「ファビアン、あなたとの婚約を破棄するわ」
ミアラ王国の女王、ヴァレンティナは半年の婚約に終止符を打つ。
そろそろ婚姻し、後継者をと周りに嘆願されていた。氷の妖精の血を受け継ぐヴァレンティナは、幼い頃から、次期女王として宰相や大臣から期待
の眼差しを受けてきた。ときに、孫を見るような目で慈しまれた。
それ故に、政略結婚の相手に選ばれた公爵令息の生々しい視線に堪えられなかった。また、距離をおいた付き合いのためか、浮気が発覚しすっかり気を落としてしまう。
「もう一生結婚できないかもしれないわ」
「ご冗談を」
長年ヴァレンティナを支える秘書官、エルンストはいつも彼女を慰め、温かい言葉をかけてきた。ヴァレンティナは彼まで失ったらどうしようかと不安に駆られて――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 12:00:00
65828文字
会話率:52%
「アイリス、君との婚約を解消する」
「――はい、よろこんで」
責務という名の鎖に捕らわれていた賢姫アイリスはこうして解き放たれた。
自由を得たアイリスが出くわしたのは隣国の王子アルヴィン。彼との邂逅で前世の記憶を取り戻したアイリスは、
前世の自分が過去に遡っていまの自分に転生したことを知る。
前世の彼女はアルヴィン王子の従妹で剣姫、次期女王フィオナだった。
このままでは、フィオナは慕っていたアルヴィン王子の裏切りにあって失脚し、追放された果てに壮絶な最期を迎えてしまう。
前世の自分を救おうと考えたアイリスは、二度の人生で得た知識と未来の記憶を駆使してアルヴィン王子に気に入られ、前世の自分の教育係という地位を手に入れる。
フィオナの側にいて、破滅の未来を書き換えようとするのだが……
「おまえは本当にフィオナがお気に入りなのだな」
「ええ、だから王子に構ってる暇はないんです。あと、勝手に髪に触らないでください」
「心配するな、おまえの髪はサラサラだ」
「そんな話はしてないよっ!」
この裏切りの王子、とても邪魔である。
*カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 20:00:00
561937文字
会話率:46%
月に住む一族、シャンリーナ
月の都には帝国が築かれ、繁栄していた。
そんな中、たった一人の皇女であり次期女王の
ファントレヴィーナは苦しんでいた。
父と母からの虐待、従属達からの陰湿な嫌がらせ。
次期女王とは名ばかりの、孤独な生活を送ってい
た。
ある出来事をきっかけに、ファントレヴィーナは帝国 から脱走をし、世に降り立った。
ーーこれで、自由にーー
この物語はファントレヴィーナが色々なことに奮闘をしたり、魔法をガンバったり、恋愛したり、危険なことにあったりーーみたいな感じの物語です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 19:58:31
837文字
会話率:9%
異世界に召喚された永山謙二は八年間を経て、異世界からの帰還を果たした。しかし、時は流れ彼は25歳にもなっており、身元引き受け人さえいない状態だった。さらに、病院代金を払っていなかったこともあり借金生活が確定だった。
路頭に迷うなか、1人の女
子大学生の柿谷ひなが彼を拾った。ひなは実家の居酒屋に住み込みバイトを勧め、謙二は無職でなくなった。
謙二のバイトが順調になるなか、異世界からやって来た姫達が彼の目の前に現れる。姫たちはプンスカ状態だった。魔王を倒した勇者と結婚することが次期女王になることが決まっていたからだ。姫たちに異世界に戻ってほしいと言われるが、戦いや政治が嫌だった健二は借金や今の生活とひなのメインヒロイン性を天秤にかけ、異世界に戻ることを拒否する。そんな中でなんども迫ってくる姫たちに告げた。「俺の借金を帳消しにしてくれたやつを次期姫に推薦してやる!」
そして、健二は姫たちにメイド喫茶やキャバクラなどを薦たりと、どたばたな生活を現代の世界で繰り広げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 22:54:17
7681文字
会話率:55%
次期女王でしたが~の外伝です。
マリアとエルグラントの話とか、
サラとレイのその後、こどもたちのあれこれを書こうと思います~
最終更新:2022-12-19 14:24:10
39417文字
会話率:53%
16歳の時いきなり婚約破棄を言い渡された私、サラ。いや…え?王子この国が女王制度って知らないの??今の国王は先代女王が絶対に再婚しないでねって言い残して死んじゃったからなってるだけで、次期女王として私が指名されてることしらないの?ちゃんと授
業受けてた???っていうのをすべてぶっ飛ばされて婚約破棄に国外追放までされちゃったので仕方ありません。従者一人つけてもらって見聞を広げる旅にでも出ましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-11 08:14:27
