江戸中期、竹光(竹でできた刀の模造品)を持つ一人の浪人がいた。
赤墨色の着流しに伸びた月代。瘦せこけた浪人はいかにも食い詰めた素浪人といった風貌だったが、実は凄腕の用心棒であった。
時の将軍、徳川吉宗や名奉行、大岡越前守忠相ですら一目置く浪
人が悪を裁く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 06:10:00
14597文字
会話率:49%
どこかのよく似た異世界でのお話。
神や魔物、勇者が存在する世界で、1000年もの平和な世の中が続いておりました。大陸で古くから栄る大王国の、辺境の領地から物語は始まります。
王都からいく筋も伸びる街道のひとつを、虫革の頭巾と蓑虫の外
衣をつけた小さな子供がよろよろ歩いています。
火焔を纏った剣を振う剣士が走り過ぎ、それを追う騎士を沼地に潜んでやり過ごし、彼方に見えた森の入り口にようやく辿り着いたと思いきや、関所の守り人に止められ、ここを通すわけにはいかぬとのこと。
押し通ろうとするも用心棒「神狩り」に戦いを挑まれ、なんとか撃退すると、今度は王宮貴族「鑑別技官」のお姉さんが立ち塞がります。たぶん「稀れ神」蒐集が生き甲斐の制服美女に、本気の外法力捕縛術を叩き込まれ、精一杯の抵抗を試みますが敢えなく捕らえられて?
「我れは……我れは、東方、烈山、光輝のミ・ズ・キ神」
幼神(おさながみ)カミクの運命やいかに。
ご注意 : 厨二病全開、エログロナンセンス、文章がくどい、ふざけている、いい加減にしろ、といった要素を多分に含んでいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 16:51:34
143708文字
会話率:46%
自分の美貌に全く自覚のないロアと、邪な思いを抱えて擦り寄る中級貴族、それをどうにかする苦労人ウルのひとコマ
最終更新:2025-05-22 23:20:29
1512文字
会話率:39%
正義感だけは人一倍だが剣の腕はまだまだ未熟な少年ジャン・フレッド。彼が森で出会ったのは、古の魔法を継ぐフィローネ家の姫君クレア。しかし彼女は、行く先々でトラブルを巻き起こすとんでもないドジっ子で、初対面から二人仲良く罠の穴へ真っ逆さま!
クレアの使命は、一族に伝わる秘宝『聖なる月の涙』を邪悪な手から守り、聖地へと奉納すること。ジャンはひょんなことから用心棒として同行する羽目になるが、クレアの想像を絶するドジっぷりに振り回されるハプニングだらけの珍道中が幕を開ける。
宝珠を狙う謎の刺客集団や、世界を闇に染めようと企む強大な闇の魔術師ゾルゲイドの脅威が迫る中、互いを想う気持ちはいつしか恋心へと変わり、二人はそれぞれの弱さと向き合い、過酷な試練を乗り越えて成長していく。
果たして、未熟だったジャンとドジなクレアは、力を合わせ、時にクレアのドジさえも奇跡に変えて強大な敵を打ち破り、世界を救うことができるのか? そして、不器用な二人の恋の行方は――?
笑いと涙とドキドキが止まらない、異世界冒険ラブファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 17:42:34
10821文字
会話率:44%
『早く陽季の家でデートしたいから、炬燵と蜜柑と干し芋と日本茶と昼ドラを用意してよね』
『なかなかの渋いチョイス…………了解です、お姫様』
『姫じゃない。あと、陽季の膝枕は必需品だからね』
♪2018/12/8 PV130,452アクセス
ユニーク18,638人
ありがとうございます\(^o^)/
『用心棒貸し出します』
首都圏から外れた閑静な住宅街に紛れるようにしてその店はある。
しかし、程々に治安の保たれたこの現代に『用心屋』に用心棒目当てで来る客は殆どおらず、来るのは雑事の依頼ばかり。
そして、その雑事を今日もまたロリコン店長及び魔獣の幼女、多分常識人である店長の弟、自称ドSの金髪美青年、見た目は子供で中身はおじいちゃんの悪魔少年がこなしていた。
※何よりもまず、がっつりBLが入りますのでご注意
※日常:シリアス=6:4
※一応、章ごとに完結
※幼女を愛でる、ノロケを聞かされる、魔法使ったり斬ったり撃ったり流血沙汰になったり、にご注意
※ハッピーエンド推奨してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 14:08:05
1617482文字
会話率:45%
今日は11月11日水曜日。
用心棒貸出し屋である用心屋の公式定休日だ。
そして、俺の休日でもある。
つまり、俺と洸祈のデート日と言うことだ。
「あああ、琉雨が可愛くて発狂しそうだ!!!!」
いや、既に発狂してるよ?
