とある獣族の村出身の月猫ルリ(本名:ミミミレス・フェレスガット)は持ち前の愛くるしさと猫耳を売りに配信活動に勤しんでいた。
そんなある日、なぜか急にフォロワー数が急増する。
調べてみるとどうやら四十年もの間攻略不可能とされていたダンジョンが
月猫ルリという名前で攻略されていたらしい。
誰の仕業か?と疑問に思っていた頃、とある一つのDMがやってくる。
「俺たちがルリにゃん名義で攻略したにゃん♪」
どうやら、熱狂的なファンが月猫ルリ名義でダンジョンを攻略したらしい。
その事件を機に月猫ルリ名義でありとあらゆるダンジョンが攻略されるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-08 14:24:45
1149文字
会話率:19%
※『におい』の表記について。
このお話では『臭い』『ニオイ』『匂い』が同じものに使われますが、誤字ではありませんのでご了承ください。
※ベースが異世界の恋愛ではありますが、ここでよく言う「異世界恋愛」ジャンルではありません。お気を付けく
ださい。
ここは動物たちが人化する世界。様々な一般獣と人化獣族、そして、人族まで存在しています。様々が混在することで、様々な問題がある、不思議で歪な世界。
どうしてそんなことになったのか。そして、それぞれの国に人化の秘密が隠されたおとぎ話、昔話が存在するのですが、ウサギの国にあるおとぎ話と、人族に伝わる昔話がそれらを紐解くヒントになるのかもしれません。
ウサギの国からオオカミの国へ輿入れしたプティラは、オオカミのお婿さん、ダイ殿下が怖くて仕方がない。だけど、真面目なプティラは、一生懸命、オオカミのお嫁さんになろうと、怖いオオカミに腰を抜かしながら、奮闘するのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-31 15:10:53
63640文字
会話率:23%
神族、魔族、霊族、獣族、そしてヒト族が共にする学び舎で、主人公ノノは、獣族のヴァルに恋をしていた。しかしヴァルから好かれていないと知ったノノは惚れ薬に手を出してしまう…。
真面目でおっちょこちょいな女の子と、意外にも健気なオオカミ系青年の両
片思いすれ違いロマンスです。
甘めでハッピーな話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 21:00:00
21792文字
会話率:48%
もうすっかり見慣れた夢から目覚めたいつもと何ら変わらないはずの朝。月影 涼夜(つきかげ りょうや)こと俺、は定期的に背中に激痛が走るという謎の病気が突如悪化し、死んだ。
"普通の人と同じように幸せで恵まれた人生を送りたい"
そんな叶
うはずもない望みを抱えたまま。
しかし、次に意識を取り戻すと俺は不思議な空間におり、目の前に自身のことをレイアと名乗る女神様が現れる。
さらに、何故かレイア様は俺が叶うはずもないと思っていた最期の望みのことを知っていて、新たな生を与えて人生をやり直せるチャンスを与えるから転生して欲しい、と俺にお願いしてきたのだ
悩んだ結果、せっかくのチャンスを無駄にするのはもったいない、と転生を心に決め、新たな世界でナイトという名前で赤ん坊に生まれ変わった。
そんな俺が自分自身や周囲の人たちが人間ではないということを知るのは少し先の話、転生先の世界がどんな場所であるのかということを知るのはさらに先の話、女神様になぜ転生をお願いされたのかということを知るのはまだまだもっと先の話……
望みを叶えるために奮闘していたら英雄(?)に!?
今ここに、俺の前世での望みを叶えるための不思議な世界での壮大な人生が幕開く……!!
