曰く、ラブコメにはヒロインが不可欠だ。
曰く、ヒロインは可愛い存在であるべきだ。
そして、男の娘は可愛い。
――だからこそ、ヒロインは男の娘であるべきだ。
男の娘《おとこのこ》
その存在は、幼く可愛らしい少年を表す「ショタ」でも、美形の
顔立ちをした「美少年」でも定義が出来ない。
不思議で、魅惑的で、神秘的な存在である。
そんな男の娘達に振り回される才川裕作《さいかわゆうさく》は、今日も彼らと様々な毎日を過ごしている。
弟にはいつ性的に襲われるか分からないし、
親友からは小生意気に煽られし、
後輩には訳も分からず振り回される。
いびつで刺激的な毎日を過ごす過程で、才川裕作は気持ちは変化していく。
時にそれは、友情を育む青春の一ページになり、
時にそれは、恋心を育む恋愛に発展していく。
――はたして彼らは、どんな結末に辿りつくのだろうか。
この物語はフィクションである。
実際の人物、団体、個人の考えなどとは関係ありません。
だからこそ、この物語には意味がある。
これは、メインヒロインが全員男の娘でラブコメは成立するのかを温かい目で見守る、そんな物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 00:48:28
145669文字
会話率:31%
特待生として名門エグランテア学院に入学したアメリア・ラクロワ。新たな学びを求めていた彼女の前に現れたのは、完璧な王子様のような侯爵家の嫡男ルーカス・グレイフォードと、色気漂う大商会の息子アレクシオ・フォルツィ。二人の個性豊かな少年との出会い
は、彼女の日々を大きく揺さぶっていく。
一見華やかに見える彼らだが、それぞれに秘められた想いや葛藤もあり、アメリアはそんな彼らとの関わりを通じて、自分の進むべき道や本当の気持ちを探し始める。友情と恋心が交錯し、次第に彼女の心に芽生える思いは誰に向かうのか。
そして学院での日々が進む中で、彼女は人生の大きな選択を迫られることに。アメリアは誰を選び、自らの夢と恋愛の狭間でどのような決断を下すのか――彼女がたどり着く答えとは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 20:00:00
70281文字
会話率:36%
静かな人生を送る予定だった俺。
電車にひかれて死亡する予定だった俺。
人生予定通りにいきません!(T . T)
予定変更で来世の俺にも迷惑かけちゃう?
全ての予定変更には1人の少女が関係する?
俺は死なずにはちゃめちゃスキルでパワーアップ?
可愛い少女は被害者?他人じゃない?
そんな少女は前世に秘密あり?
だんだん距離が縮まる2人、解決策は恋心にあり?
ごちゃまぜな2人が繰り広げる理解不能な恋物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 19:12:59
82616文字
会話率:43%
最近俺の周りで変なことが起こりまくる。
簡単に言うと、変人に絡まれるといった感じだ。
幼馴染で密かに俺が恋心を抱いている遼子との仲も進行しないし、不完全燃焼な毎日だ。
何だか街で遭遇する変人も、段々怪異じみてきて、恐怖を感じるように
もなっていった。
でもいいこと、いいことというかやっぱり変なこともある。
俺にファンができたことだ。
菜乃と言う高校の同学年の生徒が、俺のことをファンだと言って付きまとうのだ。
さらには由香という陽キャの同級生から、俺のツッコミは情熱が足りないとダメ出しされる。
何だか俺の人生おかしくないか、と思いながら生活していたある日、突然遼子から衝撃の事実が告げられる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 06:10:00
81108文字
会話率:38%
社会人3年目に突入した春の物語。
遅くまで残業し、疲れで何も考えられずふらふらになりながら帰る時枝 広志(ヒロ)は、高校時代からの友人草津 渚(なぎさ)とバッタリ出会う。
渚はヒロにずっと恋心を抱いていて・・・!?
