侯爵令嬢のエリスは皇太子の婚約者だが、皇太子がエリスの妹の方を好きになったため、マルタン王国との戦争に出された。敗戦したものの無事に帰ったエリス。しかし戻ってすぐ父親に、マルタン王国へ行くよう命じられる。『戦場でマルタン国王を殺害したわた
しは、その罪で処刑されるのね』そう思いつつも、エリスは逆らう事無くその命令に従う事にする。そして、新たにマルタン国王となった、先王の弟のフェリックスと会う。
最初シリアス、中、明るめ、最後は若干ざまぁ、の予定です。
スマホを持つ手が痺れないくらいの短さで話が進んでいく、お手軽な感じを目指した話です。設定はゆるいです。 アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 19:30:44
118869文字
会話率:56%
聖国フロンサードの第四王子レインティエ・クスノ・フロンサード。十七歳。
とある理由から国に居づらくなった彼は、西に広がる霊海の森の先に住む|白蛇《エ・ラジャ》族の女族長に婿入りすることを決意する。
一方、森を隔てた向こうの|白蛇《
エ・ラジャ》族。
女族長アーレ・エ・ラジャは、一年前に「我が夫にするための最高の男」を所望したことを思い出し、婿を迎えに行くべく動き出す。
こうして、本来なら出会うことのない、生まれも育ちもまったく違う一組の男女が出会う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 20:18:39
688663文字
会話率:28%
交易で栄えてきた海の国。王の交代を切っ掛けに反乱が勃発した。
先王の法要に訪れた新王の暗殺を古都の長官が謀った。彼は一万もの大軍で数人に守られた王を追い詰めてゆく。
四面楚歌の中、刻々と追い詰められていく王の一行。必死に永徳王を守る英雄ゼン
キとシュラそしてシュラの仲間たち。彼らのSOSがミキタイカル島に届き、タケイルと玄武軍が救出に向かう。
彼らは果たして間に合うのか? ザルタの王国軍はどう動く?
大義と友情と愛と信頼が苛烈な戦いの中で昇華する海の国の物語の第三弾。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 06:00:00
10675文字
会話率:30%
先王ジークハルト(五十八歳)を敬愛するご令嬢エリーゼ・バウルムは、ジークハルトと添い遂げるため、今日もまた婚約者と恋敵の恋路を応援していた。その一方で、彼女の実家と執事。婚約者とその恋敵が何やら画策していた。
何も知らないエリーゼは、このま
まジークハルトに嫁ぐことができるのか――??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 20:43:58
9696文字
会話率:43%
『災厄の魔女』
それはこの世界で最も畏れられる存在であり、人間はおろかその他の魔女や魔法使いでさえ逆らうことのできない唯一の存在。
『非道の王』
それは西の大国アゼリアで先王を殺し玉座についた、若き王シリウス・レイノルズの血濡れた異名。
ある年の立春の翌日、シリウス・レイノルズは帰らずの森に住む『災厄の魔女』をアゼリアに連れ帰った。
これは魔力に固執する『災厄の魔女』と、そんな彼女から魔力を奪おうとする『非道の王』の、長い恋の行方の話だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-19 11:36:14
118764文字
会話率:61%
乙女ゲームに転生したヒロイン、ドレミ・ハートは光属性の魔法持ち。光の魔法で王太子や騎士、次期宰相、先王の隠し子などの攻略キャラを救うはずだった。
しかし! ドレミは転生者。気づいた瞬間、
(あ、これヒロインざまあされるやつだ)
オタク的思
考で深読み! そしてはじまる乙女ゲーム!
まったくやる気ない転生ヒロイン! 攻略キャラはとっくに悪役令嬢が攻略済みだ――!!
