海に落ち、北の帝国の海岸に打ち上げられた少女は、一人生き残った亡国の王女であった。
帝国の皇族でありながら自由気ままに生きる皇子の胸には、旅先で見かけた、南の大国に捕われ寂しげに佇む少女の姿が焼き付いていた。
帰る場所もなく明るい未来を
描けない元王女と、どこまでも強気で前向きな皇子の物語。
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ご覧頂きありがとうございます。
架空の国を舞台としているため異世界としていますが、魔法などのファンタジー要素はありません。
全十三話。完結しました。m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
45627文字
会話率:47%
中学三年生の鈴川紗那は、飼い犬を亡くした夜、夢の中で不思議な世界を訪れる。それは遠い昔に滅んだはずの、いにしえの王国であった。時の止まったその場所で、紗那は美しい王子と出会う。王子の魂は城に縛られて、生と死の狭間から抜け出せないのであった。
王子を永遠の孤独から救うことはできるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 15:44:40
876文字
会話率:0%
南東の国の王は変人らしい。普通ではない噂が星の数ほど流れている。
そんなかの王の元へ行けと言われた哀れな三つ隣の国の窓際職員。
南東の国の王は顔も見せないと引きこもり、妃に対応を押しつける。クビ回避の為にも会わねばならない窓際職員は、妃の案
内で城を歩き回り、噂の真偽を確かめながら、玉座に噂の真意を見るのだった。
残酷な描写は念の為です。
恋愛要素は極薄味仕様です。ご容赦ください。
別視点をその内あげます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:01:59
7058文字
会話率:47%
王都のはずれの深い森、通称「悪魔の森」に建つ古城は、血なまぐさい過去と、その立地、見た目から「幽霊城」と呼ばれている。
恐ろしい噂ばかりの城に住まうのは、これまた良くない噂ばかりの第二王子。金色の瞳に、背中には翼をもがれた痕があるという
王子のあだ名は、モンスター。
次々と辞めてしまう侍女の後釜として白羽の矢が立てられたのは、貧乏伯爵令嬢のリーゼロッテ。高い俸給につられて侍女勤めを承諾するリーゼロッテだが、対面した第二王子は、なかなかの偏屈のようで、前途多難な予感がするが…。
ちょっと天然な貧乏伯爵令嬢と、孤独な王子の恋の物語。
目指せ王道!のつもりで書き始めたお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-12 18:00:00
110993文字
会話率:45%
知恵ある物を殺す為に生まれそれに抗った魔王の切ない物語です!
お試しで書いたので拙いとは思いますが、読んでくださるとありがたいです!
最終更新:2019-08-12 14:42:16
1246文字
会話率:8%
【本編完結】妖精姫と呼ばれた亡き母に生き写しの伯爵令嬢アリアンヌ。彼女は暇潰し(奉仕活動)として相談屋の活動をしている。ある日店を訪ねてきた男は、依頼もせずに帰って行った。不審に思ったアリアンヌだが、夜会で再会した彼は思いも寄らない名前で!
?その恋は、凍った心を融かしていく──おてんば伯爵令嬢と心を閉ざした孤独な王弟公爵との、甘くて危険な初恋・婚約ロマンス!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-29 18:22:21
308649文字
会話率:51%
王家の血を引くが、大逆犯の孫であるマルヴィナは、聡明さを国王に気に入られ、国の未来のために次期女王になる。
王位継承者が代々学ぶ寄宿制の名門校(※男子校)に、入学したマルヴィナは、幼い頃に一度だけ会い、優しくしてくれた、名も知らない初恋の
君と再会を果たす。だが、「彼」は、見分けがつかないくらいそっくりな双子のどちらかだった。
事務的だけれど、動物と音楽が好きな双子の弟のほうに、マルヴィナは惹かれる。一方、隣国の孤独な王子と友達になったマルヴィナは、自分だけでなく彼の交友関係も広げていく。
ちょっと色恋に鈍い次期女王と、初恋の君かもしれない少年、訳あり王子が学院で繰り広げる三角関係。
※男性の主要キャラは、第二章から登場します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-05 17:05:14
162251文字
会話率:41%
こちらの作品は、短編として投稿した『龍の望み、翡翠の夢』(Nコード N4684DS)の連載版です。10話完結です。
翡翠のように美しい瞳をした西国の王。白皙の麗人として名高い王には秘密があった。国王は性別を偽り、男装の麗人として西国を治め
