【ざっくりあらすじ】田舎の狼獣人の双子兄弟が猫獣人の双子姉妹姫の騎士を目指す物語です。
【本あらすじ】
──むかしむかし、ヤルンウィドと呼ばれる村には狼の双子が暮らしておりました。
父の英雄譚を聞かされて育ったルチルとサーフィアは
、魔法紋(ルーン)と呼ばれる獣人だけが持つ不思議な力を目覚めさせる立志の儀式に臨んだ。
だが、銀剣を産み出せる力を得た兄サーフィアとは裏腹に弟のルチルが手にしたのは道具の力を引き出すという曖昧で戦いには役に立たなそうなものであった。
失意に駆られて教会を飛び出した彼は、ひょんなことから猫魔族の双子姫との運命の出会いを果たす。
そしてこれは、王都の学園にて生徒の中でも選り抜きの十人の騎士候補生(エスクワイア)の一員となったルチルが最強の魔道具使いに、サーフィアが無類の銀剣士に──そして王女たちの騎士になるまでの物語である。
共用魔法の表記には【】個別魔法能力|魔法紋(ルーン)の表記には《》を用います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-23 17:55:00
332981文字
会話率:48%
ほぼタイトルで言いたい事を全部言ってしまった。出落ちエッセイ
キーワード:
最終更新:2025-02-21 23:35:49
655文字
会話率:12%
朱座(あかざ)遊郭に黒い遊神の魔手が忍び寄る。
「かくし閭(ざと)」を滅ぼすという黒い遊神。
黒幕は徳川の旧幕府か明治の新政府か、それとも——。
幕府滅亡により武家社会が崩壊し、身分解放を訴える者が現れる明治初期、時代は確実に変容しようとし
ていた。
とはいえ制外者(にんがいもの)への差別はまだまだなくならない。
黒い遊神の目的は制外者の排除なのか……。
運命を受け入れようとする者、抗おうとする者。
理由(わけ)有り者の吹き溜まり「かくし閭」でそれぞれの理由を胸に秘めながら戦う者たち。
十人十色の生き様が己の居場所を守るべく動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-21 07:03:11
193665文字
会話率:53%
『お前たちの進化を速めよう』
そう言って『創造主』を名乗る存在が世界に邪竜と能力者を生み出して二百年が経った頃、世界中に点在する街の一つ、王都アイギスでは隊長に任命された十人の隊長たちがそれぞれ隊を率いてアイギスを守っていた。
年々強さ
を増していく邪竜との戦いとアイギスの発展を妨げる様々な問題。それらを隊長の一人、シュウは同僚や部下たちと解決していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 03:55:30
2329363文字
会話率:37%
世界には二種類の人間に分けられる。
使う者か、使われる者かという二種類にだ。
その法則からあぶれた俺はパーティー追放された。
一人になり、明日をどう生きればいいかわかないでいると俺は運命的な出会いを果たす。
「お前、いい感じに悪人面だ
な」
十人いれば十人ともかわいいと言うだろうロリ魔王【イリス】と出会い、俺の運命は変わった。
そして仕事も変わり、なぜかロリ魔王が立ち上げた便利屋の社長に!
迫りくるはギルドから漏れた頭のおかしいクエストばかりだ。
なんでこんな生命を削るような仕事ばかりなの?
冒険者稼業とあんまり変わりないんだけど!?
そんなこんなで俺は便利屋社長としてみんなを助けていく。
さあ、始めよう――今日も一日、依頼人を笑顔にする大仕事を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 08:34:32
6545文字
会話率:35%
世界には二種類の人間に分けられる。
使う者か、使われる者かという二種類にだ。
その法則からあぶれた俺はパーティー追放された。
一人になり、明日をどう生きればいいかわかないでいると俺は運命的な出会いを果たす。
「お前、いい感じに悪人面だ
な」
十人いれば十人ともかわいいと言うだろうロリ魔王【イリス】と出会い、俺の運命は変わった。
そして仕事も変わり、なぜかロリ魔王が立ち上げた便利屋の社長に!
迫りくるはギルドから漏れた頭のおかしいクエストばかりだ。
なんでこんな生命を削るような仕事ばかりなの?
冒険者稼業とあんまり変わりないんだけど!?