最終更新:2024-11-23 02:20:00
108707文字
会話率:29%
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になったが、若いことで騎士団員から揶揄われたりしてなかなか寮母としてうまく仕事ができていない。
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そ
んなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。じれじれだけどハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:11:08
44508文字
会話率:50%
気弱だが優しい性格である高校生の裕一(ゆういち)には悩みがあった。なんと実の姉・愛海(まなみ)を好きになってしまったのである!決して恋人にはできない相手にも関わらず、恋心は膨らんでいくばかりで、幼馴染の整(せい)にも相談できず、心の中はいつ
も雨が降っているようだ。裕一は禁断の恋だと知りつつも姉に告白し、愛海も徐々に心を開いていく。誰よりも大好きなお姉ちゃんは、いつもそばに居て、いつも笑ってくれて、いつも優しくて――。二人の関係が進展していくにつれて、どんどん日常が壊れていく。姉弟(きょうだい)の心は嵐のように吹き荒れ、幼馴染を巻き込みながら予想外の結末へ突き進んでいく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 19:00:00
239053文字
会話率:42%
騎士団長のアルフレッドは今日も厳つい表情のその奥で、可愛らしい書記官マーガレットのことを想う。しかしその実情は碌にアピールもできないヘタレ団長であった!無表情を決めつつ甘い妄想に花を咲かせているムッツリ童貞騎士団長の淡い恋心は、心の動揺が蒼
雷という魔法の無意識下の発動によって周囲にモロバレである!
そんな不器用騎士団長の恋は果たして実るのか?!そして蒼雷の被害をもろに受けまくる騎士団員たちの運命やいかに?!
ほぼコメディで進行。甘酸っぱい騎士団長のムッツリ恋心を、ニヤニヤと愛でつつ楽しむための作品となります。ヒーロー目線がメインで進行し、時折脇キャラ目線。ヒロイン目線は皆無の予定。とにかく作者がただ面白おかしく楽しむ為に書いてます。自転車操業御免。完結目指してがんばります!
※こちらの作品は楠結衣様の『騎士団長ヒーロー企画』参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 00:00:00
171316文字
会話率:60%
『至剣流(しけんりゅう)』という剣術が学校の必修科目と化し、一般社会に広まって久しい架空の現代日本。
そんな現代を生きるごく普通の少年「秋津光一郎(あきつ こういちろう)」は、ある日、一人の美少女に一目惚れする。
「望月螢(もちづき
ほたる)」。若くして『至剣流』の免許皆伝を果たした、有名な天才剣士であった。
「わたし、自分を打ち負かした人としか、交際も結婚もしないから」
その一言を受けた光一郎は奮起した。
今まで大して真剣に取り組んでいなかった『至剣流』に、熱心に打ち込むようになる。
螢に打ち勝ち、その腕に抱き寄せる未来を勝ち取るために。
そんな単純一途な恋心を原動力とした光一郎の剣が、友を助け、周りの人間の心を動かし、やがて武芸界を揺るがすほどの事件を引き起こすことに……?
※カクヨム、arcadiaにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 17:37:50
639543文字
会話率:22%
「君を愛することはない」
恋するあなたにそう言われても、いつかを夢見て傍にいた。
―――
ロシャーナ帝国の皇后アナスタシアは初恋の相手である皇帝ニコライから「君を愛することはない」と言われたが、傍にいれば愛されることもあるかもしれないと
思ってしまった。
結婚して二年たった日、ニコライの昔の婚約者が彼の子どもを連れて現れたときアナスタシアは「もう無理だ」とニコライへの恋心を捨てた。
―――
「【短編】皇帝を愛さなくなった皇后は世界の広さを知った」の長編版です(大幅な改修あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 18:00:00
65684文字
会話率:36%
祖父にすすめられたお見合いをすると決めたら、浮気が原因で別れた元カレに再会しました。
最終更新:2024-09-23 21:12:59
22738文字
会話率:33%
「この俺が婚約者になってやるのだから、光栄に思え」
初顔合わせで侯爵子息ハーネルドに言われた言葉に、伯爵令嬢のフォルティアナは齢十歳にして『結婚に必要なものは忍耐』と悟り、結婚に理想を抱かなくなった。
そんなフォルティアナが十五歳を
迎えた頃、大人の仲間入りを祝う華々しいデビュタントの日、婚約者のハーネルドを巻き込み盛大にダンスホールで転倒してしまった。
この失態をきっかけに、怒鳴り込んできた侯爵により婚約は破棄され、『どんがめ姫』という不名誉な汚名を授かることに。
その汚名を返上しようとひたすら二年努力するも、誰もフォルティアナとダンスを踊ってはくれない。
パーティ会場で元婚約者のハーネルドに暴言を吐かれ、その場にいるとみっともなく涙をこぼしてしまいそうになったフォルティアナはそっと会場を抜け出した。