ヒロインなんかやりたくない! そうは問屋が卸さない! これはゲーム補正によってチュートリアルでエンディングを迎えてしまった転生ヒロインの物語である!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 07:00:00
12566文字
会話率:39%
舞台は中世ヨーロッパ、マスカール帝国。天才的だが暴政の限りを尽くす女王エリザベートと、彼女に忠義を尽くす騎士フランシス。かつて帝国を空前の繁栄に導いた偉大なる先王に仕えていた彼は、その娘であるエリザベートがたとえ今は傲慢であろうと、いつの日
か改心し、国を良い方向へと導いてくれるであろうと期待していたが――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-18 18:52:26
6031文字
会話率:25%
かつて異世界召喚が繰り返されたために荒れた世界は、召喚術を濫発した先王を廃した後、長い年月をかけて召喚被害者と新女王の手で作り変えられ、ようやく平穏を取り戻したはずだった。
しかし今は禁じられたはずの召喚術が実行されたため、被害者連絡会会
長・寺井はまたまた異世界へ。
再召喚されたその場で術者を張り倒し、首謀者を拘束して引き渡したが、むろん話はそれで終わらない。
新たに召喚を企む者を阻止すべく、召喚被害者連絡会と女王配下は手を組んで調査を開始したが……
これは異世界召喚被害にあって数十年後、楽隠居もできず再び暗躍する羽目になった異界の魔導師と、彼と関わる人々の、地味な活躍の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 22:00:00
213011文字
会話率:55%
若きオトゥール王は即位後、それまでの野蛮で盗賊じみた騎士たちが持つ気質に変革を起さんとして、日々城壁の上に立ち、馬上槍試合を監督していた。だが王の思いとは裏腹に、かねてから怨嗟を抱きあっていた騎士同士の衝突は、命懸けの遺恨試合に陥ってしまう
。しかしそれは、先王以前から永年に渡って積み上げられた罪過のほんの一部だった。罪過はあらゆる時と場所に刻み付けられていたのである。湿原に、隣国に、王と臣下の間にさえ。しだいに王は寡黙になり、氷の彫像のような存在とかしてゆく。だが王にはなんらかの思惑があるようにも見えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 22:22:30
54120文字
会話率:49%
赤涙王、と呼ばれる王がいる。
その死に際し、血の涙を流したことからそう呼ばれるようになったその男は、
先王を殺した簒奪者であり、
数多の民を処刑した暴君であったという。
これは、誰も信じることのできない哀れな王と、森に住む魔女の、月明かり
が照らし出す儚い物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 01:08:33
10747文字
会話率:12%
恩人の彼はただの変人か、それとも簒奪者か――? ◆ ギリギリになって婚約を邪魔された村娘のフロランスは、美人だが性格の悪い義妹と無神経な両親に神経をすり減らし、毎日村から逃げるように修道院へ通う日々を過ごしていた。ところがある日修道院が山賊
の襲撃を受け、フロランスはあわやというところで不気味な青年グレゴワールに命を救われる。フロランスは修道院の焼失で唯一の望みをも失いかけるが、そんな折、なぜかフロランスを気に入ったらしいグレゴワールに彼の下で働かないかと誘われる。 ◆ 宮廷魔術師団の死霊術師(ネクロマンサー)であるグレゴワールは周りから嫌悪されることが多く、残虐な先王殺しとも噂されていた。しかしその一方で彼はフロランスには妙に甘く、物理的に身近に置いておこうとするわ、毎日頭を撫でては魔力を流し込んでくるわ、怪しく笑っては嬉しそうに「私の太陽」だなんて呼んできて……? (※太陽娘=たいようむすめ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-20 22:51:30
175237文字
会話率:45%
「強き者が後を継ぐべし」というアレクサンドロス大王が作ったヘレニズム世界。ここに日本人には余り知られていない、エジプト女王クレオパトラ7世ではない、違うクレオパトラの波乱万丈な人生があった。政略結婚や、先王の妃を娶る世に翻弄されながら、次第
に強さを得ていく彼女。だが、強さゆえに子供たちに疎まれ、やがて母子相殺の歴史を迎える。
(検索すると似たネタ書いたブログがありますが、書いた本人が内輪用の顔文字とかを抜いて、新しい知識も入れて再構成したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-10 18:41:46
4191文字
会話率:3%
冷酷無慈悲と民衆から陰で囁かれ、畏れられる齢19歳の女王。
先王の悪政に苦しんでいた民衆は、革命を起こし王を打ち、新たに玉座に着いた若き賢き女王を敬意を持って【怜王】と呼んだ。
しかし、そう呼ばれたのもつかの間、彼女の心はどこまでも凍てつき
、悪しき者を許す事をせず、冷酷無慈悲に淡々と感情を挟むことなく国を治め、粛清した。
いつしか怜悧な王と敬われた彼女は、冷酷な王ー【冷王】と畏れられるようになった。
気高い彼女を孤高に導いた玉座。
過去、信念、決意ー。
そんな彼女の紡ぐ、本当の物語。
*残酷描写が多いと思いますのでR15にさせて頂きます。
*シリアス要素強めですが、ジャンルは恋愛です。
*マイペースに更新
*誤字脱字報告歓迎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-04 22:48:10
72919文字
会話率:29%
侯爵令嬢オルガ・フィオーレは恋に落ちた。
相手は王陛下を守る近衛騎士であり、次期公爵のセルジュ・カゼラート。
地位も名誉も陛下からの信頼も厚い彼ゆえに、オルガのライバルは多い。
さらに、彼女には大きな問題があった。それは――男性恐怖症。
そ
んなオルガが、セルジュへ愛を告げる為に王城へと通い続けたり、
山があったり谷があったり、兎にも角にもオルガが結婚するまでの物語であり、
賢王と称えられる先王が残した、負の遺産に巻き込まれた人々の過去と現在の物語。
全2章。
※ 更新ペースは遅め。現在多忙につき、不定期更新です。
※ 中世+近世+近代ヨーロッパをごちゃまぜにした時代設定です。
※ グロはありませんが、人が亡くなる場面やPG12~R15が入る可能性が高い為
保険として「残酷な描写あり」「R15」を登録しています。ご了承くださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-28 21:23:06
65797文字
会話率:32%
ここまで立て直すのに、どんだけ苦労したと思っているんだ!!
