ソラニア・シャルム伯爵令嬢の婚約者は、数々の功績と圧倒的な魔法の実力で世界からも天才と認められるテルネッド・エデルガー公爵様。彼は歴代最高の魔法使いであり、おまけに眉目秀麗。物腰柔らかで常に笑顔を絶やさず、歩いていても座っていても話していて
も黙っていても、とにかく老若男女すべての人類から愛され、見惚れられる男である。
一方でソラニアは、彼より五歳年下であり、魔法の才能も魔力量も容姿も人並みだった。そんな彼女は、八歳の時に幼い頃より憧れていたテルネッドの婚約者となり、彼に認められたいがために努力に努力を重ね、秀才と呼ばれるまでに成長する。
そしてソラニアが十八歳となり、自身が通う魔法学園の卒業式前夜。彼女は徹夜で、とある作戦を練りに練っていた。
その作戦こそ、婚約者への婚約解消の言い逃げ作戦である。
彼女曰く、これは秀才になったソラニアによる、過去のソラニアを労うための、悪足掻きなのだそうだ。
なぜ彼女は、卒業式前夜に徹夜をしてまでそんな作戦を立てるようになったのか?
そしてその作戦を決行したソラニアに待ち受ける未来とは?
元々、平凡だった女の子が天才に追いつくために頑張ったお話。
※魔法と言いながら、魔法を発動するシーンはほとんどありません。
※全十二話。
※修正が入るかもしれません。
※この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 20:00:00
50323文字
会話率:31%
『約束だよ、リゼ』
人攫いにあったリゼは、孤児院の仲間たちと別れさせられ、王城で魔法の実験台をしていた。しかし、ある日目覚めると、クーデターによって城が攻撃されていた。瓦礫を抜けて逃げ出すことに成功するが、そこはリゼの生きていた時代よりずっ
と未来、100年後の世界。拾われた先で冒険者としての暮らしていた彼女は、ある依頼をきっかけに、国と魔族の争いに巻き込まれてゆくーー最愛の幼馴染との再会を信じて、ひたむきに進む少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 00:13:35
11850文字
会話率:53%
十歳の誕生日に精霊から祝福得て魔法が使えるようになり、前世の記憶について知らされたフロストことフローレンシア・ベルガモットは、この世界が前世でプレイしていた乙女ゲーの世界に酷似していることに気づく。
しかし、自分の名前はゲームでは聞い
たことのない男爵令嬢、つまりモブだった。精霊からも特に目的を与えられなかったフロストは祝福を授かってから決まった婚約者と仲を深めたり、気ままに食う寝る魔法を使うという好き放題の生活を送っていた。
そんな生活がたたったフロストは大層なわがままボディへと育ち、デブであることを理由に婚約破棄を言い渡される。
フロストが元婚約者を見返すため、自分自身が幸せになるため、王立貴族学院アデリオンで運命の人を見つけるために奮闘する物語。
のはずだったけれど。
入学すると、ゲームでメインヒロインであるクレアや攻略対象達と同じクラスだったのだ! ゲームのシナリオに巻き込まれまいとしたけれど、メインヒロインであるクレアにお姉様と慕われ、様々な出来事を通して攻略対象と縁を紡いでいくフロスト。
さらに、学園生活は平和な日常だけではない。この世界では魔物がはびこっており、フロストはクレアや攻略対象と共に度々魔物討伐に出ることになる。食う、寝る以外は魔法に時間を費やしてきたフロストは、世界でも珍しい無詠唱魔法を使い、その魔法の実力を持って学院で頭角を現して行く。
そんな学院生活で、攻略対象に恋をして、そして失恋していく物語。
果たしてフローレンシアは幸せになれるだろうか!?