人気のない庭園で、フォルティアナは普通の人には見えない『光る人』に声をかけられる。いつもなら両親の言いつけを守り、気付かないフリをして相手にしないのだが、その日はそれが出来なかった。誰でもいいから、話を聞いて欲しかったのだ。
フォルティアナの話を静かに聞いていた『光る人』である青年は、跪いて手を差し出す。
「僕と一曲、踊ってくれませんか?」
青年にリードされ、フォルティアナは失敗する事なくダンスを立派に踊りきり、苦手だったダンスの楽しさを知った。
自分が何者かも分からないという青年に、フォルティアナはリヒトと名前をつけてあげた。
それから王城でリヒトに秘密のダンスレッスンをつけてもらうようになり、いつしか彼に淡い恋心を抱くようになっていた。
そこへ元婚約者のハーネルドが現れて、あの時のリベンジをしたいと言う。
見事汚名を返上することに成功したものの、その日以降、リヒトは庭園から姿を消してしまった。
実はその青年、療養中の第二王子で――
※これは、婚約者に皮肉を言われ続け結婚に理想を抱かなくなった伯爵令嬢と、初恋を拗らせてやらかした過去を挽回しようとする侯爵子息と、その二人を面白おかしく眺めながら隙あれば横からかっ攫おうとする王子様の三角関係なお話です。
アルファポリスでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 16:39:09
214763文字
会話率:45%
王子の婚約者である令嬢ラシャーナは、自警団の隊長を務められるほどの強い魔力と、誰もが認める美貌の持ち主。そんな彼女にはある秘密があった。強力な魔法を使うと化け物のような顔になってしまうのだ。
そのことを知った周囲はラシャーナをバカにして、
「野獣乙女」とあだ名をつけた。悪評により王子の機嫌を損ねることを恐れた両親は、彼女を追放してしまう。
だが、肝心の王子はまったく気にしていないらしい。たとえ野獣乙女でも好きと言ってくれる彼に対し、ラシャーナは恋心を新たにしていくのだった。
これは、王子様とのハッピーエンドをつかみ取った野獣の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 12:40:00
13254文字
会話率:42%
女帝コーディリアは、誰とも結婚できない呪いをかけられている。そのせいで婚約を破棄され続けていた。そんな彼女は、臣下のレナルドに恋心を抱いていた。
けれど、所詮それは実るはずのない想いだった。
ある日、呪術が得意な王子が帝国にやって来る。
彼はコーディリアの呪いを解いてみせると宣言した。
だが、同時にコーディリアの花婿にして欲しいとも要求してきた。それだけではなく、彼の話によるとコーディリアが恋を諦めない限り、呪いは解けないかもしれなくて……。
これは、呪いに翻弄され続けた女帝が、自分の本当の気持ちに向き合えるようになるまでの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 12:35:34
12457文字
会話率:43%
今
この時間に
貴女へ
ずっと
きれいでいてくれ
貴女へ
聖なる伝言
最終更新:2024-11-20 07:14:58
261文字
会話率:0%
月夜を行く
三毛猫にさようならして
この街を歩こうか
最終更新:2024-11-12 09:32:14
299文字
会話率:0%
君を載せて
君の行きたい場所へ
ずっと
ずっと
ずっと
最終更新:2024-08-18 07:34:59
209文字
会話率:0%
コンビニの貴腐人の瑠加と拓真の物語
拓真と瑠加が出会ったのは高校入学の日
まだ15歳だった
学校生活の中でだんだんと
瑠加に惹かれていく拓真
初めて恋した相手は同性だった
戸惑いと葛藤そしてあふれる恋心を隠して過ごす日々
思いを伝えた
い でも、この気持ちを知られたら
友達でいることもできなくなるのでは?
拓真と瑠加
ふたりの恋路はどこへむかうのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 22:11:13
3147文字
会話率:71%
ツキカゲの日。
それは、月に願ったことが叶うといわれる日である。
6年前のツキカゲの日に出会った二人。
大手商家の娘、百夜(ももよ)。
屋敷の使用人として働く、異国の血をひく少年、理奥(りおう)。
父母を亡くした日に出会い、ずっとそばにいて
くれた少年に、
百夜は淡い恋心を抱いていた。
百夜が11になった年の秋、転機は訪れる。
百夜は全寮制の女学院へ入るように言い渡され、
理奥は武術大会への出場が決まった。
これは少女と少年と彼らを取り巻く人々のお話。
少女が変化の中で、少しだけ成長する話。
のはず。
※全体の改変中です。前後つながっていない部分があります。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 19:04:44
58657文字
会話率:29%
12歳で寝取られた俺は脳が破壊された。
人の嘘がわかるようになった。
自分の恋心がわからなくなった。
彼の右手はのちに『神の右手』と呼ばれる
最終更新:2024-11-19 11:13:32
2837文字
会話率:22%
大好きだった幼馴染。俺は幼馴染の幸せのために十年間溜め込んだの恋心を捨てた。
幼馴染の好きな人は俺じゃない。
俺は大事な友だちと一緒に穏やかな日常を送りたい。
……それなのになんで今さら君は俺にすりよってくる?