勝ちたくないのにお世継ぎ争いに巻き込まれ、侵略者を追い出し、ボロボロの国内事情を立て直した男たちは叫んだ。
先王が戦の傷が元で崩御、王太子の即位と結婚式を目前に、花嫁衣装仮縫い中
の女性が、身勝手な勇者召喚(誘拐)で行方不明、しかも魔王の被害そのものが嘘っぱち!!
冒頭一話目にして、妹を攫われた黒鬼お兄ちゃんが異世界の王宮で暴れますが、日帰りで戻ります。
国内はまだまだ問題が山積みなのです。先ずは国際イベントと化した結婚式を滞りなく終わらせなければ。
誘拐先から帰還しているので、基本的にはダラダラと過去の回想エピソードに、脈絡無く飛んだりします。
そして戦闘シーンは過去形の、あらすじ程度で終わると思われます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 21:16:08
70470文字
会話率:26%
「あんな奴と結婚なんてしないわ。絶対に逃げ切って見せる!」
十二歳まで芸人一座で育ったイシファは、突如先王の娘として王宮に迎えられ、隣国へ政略結婚で嫁ぐことを余儀なくされる。相手は十歳年上の色男。
国どうしの条約なため、イシファは渋々嫁
いでから、運命に抗い、全力で逃げ出すことを決意する。
何となく逃げる人と追いかける人を書きたくて、作りました。ふんわり設定なので、軽~く流し読みしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-02 23:00:15
10885文字
会話率:21%
幻想古代中華の世界観にて。
主人公橙佳(とうか)は生まれ故郷の田舎で中堅文官として働いていた。
彼の家には先王に賜った祖父の誉と桃の木が伝わっており、橙佳はいつしか国政の末端に並ぶことに憧れて日々職務に向き合う。
古代中華の世界観で社畜生活
に明けくれる中、故郷を忘れ果て自分を殺していく青年官吏の心を描いた短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 22:12:23
6348文字
会話率:15%
バスルームで足を滑らせたわたしは、何故かイチゴソーダの味のする不思議な湖で溺れていた。
都合よく助けの手を差し出してくれた理想の容姿をした男性は、この湖を有する国の次期国王だった。
王座に就くためには専属の異世界から来た人間「魔女」を召し抱
える必要があり、特定の条件を満たしたこの日に湖に現れる魔女を迎えに来たのだという。
魔女の自覚はないままに、魔女として連れ帰られたのは中世の城に近世の衣服や調度の入り混じる不思議な環境の王太子の住まいだった。
宮廷付きの魔女としての教育を受けながら魔女の能力の出現を待つうちに、わたしは王太子に惹かれてゆく。
そんな折起こった戦で命を落としかけた王太子を前にわたしの魔力が発動。
晴れて王太子付きの魔女となると共に思いが通じ王太子と親密になることができたわたしだが、「宮廷魔術師」はパートナーとなる相手とは結婚できない掟があると知らされる。
その矢先王太子に他国の王女との政略結婚の話が持ち上がる。
気乗りのしていない王女を魔力をもってその気にさせるようにと周囲から要求され苦悩するわたしの思いとは裏腹に王女はすでに王太子に好意を寄せていた。
わたしの王太子に対する思いを知った王女とわたしの関係は……
(このお話は、アルファポリスさまで現在公開途中のお話「37代目の魔女にされたので、」のお引越し作業中になります)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-02 21:59:25
174084文字
会話率:30%
※本作は『転生機ゼフィルカイザー ~チートロボで異世界転生~』の番外編となりますが、本編を読んでいなくてもお楽しみになれるようになっています。
魔法文明直系たる炎の大公国トメルギア。先王の圧政や魔族の策謀によって傷つき、転生機とその一
行の活躍によって救われた国。
彼らが旅立ち、傷跡から立ち直りつつあるトメルギアでは、しかしというか、だからこそというか、宮廷内での権力闘争が巻き起こりつつあった。
その中心にいるのは出自に不明がありながら即位した少年王イルランド、そして彼に忠誠を誓う公王代理騎士、リリエラ・ハルマハット。
果たしてイルランドの運命は、そしてとうとう三十路を迎えたリリエラの婚期はいずこに……!?
※拙作には名作のパロディ・オマージュ・リスペクトが多分に含まれます。ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-14 18:00:00
18406文字
会話率:47%
暴君に支配された王国があった。農民として育った少女は、ある日、自らが先王の忘れ形見であることを伝えられる。幸せの為、平和の為、暴君に刃を向けた少女の物語。或いは、その時代を生きた者達の物語。 ◆一つの戦争とその後を主題とした、ファンタジー短
編連作。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-12 20:00:00
24664文字
会話率:48%