*陽季と洸祈のデート
。洸祈を甘やかしてあげたいと言う陽季に洸祈が頼んだのは……。
*「啼く鳥の謳う物語」の番外編になります。今回もガチのBLなので十分ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-16 02:15:27
7883文字
会話率:46%
連載中『啼く鳥の謳う物語』番外編です。
現用心棒貸し出し屋「用心屋」店長、洸祈(ロリコン)と琉雨(幼女)の出会いの話です。
ちょっと長くなりそうなので連載にしました。ですが、2から3話で終わると思います。(ノ`∩´)ノ☆(ノο_ο)ノ
最終更新:2013-01-07 18:48:01
19858文字
会話率:37%
学校を出てすぐ図書館の司書をしていたウミが、
ひょんなことから盗賊団の狙いを知ってしまい、
捕らわれの身になる
用心棒を上手く味方につけて逃げられるか…?
最終更新:2025-05-12 23:28:22
1634文字
会話率:24%
食べることが大好きな白永、通称シロは訳あって山で遭難し餓死してしまう。
転生し星々を見上げながら落下した先は『食事』を最も重要視している異世界。
戦闘さえフードファイトという手法が取られるその世界で、最高位である食事の神として生まれ落ちた
シロは夜の女神に自分の陣営へ加わるよう誘われた。
しかしちやほやされすぎて嫌気がさしたシロは、単身地上に広がる人間の世界へ。
身分を隠して訪れた先で『食事処デリシア』のコムギ・デリシアと出会ったシロは、そこで用心棒をしながらフードファイトを通してこの世界を見て、学んで、美味しく食べながら、思い出すことができない自分の一番の好物を探すことにする、そんな食事讃歌の物語。
◆グルメ系もぐもぐファンタジー&ほのぼの恋愛要素有り+一人称小説◆
カクヨムにも掲載中
【★】→自作イラスト収録
Copyright(C)2020-縁代まと折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 13:05:00
381509文字
会話率:30%
500年前に勇者一行が魔王に敗れた後、魔王の力で大陸全土の人心が大きく乱されてしまった。
時は流れ現在。荒廃した都市で宿屋の用心棒をしていた少年アリオは、保護者である中年男テオと橋の下で暮らしていた。
そんなある日、宿屋の給仕係をしていた少
女ララが魔力を持っていることが周りに発覚してしまう。
彼女の安全のため一緒に街を去ろうとした日、街は魔物に襲われてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 01:25:44
1400822文字
会話率:42%
赤城大河は、人に仇を為す存在『常識外』と呼ばれるバケモノである。
彼の仕事は同じように『常識外』と呼ばれるバケモノたちを、各所の依頼に基づいて殺すという、なんとも物騒なモノだ。
半ば殺し屋のような生活をしていた大河だが、ある日彼の元に用心
棒の依頼が舞い込む。
雇い主の旧友から頼まれたのは、ある一人の少女『嘶真凛』の護衛と、暴走時の抹殺。
一体どんな物騒な娘なのかと会いに行くと、そこにいたのは何の変哲もない――普通の少女だった。
これは、裏側の世界で生きる青年が、普通の少女と恋をする物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 23:23:40
3055文字
会話率:45%
宇宙を駆け巡る独立パイロット、カイ・アサミと、美貌と戦闘力を兼ね備えた用心棒フローラ。
元漁船を改造した宇宙船「白鯨号」で、彼らは立ち寄るステーションごとに様々な依頼をこなし、その日暮らしを続けている。
時には採掘を行い、時には輸送業に手を
出し、さらには宇宙海賊の基地を襲撃することも――。
これは、無法者たちが闊歩する広大な星海で織り成されるエリートでデンジャラスな日常の物語。
※notユニコーン向け折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 22:48:10
738584文字
会話率:23%
喫茶「くらく」では金さえあれば霊視をしてもらえる。