※カクヨム様にも投稿中です
──────
カクヨムにて
異世界ファンタジー部門日間最高217位
異世界ファンタジー部門週間最高802位
いつもありがとうございます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-24 16:00:46
31478文字
会話率:49%
獣族、妖族、呪族の種族はそれぞれ、弱肉強食の世界、支配と享受の世界、混沌と科学の世界と呼ばれる世界に存在していた。
獣族と妖族はお互いの事を認知し、一度戦争に発展しながらも、二千年間に渡る平和を維持してきた。
しかし、それも永遠には続かない
。
獣族の急な宣戦布告とともに妖族と鬼族は戦争状態に突入。
セラはその戦争に巻き込まれ、翻弄される事となる。
セラは、世界は、どうなって行くのか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 22:42:07
6475文字
会話率:22%
建国戦争において活躍した半獣族も、平和な時代になれば無用の存在。王国暦が800年以上続く現在、そのほとんどが闇に消えて、一部が武術指南役として王家に仕えるなどに過ぎなかった。
しかし世の中には物好きもいるもので、王都エンドアの繁華街に店
を構える酒場『妖狐亭』では、女主人のリンも含めて女給たちが全員、半獣族の扮装をしているという。
そんな『妖狐亭』には、様々な客たちが訪れる。今夜も遠路はるばる、南方の伯爵家の騎士団長がやってきた。お取り潰しの噂が流れている伯爵家であり、騎士団長が今回王都まで足を運んだのも、王宮や行政府との交渉のためだった。
しかし王都に滞在中、彼は陰謀に巻き込まれて命を落とす。それを知った『妖狐亭』の面々は……。
(以前に短編として投稿した同名の作品を、連載形式で書き直したものです [短編版は削除済み])
(「カクヨム」でも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 19:30:06
51862文字
会話率:40%
獣に変身できる能力を持つ人獣族。
人として、人に紛れて暮らす。
そんな人獣族である、飛崎陽介と葉山留架が通う高校でおきている傷害事件。
犯人は獣か人獣族か?それとも…
陽介と留架も、事件に巻き込まれていく
元々はホームページに掲載していた
作品
ホームページの閉鎖とパソコンの故障により、データが消えた
つらつらと書く環境が整ったので、手元にある序盤を元に大幅にリメイクした折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-20 10:37:54
5480文字
会話率:42%
人族、妖精族、獣族などの多くの種族が存在し、魔法使いと異能力者が共存するこの世界で、どの種族にも該当せず魔法と異能を使う兄妹がいた。そんなふたりは街外れにひっそりと生活しているが、その生活を送るためには依頼を遂行しなければならない。そんなふ
たりの日常を書く異世界バトルファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 01:00:00
2602文字
会話率:36%
クルーラ大陸。そこは人族・魔族・獣族そして、魔物の入り乱れるよくあるファンタジーな世界。
そんな世界に転生してしまった主人公。
アレ!?性別がかわってる!見た目も大切なあの子みたいだ。それに、しっかり転生特典もゲットしてやりたい放
題、大暴走!
大切な存在が混ざった体のTS娘が、生前の約束を目的として、世界を旅してまわる。そんな感じのほのぼの?俺(私)TUEEE系ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-07 17:41:37
300463文字
会話率:32%
1000年前、二柱の神の仲違いによって巻き起こった『万神大戦』
一方は人間からの信仰心を、もう一方は人間からの恐怖心から力とした。
その戦争で人間を滅ぼそうとする魔王が生まれてしまう。
魔王、魔族、獣族などの種族に身体能力で大きく劣る人間は
魔法を駆使して対抗してきた。
魔法が発展し、魔術が組まれ、蒸気機関が目覚ましい発展をした世界。
これはそんな世界で使命を帯びた少年少女が、人間たちを護るために戦う物語。
彼らは『守護者』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 00:17:35
110111文字
会話率:21%