654922文字
会話率:52%
今日は最低最悪な日だ。
次期女王であるミリスティアは思った。
愛する婚約者が別の女性に愛を求め縋りつく姿を見てしまったのだから。
それでも、彼女は進むしかない。
※リハビリ作品です。書きたいものを詰め込んでます。
直接的な表現はありません
が、後宮が出てくるので匂わせる表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 01:51:27
14811文字
会話率:16%
女王が治める国の次期女王のメリジェンヌは権力をかさに我が儘の限りを尽くしていた。
彼女の王配となるトゥーラはその被害者とも言えるが、なんとかメリジェンヌの我が儘に耐えていた。
しかし学園のパーティで婚約破棄を告げられた上、謂れのない罪に問わ
れてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 21:36:48
9668文字
会話率:44%
異世界から来ました!(大嘘)
ミハエル:この世界では珍しい黒髪の少年。ひょんな事情から『勇者ミハオ』に仕立てられる。
ユースティア:次期女王で、ミハエルとは幼馴染。勇者ミハオを陰に陽にサポートする。
マリアンナ:ユースティアの母でフォ
ルトナ国の女王。統治者として優秀だが、国民の暮らしをもっと豊かにしたい、という思いが先走り、勇者召喚の儀式を命令する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 19:00:00
11094文字
会話率:32%
この国の第一皇女シオン・グランツは次期女王になる事が決まっていた。
そして、王家主催のパーティ会場にて、とある騒ぎが起きた。
婚約者であり、王配となるアッシュ侯爵家の次男アード・アッシュが王家の遠縁であるミリア・ガーデン伯爵令嬢と一緒にエ
スコートしながらやってきたのだ。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
連載の息抜きで書きました。
ゆるふわ設定なので鋭いツッコミはお許し下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 07:00:00
5414文字
会話率:42%
わたし、イコリス王国第一王女ニコルには大、大、大好きな婚約者がいる。
彼はモルトダーン王国の元第一王子。
故あって廃嫡され、よりにもよって弱小国の次期女王の王配となるべく我が国に来ました。なんてかわいそうな……。
その弱小国の次期女王という
のがわたしなんですけどね。
わたしは彼が大好きだけど、でも彼は違う。
今でも破談になった元婚約者を想っているらしい。
うっ……辛いっ!
※要約すると
自分の婚約者が好きで好きでたまらないポンコツ姫のお話です。
アルファポリスにて連載、完結したものを修正しての投稿となります。
完全ご都合主義、ゆるゆる設定で書いて行きます。
物語の進行上、リアリティを追求出来ない場合も多々あります。
リアリティがお好きな方は心の平穏のために回れ右をお薦めいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 20:36:27
57068文字
会話率:24%
小国の次期女王であるユスティーナ・エングフェルトは、この国では未だ馴染みのないロックミュージックを好んでいる。
幼い頃に母を亡くしてエングフェルト家に引き取られ、現在は執事として仕えるルイの影響だ。
気の強い妹のソフィアに非難され
つつも、ユスティーナとルイはともにロックミュージックを聴き、楽器の音色に心躍らせる。
そんなある日、国民の悩みを解決するため、ユスティーナは曲を作ることになった。
『ユスティーナの中には音楽があった。かすかにだが鳴っている音楽を口ずさんでみる』
曲作りを重ねるにつれて、彼女の音楽の才能が開花していく。
**作中に登場する曲は、作者(梅屋さくら)のTwitterにて公開しております。聴いていただくことでよりイメージが膨らむかと。ぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-04 21:24:02
76744文字
会話率:40%
「あなたのために生きて、死ねるなら、とても幸せだわ」
イェイエル河に分断された大陸の西側、大国クロンクビストの第二王子サディアスは、田舎の小国ヴェンネルヴィクの次期女王クラリッサの王婿候補として結婚を果たした。サディアスをあるじと仰ぐ女騎
士アンジェリカは、二人が寄り添うさまを見つめながら、あるじの愛ある未来を夢見るのだが──。
わたしたちを繋ぐのは、この罪と罰だけ。過去を救えないのなら、せめて願おうと思った。たとえそれが独り善がりな想いだとしても。
王子と騎士の気狂いな恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 18:00:00
211773文字
会話率:26%