オーナーであり霊視能力者の兄、和美。特に力は持たず用心棒代わりの弟、直美。
二人は次々と霊視で事件を解決していく。
全五十話。
最終更新:2025-04-25 19:05:07
100038文字
会話率:60%
物の化身が見える青年が勤める、探し物屋の話です。現代ファンタジーです。
宵ノ三番地という名の探し物屋がある。
濁った翡翠の瞳を持つオッドアイの青年、瀬々市愛。彼は店長代理で、特殊な力を持ち、物に宿る思いが化身として見えるという。
愛の
幼なじみで歌舞伎の家に生まれた青年、御木立多々羅。彼は愛のお世話係だ。
持ち主を思うネックレス、隠された結婚指輪、黒い影を纏う禍つものなど、それらの思いを聞き、物達の思いに寄り添いつつ、彼らと人との絆を深めていく。
瀬々市の家族、時の喫茶店、恋する高校生、オルゴールの少女、宵の三番地の用心棒達、零番地の壮夜。
多々羅の隣で、愛は自分の過去と向き合う決意をする。
彼らと共に過ごす、愛と多々羅、探し物屋のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:18:18
226341文字
会話率:47%
依頼人は呉服問屋・山城屋のおかみのおふじ。彼女はある人物に強請られていた。強請の種はおふじの火遊び(不倫)である。
強請っているのは坊主で、しかも高僧と名高い静謫(じょうたく)上人という人物に強請られているという。
こんな奴が名高い高
僧の訳がない、絶対に贋物だから強請り坊主を懲らしめるためにこっちも贋物の静謫上人を、と依頼してきた。
雪之丞たち贋物屋はこの依頼を受けることにするが、さてそこで問題が起こる。誰が贋坊主に化けるのかという問題が。
舞台上の坊主役となればカツラで済まされもしようが、実際に成りすますとなれば別である。つまり、誰かが実際に頭を丸めなければならないということなのだ。醜い押し付け合いが始まるところであったが、ひょんなことからその贋坊主役として近所に住む放蕩坊主が名乗りを上げた。
この放蕩坊主、名を静寛と言い、喧嘩はする酒は飲むというとんでもない坊主だったが、試しに贋坊主の衣装を着せてみれば中々に堂に入っている。それもそのはずで彼こそが本物の静謫上人その人であった。
自分のニセモノが現れてハバを利かせていると知っても特に何をするわけでもなく冷笑を持って傍観していたのだが、それが脅迫まがいのことまでしているとあっては放置しておけないというわけだ。
とにもかくにも、その贋物ぶりに気を強くした山城屋のおふじはさっそくこちらこそが本物と連れ歩いた。
強請り坊主の方は大慌てとなったが、相手もまた自分と同じく贋物であると気づく。強請り坊主は寺社方の役人に手を回し、静謫上人の本物比べを画策。
さて、本物比べの当日。後見役の雪之丞と助三(変装済み)が付き添った。だが、その日は埒が明かず結論は次回に持ち越された。
帰り道、静寛が曲者に襲われるもこれを撃退する。静寛は、用心棒についていた助三と雪之丞の出番がないほどの腕の冴えで、助三と雪之丞が訝しむ。ここで初めて静寛が本物の静謫上人であることを二人が知る。それならばそれでやりようがある、と雪之丞たちは悪だくみを始める。
そして、再び開かれた本物比べの席上に座頭の惣右衛門が立派な武士の姿にて乱入。静謫上人は元々が武家の出で、その生家である旗本の用人が首実検しに来たという仕掛けである。正体がバレて観念した強請り坊主は這う這うの体で江戸を逃げていったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 09:27:09
35463文字
会話率:33%
魔物を倒すとドロップする「ダル」が通貨として利用され、財力が能力と直結する世界で、傭兵として働くゼムドは、魔族の運営しているダンジョン、試練の塔に挑戦する王子パーティの用心棒として攻略中、塔を攻略中に報酬を惜しんだ王子とほかメンバーに後ろ
から襲われ、負傷、資金を奪われて塔から落とされてしまう。ボロボロになりながら逃げ込んだ下水道で、塔の運営者の娘であるキアリーと出会い、彼女からの依頼ということで報酬をもらったことで、スキル「金利」が発動する。「金利」によって力を取り戻したゼムドは、裏切った王子パーティをに復讐を果たす。そして、ダンジョンマスターからの依頼でキアリーとともに、債権者への取り立ての旅にでる。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-03-02 23:48:50