高校二年生の主人公は新作MMORPG内にて、ゲーマーの父親をノリで襲撃してみようと【置引きマスター】という名前の捨てキャラクターを作成する。
システムメッセージから、その名前は辞めといた方がいいと忠告を受けるも、キャラクター名を決定した
後、青年は【置引きマスター】の名前のまま、異世界へと転移させられてしまう。
目覚めた青年は、エルフの美少女シエラ・アウグスタと出会い、獣の村にて半獣族たちと友好関係を深めていくのであった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 00:00:00
19971文字
会話率:29%
この世界は多くの種族が共同になり生活しているが、人間は最弱の種族としてとてもひどい扱いをされていた…。人間だからと言って虐められるのは当たり前。大人になれば奴隷として売られ、まともな生活を送ることができないという。種族差で権力が分けられるこ
ともあるが大体は実力主義の主義の世界。種族は、獣族、悪魔、死神、天使、魔王、エルフ、ヴァンパイア…その他諸々。その中で人間が最弱と言われる所以…、ここまで言えば大体は分かると思うが一応補足しておく。そう、人間がこの中で最も身体能力が低く、戦闘能力もないただの『雑魚』だからだ。だがしかしそんな逆境さえもものともしない人間が現れた。最弱な種族でありつつ最強の人間、そんな人間が種族差別がない世界に変えていく。そんな物語…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-02 01:53:27
2715文字
会話率:77%
マンションのガス爆発事故でぼくら兄妹はあっけなく他界。まあ、それは仕方ないんだけど、生まれ変わった先がかなり問題のある世界だった。そこはまるで中世の、そう、ハッキリ言って異世界そのもの。超常現象日常茶飯事で、強大な魔法が支配する、しかもどこ
もやみくもに戦争を繰り返している終末世界だった!そんな世界を治めようと現れたのは最強の魔導師で魔族の王、魔王メティア。魔族軍と魔獣族を率いて人間族に戦いを挑んだ魔王は連戦連勝。この世界の勇者はほとんど倒されてしまって、あとはほんの数人、といったありさま。やがて人族は魔王によって滅ぼされる…それは時間の問題でした。ぼく?ぼくは勇者。なのですが、なにをやってもダメダメの落ちこぼれ勇者なんです。しかも超貧乏。こんなぼくには幸いなことに誰も声をかけません。そんな人類存亡のとき、ついにぼくに…え?売られちゃった?鉱山で働けって。ムリっす!そんなのすぐ死んじゃうに決まってるじゃないですか!ああ、妹よ、助けてえ!
これは死に別れた兄と妹がお互い敵同士にして骨肉相食む物語、となるはずですが、あいにく兄はバカがつくほどのシスコンで、妹は妹で超がつくほどのブラコン。この二人が、人類と魔族を巻き込んで崩壊に向かっている世界を再生する、なんて少しも考えてない超自己優先な二人の壮大な緩いおはなし…なのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-22 09:00:00
162182文字
会話率:73%
重複ではない「 70作品目( 78投稿作品 ) 」です。
◎ 「 ♥ 」は、一応 編集済みです。( 2022.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助か
ります。
◎ 本作品はBSにて再放送中の「 うたわれるもの ─ 偽りの仮面 ─ 」を見て、前作を懐かしく思った事で書いてみた作品です。
世界観,設定,キャラクター,キャラ名…等は、過去作品から使い回しています。
新たにキャラクターを考えるのが面倒だからです。
世界観が同じだと書き手として多少は楽なので…。
〔 あらすじ的な 〕
目が覚めた少年は、見覚えのない知らない場所に居ました。
どうやら室内のようです。
何処の室内なのか、少年には全く分かりません。
何故、自分が布団の中に入っていて、眠っていたのか分かりません。
上半身を起こしてみると、身体中に包帯が巻かれています。
丁寧に巻かれている包帯を見て少年は、自分は誰かに介抱されたのか──と思いました。
だけれど、少年には包帯を巻かれる程の怪我を負った記憶がありませんでした。
一体全体、自分の身に何が起きたと言うのでしょうか?
困惑していた少年の前に可愛い少女が現れました。
少女の姿を見た少年は更に困惑する事になりました。
何故ならば、人間には付いていない筈の獣耳と尻尾が少女には生えていたからです!!