そんなこんなで俺は便利屋社長としてみんなを助けていく。
さあ、始めよう――今日も一日、依頼人を笑顔にする大仕事を!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 08:05:58
6545文字
会話率:35%
遠野衛が今一番推しているのは、ゲーム実況系配信者『なぎ。』
ギャルっぽい見た目とゲームに対する真摯な姿勢のギャップが魅力の、チャンネル登録者数数十五万超えの人気配信者だ。
ひょんなことから衛は、『なぎ。』に推しのアイドルがいることを知ってし
まう。
『machico』という名前で活動するソロアイドル。ライブをしても観客は平均して数十人。配信サイトではチャンネル登録者千人と、言うなれば『ド』マイナーな。
machico改めまちこは実力派であり、歌唱力もダンスもむしろ平均以上、容姿にも優れたスペックの高いアイドルである。
それなのに人気が伸びない最大の理由こそ、『兄萌え』を公言してはばからないこと。ライブでも配信でも、兄の話題を出してはのろけるような調子で――
衛が、その兄である。
物語は、衛の通う高校に、まちこが新一年生として、『なぎ。』が転入生として、それぞれ入学してきたことから始まる。
カクヨムにて掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 21:23:00
224671文字
会話率:52%
とても軽い中身のない物語。
記憶喪失で異世界へと落とされて行き成りの奴隷落ち。運良く逃げ出す事は出来て連れのリリーと地方都市へと旅立つ。
辺境伯領にたどり着いて、王子に扮するお姫さまに一目惚れした。ここに居着くもうだつの上がらな
い伯爵様を殺す計画を案じながら……。
結果、伯爵様は見事天国へ送り、俺に対してお嫁さんは濡れ落ち葉となるも、乱世の大陸で火の粉が降りかかるとお嫁さんは、またしても戦闘狂へと変貌し……、最後は全戦全勝で国を盗ってしまう。
俺はスッキョンキョンで子供が二十人も?……みたいな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 08:10:00
32848文字
会話率:76%
人狼と少女と、人狼 Zwei (ツバイ)から続くアフターストリーです。
沙霧の娘の亜依音が大きく育っていくお話です。
亜依音は、十人の巫女の力を一人で受継いで誕生した。生まれてそうそうに巫女の
力を発揮した。母の沙霧は、桜子に亜依音の
悲惨とも思われる巫女の力を消してくれ、
自分では育てきれないと、母の桜子泣いて縋った。
波乱という亜依音の人生が始まったが、亜依音は、母の沙霧と二歳の時に死に別れる。
巫女の血が巡る人生が待っているかと思われた亜依音。桜子とほかの巫女が、ポル=バジン
の儀式でこの世の巫女の血を絶ってくれた。ここから亜依音は普通の女の子に戻るはず
だったが。
亜依音には風魔法という巫女の力が残った。この風魔法を遣(つか)って人生を進んでいく。
可愛い亜依音の成長に、巫女の血が騒ぐのだろうか。
母・沙霧の願いは叶うのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-22 07:46:26
2302591文字
会話率:73%
ここは少し未来の話。
現代では人々が簡単に〝浮く〟ということができ、色んな〝あんなことあったらいいな〟というものが開発されてきた。
と言ってもかなり平和で、今日は人が浮けて五周年と盛大なお祝いが行われた。
そんなお祝い中に事件は起きた。
そ
れは、人々が話すことができなくなった。
そんな中で私・成田 星(なりた せい)は、話すことができた。
そして私の意志があると、触れた人は話せるように戻るらしい。
話すことができなくなって、最初の夜は夏にはありえないほどの凍えるほどの寒さが襲ってきた。
そして、大人が見当たらない。
どういうわけか、逃げ遅れた大人は子供に戻ってしまうらしい。
そんな中で集まった(子供の姿の大人三人含む)子供、十人で生き残る物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 11:38:32
6154文字
会話率:74%
「私は大人気天才子役と言われる藍水華奈美(あいみず かなみ)!
