貴族制の解体により領地を剥奪された貴種たちは、その多くが過去の栄光を忘れられず金を使い落ちぶれた。賢明な選択をした少数の頭の回る貴族たちは、コネを使い領主までは行かずとも都市の管理者……つまるところ市長となった。
ベルヴィル・モーラ・ロロリ
ウスはアレス王国建国時から存在する大貴族の三男であった。
一般市民が武力発起した時、彼は貴族が近いうちに解体され、王族や大貴族は処刑されてしまうだろうと考えていた。
そこで早いうちに家を出て革命軍に自分を売り込んだロロリウスは、貴族制廃止後、元貴族を纏めるリーダーとして抜擢される。
ロロリウスはいいように一般人に利用されるつもりはなかった。上手く革命を乗り切った頭のキレる貴族たちと今までと変わらぬ優雅な生活を送るため、貴族として持って生まれた魔法という力で、荒くれ者を纏め、商人を脅し、コネを使い、マフィアという形で復権を試みるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-30 11:58:50
1461文字
会話率:0%
全世界を巻き込み、二億もの人々が死んでいった大戦より四年が経ったある日、南方に位置するオーストラシア連邦にて王政復古のクーデターが勃発する。
クーデターは成功し、オーストラシア連邦王国国王として、ウィリス、マーセイドおよびカフカース大公
であるウィリアム三世が即位する。そのつかの間、二世紀前の版図を失われた旧領とし再統一運動(リソルジメント)を開始した。
ウィリアム王は、再統一の為に首都コンスタンツァにおいて「連邦再統一のために行われる全諸侯同盟並びに正教会共同宣言による公会議」を開催した。しかし、王国領が諸侯領として分裂し独立してからおおよそ一世紀半も経っており、また諸侯称号も形骸化していた為に会議は、会議としての体を為していなかった。
そんな中、極東の島国に外交使節として派遣されていた王国海軍第三機動艦隊が、共和制復古を目的として蜂起すという一報が全世界に伝えられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-30 00:00:00
358文字
会話率:58%
二度の革命が起こり、貴族制から共和制、共和制から貴族制へと変転する国政のなか。幼い頃からともに育ち、叔父と姪という関係ながら深く心を通わせる、ある貴族の少女と青年があった。革命戦争で身内を亡くしながらも二人は穏やかな時間を過ごしていた。離れ
ている時間も手紙を交わし、少女が結婚し、隣国の妃となってからもそれは変わることはなかった。だが三度、革命は起こる――。二人は次第に抗いようのない時代の波へと飲まれてゆく。互いの立場に引き裂かれながら、変わらず青年を慕う少女。心の奥底に秘める思いに苦悩する青年。二人の思いは、どこへゆくのか。全話、書簡形式でつづる旧交と親愛の物語。『わたしは、いつまでも待っています。あの窓辺で、あなたが来るのをずっと』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 20:00:00
19965文字
会話率:1%
ルビコン川を武装解除せず、渡河したカエサルとカエサル軍が、もはや機能不全に陥っていた共和制ローの歴史の扉を開く。
最終更新:2019-06-20 19:32:48
365文字
会話率:40%
『何だかんだで必要になるのは力だよ』
ーーーーーー
連邦暦935年、帝国暦478年、この年大きな時代の唸りが宇宙全体を包み込もうとしていた
人類が宇宙に進出して1000年が経とうとしている
宇宙に進出した人類
は大きく分けて3つの勢力に分かれており、互いに生存をかけた小競り合いを繰り返していた
その中でも強大な力と勢力を誇る二大勢力、《連邦》と《帝国》がお互いの支配域を広げるため、大小様々な争いを日々繰り広げていた。その様子をじっと眺めているのがもう1つの勢力《中立国家アルトワール連合》である。この三つ巴の状況が新たな歴史を作ってゆく
時は連邦暦933年、民主共和制国家である連邦にて後に連邦史始まって以来の英雄として語られる事になる1人の男が誕生する
広大な銀河を駆け巡る大規模な戦いが、今起きようとしていた
この物語は英雄クロイツ・アルティザンの波乱万丈な人生と、彼を取り巻く決して多くはない仲間達の英雄譚である
※2018.7.11 SF日間1位をかくとくしました!!!
