世界の極東日ノ本に禁忌と称された男がいた。
神の末裔にして妖術使い、名を神崎三郎。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
強者との戦いを好み、日ノ本中を旅して妖怪や荒ぶる神々の討伐で名を上げる。
そんな戦いの日々を送る中、三郎は伝説の海の妖怪の討
伐に名乗りを上げた。激闘を繰り広げ、その妖怪を打ち破るも突如として不思議な光に包まれ三郎は意識を失ってしまう。
そして目を覚ますとそこは日ノ本から海を隔てた異国の地
アトラニアだった。
「俺はただ強いやつと戦いたい」
見知らぬ異国の地だろうが関係ない。強者との戦いを求める神崎三郎の冒険譚が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 22:34:48
291918文字
会話率:33%
こことは違う、何処かの世界。
神泉華大国という国の西方にある小さな村の女の子『白梅』が、世界を知るために旅に出たのが、物語の始まりです。
娘はまだ生まれて間も無く、この村の外れに捨てられていました。それを不憫に思ったお人よし集団の村人によ
り育てられ、やがて娘は旅に出ます。
ところが旅先で偶然、この国の官吏である洪氏を救うことにより命運は大きく揺らぎ、白梅は後宮の部署の一つである『東廠』にて働くことになりました。
彼女の仕事は、後宮の相談役。
尸解仙、つまり仙女である白梅ですが、それほど頭が切れるわけではありませんが、身につけた仙術と体術と戦術を駆使して、後宮でのんびりと暮らすことを決めたのですが。
皇后候補たちの権力争い、後宮に満ちる瘴気、そして敵国の貴妃の後宮入りなどなど、彼女にはゆっくりとする暇もありません。
白梅にとって、本当に心穏やかな日々は来るのでしょうか。
いえ、来ません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-17 10:00:00
86320文字
会話率:39%
唐之杜翔太郎(43歳・会社員)
独り身の彼は晩酌だけを楽しみに酷くつまらない人生を生きていた。酒の量は年々増え、肝臓が沈黙を破っても尚、酒を飲むのをやめなかった翔太郎は若くして亡くなってしまう。
死後、超常的な存在によって異空間に精神体と
して誘われた翔太郎は『調停者として別世界で使命を持って生きる』か『消滅』か、という選択を迫られる。
前者を選んだ翔太郎は『時魔法』という禁じられた力を授けられて地球ではない世界へ生を受ける。調停者の使命などガン無視して、その世にはまだ概念すらないウイスキーを造り、それを永遠に愉しむことを夢見て奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 18:54:03
413845文字
会話率:35%
無双もないし転生もないし俺だけの能力も「ざまぁ!」もないけれど、憧れの人に近づきたい。人の命を守りたい。
反術。それは血液を体外に出して結晶化させたり、血管を操作したりすることのできる、血に関わる能力の総称。日本人のおよそ30%が反術使い
に該当するとされる。
主人公のハルヤも反術使いの1人であり、特殊な能力はないが、5年間ひたすら基本能力を極めたことによってなんとか食らいつけるほどの力を手に入れた。「対疫獣および反術犯罪対策部隊」に入隊したハルヤは、人間から変化した化け物「疫獣」から命を守るために奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 16:35:27
15124文字
会話率:47%
高等魔術学園に入学した主人公の新田伸。彼は大人しく高校生活を送りたいのに、友人たちが問題を持ち込んでくる。嫌々ながら巻き込まれつつ、彼は目立たないようにやり過ごそうとする。例え相手が高校最強と呼ばれる人間だろうと、やり過ごす自信が彼にはあっ
た。何故なら、彼こそが世界最強の魔術使いだからだ。最強の魔術使いの高校生は、平穏な学園生活を送ることができるのだろうか。
※カクヨム、ノベルバ、ノベルアップ+、アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 20:00:00
733531文字
会話率:33%
村を"ナニか"に滅ぼされショックで魔力が扱えない少年「カイリ」が、"ナニか"を滅ぼしてしまった最強の魔術師「リアクタ」の元で最高の魔術師を目指す物語。
最終更新:2024-10-13 21:09:52
13391文字
会話率:49%
兄様に愛されていると知っていた。
腹違いの王子で、五歳の時に初めて出会った兄様。暗くて埃っぽい離宮の中で小さくなっていた彼に話しかけるのは私くらいなものだった。
私の周りにはたくさんの使用人がいた。愛してくれる両親もいた。でも、兄様はいつも
独りきり。
だから、兄様には私しかいなかったのだろう。
知っていた。知っていたけれど、私は彼の傍にずっといるわけにはいかなかった。
だって私は正当な姫で、王の愛娘で、政略の駒だ。祝福されながら隣国への捧げ物、もとい花嫁として旅立つのが役目だった。
「行かないでくれ、キャンディス。俺の手の届かないところに行ったら、可愛いお前がどこかへ消えてしまうんじゃないかと思えて仕方ないんだ」
そんな風に引き止められつつも、別れを惜しみながら祖国を旅立ったはずなのに。
夫となる人に嫁いで、結婚生活を過ごしていたはずなのに。
なぜか私は、目が覚めると兄様の腕に抱かれていた。
※『狂愛』、すなわちヤンデレをテーマにして書きましたので、少し強引な表現があります。
※メリーバッドエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-09 07:10:00
4800文字
会話率:28%
どこにでも居そうなオタク気質の男子大学生はある日唐突に死神によって殺害される。
彼は死後の世界……に辿り着く事なく異界【イデア】に誘われ、そこで死神から本物の異世界で六つに分たれたという神々の最終兵器の【欠片】を集める旅に出る事を強いら
れて――!?