本当は、清水華奈(しみず かな)で、父と母、弟たち五人と、これから生まれる双子で十人で暮らすはずだった。」
「僕は清水華奈空(かなた)。華奈の双子の弟で、天才子役と呼ばれる姉は
とても尊敬してる。でも忙しい華奈を支えることしかできない。」
「私たちはお父さんを亡くした。交通事故で。」
「僕たちはお母さんを亡くした。出産中に。」
「「私(僕)たちは私(華奈)が大黒柱、華奈空くん(僕)が家庭内を支えて、六人を支えていく」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 11:56:15
2006文字
会話率:78%
私がいま生きている皇国では、初代皇帝がもたらした異世界召喚の権能「聖女召喚の儀」が連綿と続き、毎年1人以上の聖女が異世界から召喚されている。これまでに召喚されてきた聖女は1000人を遥かに超えているというわけ。でもそれだけじゃない。私が物心
ついてから十数年、なぜかそれだけの期間で300人以上もの聖女が異世界から召喚されているのだ。
そして最後に、ここからが超重要なのだけれど、このひとり語りはすべて私の走馬灯だ。私はこれから死ぬ。というかもう死んでると思う。クラス内で何十人もの愚かな転移転生聖女たちが起こした派閥争いの途中、圧倒的な聖属性の魔力が学堂にほとばしり、その余波を受けて私の全身は消滅した……。
はずだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 07:30:29
184113文字
会話率:57%
一介の田舎貴族に過ぎなかった私と婚約してくれた美しい銀髪の王子ミラシェル。彼は「僕は生涯、君しかめとらない、僕と時間を過ごす女性は君だけだ」と言っていた。それなのに私は宮廷の政争に巻き込まれて処刑されてしまった。
ミラシェルのために甘んじ
て死を受け入れた私だったが死後の世界で自称神様と出会い【人生やり直しチート】とかいう力をもらった。そして神様が言うにはミラシェルは何十人もの女と浮気を繰り返した挙げ句、私が邪魔になったから汚名を着せて処刑させたのだという。
そんなわけない。
でも、もしもミラシェルが誑かされていたのなら相手の女を全員殺してあげる。女の家族も皆殺しだ。
そして万が一、そんなことはあり得ないと思うけど、もしもミラシェルが私のことを騙して私を処刑させたのなら……絶対に許さない。
絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、許しはしない!!!!!
必ず殺す、絶対殺す、どこに逃げても殺す!
王家全員皆殺し、ミラシェルの前に首を並べてから、浮気相手の首もすべて並べてから殺す。ミラシェルの体と魂は私だけのものだ。体も魂も腐らないように魔法で縛り続けてミラシェルと生涯を添い遂げるんだ。
絶対に────
ぶっ殺してやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 03:30:06
16839文字
会話率:61%
政略結婚。
子供を産んでも全く愛してくれない夫。
当主として失格な男。
私は愛をなくす薬を開発した。
恋心をなくす薬でもある。
それを飲んで断捨離する。
息子が支えてくれる。
みっともなくすがってくる夫をもうなんとも思わない。
色々準備をし
て、いらないと宣言する。
愛人ばかりに時間を作る男に、家庭を作る力はなかったと証明された。
親子は互いに協力して、励まし合う。
家族の形は十人十色。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 06:00:00
5708文字
会話率:1%
進化し続けるゲームと、謎に満ちた世界と、プレイヤーたちが贈る
ほのぼの×アクション×ミステリー?×考察?
さぁ、ようこそ「RBG」へ。
第1章、第2章完結しました!!
現在第3章 進行中です!!ゲームはVer.1.00
へ!まだまだ始まったばかり!!
毎日更新中!!!
遥か遠い未来で起こる。これはゲームから始まる物語。
空を飛び、スキルを使って戦う。「空中戦」がメイン。途方もない数のスキルと、それらをどのように使うかで、その弾幕は十人十色の芸術を産む。ゲームの常識をプレイヤーが塗り替え、そして作り上げていく!
空中戦や、数多のスキル、変わった技、ゲーム内の革命、世界観、考察、色んなものを盛り込んでみました。
異世界ファンタジーではありませんが、それっぽい異能は登場します。これについても大きなバックストーリーがあったり…。戦闘描写は9話からなのでそこまで少し世界観やゲームのルールの説明などになっています。
最新話と連動して基本設定情報も随時公開していきます。
ところどころに布石を置いていたりしますのでぜひ探してみてください!