↑↑↑↑↑ランクアップ!!↑↑↑↑↑↑↑
※2018.7.8 SF日間2位にランクインしました!!
↑↑↑↑↑ランクインアップ!!↑↑↑↑↑
※2018.5.5、SF日間10位になりました!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-26 04:35:48
121534文字
会話率:46%
物語が始まる以前、この世界を律していたのは宗教と大自然、そして魔法であった。表題の物語本筋はこれよりはるか下った、私達の世界のほぼ十九世紀末~二十世紀初頭に当たる、古い力と、機械に代表される人間の知恵が一瞬均衡を保っていた(ように見える)時
代背景のもと《共和国》と隣国《教国》の間で展開する。
巨大な《教国》の驚異に対抗するため、《共和国》はその国力を総動員して、空飛ぶ戦艦〈共和制〉号、みなの通称『大空魔艦』を建造した。なぜ《共和国》はこのような異形の兵器の就役を急ぐのか? 実は、そのころその巨大な宗教国家である隣国《教国》では、国家と軍の改革に進展を見せた支配者『総主教』レノルトが死の床にあり、開明派の彼の各種改革に抗する旧い反動勢力が、再度権力奪取の工作を画策していたのだ。
物語はこの状況下、最新機械技術の粋である《共和国》の切り札大空魔艦が進空し、各種試運転を行う過程を、軍事・近代艦艇に門外漢の主人公であり魔法に通じたこの艦所属の従軍導法師シリルの行動・視点を追いながら進行する。人が手にした空といった新しい活動の場で、彼女はこの艦が浮き上がる瞬間に立会い、その後何者かが艦に侵入させた『サラマンダー(火吹きトカゲ)』対策に奮戦し、軍艦の大口径主砲の発射にたちあって驚いたり、その間に地上で酒を飲んだりする。明朗・闊達なシリルは新しい船ににふさわしい人物であった。
仮想敵《教国》は、伝統的に『神を尊ばない共和の人達を(武力)で改心させる』事に熱心で、ここでもし旧い派閥が権力を握ると戦禍が予想される。その《教国》旧派閥は、自派が長じている魔法に類する手段によって機械兵器の頂点たる大空魔艦を除去し、その事実で他派を恫喝、最高権力者『総主教』選出の場である『選挙』での票をとりまとめる、といった工作を画策していた。彼らは自らが持つ持つ古い力の象徴『ドラゴン』を大空魔艦にぶつける事を試み、様々な準備をすすめ始める。
一方、全能ではない《共和国》政府は、この局面で《教国》に対する軍事的威圧効果を期待し、試運転中の大空魔艦を《共和国》《教国》の国境が引かれている深い『森』の国境線近辺を飛行させる決定を下した。そこでついに。鋼の、人が造った大空魔艦と、生身の、過去が造り上げたドラゴンは、正面から激突したのだが------折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 22:03:58
124394文字
会話率:39%
ジョー・ウルフが姿を消して数年。共和制を打ち立て、平穏な時代に入ったと思われた銀河系に新たな恐怖が訪れようとしていた。
最終更新:2019-01-21 12:00:00
272251文字
会話率:45%
ローマが共和制から帝政に移った紀元前27年から西暦2023年までの2050年間を駆け巡ります!!
