昭和が終わろうとしていた年の暮れ、都内で自衛隊のリクルート任務についている間口のもとに、作家三島由紀夫の私兵集団『楯の会』の元隊員だったサトウが面会にやって来た。
間口とサトウは、会が定期的に行っていた自衛隊滝ヶ原分屯地の訓練で知り合っ
た仲だった。
十九年ぶりに再会した二人は市ヶ谷駐屯地の喫茶店で三島事件について語り合う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 09:30:06
12334文字
会話率:53%
由紀夫の考え方と由紀夫と関係した人達の考え方と現在の自衛隊や国内状況。
最終更新:2021-05-13 01:00:00
6005文字
会話率:5%
三島由紀夫の目指したものとは
最終更新:2020-11-13 01:00:00
2528文字
会話率:10%
三島由紀夫の作品に込められたテーマとは
最終更新:2020-10-13 01:00:00
1592文字
会話率:0%
社会の具有する、価値に関する序列構造、その桎梏からの離脱について。
或いは低俗であることのついての開き直りの物語。
本作品は、「即興小説トレーニング」(sokkyo-shosetsu.com)というサイトで匿名で執筆、投稿したものを転載し
たものです。 お題:許せないローン 必須要素:三島由紀夫 制限時間:4時間(実際にかかった時間は3時間ほど)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-29 23:33:48
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会話率:0%
思春期に憧れた詩の世界
最終更新:2020-12-22 13:00:00
1674文字
会話率:0%
恥の少ない人生を送ってきたと思います。
僕は「まだマシ」です。
大学入学後、文学の講義課題で「人間失格」を読んだ敬語ばかり使う青年、木崎勇者は、ある日アパートの前で紫のローブを纏い、仮面をつけた長鼻の老人に出会う。彼に導かれるままに進
んだ先には、広大な草原の中に鎮座するアンティークな見た目をした仮面屋があった。
その名前や自身の人から裏切られることが怖い性格のせいもあって、人と親しくすることができないことに長年悩んでいた木崎は、そこで「かぶると人から愛されるようになる仮面」を受け取る。
彼はその仮面の効力によって、文字通り異性から愛されるようになるのだが、そこには歪んだ愛情も存在していた。元彼に依存する女、性行為でしか存在意義を感じることが出来ない女……。
仮面と文学の中で、不思議な雰囲気で進行される、青年がかむった二枚の仮面を外すまでを描いた現代ローファンタジーヒューマンドラマ。
【現在更新休止中 (10月再開)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 19:20:53
78316文字
会話率:34%
これは、この世に生まれ変わった私の物語である。
最終更新:2020-10-25 11:33:15
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会話率:5%
三島由紀夫について思うこと
キーワード:
最終更新:2020-08-12 23:06:29
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会話率:3%
平成末期の平凡な大学生・飯倉清明がある日めざめると、そこは令和27年の日本だった。何者かによって知らないうちにコールド・スリープさせられ、一気に30年近い年月を越えてしまったのだ。戸惑う清明の前に現れたのは日本版CIA要員を名乗る謎の男。近
未来の日本ではAI(人工知能)技術が普及し、国際情勢や国家体制も大きく変貌していた。そのような中で、清明は「歴史シミュレーター」というVR装置を使った特殊な訓練を受けることになり、新たな動乱に巻き込まれていく。
※この作品は、月刊「国体文化」に連載(平成31年1月〜令和元年12月)されました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-18 22:52:17
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会話率:59%
置屋の主人(あるじ)である小銀(こぎん)は、肺病で入院している友人を見舞いに行った帰り、電車の中で、気持ちの悪い女が口の中で酸漿(ほおずき)を鳴らしているのを見る。
