時は昭和初期。華やかな時代は未曽有の不況によって打ち切られ、長い戦争の序幕が上がる―――其処に生きるのは鬼か、人か。殺人の業を背負った一人の忍びを中心に、歴史の裏側を駆け、忍天狗(しのびてんぐ)と呼ばれた一族の群像劇。
*シャレにならん
位登場人物が死にます
*魔法妖術系はほぼ出てこないですが呪いみたいなのはあります
【第二部】が本編です。【序部・第一部】(シリーズ投稿完結済)既読推奨折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-20 06:00:00
44147文字
会話率:51%
紅蓮に色づく紅葉の山奥、ひっそりと佇む旅亭に奉公に出た少女―――そこからすべてが回り始めた。一人の忍びを中心に、明治末期、大正、そして昭和初期から太平洋戦争前夜までの半世紀、歴史の裏側を駆け、忍天狗(しのびてんぐ)と呼ばれた一族の群像劇。
*シャレにならん位登場人物が死にます
*魔法妖術系はほぼ出てこないですが呪いみたいなのはあります
【序部・第一部】は主人公の少年期までのお話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-01 06:00:00
66426文字
会話率:47%
『サーカス、来る!』と大見出しのついた折り込み広告の文字が目に飛び込んできた。……
【初出】『月刊武州路』平成2(1990)年1月号(通巻197号)
【再録】『西向の山』平成15(2003)年7月5日
最終更新:2011-09-09 15:15:05
1821文字
会話率:43%
あの火事の時までは母の顔を覚えていたような気がするのだが、今となっては母の顔を思い起こそうとしても炎の記憶がそれを邪魔してしまう。……
【初出】『月刊武州路』昭和63(1988)年7月号(通巻179号)
【再録】『西向の山』平成15(200
3)年4月15日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-08 22:00:20
1716文字
会話率:41%
子爵家を訪れた元書生の柏木宗助の目的は、令嬢祥子のピアノを聴くこと。どれほど想っても身分の差は越えられない。――激しく鍵盤を叩くその手で、いっそ殺してくれればいいのに。*tinami掲載作品一部改稿。
最終更新:2011-09-05 20:15:04
2868文字
会話率:39%
「タム、キスとかした事あるか?」 は?話つながってない。何故聞く?何故ここで聞く?? 遠くで電車の走る音が聞こえる。
1988年、昭和最後の一年を舞台に繰り広げるキスを軸にしたほのぼの中学ラブストーリー。
最終更新:2011-09-04 19:56:13
79249文字
会話率:8%
あの日、あの夏、見渡す限りの海を見た。
待ちに待った夏休み。五人の少女は自転車に乗って海を目指す。ところが山の上で世界は一変、下界は静かで不思議な異世界に。六人目の友達も加わって、真夏の冒険が始まった。
夢と幻を詰め込んだノスタルジー小
説──になる予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-28 08:49:27
29464文字
会話率:65%
太平洋戦争の昭和十九年、十五歳で予科練、すなわち、海軍予科飛行連隊に入隊した勝間忠は、ラバウル諸島に出征し、全滅と伝えられた激戦でかろうじて生き残った三人の一人となる。ボクサーを経て、政治家のガードマンとなった忠は、テロリストとの対決で重傷
を負い、三ノ輪の病院に入院し、そこで知り合った看護師の西堀聖子と結婚する。しかし、無頼の忠は聖子と合わずに別れることになる。かつて入り浸った遊郭のなじみの芸者の静を、赤線防止法が成立する頃に身請けする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-27 04:00:52
28632文字
会話率:48%
ちりん ちりん
昭和初期の、田舎町。
夕方に耳をすませば聞こえる、ちょっと懐かしいおと。
紅色の服。
紅色の自転車。
紅色の頬。
紅色の町。
紅色の少女。
この色は、嫌いじゃない。
最終更新:2011-08-17 01:48:54
1071文字
会話率:29%
昭和60年代の貧乏大学生生活の一こま。
最終更新:2011-08-16 13:20:32
4501文字
会話率:72%
雨上がりの虹を自転車で追いかけたのはいくつのときだっただろう?
迷子になった仔犬をさがして、夕焼け道を泣きながら歩いたのはいくつ?