最終更新:2018-10-31 10:07:57
12771文字
会話率:20%
―― とある共和制の国。王政時代に名門として名を馳せた武闘家一家は没落し、その末裔の女《むすめ》クレオは貧しく、街の不良少年らと連《つる》むうちに彼らのまとめ役となっていた。しかし、ひとつの殺人事件がきっかけで、クレオは刑事の策略によって
ある島のギャングの巣窟へと送られることになる。そこで出会った島の青年ジュリアン……ギャングの一員である彼が、彼女の運命を大きく変えていく……。
※1 遥彼方さま主催「紅の秋」企画参加作品です。タイトルは、「クレナイノオキ、ユウヒモロトモ」と読みます。
※2 本文中にタイトル表示などのイラストが入ります。挿絵機能をオンにしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-17 12:00:00
25030文字
会話率:46%
世界の魔力が枯渇しエルフなどの憎悪が魔神を作り上げ世界に闇を堕とした。魔神は魔王を作り上げ大帝国軍を纏め上げ世界を牛耳ろうとした。全ては愚かな人間共に復讐する為に。
そのせいで世界は国境がなくなり君主制も共和制も滅んでしまった。たった一
国を除いては。世界の中央にあるアルオス城は貿易が盛んなところだった。しかしそこも大帝国軍に攻められてしまう。
もう駄目で世界は大帝国軍の物になってしまうのかと思われた。しかしなんとアルオス城は落城する事なく大帝国軍を退ける事に成功した。
落城しなくてすんだのはアルオス城にあると云われている神の篭手とそれに最も近い騎士であるゼルクのお陰だった。この二つの巡り会わせがアルオス城に奇跡を呼んだのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-04 00:04:28
299831文字
会話率:47%
紀元前100年~0年までの古代ローマについてつらつらと書きます。
歴史の勉強になるかも……少々細かいですが(笑)
この頃のローマは面白いので、ローマものの作品が増えるといいなあと感じているこの頃です。
最終更新:2018-06-10 21:07:26
13694文字
会話率:5%
「国を守り、臣民を守り、陛下を守る。命尽きるその後も我らは英霊として国家を守護せん」
「そういうゲームじゃねえからこれ!!」
乙女ゲー『オラニエ王国物語』に転生した少女、カルラは日本生まれの社会人であった。ひょんなことから転生を遂げた彼女
の前に右翼の青年であるアルテュールが立ち上がる。
「地方権益を持つ貴族、独自特権を持つ教会の権力基盤を打ち壊し、中央官僚と常備軍を伴う中央集権化によって絶対王政を成し遂げる。人々は国家に奉仕し、富国強兵を推し進め、この王国を一等国として改革するのだ……!」
停滞した剣と魔法の中世ファンタジーに思想爆弾を放り込み、より多くの人々の生活環境を押し上げ、中途半端なカリスマ性とその凝り固まった危険思想の持ち主の傍で、悪役令嬢役であるカルラは何を想い、行動するのか。
ヒャッハー思考の騎士団、思想に充てられた開明派の革新官僚と共に送る新しい乙女ゲー悪役令嬢モノ!
王子の頭がパッパラパーだと共和制に移行して領地貴族がギロチン送りにされちゃうかも!?
「ヒロインの中身が電波系転生者で王子がたぶらかされると(国体が)死ぬんですけど!!?」
頑張れカルラ、負けるなカルラ! アルテュールは剣道六段、柔道八段で元警官だから暗殺者は返り討ちに会うぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 23:27:33
14548文字
会話率:37%
23世紀に地球資源の枯渇が予測されたため、人類は既にコロニーを作っていた月を足がかりに太陽系内惑星へ進出。同時に増えすぎた人口を人工コロニーやテラフォーミングされた火星に移住。タイタンをはじめとする衛星にも移民を行い太陽系連邦を形成する。2
4世紀にミハエル・ニューマン研究所がヒッグス場を歪めて3次元上での質量をほぼ0とする技術を開発。亜光速巡航を可能にし、その技術を改良し物質の虚数質量化と虚数時空移動で可能としたジャンプ航法を確立。人類は太陽系を出て、巨大鑑で他星系の移住可能な惑星を見つける計画を行う。その後地球の環境に非常に近い惑星を発見ADAMと名付ける。その後も発見が続きEVA、EDEN、と名付けられ、その惑星を拠点に周囲の星系に進出後テラフォーミング技術によって居住可能惑星へと変えられていった。ADAMはADAM1とされ、周囲の星系が居住可能惑星になるとADAM2と次々に作られていった。その際テラフォーミングの基地として惑星要塞が作られ初期移住者や技術者の居住用にされた。その時に作られた国家が銀河連邦である。その後CAIN、ABEL、SETO、AWAN、AZURA等が発見され、MOSESが発見された時に論争が起きた。