少年の運命や如何に★ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-24 09:46:57
90067文字
会話率:32%
重複ではない「 71作品目( 79投稿作品 ) 」です。
◎ 「 ガチャ系作品 」に便乗して、思い付きで何と無く書いてみた作品です。
ノリと遊び心を詰め込んだ迷走作品でもあります。
「 お約束のチート能力 」と「 きゃわいい美女
」も登場しますよ★
◎ 今回は「 コンプライアンス的にもアウト 」になりそうな際どい内容になっております。
小心者で腰抜け野郎なので、内心では運営さんから削除依頼が来そうでビクビクしています。
◎ 世界観,設定…等々は今迄の作品と同様、使い回して書いています。
多少の変更はありますが新鮮味は欠けるかも知れません。
呉々も期待して読まないようにしてください。
◎ 「 ♥ 」は、一応 編集済です。( 2022.□/□ )
誤字,脱字を見付けた時には、訂正しています。
誤字,脱字に気付きましたら【 誤字報告 】していただけると助かります。
〔 あらすじ的な 〕
物語の舞台となるのは≪ モイクリンド大陸 ≫の中にある≪ サントシーグ皇国 ≫です。
主人公は≪ サントシーグ皇都 ≫の中にあるサントシーグ城で暮らしています。
主人公はサントシーグ国皇の実子であり、九男のアルラシール・モル・デュワス・サントシーグです。
アルラシールには異母兄姉弟妹が沢山おり、皇位継承権第9位のアルラシールは、サントシーグ城内で働く使用人達へ “ ナイン皇子殿下 ” と呼ばせていました。
アルラシールは皇位継承権放棄をしたいと思っていましたが、なかなか難しく頭を抱えて苦悩の日々を過ごしていました。
そんなアルラシールは、ひょんな事から “ ガチャ能力 ” に覚醒しました。
ガチャ能力によって召喚した心強くも頼もしい助っ人達に協力してもらえる事になったアルラシールは、意を決して家出旅を決行する事にしたのです!!
助っ人達と共にサントシーグ城を抜け出したアルラシールの家出旅が幕を開けます!!
ガチャ能力を駆使したアルラシールが、自由気儘に家出旅を楽しみながら無双しちゃいまっす★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 21:11:56
19753文字
会話率:31%
重複投稿ではない「 37作品目( 45登録作品 ) 」です。
「 冬童話2021 」に初めて参加してみます。
ガラゲーからの投稿になるので、投稿回数が多くなります。
期限内に完結させれたら、いいんですけど……。
「 童話 」って難しそうで
すね……。
アウトになりそうな予感がプンプンします……。
1年に1回訪れるクリスマスに世界中の子供達が心を踊らせます。
クリスマスツリーを飾り、美味しい御馳走を用意して、プレゼントを持って来てくれるサンタクロースに要求するかのように枕元に大きな靴下をセッティングして眠る浅ましくも強欲な子供達────。
「 クリスマスに間に合うように── 」とサンタクロースは魔法の雪車を引くバディのトナカイと共にサンタ村を出発します。
シャンシャン、シャンシャン──と魔法の鈴を鳴らしながら、サンタクロースとトナカイは人間界へ向かうのです。
864,743組もあるサンタクロースとトナカイのバディの中から、1組のサンタクロースとトナカイのバディにスポットライトを当ててみましょう。
彼等の旅路に妖精の祝福があらんことを────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 00:58:52
2497文字
会話率:25%
島国であるアバンドネル王国。この国では次代国王として、第二王子の戴冠式が行われようとしていた。しかしその日、第二王子は現れることはなく、行方不明となってしまう。さらには何者かによって現国王が急死してしまう。「期待外れの騎士」と呼ばれるカシェ
ル・リターは、「人喰い一族」とも呼ばれる獣族のベリルカと共に第二王子の行方を探ることになる。
しかしその事件は王国の秘密にも関係していた・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 19:51:03
2365文字
会話率:47%
barter.
それは、〝物々交換〟を表す意。日本の高校生でカースト底辺の柊(しゅう)、マシオの世界で獣族の王として名を馳せているレオネ。何もかもが正反対の二人は勝手な都合で魂が入れ替わることになる。〝魂〟だけが入れ替わる、つまり気がつ
いたら違う体になっている状態になってしまうことだ。それでも、柊(しゅう)としては夢に見た異世界生活、レオネにとっては夢を描いていた平和な世界。トラブルはあったもののそれぞれがbarterの力に感銘を受けていた。しかし、その生活が長く続くはずもなく、それぞれ二人は『マシオを天下統一する』、『学園生活で下剋上を果たす』というミッションが告げられる。クリアをしなければ、それぞれは勝手な都合でどこかに派遣されるらしい。さらに追い打ちをかけるように、この転移は一定周期で元の世界に戻ってしまう!