ざまぁ展開はほぼなしの、学園ファンタジーラブ(少なめ)コメ!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 23:39:40
416297文字
会話率:25%
舞台は1480年、フランス国東部の貧農村。九歳の少女エマ・マルタンは父親を栄養失調で亡くして天涯孤独の身になり、挙句の果てに、魔女狩りに遭って火あぶりの刑に処されてしまう。
その刑の執行中に突如として現れた、黒猫の使い魔ジルーによって、エマ
は天空に浮かぶセイントフォーヘン魔法学校へ連れて行かれる。
同学校では、アデル・クレマン校長の主導によって、人間界で魔女狩りに遭った九歳以下の少女を保護し、十歳の誕生日に試験に合格すれば入学を認める『救済案』を実施している。
エマは約三ヶ月後の誕生日まで、図書室の司書として働きながら、魔法史の勉強や魔法の実技の特訓をして過ごすことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 16:10:36
113176文字
会話率:45%
ペーターは、とある街で悪魔憑きとして恐れられていた。
道を歩けば石を投げられ、魔法の実験体にされ、大人たちは見てみぬ振りをしてきた。
ある日、魔法使い達は集まり、ペーターを遠くへ転送することにした。
だがそれは間違いだった。
ペーターは悪魔
憑きなんかではなかった。
彼は悪魔に憑りつかれていたのではなく、悪魔を喰らっていたのだ。
悪魔喰らいの少年、ペーターは戻って来る。
無力な少年ではなく、悪魔を従えて、街を滅ぼす為に。
そんな風に、アスモデウスと名乗る悪魔は少年を誑かした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 11:07:29
29511文字
会話率:38%
とある偉大な魔道士に憧れる魔法の国の一人の少年。魔道士に会うには魔道士の育成を行う魔導学校に通うのが一番いいとの結論を出す。しかし、今の魔法の実力では魔法学校に行けるかどうかは怪しい……というか割と絶望的で……
最終更新:2022-09-05 07:26:49
10905文字
会話率:45%
世界を救え。そう願われてから動き出した一つの可能性。剣術や魔法の実力もない世界を生きていく知恵も貧しい、一人の少年が歩き出した道。
道中に転がっていたのは師との出会いと、そして挫折。
道標はあれど明かりはあれど、道を踏み外さない理由に
はならない。迷い、道を見つけ、また迷う。
強くなりたいという理想。元気であれという思いの代理。まだ遊んでいたいという子供心は心が死なないための防衛機能。喪失を語り力の会得を自覚させる者。縁を悲しむ精霊。
突きつけられた願いへの思いが強くなる違和感と、それを手助ける者達との出会いの一幕。
師との出会いは仕組まれたもの。突然現れ、そして突然去っていく。強さを手に入れることができたのは彼が可能性を示してくれたから。
音楽家との出会いは願ったもの。その明るさに助けられたのは一度や二度だけではなかった。
少女との出会いは偶然。救いを求められ、それに応じたことでできた縁。
絶望との出会いは必然。乗り越えるための対象の役割は、誰かしらが担う必要があっただけ。
精霊との出会いは縁のせい。しかし築いた関係は嘘偽りのないものになる。何を願うのか。どうして応えてくれたのか。
より強くなる絆とは裏腹に終わりはとても淡白なものとなる。各々が役割を終えた先には別れがあるだけであった。
これは物語。良いように理由が創られ、良いように誤魔化され、良いように役割をこなす登場人物。
よくある始まりと、よくある終わり。そんな中で誰がどんな物語を紡いでいるのか。
綴られるのは、紡ぐための物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 20:36:31
71074文字
会話率:33%
「グレイト=ブリテンでは無事、黒竜さまの加護が引き継がれました。めでたしめでたし」
剣の魔法の実在する世界。
片想いの相手のために騎士団長にまでなったデニスだが、彼の最愛の人はなんと、黒竜になってしまった。
黒竜は即座に王子と婚約。国を挙
げての祝賀パーティーが行われた。
デニスが未だに彼女を好きでいることは多くの魔法使いから非難された。
「ようやく訪れた平穏を壊そうとするヤツ」となってしまったわけである。デニスの方が彼女を見染めたのは先だったのに…
まあ、そこで諦めないのがデニスなのだが。
国王陛下と相思相愛の彼女のことをどうしても諦めきれないデニスが、自分の定めと向き合いつつ、新しい恋を探…せばいいのに一向に探そうとしない話。使命とは向き合います!