知能並!
古武術使いの祖父無し!
本人のチート無し!
そんな彼が過酷な運命に振り回されるのは必定……だったはずなのに、
運命「駄目だコイツら揃いも揃ってイカれてるせいで既定路線が息してねぇ!?」
主人公の狂人メンタルのせいで話が予想外の方向にブッ飛びまくる!?
そして狂人メンタルは狂人メンタルを呼び寄せ、いつしかパーティーは激重感情の坩堝と化す。どうしてこうなるまで放置した。
感情が重過ぎて自縄自縛ってる系異世界冒険ヤンデレファンタジー、再演。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-04 17:06:23
363201文字
会話率:47%
伯爵令嬢ベルナルディーネは、冷酷な侯爵令息ギュンターとの強制的な婚姻から逃れるため家を飛び出し、冒険者ルナとして新たな生活を始める。
そこで出会った仲間たち、その中に一人の青年の姿があった。彼の名はヴェルナー。ギルド屈指の剣術使い。
彼の強さと誠実さに、ベルナルディーネは次第に心惹かれていく。
だがギュンターの執念はベルナルディーネを諦めようとはしなかった――
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ちょっとファンタジー寄りですが、たまにはこういうのもいいかなと。
微ざまぁ? どうだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-28 17:39:09
12918文字
会話率:33%
よさこいの踊り手でもある大学生(20歳)山崎廉太郎(やまざき・れんたろう)はある夜人身事故に遭ってこの世を去る。
そして彼が次の瞬間目覚めると、そこはモンスターの災害に苦しめられている異世界だった!
モンスターハンターである魔術使いの少女
、ブリュンヒルデが現実世界で死んだ廉太郎の魂を召喚し、異世界で生を受けたのだという。
「今回の生け贄は若くて活きが良さそうね」
しかも、モンスター討伐のための生け贄として、早速この世界でも死ぬ運命に──!?
もちろんチート能力なし。
得意技は己の身に宿したよさこい踊りと、持ち前の陽キャと鋼メンタルだけ。
よさこいを必死に踊って生き延びることはできるのか──!?
※エブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-14 21:20:00
18761文字
会話率:40%
美少女中学生結衣の異世界転生(剣術)
最終更新:2024-07-24 20:11:34
2610文字
会話率:35%
「おんどれぇえぇ! 猿ぅぅ! 許さんぞぉぉぉ! 天界も仏界も、捻り潰したらぁぁ!」
芭蕉扇を巡る戦いで、孫悟空と天界・仏界から、こてんぱんにされた牛魔王。彼は苦心の末、三つの新術を開発した。
一つ。妖魔を蘇らせる術。
二つ。異界への扉を開く
術。
三つ。手下に課題を与え、従わせる術。
天界・仏界の力が届きにくく妖魔も存在しない世界を混沌に陥れて征服し、そこで悟空と再闘する為である。その世界は、牛魔王がいる地上世界と双子の如きそっくりな場所だった。そこにはその世界の玄奘三蔵がおり、まさに求法の旅を始めんと天竺へ出発したばかり。
三蔵を消せば、仏教は潰えるだろう。三蔵の危機となれば、天界・仏界は絶対に悟空を送りこんでくる!牛魔王は確信していた。
別世界で決着つけたる!そやけど新術使いまくって妖力が足らん!ほんなら手下を先に行かせてまえ!
牛魔王は手下に術をかけ、次々と異界へと送りこむ。
牛魔王の目論見通り、悟空・八戒・悟浄は三蔵を守るよう言いつけられ異界へと落とされた。
悟空達は玄奘三蔵を牛魔王の魔の手から守り、天竺への旅を助けようと奮闘する。しかし、その世界の三蔵法師はびっくりするほど強くて!