さぁ、ひっくり返せ!ゲームも世界も何もかも!咲き乱れよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 10:30:20
906651文字
会話率:51%
本作は一部で読者選択肢式を採用しています。
校内で起きた不可能殺人を偶然にも解決した主人公(今志方時宗)が探偵に祭り上げられてから数か月。突如黒服の男に誘拐される。連れていかれた場所には、自身と同じく探偵として活躍している、十人の少年少女
が。そこで誘拐犯から告げられたのは、残り一人になるまでの殺し合い――ではなく、十年間捕まることなく殺人を繰り返す都市伝説級犯罪者『スフィア』を捕まえられるよう教育を施すとのことだった。そして始まる、名探偵を育むための監禁教育生活。異常な環境ながら、事実探偵としての教育を施される日々を享受していた彼らだったが、突如、仲間の一人が『スフィア』を模倣した殺人方法で殺される。いよいよ誘拐犯が本性を見せたのか、それとも仲間の中に『スフィア』が紛れているのか……疑心暗鬼と論理が飛び交う、名探偵の卵らによる探偵サバイバルが幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 18:00:00
141823文字
会話率:45%
ある街を震撼させている殺人鬼、通称『ハンマー男』。巨大なハンマーを振り回し、十人以上の人間を殺戮しているこの殺人鬼、その特徴的な見た目にも拘らず警察は一切犯人を絞り込めていなかった。警備体制を強化し、一刻も早くハンマー男を逮捕しようと準備を
整えた夜、ある男がその街を訪れた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-04 15:22:05
6674文字
会話率:23%
自分の人生に自分の人生をかけた人、名乗琉 無(なのる む)
ある日、地球外知的生命体を送り込んでくるポータルが発生。
その中に連れていかれたものも、自分から進んで調査に行った人もいるが、帰ってきたことはなかった。
ここで生きるには誰も信じな
いことだ。
だが、そんなことをできる人は少なかった。
だから、人間は滅びていったのだ。
数十人を除いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-08 12:00:00
17983文字
会話率:3%
俺、早乙女(さおとめ)真一(しんいち)が気づいた時にはすべて終わっていた……何十人もの転生者が神を怨み、神を殺すために磨かれた技術・経験・知識をもらい、さらに神殺しの力を与えられて復讐。
神を殺す為に主神ゴッデス(女神ではない)に選ばれた最
後の犠牲者が俺だった。
4人の神を殺して復讐を成し遂げた! そんなところから始まる物語。
チートになりすぎな俺は地球に帰還不能。
俺が殺した4人の神が遊ぶために作った『イーデスハリス』の世界に転生して暮らしていく・・・だが、そこには目的も何もない。
神を4人も殺してしまったのでレベルは爆上げ。
ありえない数値のステータス。
魔法も技術も製造も思いのまま。
異世界に来てチートもらったんだからハーレム目指してみますか? という話です
ノクターンで話を書いてますが元々のエロの少なさに「なろう」にもエロ抜きで転載してみることにしました。
チート過ぎてバトルはすぐ終わります。
7・2ご指摘がありましたので主神ゴッデスに注釈を入れてみました。
感想などドンドンください。
誤字などの間違いは早めに修正しますので教えてもらえるとありがたいです。
自分よがり満載な作品なんで批判はお手柔らかにお願いします。
6・27キーワード増やしてみた。
7・2の53話から連載パターン変更。
今まではノクターンからのエロ抜きでの転載でしたが、今後はなろうに先に連載してノクターンにエロを増量しての転載ってパターンに変更します。
1・4あらすじを読みやすくなるように修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 08:20:00
1566352文字
会話率:28%
設立一年の芸能事務所、ジュエリーガーデンプロモーション。ここには十人の新人アイドルが所属している。
しかし、まだ芸歴一年にも満たない彼女たちはヒヨっ子、夢の舞台は程遠い。
そこで社長が提案したのは、年の瀬に開催される大型ユニットオーデ
ィション「Brand New Duo」への全員出場だった。
条件は二人一組のユニットを「自分たちで」結成すること。夢に向かって走るため、オーディションでトップを取れ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 18:00:00
239274文字
会話率:47%
『華白隣(はなしろりん)』
知能・メンタル・性格…ぜんぶ赤点。無駄に可愛すぎる外見以外、すべてが残念な美少女だ。
彼女は負けヒロインの鏡で、昔から幼馴染の「愛野カケル」にストーカーしながら生きてきた。カケルの望みは「人類を救うべく『毒森
(どくもり)』を浄化させる」こと…
「正直、今にでも逃げ出したい」だが…華白は、カケルの願いを叶えるために、カケルを守るために、幼馴染に同行することを決意。
毒森は、世界を汚染する『猛毒まみれの最低最悪なフィールド』。土も草も、空気さえもすべてが毒という、異形の聖域。尚且つ、チート怪物PTのテリトリーでもある。最強クリーチャー軍団は、現代兵器を前にしてもビクともせず、兵士を音速のスピードで狩って狩って狩りまくる。
華白は真っ青になりながらも「カケルを守ろう」と奮闘。だが…開幕早々、彼女はクリーチャーに瞬殺されてしまった。
華々しく殺された後、運命の理不尽な気まぐれによって、クソ映画のゾンビの如く復活。さらに『毒人(どくびと)』と呼ばれる新人類へ転生してしまう。
毒、猛毒、超毒、あらゆる毒から力を借りて、戦闘力を上昇させる毒バフ人間…ソレが毒人。
猛毒シャワーを浴びながら無双する。あろうことか、負けヒロインを救ったのは、オレ様系のイケメンでも、高身長イケメンでもなく、十人十色の毒だったのである。
…多分、残念ヒロインの「華白隣」は、悪魔が書いた三流の脚本の被害者だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 16:00:21
195562文字
会話率:48%
2020年、《魔法の世界(マギスフィア)》と呼ばれる異世界より現れた、《魔王》による日本侵略が開始された。
《日本八大魔界》より押し寄せる魔物達――現代兵器の通じない連中に抗えるのは、魔法の力を持つ『魔法少女』達だけだった!
