前世では薄暗い人生を送っていた、節三 紺(せつみつ こん) 14歳
愛情を感じられない家族 小・中学に渡って執拗に行われたいじめ
そして彼女の最期は、紺が思いを寄せていた初恋の相手に突き落とされ、そのまま川の奥底に沈む・・・という、あっけな
いものであった
しかし、そんな彼女の為に『カミサマ』が用意してくれたのは、
『起死回生プラン』と呼ばれる、至れり尽くせりな転生プラン!!
彼女はそのプランを駆使し、転生後は極力人間関係に悩まされない設定を施した。
結果、彼女は人と獣の混血種である『人獣(ヒューマンビースト)』コン・シルフォとなる。
そして彼女の望み通り、人が滅多に立ち入らない、山奥にある人獣の身が暮らす『フシミの里』で、自然にあふれた悠々自適な生活を手にするのであった。
だが、そんな彼女の意思とは裏腹に、様々な問題に巻き込まれてしまうコン。そんな彼女に追い打ちをかけるかの如く、
4つ年の離れた彼女の『兄』
森の中で偶然救った王都の『兵士長』
兄と因縁がある『黒獣(ダークビースト)の青年』
王国の王位継承者である『第一王子』
そんな第一王子の後ろに佇む『第二王子』
彼女は5人の男性に気に入られ、彼女の渇望していた『穏やかな生活』が、どんどん彼女から離れていく。
「やめてぇ!!! もう私に関わらないでぇ!!!
私は静かに生きたいだけなのぉ!!!」
果たして、彼女は平穏な暮らしを再び手にする事ができるのか?!
彼らとの恋愛ルートを回避する為、コンは奔走するのであった・・・!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-24 18:33:03
159888文字
会話率:16%
拝啓
春の気配もようやく整い、心浮き立つ今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。この度、ご無礼を承知で突然お手紙を差し上げましたのは、来る4月1日、御身を誘拐するにあたりまして、事前に心の準備や携行品のご用意、ご予定の確認をしていただく
ためでございます。拘束期間は、4月1日午前9時~2日午前9時までの24時間の見込みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-01 20:00:09
2658文字
会話率:40%
魔王討伐の旅の途中、主人公のカルマはパーティから戦力外通告を受けて、交易都市クレアドールへと置き去りにされてしまう。
だが、そのリストラは優しさに満ちたものだった。
手切れ金として使い切れないほどの資金。宮殿クラスの家屋に大勢のメイドや
召使い。生活に困らないよう、近隣の企業や店も買収していってくれていた。
『あいつら、俺のこと好きすぎるだろ……』
パーティのリーダーは、カルマの姉――勇者フェミル。子供の頃からの凄まじいブラコン。現在進行形でカルマを甘やかしたくて仕方がなかった。凜々しく美しい姫騎士イシュタリオンも、カルマのつくるご飯が大好きで好意を抱いている。ツンデレな賢者リーシェも、努力家のカルマのことが好きでたまらない。断腸の思いでリストラしたのだろう。そもそも、カルマは強い。ギルドではSランク判定を受けるほどの実力なのだ。チート級に強い姉たちのせいで霞むだけなのである。
しかし、姉の気持ちを察したカルマは、自分が町でぬくぬくと暮らすことこそ、姉ちゃんたちが安心して旅を続けることができると思い、この贅沢な環境を受け入れることにする。
――だが、勇者フェミルたちは、カルマ離れできないでいた。
旅の最中、カルマに会いたい衝動に駆られる。なにかと理由を付けて、彼女たちは町へと引き返してしまうのである。カルマを甘やかすため、屋敷の改築に私兵団の結成、さらなる企業の買収、交通網の整備などの内政を行い、なかなか旅に戻ろうとしない。
ひたすら発展していく町と、自分の生活環境を眺めて、カルマは思う。
――このままでは魔王討伐ができない。俺のせいで世界が滅びる。
旅に戻ってもらうため、カルマは甘やかしを振り切って、姉たちを町から追い出そうとするのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-22 19:06:20
127697文字
会話率:52%
小学1年生が椅子でモンスターと戦い、椅子で暮らし、椅子で移動する。椅子テントは最強の防御! 防災頭巾の床も完備! 椅子トイレと椅子風呂も至れり尽くせり……だけど電源と排水がどうなってるかは全く謎!!