「わたくしハルモニア王国第一王女エリザベータ・オトレーレ=ハルモニアは、マルファ公爵家令息リカルド・ローヌとの婚約を破棄することをここに宣言いたします!」
金髪碧眼に豪奢なドレスや宝石で着飾った美女が、周囲の注目を大いに浴びながら堂々と言
い放つ。その姿はまさに、次期女王としてその王威を示すに相応しい程に華々しきものであった。
それが、王立学園の卒業夜会の最中という舞台でさえなければ、の話だが。
前世の記憶を引き継いで、転生を果たしたのは男女の貞操観念が逆転した世界だった。
気付けば僕の立場は『悪役令嬢』ならぬ『悪役令息』に・・・・・・今世では平穏無事に生きたいだけだったのに・・・・・・
こうなったら仕方ない。トラウマに負けず保身第一で生きてやる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-05 16:34:14
12066文字
会話率:39%
「ごめんなさいね。私と彼は運命の赤い糸で結ばれてるのよ!」
公爵家に生まれ、次期女王である従妹に婿入りする予定だったアルヴィンは、卒業パーティーでそんなことを言われて捨てられてしまった。どうやら、婚約していた従妹は他の男と浮気をしており、浮
気相手と運命の赤い糸で結ばれているらしい。
だが……『縁使い』という神のギフトを持っているアルヴィンは気がついていた。元・婚約者の指に無数の糸が絡まっていることを。
「お前の赤い糸は何本あるんだよ」……はたして、無数の赤い糸によってがんじがらめになった元・婚約者は幸せになれるのだろうか?
そして、婚約者に捨てられた公爵令息のアルヴィンは自分の幸福を見つけられるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-17 01:00:00
12035文字
会話率:26%
とある砂漠の国に、16歳の姫がいた。
次期女王として、夫ととなる王配を選ぶ儀式を行うのが伝統である。
候補者として現れた、男らしい戦士、穏やかな賢者、色気のある音楽家
スナネズミがごときぼんやり顔と卑しい赤色の髪を、
化粧と衣装の力
でごまかした姫は、誰を夫に選ぶのか、もしくは選ばないのか。
砂漠の姫ルカイヤ=ネフェルティティが悩み決断するお話。
※ギャグ寄りです。どうぞ気楽にお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-16 19:20:13
12883文字
会話率:53%
ヨーロッパの小国に生まれた王女イザベラは失われた国土を取り戻し三国の王に返り咲きたい父王の命令で下層階級出身のウォルフと結婚する。イザベラはウォルフがハンサムで理想の男性だったため乗り気だったが、ウォルフはこの結婚をメザリアンスだとし、何と
か逃れようとする。結婚後も名のみの夫婦だったが、陰謀に巻き込まれた夫を助けようとイザベラは敵国の大統領暗殺に手を貸す。戦争が始まりウォルフは勝利するが王家の陰謀に利用されていると考える彼と夫を救いたい一心で画策するイザベラの気持ちはすれ違う。ウォルフは離婚を望むが、夫に執着するイザベラは承知しない。突然の国王の事故死により次期女王となるはずだったイザベラは身分を捨て、大統領候補として立候補し、圧勝する。一方ウォルフは若い愛人におぼれる。それでも離婚しないイザベラにウォルフはイザベラの陰謀の証拠を発表すると脅し、ついに離婚を承諾させる。その後、国王事故死がウォルフの暗殺だったという証拠を持つ人物が現れ、ウォフルは死刑宣告を受ける。イザベラは夫が持っていおる自分の手紙(陰謀の証拠)を返却すれば恩赦で命を助けるとウォルフに提案するが。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 00:00:00
39475文字
会話率:43%
※2021年2月25日 電子書籍レーベル、アマゾナイトノベルズ様より改稿、改題して電子書籍化されます! 詳しくはTwitter、活動報告より。
改題タイトル「転生した救国女王は、すべての悲劇の破壊者となる」
女性向け恋愛シュミレーション
ゲーム「七騎士と虹色姫」
大切な貴方と世界を救う、運命を掛けたADV
――と名打った乙女ゲームに酷似した世界に転生したと気付いたのは、次期女王候補に決まり、同じく次期七騎士の団長に内定しているノヴァーリス・センティッドと出会った時だった。
セシリアは、全ルートで国を救う為に命を落とした救国女王であった。そして七騎士の一人であったノヴァーリスは、セシリアが消えた世界に絶望し、後を追って自刃してしまう。
そう、「七騎士と虹色姫」なんてタイトルのくせに、彼は攻略対象ではないのだ。
しかも、六人を攻略した後に開く真相ルートでも同じ結末を辿る。
前世でも「タイトル詐欺は良くない!」と憤慨していたセシリアが、転生した記憶と、前世から引き継がれたらしい7回程世界を救った脳筋ゴリラステータスを元に、無自覚チートを繰り広げながら、推しを救う為に世界を救い、自身の恋心に気付く物語。
――自己満足? 上等だわ! 私は私の我儘で、貴方を救う!