ていたのだ。孤独な王を支えるのは、東国から来た男。けれど男にも、西国の王には伝えていない秘密があった。お互いを思うがゆえに、二人はすれ違う。伝えたいのは、ただ一つ。愛しているというその想いだけ。
続編「梅の芳香、雨の音色〜あなたに捧げる愛の証〜」と、「[連載版]龍の望み、翡翠の夢 番外編〜おまけの小話〜」もどうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-23 15:20:04
52438文字
会話率:1%
冬の地ネージュと夏の地バッシュ。
死す者達の世界と、生き永らえる者達の世界に住む二人の少年が、外の世界へ飛び出す勇気を持った時、停滞していた物語が動き出す。
――それは、二つの勇気と一つの歌が綴る、永遠の物語。
(※詩をメインにした物
語です)
(※更新は毎日行う予定です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 13:13:08
9718文字
会話率:25%
千年の歴史を誇るベースティア王国には、建国の時代より三匹の神獣の加護があるという。
第54代目の王の元、四番目の王子として産まれたアイゼンは、兄弟でただ一人黒い髪を持って産まれたが故に孤独を強いられた。
────彼の前に、“神獣の愛し
仔”が現れるまでは。
孤独な王子と戦う舞姫、二人の想いの行方は……。
※不定期更新です。
※見切り発車ゆえ、どこに落ち着くのかは作者にも不明です。
※生温か~い目で見守っていただければ幸いなり。
※アルファポリスでも連載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-17 08:00:00
4391文字
会話率:28%
よくあるMMOの世界に迷い込んだ系で色々葛藤して恋も、するかも?
最終更新:2016-12-20 03:40:34
814文字
会話率:25%
春が待ち遠しいという言葉を、私は何千回聞かさせれれば良いのだろうか
最終更新:2016-12-11 19:38:31
4113文字
会話率:24%
父母から愛されずに育った孤独な王レオン
憎しみにとらわれた彼が血と暴力にあふれたこの世界に復讐するために
挑み続けた生涯を書き記す
最終更新:2015-10-25 13:41:00
3851文字
会話率:24%
醜い事に劣等感を感じていたリア、美しい物だけを愛する孤独な王様、2人は歴史上最も美しくもうこの世には存在しない姫に憧れていた。そんなある日、氷の底で美しさを残したまま死んでいる姫が発見され王様は彼女の美しさを欲した。王様の要求に応えるため姫
の中に入る資格をもった者が選ばれた。第一候補に選ばれたのはリアだった。リアはこの世界で一番醜い者から、この世界で一番美しい物に変わったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 17:45:41
58437文字
会話率:36%
ある所に灰色の魔女がいました。
彼女は灰色なので何事にも無感動です。
そんな魔女のささやかな出会いを見守って頂けたら、嬉しいです。
最終更新:2015-06-22 19:13:06
2363文字
会話率:0%
月を亡くした王の話。◆漢字の「望」の由来をイメージして膨らませた悲恋。
最終更新:2015-05-17 14:28:45
3916文字
会話率:34%
神が人間を滅ぼすと決意した世界で、彼等は大罪を犯した。
最終更新:2013-07-26 07:27:35
1609文字
会話率:3%
“天(そら)に国が在った。孤独な王は世界を創った。陸が生まれ、海が満たし、熱を持ち、風が息吹いた。王は生命(いのち)を創った。王は神となり、全ての生命に崇められる存在となったのです。”そんな歴史が幾年も語り継がれる世界。いつしか人類は逆臣と
成り果て、神の座を取って代わろうとしていた。許されざる人類の罪過に、神が下す判断は――。 ※更新再開……? 不定期更新が一番楽だったことに気づきます。スローペースとなりますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-13 00:18:50
6421文字
会話率:35%
暴虐の限りを尽くした宋の康王は、側近の韓憑を排し、その妻である美女・何氏を娶った。
孤独な王と、傾城の恋の結末とは。
最終更新:2012-09-04 14:49:30
10022文字
会話率:26%
「あたしのことぉ、殺してえ?」死にたがりやの少女が出会ったのは、闇よりも深く悲しい一人の王。【人間は醜い。だからこそ、憎い】人間嫌いの王が出会ったのは、誰よりも死を望む哀れな少女。孤独な王と自らの死を絶対とする少女の物語。留まりを知らないダ
ークファンタジーが、今始まる。興味がございましたら、どうぞお越しください。お待ちしております・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-07 11:28:07
2118文字
会話率:31%