「待って!? 学校の椅子ってこんな使い方
するもんだったっけ!?」
「椅子は投げる物」と幼稚園時代から擦り込まれている子供たちがモンスターを倒せば、ドロップする黄色いコンテナには、お弁当から毛布まで必要な物が詰め込まれていて。
「何このシステム! 至れり尽くせりで気持ち悪っ!!」
担任教師は理不尽と不条理に今日も頭を悩ませる……。
新白梅小学校1年1組の児童34人と担任の茂木美佳子は、遠足の途中で気がついたら異世界にいた――。
襲い来るモンスター。密かに撃退実績のある子供たち。
「椅子があればいいのに!!」――そう誰かが叫んだとき、その手には椅子が現れていた。
児童の発想に頭ぐらんぐらんしながら、ひとりだけ「椅子召喚」できないみかこ先生は、今日もひとり理不尽と戦い、モンスターから子供を守るために指揮を執る。
子供たちが異世界に召喚された理由は何なのか。元の世界に無事帰ることが出来るのか。……考え始めると担任教師は胃痛が治まらない。
この小説は他の投稿サイトにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 20:23:07
179804文字
会話率:40%
友人によって呪われて、マンガの主役である余命3ヶ月の悪役令嬢ヴィオレッタに転生させられてしまった。けれどその世界では友人の弟が待っていた。彼は私を助けるために、幼なじみで執事見習いのアマデオに転生をしていたのだった。
ヴィオレッタの記憶が
ない私をアマデオが全面サポートしてくれるという。
彼の協力を得て、マンガとは違うストーリーにして残りの余生を楽しもうと決意するけれど、アマデオは至れり尽くせりで……。
どうして私のために、そんなにがんばってくれるの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 06:44:20
15746文字
会話率:40%
俺こと千早 頼人はある日、通り魔に殺された事がきっかけで神様転生をする事になる。第2の人生を送れる+チートな願いも叶うという至れり尽くせりな転生をした俺だったが………
「チート能力?あぁ、それなら妹の方に着いていったよ。第2の人生?あぁ、そ
れなら妹のせいで台無しだよ(笑)」
そんな俺の第2の人生だが、ひょんな事から数百年前に封印された神龍を見つけた事により大きく変わる。
これは、全てを無くした俺が全ての頂点に立つ龍と旅をする……そんな物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-24 03:25:04
834文字
会話率:29%
異世界転生。あぁ、なんという響き。
小説が紙よりスマホで読まれる時代になって、生まれた少年心を鷲掴みにするワード。ジャンル。
それが今、目の前でまさに繰り広げられようとしていたのだから、小躍りしてもしかたない。
「あの……もうその辺で話
を始めてよいか」
パパッと姿勢を正す。
遡ること30分前、俺を含むここにいる高校生3人と社会人の俺、と主婦と赤ん坊。計6人は踏切を渡っていた。……が、信号機に異常があったのか、バーが開いているにも関わらず、新幹線が突っ込んできた。
悲鳴をあげる暇もなく俺たちは、全員引かれた。
と思っていたが、その前に魔法陣が足元に現れ、光が身体を包み、気がつけば全員時代錯誤な成金趣味の金ピカなこの部屋にいた。
あれ? ということは転生じゃなくて、勇者召喚による転移かもしれない。
異世界転生から派生した勇者召喚モノ。こちらは地球で死んでから異世界にくるのではなく、異世界から召喚された神を通さないルート経由なのである。
で、今に至るわけだが、この30分のうち8割が俺の妄想が暴走タイムだったことは後悔しない。
「諸君たちは我が国が誇る賢者たちによる秘儀で招かれた勇者。まずは褒めつかわそう」
うわー、一国の王とはいえテンプレな上から目線。
「勇者ってここはどこなんですか」
ふむ、目上の相手に対してしっかり発言出来るとはなかなか見所がある青年だな。俺? 俺は流れに身を任せますとも。面倒事は避けたい。
「ここはタンギン国。余は王である。魔王領に隣接する国でな、魔王討伐を願いたい。もちろん、必要な装備や衣食住は保証する。討伐にあたり、先立つ前の鍛錬は我が優秀な近衛隊が受け持つ。至れり尽くせり、有り難く思うがいい」
「タンギン…聞いたことない名前だし、魔王ってここは日本じゃないのか」
「映画の撮影……にしてはカメラもないね」