※R-15、残酷な描写タグは保険です。
※ちょっとタイトル変更しました。
※同名で章ごとにまとめたものをpixivにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-20 18:52:17
183367文字
会話率:36%
残酷な死を遂げ、人間とは関わりたくないスタンスで生きていた
転生者 コン・シルフォ 15歳 (転生前 節三 紺 せつみつ こん)
しかし、コンは転生した先の世界で多くの出会いと別れを経験しながら、自らの生き方を見直し、考え付いた答え、それ
は
「自分のやりたい事をやる」
という、至ってシンプルではあるが、前世で他人に散々振り回された人生を送っていた彼女にとっては、難しい結論であった。
そんなコンは、自分の見つめ直した生き方を歩む為、国の中心地である『王都』へと向かう事に。というのも、次期国王である アン・マナナーン・ワコンから、求婚を受けていたのだ。
結婚が容認される20歳までの5年間で、彼女は王室についてのあれこれや、次期女王としての教育を受ける。
その過程でも、彼女は多くの出会いと発見を果たす事となる。
「人と触れ合う事は、前世と変わらず難しい
でも、得られる事の方が大きいな・・・」
前部 人間関係拗らせたくないので 人間『以外』に転生します!!
URL https://ncode.syosetu.com/n3623gy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 19:15:56
126322文字
会話率:23%
「レオ・グライス。君は呪いの悪霊を呼び寄せ、危険極まりない! よって本日をもって退学に処す!!」
最終学年に上がったところで、魔法学園を退学になったレオ。
この世界では魔物が跋扈しており、危険から身を守るために魔法が発達している
。
貴族は領地を守るため魔法学園で教育を受けるのが務めだ。
だが魔法が全く使えない者は、呪われた存在として忌み嫌われる。
レオは魔法が使えなかったが、はるか昔に失われた召喚魔法【ヴァルハラ召喚】を習得していた。
しかし召喚魔法を見せても呪いの悪霊だと誤解され、危険人物と認定されてしまう。
学園を退学になり、家族からも見捨てられ居場所がなくなったレオは、ひとりで生きていく事を決意。そして森の奥でエルフの王女を魔物から助け、レオは護衛として雇ってもらうことになる。
至高の存在であるエルフが次期女王の試練をクリアすべく人間界にやってきて、王侯貴族たちは何とか取り入ろうとする。そして邪魔なレオを排除しようと画策するが、悪事は暴かれて一気に転落していくのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 12:00:00
148780文字
会話率:43%
第二師団副官のイリーナは、第一師隊長のセドリックから、次期女王アリシアの「龍の試練」の護衛のために、隊を移動するように依頼される。失恋の痛みから逃れるため、イリーナはセドリックの隊に移動する。アリシアを守りながら龍の洞に進むイリーナは、軽
いと思っていたセドリックの仕事の顔に触れているうちに、次第にひかれ始めていく。長岡更紗さま、『長岡ブッ刺せ企画』参加作品
※失恋のちのセカンドラブものですが、ざまあ要素はありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 09:27:35
28240文字
会話率:39%