和蘭撫子(おらんだなでしこ)と申します。
母の日に贈り物として贈られる事が多い私。 別名はカーネーションとも呼ばれます。
だからでしょうか。 とてもとても愛おしいと思ってしまったのです。
身代わりでも構わない。 私はいつまでもいつまでもあ
なたを愛する事でしょう。
例えこの身が枯れ落ちようとも。 愛しています。
植物が主役の読み切り短編《樹花草綴り》
短く繋がりなく刹那の樹花草物語。
樹花草綴り 第十五話《 仮母の和蘭撫子 》お届け致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 12:00:00
1883文字
会話率:17%
これは陰口を言われている、一人の中学二年生の
少女のもしものお話。
もしも、という少女の切実な願い。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
不定期更新ですが、良かったら見てください!
最終更新:2015-06-05 18:08:54
314文字
会話率:0%
突然、知らない熱帯雨林にいた優璃。
必死になって汗だくで樹海を抜けた先で待ち受けていたのは、砂埃の舞う荒野と海、そして小さな人々が織り成す残酷で美しい世界だった。
無表情の天使のように美しい小人。
いつもお調子者で楽観的な小人。
頑固で真
面目な正直者の小人。
つい意地を張って素直に慣れない恋する小人。
ひたすら平和と日常を守りたい優しい小人。
そして、優璃は知ってゆく。
この世界の事を。
自分の事を。
傍らに並ぶ小さな人々の、ささやかだけど切実な願い。
優璃は自分の世界に帰るために、小さな人々の願いのために旅に出る。
ただ一つ、歌うという自分にできることを信じて歌い続ける。
果たして優璃は自分の世界に帰ることができるのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-10 16:39:27
36378文字
会話率:30%
いつもどうりに俺はジャージで床に就いた。夢の中で聞こえた不思議な声。
大切な何かを求めるような切実な願いの言葉。
それに惹かれ、目を覚ました時立っていたのは見知らぬ暗闇だった。
『こりゃ、夢か』「いいや、違う」
そして目の前に立つのは一人の
少女だった。
異世界に召喚され、「人間」ではなく召喚された「精霊」として生きることとなった少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-26 12:01:30
111745文字
会話率:38%