「………」頷いている。
魔王討伐ねぇ、衣食住保証だのなんだの上手い事言って、俺たちを奴隷の如くこき使う算段だろう。よく見れば成金趣味な格好している肥え豚だし、困っている様にはとても思えない。
あぁーあ、やってられない。上手いこと逃げる方法はないかねぇー。主婦は泣いてる赤ん坊をあやすのに必死。高校生は、王様の話にテンションが高い。社会を知らないって怖いね。ゲームの様な展開に、邪な部分が見えてないんだな。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-23 00:41:22
6596文字
会話率:54%
トーキョーへの長期視察とは名ばかりの繁華街ナナホンギでの夜遊びを終え、チクトヨン市のアッソベ市長は三か月ぶりにタクシーで市に帰ることにした。帰る途中、タクシーの運転手は不健康不摂生市から健康優良都市となったチトヨンをほめちぎるが、アッソベ市
長は副市長ダカジマの市民への至れり尽くせりのサービス施策にいら立つ。実はアッソベ氏は不健康市なのは市民が不摂生で、だらしないからだと考え、”市民を無理にでも健康にしろ”と副市長ダカジマに命じて、視察に出ていたのだ。帰ったら、ダカジマ副市長を怒鳴って絞ってやる!と憤るアッソベ市長。しかし、市長の帰還に対し、ダカジマやほかの職員、市民や家族の反応は意外なものだった。
このお話はフィクションです。登場人物は実在の人間ではありませんが、こんな(言語矛盾な嫌な)人いたな、などとお考えになるのはご自由です。
また、本作は前作”妄想の帝国 その2 健康管理社会 健康警察24時 肥満撲滅隊篇”と同じパラレルワールド世界を設定しておりますので、健康警察などの用語は前作をご参考下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 20:47:55
4686文字
会話率:64%
ある朝、目が覚めると異世界にいた。そこで美人の爆乳巫女様にあれこれ至れり尽くせりな世話(意味深)をしてもらっているうちに、もっと至れり尽くせりな関係(意味深)になってしまった。
しかし、僕は勇者という使命を背負っていつかは旅立つ宿命で、エロ
可愛い巫女様といつまでもあんなことやこんなこと(意味深)をしていることはできなかった。
そんな時、僕の特殊能力が発現して、巫女様を運命のクビキから解放することに成功。僕と巫女様は晴れていちゃらぶ新婚旅行(意味深)に出かけることになったのだった!
【2018年4月】500ポイント到達しました。記念挿絵→「第1話」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-22 22:00:00
60866文字
会話率:59%
「魔王様は何もしないで宜しいのです」
「……暇なのじゃ……」
お飾り魔王は至れり尽くせりな毎日に辟易とし、ある日家出する事を決意する。
家出の最中、偶然出会った人間の少年リアンに妾を“必要とされ”、気まぐれで彼の手助けをする事にした魔王。
この出会いが魔王と少年と世界の運命を大きく変える事になるとは、その時は知る由もないだろうーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 08:19:12
3767文字
会話率:38%
ーーあらすじーー
8月某日、SNSや動画で連絡を取り合っていた私たちは、とある田舎に住むGMのお宅でオフ会を開くことになった。オフ会は不定期だが毎年数回開催されている。オフ会ではGMが執筆した新作シナリオをプレイするのと、親睦を深めよう
というもの。
交通費も全部負担してくれて至れり尽くせりな私達に待ち受けていたモノとは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-26 00:35:05
1960文字
会話率:49%
「見せてやるぜ!! 俺の夢と浪漫ってやつをな!!」
収納妖術以外の一切の能力や魔法が使えない少年、クロガネ ムクロは報酬さえ貰えれば人も魔物も幽霊も対等に扱う風変わりな鍛冶屋『クロガネ』の三代目。
その仕事内容は、人間なら絶対に相手
をしないであろう魔物の武器の手入れから、簡単な小物づくりまでまさに至れり尽くせり。しかし、それらはムクロの追う夢と浪漫までの通過点でしかない。
彼の目標は、無能力者でも存在意義はあると言う事実を、この時代に叩き付けてやること。