※オチはあります。
※不定期更新
(以下、注意書き)
・ ファンタジー要素強めです
・ 主人公の倫理観に非常に問題があります。自衛してください。
・ 「色なし魔法士は今日もご機嫌」の時系列的には後の話になります。こちら単体で読めるように書いたつもりです。
・ 特殊な性の世界軸ですので、苦手な方はブラウザバック推奨。
・ この作品は同タイトルにてカクヨム様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 17:39:10
642047文字
会話率:22%
――生まれてからずっと、わたしの人生は最低だった。
ギャンブル狂いの両親の元に生まれてしまったわたし、セレーナは両親のギャンブルの資金と背活費を稼ぐために働いていたのに、金欲しさに両親に売り飛ばされた。
しかし、国の王子様がわたしを買っ
てくれて、わたしを婚約者として迎え入れてくれた。
これで幸せになれる――そう思ってたけど、王子様には裏があった。
国王様に婚約者の事で言われていたみたいで、丁度よさそうなわたしをその場しのぎの婚約者にしたそうだ。
その場しのぎを乗り越えた王子様は、わたしを幽閉すると、わたしを虐待し始めた。お城の人達も、そろってわたしを虐げた。殴る蹴る、魔法の実験台、毒味……何をされたか覚えきれないくらい、酷い事をされた。
そして、極め付きには、
「セレーナ、お前との婚約を破棄する!」
と言ってわたしと婚約を破棄し、新しいお相手が酷い目に合っていたとでっち上げてわたしを悪人に仕立て上げて、凍えるくらい寒い森の中に追放した。しかも、わたしの頭の中に呪いを残して。
呪いのせいで激しい頭痛に耐えるわたしだけど、行く所が無いし、生きる希望も無い。
仕方なく森をさまよっていると、わたしを慰めるように、どこからかわたしを呼ぶ声が聞こえてきた。そこに向かうと、美しくて迫力のある、大きな滝があった。
そうだ、ここから落ちて死ねばいいんだ。
そう思って飛び降りようとしたら、わたしは先客として釣りをしていた、美しい男性に止められる事になる。
――そしてこれが、わたしの人生が大きく変わる出来事になるとも知らずに。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しております。最終話まで執筆済み、ざまぁは後半にあります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 21:55:10
129020文字
会話率:62%
適当に実験をするのが好きだった主人公は、その日の実験で『アタリ』と『ハズレ』の両方引いてしまい、死んで転生する事になった。
RPGのようなファンタジー世界に転生した主人公は、とりあえず魔法道具屋を始める。
やりたい事は、魔法の実験研究。
勘
の鋭い主人公は、この世界でドンドン思った事を実現していく。
制作日数4日‥‥
アニメ一期分の話を目指して書きましたw
二期目の話は現在未定。
この作品は「http://web.syuka.com」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 22:27:33
47649文字
会話率:37%
帝国内の名門校である、皇立ルシアカーク魔術学院の講師をしていたウェストン・エルデレッドは、昔の友人に殺されてしまい、公爵令嬢のアデリン・ファン・レイデンとなっていた。
その名を聞いた時、ウェストンは絶望する。理由としては、アデリン・ファン
・レイデンと言うのは、他人犠牲で有名な悪役令嬢であった。
他者からの評価が低く、『悪魔』とも言われている令嬢になってしまった。
魔法の腕はいいウェストンは、それを覆す方法を見つける。
学院に入学して、成績をトップで収めるよう努力し、皆が思っているアデリンの性格、そのもの全てを覆す。
これは『悪魔の令嬢』と言われている公爵令嬢に成り代わってしまった、名門校の教師が魔法の実力でものを言わせ、他人に優しくなるように努め、終いには学院内で最強を目指すお話。
※魔法学院はおそらく二章からです。
面白そうと思いましたら、ブックマークと広告の下にある評価をとお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-13 21:11:02
13452文字
会話率:30%
ネストという、人類をデータとして保存する施設の中で、生まれる事が罪とされるハーフエルフと王族である魔族の父の間に生まれたグリアが、ネストで初めての魔法使いとして、そして、魔王になる魔王を名乗るまでに成長していく。
グリアの母は、魔法の実
験途中の事故で無くなり、それに伴って起きた魔法実験に対する反対運動が激化したため、グリアは隣国のナルタの学園に送られることとなった。
そこでグリアは、奇跡のような、名前の共通点を持つ、シナプスと出会う
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 06:11:36
140908文字
会話率:37%
イグニス大陸の人口六割の信徒を抱えるアイラス教に神託が告げられた。
飢える村の救出から人間を魔法の実験台にしようとする邪教徒の討伐まで様々な神託がある中、とある王国でギルド員になりそこで過ごすというよくわからないもの。
聖女リィン、付き人エ
レン、教会所属騎士アルバート、王国の没落貴族騎士クーデリア。
今回の神託に何があるのか疑問に思うリィンは、ギルド員となり楽しんでいたがリィンには秘密があった。
それは決して知られてはいけないこと。
聖女は男だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-19 16:05:12
123804文字
会話率:39%
邪神の封印を解かんと世界に戦いを挑んだ帝国は,すでにその大部分を掌中に納めていた。追い込まれた連合は,絶望的とも言える戦況を覆すべく新たな作戦を開始する。