270689文字
会話率:55%
10年前、イリアスの人生は一変した。
息子が欲しかった父親は娘のイリアスが生まれてから愛人を作り、イリアスと体の弱い母冷遇していたが、不祥事が露呈し、逃亡。ふざけんじゃねえあんな糞親父のせいで警邏に人質として捕まるなんて絶対嫌だ。
と、母と
ともに屋敷から抜け出すも、賊に襲われ、逃げ込む先は貧民街しかなかった。神はいないのか。
それから10年後、イリアスは男装し、用心棒として身銭を稼いでいた。
そんなイリアスの下へ怪しい男が依頼に来る。
その正体は……馬鹿王子と評判の第一王子だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-28 18:00:00
81964文字
会話率:34%
小さな港町に一人の男が住んでいた。
男はとあるマフィアの用心棒として雇われていた。
そんな男には酒場で踊り子として働いている恋人がいたが…。
「アンダルシアに憧れて」という歌をベースに書いてみました。
4話完結です。
多少の設定
の甘さはお許しください。
問題ありと判断された場合は削除いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 21:00:00
7875文字
会話率:30%
荒んだ村「チタルム村」で用心棒をしている主人公「ラルフ・リーベルト」
ある日、村の酒場で軍人が起こした揉め事を鎮圧するラルフだが
後日、その揉め事を起こした男たちの上官が村にやってくる
その上官はラルフにある提案をする
「君を南方軍にスカ
ウトしたい。」
ファンタジーものです!騎士とか魔物とかいますから!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 23:40:00
12916文字
会話率:46%
「僕」の上司、鈴木匡係長は若手ながらも営業成績トップのシゴデキリーマン。僕は男でありながら彼にひっそり恋をしている。
ある日「僕」は彼の電話を偶然聞いてしまった。
「俺はバウンサーですから」
漫画や映画の世界でしか聞いたことのない職
業に「僕」は驚き、そして真相を探るべく彼の後をつける。
※リクエスト募集に応じてくださった方に捧げます。
お題:しごできリーマン、裏稼業、BL
1000から3000文字の短いお話に挑戦しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-18 20:40:50
2985文字
会話率:43%
大陸南部に栄える強国、マドラプタ神聖帝国支配下の小さな港街、平楼京東都は『夜の街』として名が知れていた。
遊郭〈夜鷹〉の用心棒として主からこき使われる日々を送っていた少女ヒバナは、ひょんなことから、美貌の青年を拾い、何故か『旦那様』と慕われ
る。
美しく、嫋やかな黒髪赤目の『幸運の鬼』には秘密があって――。
「愛しい愛しい旦那様。貴女がわたくしを救ったように、今度は、わたくしは貴女の命を守りましょう?」
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 10:46:22
71471文字
会話率:31%
火星で対原住民殲滅戦に参加していた狙撃兵ハニーは親友と両足を失い、仕事を辞め地球に降りる。一年後、リハビリを終えたハニーに旧友から仕事の誘いが舞い込んだ。“眠らない女”チョコレートミントを殺してほしいという。彼女はニューヨークチーズケーキシ
ティに出没する寄生型エイリアンの調査員だった。ひょんなことから彼女と共闘したハニーは、工科大学のコネを狙ってチョコレートミントの用心棒を務めることになる。故障したアンドロイドの――親友の体を直すために。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-10 22:00:00
395771文字
会話率:64%