助けられてるのは玄奘? それともオイラ達?
『大唐西域記』が書かれた世界で、新たな『西遊記』が始まる!
古典文学の三蔵法師と、実在した三蔵法師をモデルにした玄奘とのギャップも楽しんで頂けたらと思います。今時らしく、可愛い女妖怪も出します。
※資料を元にして、作者なりに考察した玄奘像となっております。ご了承頂けたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-14 02:37:31
114686文字
会話率:33%
城下町岐阜を舞台とした和風ご当地ファンタジーです
二拍手、そして一拍手
「宵々の門、開きませい」
呪文を唱え、橋を渡れば、そこはもう「あちら側」。
人も怪(もののけ)も灯りを手にし、宵闇の町歩きを楽しむ、ここは宵ノ岐阜城下町。
町
の治安を守るのは、見廻隊士たち。クールだけど、もふもふにそれはそれは弱い剣士、みなぎ。そして術使いながら物理で殴るスタイルの脳筋薬師、あゆき。
今日も宵闇の町を駆け抜ける、二人の見廻隊士の物語です。ごゆるりとお楽しみください。
(序章は短編にて投稿済みの作品と同一です。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:30:17
19946文字
会話率:22%
二拍手、そして一拍手
「宵々の門、開きませい」
呪文を唱え、橋を渡れば、そこはもう「あちら側」
人も怪(もののけ)も灯りを手にし、宵闇の町歩きを楽しむ
ここは宵ノ岐阜城下町
町の治安を守るのは、見廻隊士たち
ク
ールだけど、もふもふにそれはそれは弱い剣士、みなぎ
そして術使いながら物理で殴るスタイルの脳筋薬師、あゆき
今日も宵闇の町を駆け抜ける、二人の見廻隊士の物語です。
ごゆるりとお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 09:30:25
6396文字
会話率:19%
ある田舎にある異世界とつながる不思議な神社。
そこに生まれた高校生の斉木紫音は、幼いころから祖父母に育てられ両親の記憶はなかった。
宮司である祖父の手伝いをしている紫音は、週末だけ神主見習いをしていた。
ある日、祖父が「異世界召喚の儀
」で呼び出したのは、勇者パーティーと魔王。
勇者は伯爵令嬢のビオラ、力技が得意の半鬼クロード、元バンパイヤのルイというおかしな三人組。
しかし、祖父が一番召喚したかった大本命は魔王だった。
その魔王とは行方不明になったと言われている祖父の息子、すなわち紫音の父だと明かされる。
それをきっかけにして、紫音の日常生活が非日常生活に変わっていき、次第に不思議な能力に目覚めていく。
神主見習いが不思議な術使いとなって周辺を巻き込みながら成長していく物語の幕はあがった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:10:00
120402文字
会話率:43%
オケウェー・ガランクレッドは北大陸【ギャラールホルーツ】に位置する【聖エレオノール精霊術学院】への入学を果たした天賦の才を持つ若き少年。
天才級の魔術師にして凄腕の精霊術の使い手の彼には他の生徒とは異なる特殊な才能が秘められており、皆に隠
している闇なる秘密もある。
それは、彼は実は忌避とされる死霊魔術の力を自由自在のように使いこなせる規格外な鬼才でもあるということ。
元々は南大陸【フェクモ】が出身地の縮れ毛で濃い褐色肌を持つ彼は、不治の病を患っている自分のおじちゃんを直すために持ち前の【死霊魔術】を【精霊術】と融合した【新魔術】の開発が必要だ。
それを理由に、【精霊術】を習得するために仕方なく【精霊術】が学べる北大陸の精霊術学院に通う必要があった。
だが、彼が入学して直ぐの初期は決して順風満帆のものばかりじゃなかったのである。何故なら、元々南大陸のフェクモには【死霊魔術】を除いて全ての【一般的魔術】が天頂神アーズリア=イロインの定めにより一切使えることが出来ない大地だ。でも、北大陸の住民は普通に一般的魔術が使える大地に住んでいるため、オケウェーのことを【呪われた大地】からの余所者と見なし偏見と差別の目を向けているばかりだった。
そんな中、オケウェーは学院で出会った金髪碧眼のオードリーという自尊心が強い貴族家の美少女と出会う。勝気で気が強いツンデレ気質な彼女もまた精霊術使いとしての能力が抜きん出ており、氷性の精霊である「子熊ベネフォーロッス」と契約している天才肌の精霊術使いだ。
果たして、オケウェーはオードリーや他の学院生徒全員に自分の【死霊魔術使い】としての本当の正体を隠したまま、仲間を増やしつつ3年間の学院生活を経て無事に卒業することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 06:08:31
773175文字
会話率:49%
彼は裏の組織で育った。
そこの組織で培ったすべての暗殺の技術、知識を全てかなぐり捨て、通常の高校生として隣国の悪政を看破するためのスパイとして暗躍する最強の幻術使いが、今行動を開始する。