背に腹の代えられない状況が生み出すひどく安易で安直な作戦の陰で,さまざまな秘密を
持つ面々の思惑が交錯し虚々実々の駆け引きが繰り広げられる。
帝国のエース,漆黒将軍に敗れ消息を絶った”紅き流星”は,守ると誓ったエリィの前に再び姿を現すのか,そしてそれは間に合うのか。
第2部です。一応ここで小休止的一区切りを迎えます。え?これハッピーなの?なラストよりも見かけ上ハッピーかも知れません。全3部予定。
主な登場人物:短評
(シャルル=ナズル:19才。失踪中)
ガイナット=クーラ:本編の主人公。22才(公式記録)。エリティア軍大尉。特務を帯びて”風”の前に現れる。
エリィ:ヒロイン。19才。緒戦において鬼神の如き活躍を見せ”純白の舞姫”との異名をとるが,今やすっかり心身が疲弊して生ける屍と化している。
フレイア:ハイエルフ。226才。エリィの母親代わりをつとめる。現実思考で未来志向で楽天家。精霊魔法の実力は当代随一と目されている。
ハーディ:ドワーフ。159才。実直で少々頭の固いエリィの父親代わり。フレイアとは過去の因縁以来の腐れ縁。
ノーブル=ルマーク:魔法使い。39才。常識に囚われない柔軟な思考と硬軟とりまぜた多彩な魔法を駆使し”仮面の賢者”の称号を持つ。正体を隠すためにつけた仮面にすっかりハマり,今ではコレクションするほどに。
ノエル=ド=フレール:盗賊。31才。不調のエリィに代わって”風”を取り仕切り,冷徹な分析・判断と的確な助言でエリティア軍の面々からの信頼も篤い。エリティア王妹クリミアとの仲は公然の秘密。
アラウド:戦士。33才。相変わらず寡黙。シャルルとの約束で彼が戻るまでエリィの護衛を務めている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 00:00:00
494684文字
会話率:56%
Agri-witch 【アグリ・ウィッチ】 農魔女
森の中の畑で一人魔法の実を育てるアーレ。
魔法の実は、魔法石にその座を追われ、今や時代遅れの産物。
売れ行きも悪い。
そんな魔法の実が第二王子の結婚披露宴の食材に。
うまく育たない魔法の
実を育てる「農業指導者」を求め、男がアーレの元にやってきて…
(ちょっと殴られて痛いところがあるので、R15にしてますが、うちの1,2話程度)
下書き完結 推定30話前後
心はハイファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-16 00:00:00
110902文字
会話率:34%
とある冬の日、オレは魔法の実在を知った。”幻影”という組織に所属し、魔法テロから人々を守る守護者の存在。”GAIA”という魔法テロを各地で起こす犯罪組織。その中で揺れ動く感情。過去の過ちが消えることはない。だがそれでもオレはあの少女の前に立
たなければならない。
人間を信用できない彼が、人間との関わりを経て感情を取り戻すことはあるのだろうか。
この作品は「カクヨム」「アルファポリス」「ノベルアッププラス」「ノベリズム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 10:58:52
75012文字
会話率:29%
魔法が一般的でありふれた世界。皆が魔法の才能を渇望し、戦闘などにおいて魔法の実行を主とする魔術士や日常生活に役立つ常設魔法の開発など魔法の研究を主とする魔法技師は強い憧れの的であった。
そんな世界で日本に生を授かった九曜千暁(くようちあき)
は幼少のころより神童として持て囃され、順当にエリート街道を歩むはずだった・・・
高校生になった彼に、かつての神童の面影は既に無くなっていた。それでも日本トップの魔法士養成学校に入学した彼はかつての自分の幻想や追い抜いて行ったライバルと葛藤しながら己の答えを見つけていく・・・!!
アルファポリスにても掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 03:26:36
11808文字
会話率:43%
魔法王国マルテシアには、ダリウス王子がいました。王子は優秀な魔法使いでしたが、魔法の実験の失敗により、犬っぽい異形の姿になってしまっていたのです。
それでも父である国王は何とか王子の結婚相手を見つけようと奮闘し、ついに遠く離れた北の国のフィ
オナ姫を見つけました。姫は大変な犬好きだったので、王子の姿を見てむしろ喜んだのです。
こうして2人は結婚し、仲良く暮らしていましたが、ダリウス王子には人には言えない秘密があって……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 08:05:44
6187文字
会話率:30%
「この世界が歪んだのは、勇者のせいだよ」
その”塔”はいつの間にかそこにあった――塔が発見されて以来、十年に一度塔の麓に”勇者”と呼ばれる者が現れ、こう言うようになった。「我と搭に挑むものを四人、選べ。さすれば共に塔に向かい、永遠の命と永劫
の繁栄、そして天をも貫く名誉をもたらそう」
塔を囲むように連なる四つの国が互いにしのぎを削り、勇者のパーティーに相応しい冒険者を選出・育成していく。すべては剣と魔法の実力主義。
そんな中シュラノ国では、剣も魔法もからっきしな冒険者が、世界を変える”言葉”を胸に、唯一無二の力で世界に挑んでいく。
心が震え――声帯が震え――空気が震え――言葉が”成る”
剣と魔法の世界が舞台の、”言霊”ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 12:10:16
28750文字
会話率:36%
魔法の実験をしていた主人公に意味不明な事態が起こる話
キーワード:
最終更新:2021-03-17 22:50:40
2773文字
会話率:36%