MOSESで海洋性知的生命体が発見され、コンタクトが取られた。その後その異星知的生命体のためにMOSESは手付かずの状態にすべきだという意見と、今後別の知的生命体が発見される可能性を含めMOSESも居住可能惑星とすべきと言う意見が50年に渡り繰り返され、その論争をきっかけにして銀河連邦は崩壊し急進派(銀河共和国連邦)と保守派(自由共和国連邦)に分断され250年間続く戦争の火種となった。銀河共和国連邦はその名から共和制なのだが、一部の氏族によって実質支配が行われ、古代ローマのように帝制と変わりのない体制と変わっていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-15 02:41:17
57772文字
会話率:27%
平凡な男子生徒の星野玲男(ほしの・れお)は、夏休み明けは無事に新学期を迎え、平凡だがそれなりに充実した学校生活を送っていたが、ある日の低い雲の広がる冬の夜に、頭をカチ割られたような痛みに襲われ、そのまま意識を失い死亡。気がつくと、フェルディ
ナント王国の15代国王の「レオ15世」として即位させられていたが、やがてフェルディナント王国は共和制に移行し、「レオ15世」は飾りものの国王となってしまうのだった…。
そして成人した「レオ15世」は時の政権によって国王の地位を返上することとなり、晴れて自由の身となったことで、そこからようやく気ままな異世界ライフを始めるのだった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-13 00:23:02
6460文字
会話率:20%
古代ローマ共和国において、2度の独裁官就任を経るも、傲り高ぶること無く、任務を全うすると全ての役職を返上して農村での生活に戻る清貧篤実な人柄をもったルキウス・クインクティウス・キンキナトゥス。
共和政治において、理想の人物とされる彼の伝記で
す。
なお、この物語は歴史を題材としたフィクションです。
登場人物および団体は、実在の人物、団体とは関係ありませんので、ご了承をお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-07 00:12:57
18957文字
会話率:31%
森と湖の街ティファール。この街は、従来王国貴族達のリゾート地として発展してきた街であった。しかし9年前の共和制への移行と、貴族制の廃止によって、単なる風光明媚な地方都市に成り下がってしまう。
この街で、行政の長である領主代行という仕事で
働く、一人の少女が居た。名をエリス(通称:エリー)というこの少女は、大好きなこの街を良くしようと日々研鑽の毎日を送る。
しかし、この風光明媚が取り柄の長閑な街に、『鉄道建設』という猛威が襲ってくる。否応無しに増える問題の数々と、対応する為に集める人材は、何故か嘗て●●と呼ばれた人物ばかりであった。仲間と共に街の問題に当り、仲間の為に仲間の問題に当る、少女達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 22:11:51
11113文字
会話率:34%
豊富な資源と広大な領土、そして祭政一致による巨大な世界帝国を築いているエフェス。
緑豊かで牧歌的、争いは好まないが誇り高き平原の民の国、ラシケント。
そして世界中の大商人が集まり、共和制を導入している商業都市国家マーシャ。
百年の永きに渡っ
て争いを続けたエフェスとラシケントだったが、十年前に休戦協定を結び、人々はつかの間の平和を謳歌していた。
人々はこの平和が永遠に続けばいいと願っていたが、折からの水不足にラシケントはダムを建設する事で、ただでさえ水の乏しいエフェスに対し、供給制限を秘密裏に画策する。
事はすぐにエフェス側に知られる事となり、エフェスの首都、デトラに赴任していた元宰相の娘、エンド・ガーウィンは、ラシケントの権力闘争の犠牲にされようとしていた。
圧倒的な力を前にして、希望を捨てない人々。
平和を願う凛とした瞳。
その向こうに見えるのは、血の海か、それとも楽園か――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-16 21:03:31
115648文字
会話率:53%
フィエナ国は、かつては王制、現在共和制の国家。どう考えてみてもその一般社会になじめていない集団「ムーンライト」には、ミスティー・スカーレットといううら若き女性が暮らしている。彼女がここにきたきっかけは、王制時代に権威を持っていた「魔道士」に
学者だった父が興味を持ったために、「危険人物」として政府の手で殺されたことであった。それから幾年も過ぎ、社会はもとより、そのせいで人生を狂わされたミスティーにとっても過去の存在だったはずの「魔道士」だったが、その存在が再び、事件を引き起こしていく…。念のため残酷タグを設定していますが、それほど強い描写ではない予定です。*不定期更新です。ご了承ください。*
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-23 22:37:06
9279文字
会話率:39%