「面白いじゃない」妙はむしろ奉公に上がる事を喜んだ、
奉公先の
お屋敷はお綺麗な奥様といかめしい顔の旦那様の2人暮らし。
開かずの間はお屋敷の北側の離れにある。高床式で2間ほどの渡り廊下で繋がれている。時折旦那様が開かずの間に入られる。ある夜妙は床下で旦那様が入られるのを待つ。
旦那様が入られると、旦那様の声とすすり泣きの声が漏れてくる。
・・・誰かいるのか・・・妙の好奇心はいやがうえにも高まる。
ある日旦那様が会社の出張で1週間ばかり家を空ける事になる。妙は薬屋で眠り薬を買って、奥様に飲ませる。開かずの間は南京錠がかかっている。錠を開けて中に入る。8帖ほどの広さがあるが何もない。
入り口が閉まる。突然帰宅した旦那様が扉を閉めたのだ。
旦那様は開かずの間には先妻の娘の霊が閉じ込められていることを話す。今の奥様は後妻で、先妻や娘を殺したという噂が流れている。
開かずの間に閉じ込められて4日目、妙の体に娘の霊が憑依する。
そして開かずの間を飛び出して後妻におさまった奥様を焼き殺す。お屋敷は火炎に包まれて、妙はかろうじて助けだされる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 10:10:25
11499文字
会話率:10%
関根洋二67歳は隠里伝説に興味を持つ。
中央自動車道恵那インターから北に10キロ行ったところにあるローソク温泉に泊まる。そこからさらに5キロ行った所の岩寿温泉に隠里伝説があるのを知る。その奥の岩山に隠里伝説が残されている。
関根は車を岩
寿温泉に止めて岩山に入る。岩山の麓に1坪ほどの祠があり、子供がいて、関根に木の椀を差し出して、川へ行って水を汲んで来いという。
関根は言われたまま水を汲んでくると、祠の前に石を積み上げただけの炉があり、その上に土鍋が載っている。鍋の中に豆が入っている。子供が水を入れろという。いわれた通り水を入れると炉に火が付く。
子供は水を飲んで祠の中で休めという。関根は言われた通りに祠の中で休む。そして長い夢を見る。彼は知多半島の半田で生まれて67年の月日を送っていた。
夢から覚めると、同じ関根洋二になっている。こちらの関根は35歳、妻の花江30歳がいる。彼の住まいは恵那市。彼は妻と連れ立って、妻の実家の長野県岡谷市の造り酒屋まで行く途中であた。彼はここで夢から覚めている。そして妻の実家の跡取りとなり数年後に亡くなる。
若い関根が死んだときに67歳の関根は祠の中で目が覚める。土鍋エの中の豆が煮えている最中だった。
「豆を食え」子供の声がする。いわれた通りに豆を食う。そして67歳の関根は、自分の心の中にもう1人の若くして死んだ関根がいるのを知る。
祠を去る時「夢の中の事、他言無用」子供の声がする。
そして関根は木の椀を失敬する。
心の中のもう1人の関根は妻に会いたいという。関根は岡谷市の妻の実家の造り酒屋へ直行すう。
心の中のもう1人の関根の葬式の最中であった。
妻の花江に心の中の関根は自分はここに居ると声を上げる。
その途端、関根の体は古代日本の縄文期に飛ばされる。そこで黒曜石で木の椀造りをさせられる。
そして元の世界に送り返されるが、体は16~7の少年になっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 10:02:56
19303文字
会話率:7%
クリスマスの夜クリスマスケーキにローソクを灯したら
最終更新:2021-08-04 18:48:11
542文字
会話率:8%
向かい風の中自転車で走っていたら、足がパンパンになり
詩が浮かびました。
最終更新:2021-04-30 19:59:02
269文字
会話率:0%
本作品を朗読します。読むのではなく、聞くラノベ。
興味のある方は↓へどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=r9IIVFMsFjk&t=745s
仙台市泉区に暮らす小学六年生のスイが転生した世界
は日本とそっくり、でもどこか違っていて。ボクは体にローソクを生やした『夕食』と戦うことに。各々の力の源は『感受性』。夕食は日本の東に浮かぶ空中群島から日本にやってきて人々を襲う。変容していく日本。そして子供達は戦闘の背後にある大人達の思惑に気付く。
今作にはダメな人間がたくさん出てきます。よい子は読まない方がいいです。
こんな人にならないと約束できる人だけ読んでください。
……大人は好きにしやがってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-31 23:13:43
50550文字
会話率:30%
主人公、小幡光春は不慮の事故で異世界転生してしまった。
目を覚ますと、ただのサラリーマンだった光春は、あろうことか数多の魔族を束ねる魔王になっていた。
しかし、魔王とは名ばかり。実際には、戦うどころかローソクを吹き消すことすら難しい虚
弱な身体だった。なんでも昔、超強力な魔法を使ったせいでこんなふうになってしまったらしい。
これでは普通に生活することすらままならないが、そんな光春に一番の側近であり魔界で最強の女騎士は断言する。
「ご安心を、ハル様。貴方にたてつく敵は魔族であろうが勇者であろうが、私が全て斬り伏せます。ですので、ハル様は大人しくお部屋で引き篭もってゴロゴロ食っちゃ寝していてください」
「それはそれでどうなの?」
※
『カクヨム』でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 10:53:07
18144文字
会話率:52%
北国の子供の七夕の楽しみ。それはローソクもらいといってハロウィンのようにご近所さんを訪ねて回ってお菓子をもらうの。といっても仮装したりしないし、着ていくのは浴衣や普段着。桃缶の空き缶で作ったカンテラを持っていくのが特徴かな?
そんなローソク
もらいをわたしもクラスの子達も楽しみにしてたけど、クラスの中でひとりだけ先生からの注意事項にきょとんとしてた。本州から転校してきた子だから初めてらしくて、そんなクラスメイトを一緒に行こうって誘ったんだ。
北海道の行事、ローソクもらいを描いたほのぼのストーリー。
この小説は自身のブログSweetish trip!からの転載です。
ブログトップ:http://sweetytrip.jugem.jp/
小説ページ:http://sweetytrip.jugem.jp/?eid=74折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-01 22:48:47
5121文字
会話率:44%
誕生日は1日しかありません
恥ずかしがらず、ローソクもたくさんさしましょう
最終更新:2017-01-16 02:12:06
231文字
会話率:0%
ローソクを見詰める女の子の心情を綴ってみました。
最終更新:2016-05-29 15:50:43
200文字
会話率:0%
春から大学生になる松木は、引っ越したアパートの隣人であるユズキと交流を深めていく…。
最終更新:2015-09-28 00:53:06
2781文字
会話率:41%
ある鉱山の坑道深くで、落盤事故が発生した。ただ二人生き残った坑夫は……
最終更新:2007-02-25 00:36:32
4151文字
会話率:49%