だって、俺の事は好きじゃな
かったんだろ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-20 21:55:14
95442文字
会話率:38%
俺の人生は誤解だらけであった。
女友達も、大事な後輩も、付き合う事ができた大好きな幼馴染も――
全部、誤解によって離れていった。
自殺しようとしている女の子を助けた。
「……わ、私、デブでブスで……」
「ん? 可愛いぞ。俺は誤解されるから嘘
言わねえし」
これは事故によって認識がおかしくなった男と、男の言葉によって生まれ変わった女の子と、必死で恋心を伝えようとする過去の大切な女の子たちとの恋物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-05 10:01:26
110997文字
会話率:30%
「認めたら負けだ、絶対に勘違いだ」
同性の親友の雨宮律(あまみやりつ)に恋愛感情を抱いているかもしれないと気がついた紺野咲久(こんのさく)は、持ち前ののネガテイブ思考と考えすぎな性格でその感情を拗らせまくり、精神的に辛い日々を送っていた
。
「彼女との関わりがある限り、私はずっとこんなに辛いのか」
そんな思考に陥った結果、律との距離を極端に置くことで親友→友人→知り合い→他人とか関係を完全に戻そうと試み成功した矢先、事故で死んだかと思えば、なぜか律とともに異世界に転移していたのだった。
自分自身の律への恋心を全力否定して精神状態を保とうとする咲久。一方、律が隠していた咲久に対する想いは尋常じゃないくらい重かった‥‥‥!?
自己の影響で咲久に対して過保護化した律と、お豆腐メンタル、すぐ病む、しかも強がりで素直じゃない咲久。
そんな性格難あり少女たち2人の、勘違いとすれ違いの異世界百合ファンタジー!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 23:50:00
108530文字
会話率:42%
『双子は不吉で不幸の種』
そんな因習のある国に生まれた、双子の妹アリア。
王女であるにもかかわらず存在を隠されていたアリアはある日、双子の兄から入れ替わりの提案を受ける。
一日だけならと入れ替わりを快諾したアリアだが、兄は突然城から姿を消
した。
アリアは兄の立場を守るため、帰城まで王子の代役を務めることを決意する。
だが、王子の側近は政敵の息子であり、狡猾と言われるアルヴィスで、城には王子を害そうとする者たちも多く、一筋縄ではいきそうにない。
おまけに、アルヴィスとともに過ごすうちに、彼から恋心を抱かれてしまって……。
「男が、男を好きになるのはおかしいですか」
「いや、おかしいとは思わないけど……」ーー私は兄様じゃないんだってば!
側近→兄(中身は妹)という、おかしな三角関係に発展した恋や
城内で起こる、毒を使った数々の事件の真相、
いなくなった兄の行方も
絡まった糸は次第に一本の線へと繋がり、解決へと導かれていく。
恋愛×推理×ヒューマンドラマな、ハッピーエンドのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 21:33:13
75270文字
会話率:36%
国王付きの近衛騎士であるオーウェンは、修道女見習いのエステルに恋をしていた。
恋心を内に秘めていたオーウェンだったが、相棒の近衛騎士ハロルドに気づかれてしまう。
ハロルドは「応援してやってもいいし」と話していたが、彼とエステルの間に親密
さを感じ取ったオーウェンの心は穏やかでいられない。
おまけに想い人のエステルは職業柄、誰にでも笑顔を向けて、優しさを振りまいてしまうものだから、執着心の強いオーウェンは気が気ではなくて……。
「少しずつ外堀を埋めて、僕から逃げられないようにする」
そんな作戦を立ててエステルに近づく男を遠ざけつつ、彼女との仲を深めていくオーウェン。
さらに親密になってから想いを告げるつもりだったオーウェンだが、とある事件をきっかけにエステルを泣かしてしまい……思いがけず遠回しな告白をしてしまう。
恋愛脳ではないエステルにオーウェンの告白が届いたのか怪しいが、返事は数日後、お菓子のプレゼントとともにということになり――
執着強めな王国騎士と、特別な人を作ることをおそれるワケアリ修道女見習いの、ハッピーエンドなラブストーリー!