最終更新:2024-03-31 07:00:00
11675文字
会話率:35%
皇歴2681年。靖國領から本国に帰還する『帰還艦隊』が出港した。
双胴戦艦『希望』艦長兼艦隊総司令の『靖國 正清』大佐。
双胴巡洋艦『銀山』艦長の『靖國 曽根康』上級大尉。
彼らの帰還の航海に、何が立ちふさがるだろうか。
こ
の作品は前作「黄泉軍語り 帰還の導 術使いの弟子(https://ncode.syosetu.com/n2119he/)」の続編です。
この作品は「カクヨム(https://kakuyomu.jp/my/works/16816927860866373063 )」に重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 21:00:00
228602文字
会話率:44%
当小説はフィクションであり、人物、団体、人種は全て架空の物で、実在する物とは一切関係ありません。
一部暴力的、残虐な場面があるためと判断したため、R-15指定させていただきました。
この作品は、Pixiv及びニコニコ動画にも重複投
稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 21:00:00
123295文字
会話率:44%
千年ぶりに生まれ変わりのチャンスが巡ってきた平安の大妖怪・タモちゃん。
エディモウィッチという悪の魔法使いが支配を目論むもうひとつの地球で、世界を救うことが自由の身になる条件だという。
戦時下の異世界へ転生を果たしたタモちゃんだが、そ
の体は身長100センチにも満たない童女の姿だった。
そのうえ妖術を使えば疲労困憊になり、強制的に寝てしまうという子供にあるあるなハンデ付き。
それでもエディモウィッチの非道な所業に敵愾心を抱いたタモちゃんは、仲間と共に力を合わせて、マジカリストと呼ばれる悪いカリスマ魔法使いたちを退治することにした。
私たちの住む地球で言うところのイギリスで、タモちゃんたちは火のマジカリストと恐れられている魔法少女のエターニャと会敵する。
強制睡眠に肝を冷やしながら、一撃必殺を試みるタモちゃんたち。
エターニャが変身するためのダンスをしている最中に、問答無用で殴り倒すという奇襲戦法で、悪の魔法少女を退治できたかと思われたのだが、逃げられてしまった。
再び相まみえたとき、エターニャは変身ダンスをしながら物理攻撃をするという、隙はないが、魔法使いにあるまじき奇策をやってきた。
しかし踊り疲れてバテたところに、タモちゃんが最大級の妖術を撃ち放ち、今度こそ退治できたと思われたのだが!
エターニャが持つ強力なマジックアイテムによって阻まれ、再び取り逃がしてしまったのだった。
つづく!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 07:02:31
168064文字
会話率:47%
【毎日2話投稿】 高校二年生の石田柚月(いしだゆずき)はある日———【魔力】を手に入れた。
何処にでもいる一般高校生が。
魔力は、念力、身体強化など意外と何でも出来たため、始めは楽な生活が送れると喜んだ柚月。
しかしそれと同時に、柚
月はそれまで知らなかった非日常的、ファンタジーな出来事に次々と巻き込まれていく。
異能力者、退魔師、魔女、魔術使い、妖怪、モンスターなどなど……。
果たして柚月は、その全ての面倒事から生き残ることが出来るのだろうか。
これは誰もが夢に見るであろう———魔力を手に入れた、と言う状態が現実となった一人の男の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-25 18:02:06
17363文字
会話率:29%
蚤の市巡りが趣味のお転婆娘イーヴィーは、ある日骨董市で不思議なレシピ本を手にする。普通の料理本と思い込んだ彼女は、その『レシピ』と、オマケについてきた子ブタの貯金箱を買って家に持って帰る。ところがその『レシピ』は実は魔術書で、彼女のような
、親族に魔術使いを持たない『はぐれ魔女』のためのものだった。
自分が魔女だった、と知って喜んだイーヴィーは、ある日黒猫に変身して、近所の屋敷にある中国庭園見物に繰り出す。ところがその庭に植えられていたマタタビの香りに酔っぱらってしまい、猫姿で泥酔して寝てしまう。そこを屋敷の主で伯爵家の嫡男、兼、美術品コレクターのアーサーに拾われ、あろうことか彼の目の前で猫から人の姿に戻ってしまう。そこから始まる二人(とその友人たちの)のロマンスand/orコメディです。
どこかで聞いたような国の、なんか聞き覚えのある名前の町が舞台ですが、そら似、そら似ですので!最後まで書き終わっていますので、完結確約です。奇数日に投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-15 16:00:00
112033文字
会話率:48%