金色の髪に翡翠の瞳、精霊に愛された王女には幼い頃からの婚約者がいた。相手は帝国の第二皇子。だが王女が十二歳の時、帝位を継いだばかりの若き皇帝によって王国はわずか七日間で陥落する。王族は公爵家まで皆殺し。けれど王女は生き延びた。絶世の美少年と
して。
これは、翡翠の精霊姫と呼ばれた美貌の王女(美少年)が、黒猫を拾ったり、銀狼に懐かれたり、隣国の皇子に買われたり、帝国のヤンデレたちに執着されたりするお話。
美少年ばーじょんは男装でなく完全に男性体。でもどこまでいってもNLです。3章あたりまで恋愛要素は薄めです申し訳ない。戦闘、流血、人死などの残酷表現は予告なしにさらっと入ります。近世ファンタジーというかそのあたりふんわり。温かい目でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 18:00:00
498490文字
会話率:36%
中世ファンタジーがあるのに近世ファンタジーはあんまりないみたいなので作った自己満足小説です。
多くの生物が息づく世界、人間は人類圏の拡大と縮小を繰り返している。
ひとえに領土を増やしたところで始まるのは利権や土地の足の引っ張り合い、そして
他国は付け入る隙を虎視眈々と狙っている。
腐り切ったデモクラシー、拡大するファシズムの波、共産主義の台頭、帝王の帰還…
混迷する世界情勢と人々の暮らしを描いていくつもりです(絵に描いた餅)
よかったらご意見ご感想よろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-11 23:58:53
5797文字
会話率:39%
※異世界転生ものではありません。
主人公苦戦描写あり。
地の分多めで、やや冗長。
誤字脱字には気付きしだい直していきます。
三人称一元視点のつもりで書きましたが、時折一人称が混じってしまいましたがご容赦を。
不定期更新。
fc2の自ブログよ
り転載。
《太陽と月の代理戦争》。
約八十年前の戦争で《殷雷公(いんらいこう)》ベルンハルド、《サギタリウス》グンナル、《奈落の主》ビョルンの三英雄に挑んだ多くの人間、ゴブリン、オークが彼らに成すすべなく、命を散らしていった。
大戦を反省し、それ以来は人間もゴブリンも、オークもエルフも、互いに生活圏に干渉することなく、各々が平穏な日々を過ごしていた。
そんな中、ルクス大公国にて人間や獣人たちが思い思いに日常を楽しんでいると、そこに一人の少年が姿を現す。
《殷雷(いんらい)の英雄》、《隻眼の武人》と呼ばれる、輝かしい実績を残した父母から生まれた少年ルドルフは、ルクスにおいて招かれざる客であった。
エルフ特有の笹の葉のような長耳が、人間たちにとって恐怖の対象だったからだ。
事あるごとに侮蔑され、馬鹿にされ、避けられ、陰鬱な心持ちでルドルフが歩いていると、深紅の瞳を持つ少女に出会ってしまう。
彼女は名はアデル。
一見、まるで関係のない二人の男女。
だが彼らの因縁は、ルドルフの親友である弓使いアルヴィド、獣人ダグマルをも巻き込んで、やがて大陸全土を波乱に陥れることとなる―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-10 13:00:00
60708文字
会話率:25%
とある王国の肉屋の看板娘の元に、準一級魔術師の青年が訪ねてくる。
新たに開発された『拡声魔法』と『録音魔法』を広めるための“声”を探しているというのだ。
ラジオもテレビもない。CDだってDVDだってありはしない。そんな近世ファンタジー世界で
初めての『声優』が誕生する!