長岡更紗さま主催の「騎士コンビと恋愛企画」参加作品です。
▶アマゾナイトノベルズ様より2023年6月に発売した電子書籍『鈍感な王妃と不器用な国王』のスピンオフのお話です。
▶単体でも読めます。
▶2023年7月18日に2巻が配信されるため、記念の小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 22:31:26
61048文字
会話率:28%
聖母神と呼ばれる大地の女神により生み出された、とある世界。
女神の祝福を受けた『聖別されし者』は、女神により封じられ、深い眠りについている禍々しい破壊の神・魔王を眠らせ続けるため闘うさだめを持っている。
『聖別されし者』の中でも希少な能力
者である『勇者』の資質を持って生まれた俺ことアルフレッド。
だが、彼が世界で唯一心を許している、師にして家族、淡い恋心を捧げる存在でもあった魔導士の女性『五十番』を問答無用で殺した、現パーティメンバーの魔導士『百番』を追放すると口走ったことで、彼の人生はガラッと色合いを変えてしまう。
信頼する愛した人を失くし、否応なく背負わされたとはいえ唯一己れを支える『勇者』としての使命も失ったアルフレッド。
自死も認められず、生き恥をさらすしかない彼の、歪んでしまった心の支えは『百番』への復讐しかなかった。
キリ番と呼ばれる高い能力を保持する魔導士への理不尽な復讐など、元勇者の彼に叶う筈などないのだとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 15:10:00
11294文字
会話率:14%
架空の王国・ラクレイドの第二王子であるセイイールには秘めた思い人がいる。
だがその人は、彼が思いを寄せることなど許されない人だった。
許されない恋心を、彼は婚礼の席での祝婚歌に込める。
永遠に秘める、覚悟と共に。
最終更新:2019-12-02 12:55:42
7904文字
会話率:22%
架空の王国ラクレイドの片田舎・ウエンレイノ領を治める伯爵の腹違いの妹マリアーナ。
元々兄に疎まれていた彼女は、ウエンレイノが王族とよしみを持つため差し出されることに。
しかし視察にきた末の王子・アイオールは一筋縄ではいかない若者だった。伯爵
のマリアーナに対する冷たさ、自分という王子とよしみは持つもののいつでも切れる状態を画策しているらしいのを察し、怒りを感じる。伯爵自身に夜伽を所望するなどという突拍子もないことを言い出し、常識的で頭の固い伯爵を大いに慌てさせる。
マリアーナが内心で悲壮な覚悟をかため、精神的に追い詰められていたのを察し、同情するアイオール。
同情は次第に恋心へ……。
少しひねくれた王子様と凛とした薄幸の姫君の、初恋が始まる。
webコバルト・第185回短編小説新人賞「もう一歩の作品」を修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 22:42:02
11651文字
会話率:32%
馬車での事故により記憶を失った珍しく美しい容姿をした少女。
ワインの産地であるサリタンザスで事故を起こした当事者伯爵家次男ジンラードにノアーナと名付けられ、伯爵家で庇護を受けながら出自の判らないままブドウ農園で働き五年の歳月を過ごす。
そん
な彼女にはブドウの木の声が聴こえると言う不思議な力があった。その能力を活かし最高に美味しいワインを造りだした加害者と被害者である二人。
しかしそんな順調で穏やかな日々は長くは続かなかった。
二十歳を迎えジンラードが結婚の為に婚約者を迎えに港街へ向かったその日、老木のブドウの木であるオジジの杖と共に、いつの間にか自分の中で育ってしまったジンラードへの恋心を隠し「楽園」へと繋がる北の果てドグロードスを目指して一人と一本はひっそりと姿を消す。
だがノアーナは知らない。
この逃走劇が男の激しい狩猟本能に火を着けた事を。
ドグロードスにある楽園とは。
ノアーナの過去に隠された真実とは。
男達に追われながら様々な危機を乗り越えノアーナが辿り着いたのは楽園かそれとも…
⚠︎ワイン製造の過程に精密さは有りません。内容を短略化、現代製造法との相違、フィクションが混ざっておりますのでご注意下さい。
⚠︎暴力表現有り/少々鬱展開有り
第一章まで毎日投稿。以後不定期投稿になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 08:10:00
57223文字
会話率:54%