わたしの記憶のなかには幼い頃のたくさんのわたしと、その小さなわたしをかわいがってくれたたくさんの人々と、心
に焼きついた懐かしい風景がたくさんある。
そうだ、あの風景を見に行こう。
一話完結のショートストーリー集です。更新は不定期、だらだらとやります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-13 08:16:39
1345文字
会話率:8%
仮題名「ドリフター」は、浮遊する=サーフィンの波待ち状態と、オフロードで四輪ダートマシンが横滑りしながら前に進む様=ドリフトのイメージを掛けたもの。
主な登場人物
三崎 次郎=主人公。都内大学法学部四年。
田村・小森・吉岡・中野=大学の友人
。
土井=三崎の出身高校の同級生。自動車チューニングショップのオーナー。
大野 宏美=元恋人 次郎と同い年だが現役合格のため音大の卒業生。
鈴木 恵子=海で出会った次郎の彼女。
栗田 陽子=恵子の友人。
1970年代に創刊された「ポパイ」「ファイン」など、ベタな「サーファー」世代とロックやディスコ、ライブハウスなど、初めて日本に上陸した若者文化や時代を表現した作品です。不安と経済の停滞で苦しむ現代の日本では考えられない、一部不愉快な部分もあるかと思います。
執筆は2005年で「デンパンブックス」というサイトに投稿していたのですが、ウイルス被害によってサーバーダウンしたまま、この作品も消えてしまったのですが、最近古いPCのファイルを整理していて、偶然、執筆原稿を発見しまして、こちらに投稿させていただきました。
編集前の誤字脱字、取り敢えずそのまま投稿してしまいます・・・(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-03 17:35:24
40322文字
会話率:58%
登場人物
三崎・・・主人公
宏美・・・三崎の文通相手、ペンフレンド
主人公の童貞喪失物語・・・
小川 西町の堅苦しい小説を読んでくださっている(これから読んでみようかな、と思ってくださる方)への、ちょっとした息抜きエッセーです・・・
最終更新:2011-05-28 21:51:48
879文字
会話率:0%
ふとしたきっかけで、昔の元カノに連絡をとった主人公が、クリスマスイブに繰り広げる、一晩限りの出会いです。
1980年代、昭和的作品。
ロック、音大、都会、道玄坂、地下鉄、渋谷、原宿、表参道・・・
執筆は2005年で「デンパンブックス」と
いうサイトに投稿していたのですが、ウイルス被害によってサーバーダウンしたまま、この作品も消えてしまったのですが、最近古いPCのファイルを整理していて、偶然、執筆原稿を発見しまして、こちらに投稿させていただきました。
編集前の誤字脱字、取り敢えずそのまま投稿してしまいます・・・(^^ゞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-21 18:25:46
5602文字
会話率:39%
57とか法則無視って書いただけ、要するにチラシの裏でs(ry
いつか作詞作曲したいなぁ……そんな俺の発想は昭和ですか?www
キーワード:
最終更新:2011-07-21 18:24:59
620文字
会話率:0%
今より夜が暗かった頃。
今より、あちらの世界との接点が近かった頃の物語。
あえて、夏縛り、6編縛りで。我ながら、自分の首を絞めているなぁ……
伊那様主催の和風小説企画参加作品です。
ジャンルは、和風ファンタジーでGO!(ホラーではないと言
いたいらしい)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-16 21:03:56
3996文字
会話率:22%
亡くなった祖母との約束を果たす為に、祖母を捜して徘徊する、祖父。そんな祖父を連れて、大学生の孫とその彼女が一本の桜の元へ連れて行く。似たようなタイトルが並んでいますが、二つの物語に繋がりはありません。
最終更新:2009-04-03 21:37:45
5659文字
会話率:30%
寒い日に思い出す出来事。孫に話し聞かせる小さな話。
最終更新:2011-07-03 18:00:00
2431文字
会話率:10%
「オレ」と彼の出会い。まだ「オレ」(大井川本線)しかなかった頃の話。
最終更新:2011-06-30 20:57:44
1073文字
会話率:3%
自ら望む者と逃れられぬ者。蒼き月の光だけが運命を辿る。
最終更新:2011-06-21 03:52:41
935文字
会話率:37%
小学生の時に友達だった彼や彼女たち。
時代を経て、もう一度集い思い出話に浸ります。
大人になってしまったあなたへ…。
最終更新:2011-06-19 00:00:00
2652文字
会話率:38%
かつて弟が嫌いだった。そんな主人公が昔の不思議な出来事を振り返る。「壷中天」「胡蝶の夢」と一応同一設定の話ですが単品でも読めます。
最終更新:2011-06-12 11:58:23
27706文字
会話率:14%
いつの間にか年をとり、気づけばもう五十代。昔の夢とは違う今の仕事。冷え切った家庭。家族が寝静まるころを見計らって帰る日々。そんなある日、偶然入った喫茶店。「やり直したい、と思うことはありますか?」
最終更新:2010-03-24 11:42:41
23811文字
会話率:14%
昭和四十年
主人公、笙子は瀬戸内ののどかな離島に引越してくる。
周囲の温かさにふれ、成長する笙子。
やがて、県下でも有数の進学校に入学した 笙子は、一人、周囲と孤立し、独特の雰囲気をもつ、在日コリアンの 金井龍吾と出会う。
偏見や差別
に負けずに生きる龍吾に、笙子は惹かれてゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-07 19:56:04
9189文字
会話率:36%
昭和20年3月 戦争はますます激しくなり、桜子の住む町も 空襲の被害を受けた。
その中 15歳になった学思は ある決意をする。
それを知った 桜子は 彼の元に急ぐ。ただひとつ、伝えたいことのため・・・・
最終更新:2011-05-01 09:48:32
15349文字
会話率:32%
昭和16年 世の中が戦争という暗い時代に 突入していこうとしている頃、人々はみな 懸命に生きていた。
美月家の姉妹たちは恋をし、戦争という時代の中で必死に幸せを掴もうとしていた。
70年後の現在やこれから先の未来へと続く話の序章が始ま
る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-28 21:09:39
15529文字
会話率:31%
1940年、架空の日本。高校三年生の黒河 由里(くろかわ ゆり)は担任教師を驚かす為に、進路をパイロットと偽った。教師は自分の友人であり義勇軍パイロットである、一宮 灯記(いちのみや ともき)に由里を紹介する。そこは一宮とその教え子である
物部 夕香(もののべ ゆうか)の二人しかいない辺境の部隊だった。
飛行訓練を重ね、充実した毎日を送る由里。だが中国へと進出した大英帝国は日本に宣戦布告。彼女たちも最前線の空へ向かう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-05 19:21:10
6928文字
会話率:49%
時代は昭和初期 主人公(神崎 蓮一朗)は神埼財閥社長(神崎 総一朗)のひとり息子 生まれながら決まっていた 許婚(乙宮 咲) に対し感情を抱けず 咲に対して冷たくあしらっていた そんなとき 異母兄妹の妹(佐々木 椿)に出会い少しず心が動いて
いく… 禁断の恋だとわかっていても 惹かれていく…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-17 12:29:37
1659文字
会話率:48%