全8話で完結の中編です。※ハーメルンでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 21:25:42
37163文字
会話率:41%
とても学問好きのニートが近世ヨーロッパ風ファンタジー世界でスーパーな魔法使いになり、活躍するお話。基本はまったり。シリアスも現実が許す程度。ときどきアクション。明日使える知識もたくさん。ユーモアたっぷり。熱い友情。冷めやらぬ恋。冒険活劇。ボ
リューム満点。読み応えバツグン。けっこう文学してるかも。読みやすい一人称視点。
――この世界は極めて複雑に、そして単純にできている。魔法は、僕たちの生きる世界の本質<イデア>を解き明かす鍵なのだ。君はどうしたい? 宇宙の行く末がかかっているぞ。力か、富か、名声か。
…とても簡単な選択だよ。僕は真理を選んだ。すべてを犠牲にしてでもね。君も、そのなかの一人だ。
21世紀の日本人ニート“南出真司”は、気付いたら“オットー・フリードリヒ・フォン・ヴィーダーベレーブング”というドイツ人みたいな名前の魔法貴族になっていた。お部屋の外は15~17世紀ぐらいのファンタスティックなヨーロッパ・フランス的情緒に満ちてて危険が危ない。「世界を救って」とか言われたけれど……なんのことなのかさっぱりだ。家族使用人の期待と失望をかいくぐり、女王王族宰相教会貴族官僚の魔の手から逃れて、“真司=オットー”の旅は続くよ、どこまでも。
正義と不条理。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-17 08:12:41
66969文字
会話率:38%
「国を守り、臣民を守り、陛下を守る。命尽きるその後も我らは英霊として国家を守護せん」
「そういうゲームじゃねえからこれ!!」
乙女ゲー『オラニエ王国物語』に転生した少女、カルラは日本生まれの社会人であった。ひょんなことから転生を遂げた彼女
の前に右翼の青年であるアルテュールが立ち上がる。
「地方権益を持つ貴族、独自特権を持つ教会の権力基盤を打ち壊し、中央官僚と常備軍を伴う中央集権化によって絶対王政を成し遂げる。人々は国家に奉仕し、富国強兵を推し進め、この王国を一等国として改革するのだ……!」
停滞した剣と魔法の中世ファンタジーに思想爆弾を放り込み、より多くの人々の生活環境を押し上げ、中途半端なカリスマ性とその凝り固まった危険思想の持ち主の傍で、悪役令嬢役であるカルラは何を想い、行動するのか。
ヒャッハー思考の騎士団、思想に充てられた開明派の革新官僚と共に送る新しい乙女ゲー悪役令嬢モノ!
王子の頭がパッパラパーだと共和制に移行して領地貴族がギロチン送りにされちゃうかも!?
「ヒロインの中身が電波系転生者で王子がたぶらかされると(国体が)死ぬんですけど!!?」
頑張れカルラ、負けるなカルラ! アルテュールは剣道六段、柔道八段で元警官だから暗殺者は返り討ちに会うぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-25 23:27:33
14548文字
会話率:37%
創作家という、超常の力を使う者たちが存在する世界。
主人公は、そうした力を扱う適正に恵まれたコジロウという少年。
しかしコジロウには、ゲームで例えるならば、魔法の才能はあっても最大MPが少なすぎてまともに魔法を使えないという致命的欠点
があった。
「小さな器」と揶揄され、同じギルドメンバーからも疎まれ、それでも折れることなく自分を貫かんとする。
これは、彼が才能と向き合う物語。
蒸気機関が発明された頃の近世ファンタジー世界を舞台として展開。
いわゆる能力バトルもの。主人公は一芸に抜きんでたタイプ。全四章、執筆済み。
2012年に出した同人誌の改題作品。挿絵はサークル絵担当。
サークル内の作品紹介URL
http://www.kagehoushi.org/4th2nd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-11 22:02:53
119997文字
会話率:52%
十二歳で故郷を飛び出し十六年戦場を渡り歩いた傭兵オルソは、戦に倦み、平和な稼業に就くべく母国へ舞い戻った。庭師になることを希望し役所の窓口へ並んだところ、手違いが重なり幸か不幸か現在王の大宮苑造営を総括する天才造園家の元へ弟子入りすることに
なる。造園家グラーブは暗い男で通常連想する庭師からかけ離れた人物であり、かつ彼は造園家であるだけではなく……根暗な造園家と物怖じしない元傭兵の弟子が交流する物語です。若干イタリア風味の中世~近世ファンタジー。過去この作品名・作者名で同人誌にしたものを掲載しています。キーワードに指定しましたが伝奇・時代小説からは逸脱しているかもしれません。その旨ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 20:00:00
109253文字
会話率:43%
銃弾が飛び交い、騎士は剣を振り回し、魔物がさまよい、魔法の光が入り乱れる。
まだ幼い科学と、進歩した魔法が混ざり合った世界。
奴隷と成った少年は、ライフルを抱え、ゲームのようなこの世界で成り上がっていく。
近世ファンタジーです。
最終更新:2016-02-09 18:56:02
15362文字
会話率:50%
この話のパーツパーツやストーリーの材料はどこかで見たありふれたものです。
「勇者」がいて「魔王」がいて、助けを求める人がいて、冒険があって、世界の平和が訪れる。
しかし、この物語は、それらのパーツや材料をわざと間違って組み立てた物語です。
間違っているから正しく機能しない。エラーを起こしてしまった物語です。
ですが、この物語の筋道は至極単純なありふれたものです。たとえやり方を間違えていたとしても。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 20:08:43
351681文字
会話率:26%