――
――そんな初邂逅から四十年。
魔物退治はある種のエンターテイメントと化した。
愛らしく、格好良く、きらびやかで、美しい。
そんな魔法少女達は、アイドルの様に持て囃され、すっかり社会に馴染んでいた。
皆の憧れ、正義の味方、魔法少女はそういう存在になっていた……。
……国立クロムローム魔法学園に通う中等部三年生、語辺リーンは、
十人のクラスメイトと共に、高等部へと進級する為の試験へと挑む。
これは、無力で、非力で、最弱の魔法少女が、
陰謀もギスギスもドロドロもある、全員死亡のバトルロイヤル展開を、
時間逆行魔法を駆使してハッピーエンドを目指す物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 09:24:54
202805文字
会話率:43%
大罪人ばかりが収監される辺境の監獄の看守を務める伯爵家に生まれたアリアは、幼い頃の記憶にない罪で『兄殺しの令嬢』と呼ばれている。
看守の後継問題と幼さから罰せられずにいたが、成人を迎えた十六歳のある日、『兄殺し』の罰として大罪人フィリベルト
との婚姻を命じられる。
フィリベルトは四年前、一晩でとある侯爵家の邸中の者たち二百二十人の命を奪い、その凶行の一切について黙秘を貫く史上最悪の大罪人だ。
初めはフィリベルトを警戒するアリアだったが、冷静で理知的、柔和な人当たりで観察力に優れ、慎重なフィリベルトに、一つの疑問を抱くようになる。
事件の雑さとフィリベルトの人物像が合致しない。
——この男は、本当に大罪人なのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-18 06:54:01
271410文字
会話率:35%
「女王陛下、……いや、シルヴィア・ローゼンハイム。あなたを王国の大罪人として逮捕する」
ある日の夜、私は臣下の貴族によって逮捕された。臣下の一人が、私の髪の毛を掴んで窓際に連れて行く。そして、城壁の向こう側で淡く瞬く赤い光を私に見せた。
「……あれは何ですか?」
私の問い掛けに、臣下はしばらく|間《ま》を置いて答えた。
「革命の火です。王都は貴族連合軍が掌握し、残りはこの王宮を残すのみです。貴族連合軍と共に戦う民衆達が、王宮の城壁のすぐ外側まで迫っています」
「……革命?」
「今夜、ローゼンハイム王国は滅びたのです」
その逮捕から約一週間後、私は民衆の前で斬首刑となり、その躯(むくろ)は一切を残すことなく、灰になるまで焼かれた……。
◇ ◇ ◇
「シルヴィア・ローゼンハイム。汝は王国にその生涯を捧げ、鎮守の神々に忠誠を誓うか?」
……え?
私は、国王の王冠が置かれた玉座に向かって跪いている。斜め前には、背の高さほどの錫杖を持つ王国国教会の大主教が立ち、私を見下ろしていた。
──これは……、もしかして、六年前の戴冠式?
私は状況を理解できないまま、ゆっくりと後方を振り返る。すると、そこには数十人に及ぶ貴族達が整列して、私に向かって軽く頭を下げていた。
──あぁ……。あの時に戻ってきたんだ……。悲劇の始まりの日に……。
私は、玉座の背後に飾られた優しく|微笑《ほほえ》む父王、故グローヴィスの肖像画をじっと見つめる。
──お父様。私は帰ってきました。今度の人生では同じ過ちを繰り返しません。必ず、お父様から受け継いだこの国と国民を守って、立派な王になります。
「私は今ここに、第十六代ローゼンハイム王国の国王に即位したことを宣言します!」
こうして、シルヴィア・ローゼンハイムの国家再建ストーリーが始まった──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 13:15:15
288206文字
会話率:42%
時間によって、季節によって、気候によって、そこに座る人が変わる’’ベンチ’’。そこでの会話からは十人十色、様々な人生を見ることができる。ここでの会話はあなたにはどのように映るだろうか。
最終更新:2024-12-16 01:17:38
377文字
会話率:100%