その為にムクロは、無能力者でも能力者と互角以上に戦える究極の武具をこの手で作り上げる為、まだ見ぬ西の大陸へと旅立った。
人も魔物も幽霊も、夢と浪漫を求むなら、まずは一度ご覧あれ。
その夢と浪漫が、貴方の何かを壊し、貴方の何かを変えるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 19:00:00
63648文字
会話率:36%
車に跳ねられて、真っ白い世界にやってきたけど…
最終更新:2017-08-07 02:10:09
2967文字
会話率:9%
-滅んでしまえこんな世界-
そう願った聖女は邪神の使徒となった。
茜坂 光姫(あかねざか みつき)、彼女は1年前まではどこにでもいるような普通の高校生だった。
父と母と弟一人に、妹一人の5人家族。
決して裕福とはいえないが、笑顔の絶えるこ
とのない幸せな家族。
しかし一年前、光姫の父は突然失踪した。何の前触れも無く。
もともと裕福とは言えず、母は一番下の妹を生んだ時に体が弱くなり、働くことができない状態だった。
当時高校1年だった光姫は、高校を中退し家族のために働くことにした。
毎日朝早くから夜遅くまで働いていたが、彼女にとって家族のために働くことは苦ではなかった。
バイトが終わり自宅へ帰ろうとしていたある日のことだった。
突然、光姫の足元が光出し、気が付くと、そこは見知らぬ部屋の中で
光姫は見たことの無い衣装や鎧に身を包んだ人々に囲まれていた。
周りの人間は言う、異世界から聖女の召喚がなされたと。
曰く、この世界を救って欲しい、そのためには聖女の力が必要だ。
何がなんだか分からなかった、光姫は言った、元の世界に返して欲しいと。
しかし、返ってきた言葉は元の世界へ送り返す方法は分からないとの言葉だった。
私がいなくなったら、残った家族はどうなるの?私を元の世界へ返して…
夜になり、一人になった彼女は泣いた、そして願った。
私の家族を犠牲にしなければ救われないというのなら、滅んでしまえこんな世界
そんな彼女の前に現れた邪神は囁く
力を貸すならば、お前の願いを叶えよう、と
『大切な者のいない世界など、滅んでしまえ』
この話は、聖女が邪神を名乗る者の手足として動き、邪龍を従え、
大魔王となり、神を倒しても、貧乏性は克服できない物語である。
あらすじに嘘は書いてない予定だよ?本当だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 00:51:32
86682文字
会話率:36%
至れり尽くせりの最新式の車があった。(東京新聞300文字小説 加筆修正投稿作品)
最終更新:2016-07-22 17:01:12
303文字
会話率:0%
至れり尽くせりのストーカーのお話。
去年の5月、文芸部としては最後の作品の総仕上げ前のお話。
こっちはこっちで好きなので、UPさせていただきました。
最終更新:2015-03-15 20:38:51
3688文字
会話率:15%
遥か山奥にあった温泉郷『穂嘩穂嘩(ほかほか)温泉』の跡を訪れた三人の廃墟マニアの男たち。山間に今も残るたくさんの建物の廃墟を堪能しに来た彼らを待っていたのは、何故か営業を続けている巨大な和風のホテル、そして巨乳で美人な女将さんだった。至れり
尽くせりのおもてなしを受ける男たちであったが、次第に何かがおかしいと感じ、そして……!
≪『夏のホラー2014』参加中でした。≫
【補足】別サイトにも転載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-08 17:00:00
17191文字
会話率:43%
全校集会の最中、学校が突然迷宮と化した。迷宮に閉じ込められた生徒と教師は約1000人。元の世界に帰るには迷宮を踏破するしかない。天然絶壁ゴーレムマスター、腹黒大和撫子シーフ、ヤンキーナース……少女達は手を取り合い迷宮攻略へ乗り出した。至れり
尽くせりヌルゲーマー向けデスゲーム。百合百合しい表現アリ。(とても不定期更新。挿絵多めになる予定)※★は挿絵付き折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 00:04:40
17380文字
会話率:54%
方向音痴ですぐ迷子になるみのりを心配して彼氏が携帯に入れてくれたのは、<執事アプリ>。至れり尽くせりの執事と、みのりと、彼氏の話。
最終更新:2013-09-24 00:00:00
3804文字
会話率:35%