異世界を強く望んだ二人が送るコメディーあり異能バトルあり学園生活ありのハチャメチャ作品。
この二人はそれぞれのミッションをクリアすることはできるのか?!
そして、この二人の行き着く場所は・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 17:51:04
18000文字
会話率:46%
エルフ、ドワーフ、獣族、3人の仲間と共に10年の歳月を戦い抜き、そして3人の命を犠牲にして、遂に魔王を倒した勇者。
しかし、魔王を倒した後には、苦い後悔の念が残った。己の"魔王殺し"は正しかったのか。最後に『祖国を守れ
なかった』と呟いた魔王は、果たして本当に悪だったのか。
全員で見ようと誓った"アヴニール流星群"に、勇者は何を見るのか。
とある勇者の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 23:57:13
16934文字
会話率:45%
「サングィスさま、あなたが五年前に攫ったぼくの母を帰してください」
人族の少年サトルは、竜族の王サングィスの御前試合で勝利し、そう願った。
が、突如ティラノサウルスに先祖返りした対戦相手と、乱入してきた獣族の少女によりうやむやとされたばかり
か、王を狙った罪人として、王妃サョリから狙われることになる。
タリアが接触してきた理由、竜族を先祖返りへ追い込む者たち、そして行方不明の母の残滓を巻き込んで星は動乱の嵐が吹く。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-03 08:03:25
103761文字
会話率:45%
伝承には、このように記されている………。
360年前、地上には魔族、獣族、天上族、人族の四種の種族が
大地と太陽を奪い合うため、血で血を洗う戦いをしていた。
その不毛な争いに終止符を打ったのは、十賢者と呼ばれる人族と天上族の賢人たちによっ
て
生み出された『竜人』だった。
竜人は、すべての種族の力を凌駕する伝説のドラクーンの力を操っていたという……。
そして、勝利を収めた人族は大地を手にし。魔族は異界へ、天上族は天界へと還り、
獣族は大地の外れへと追いやられた。
その後、人族の王だったバルヴェリアによって、人族の住まうバルヴェリア王国が建国された。
人族は十賢者によって造られた結界によって350年間、平和に暮らしていたが、
そんな日常に警鐘が鳴り響く。
大地の外れから数多の獣族が押し寄せ、魔族率いる魔帝サウザーによる魔族の進撃により、
人族と獣族、魔族の争いが、またも勃発。
だが、その争いもまた人族の大魔導士ベロン・スペクト・ワイバーンの活躍により、
辛くも人族の勝利となり、終焉を迎える。
大魔導士ベロンは、十賢者ライナスによって編み出された魔法(スペル)を駆使し、
魔族と獣族を異界や森へと押し返し、バルヴェリア国の英雄となった。
しかし、その大戦後、彼の者を見たものはいなかった。
そして、それから10年経った、バルヴェリア362年。
伝説が動き出す…………。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-06 21:00:00
6433文字
会話率:38%
瑞英(ルェイイン)は、十三支族の中でも最弱と謳われる鼠族の姫。彼女は竜王の花嫁探しのために、竜族領へと召し上げられた。
しかし彼女の本来の目的は、獣族最大貯蔵の書庫に忍び込み、知識を得ること。
竜宮入りしてから七日が経ったある日、瑞英は見目
麗しい竜族の男に出会う。
「ようやく見つけたぞ」
その言葉と共に口付けをされたことにより、瑞英の未来は大きく変わっていくことになる。
これは賢いだけが取り柄の最弱鼠姫が、最強な竜王に丸め込まれて溺愛される話。
※サブタイトルの最後に『*』が付いている話は、過度な残酷描写が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 19:00:00
266591文字
会話率:29%