それに気分が悪くなり、途中下車して、蕎麦屋で天ぷら蕎麦を口にするのだが、そ
の時、酸漿を呑み込んだと思い込む。
澁澤龍彦が三島由紀夫との対談で、「気持ちの悪い話」だと語り、三島もそれを聞いて、「ああ恐い(笑)」と返している、奇妙な短編小説。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 10:17:41
5996文字
会話率:42%
三島、帰ってきたってよ
最終更新:2020-05-10 13:52:33
20675文字
会話率:63%
1つ目が短すぎたので無理やりつなげましたが食い合わせが悪い気がします。2つ目に日本って言葉を使うのは意味合いが強くなりすぎるような気もしたのでどうしようか迷ったのですがしっくりきたのと最初に思いついた言葉をあまり動かしたくないのでそのままに
しました。結果的に三島由紀夫自決の日みたいなイメージになったなよう分からんなと個人的には思ってます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2020-05-03 05:19:32
407文字
会話率:100%
自分の死に際を考える中で、私はこう思った。自分の骸を周りが見て、何と思うかと。腹が出ていたら、故人が立派であったと思われるのか?思われないのか?黄昏時を生きる私にとって、それは切実な問題であった。筋肉がつき、スラっとした質実剛健な体で亡く
なり、骸になれば、立派な日本男児が玉のように潔く散っていったと思われると思う。
思えば、切腹をする武士はみな立派な体つきを見せつけて果てる。鍛え上げられた上半身に満面の筋肉を張り付けながら覚悟を果たしていった。三島由紀夫もそうだ。あの肉体美を輝かせながら彗星のごとく生きたあの生き様は、今でも我々の記憶に深く刻み込まれている。
私は足元にも及ばないが、死に際を最高のものにするために努力をすることで、恥多い私の人生がマシなものになると考え、今日も運動をするのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-02 22:03:41
942文字
会話率:0%
彫刻家である男と、男の元へ訪れるようになった「ミロ」という若者の話。
(三島由紀夫の「美神」のオマージュっぽいやつです)
キーワード:
最終更新:2019-09-29 12:49:49
3762文字
会話率:15%
なろう底辺作家の俺。
どんな読者様に、何を伝えたいかも禄に考えずに思いつきで書き始めてエタッちゃった俺。
俺の考えた最高の物語を書いていたはずなのに。もっと読んで欲しいと、禄に考えないでなろうの人気要素を入れちゃった。それから、あれ?
俺、何を書きたかったんだっけ? ってなっちゃった。
そんなよくいる底辺作家の俺だったが、小説を書く技術を身につけるには模写するといいという話しを聞きつけた。
そこで、たまたま目についた文学作品、三島由紀夫の金閣寺の模写をやってみることにした。
これはそんな底辺作家の俺が人気作家になるまでの血のにじむような技術向上の努力を記した記録、・・・・・・ではなくて、俺が模写して気がついたことを友達に話す感覚で書き綴った物です。
ちなみにこの作品で扱っているのは一章までです。
想定している読者様は三島由紀夫や文学が好きな人ではありません。もちろん読んでいただくのは大歓迎
ですが、申し訳ありませんけど文学を語れる知識も、これから知識を身につける覚悟もありません。文学好き、三島好きの方には物足りないと思います。
では、どのような読者様を想定しているかと言いますと、俺と同じなろうの底辺作家の方々です。
俺と同じように、小説を書くための技術向上の方法を探している底辺作家の方々に向けて、友達に話す感覚で書いていきます。
ちなみに、俺がどんなタイプかと言いますと文学を語れるような知識はありません。ただ物語が好きなだけです。小説や映像、朗読劇など面白ければ媒体は問わないタイプです。
俺のことをわかってくれようっ、っていう抑えきれない自分の気持ちをどうやって表現しようかと思ったときに、文章を考えると時間を忘れることがあったり、言葉遊びが好きだという自覚があったので小説を書き始めました。
絵を描くのが好きだったら絵を、楽器を弾くのが好きだったら曲を作り、絵や音楽の素人投稿サイトで、誰に向けてということもなく、ただ公開していたと思います。
俺はそんなタイプのなろう底辺作家です。
もし興味を持っていただけたら是非読んでみてください。
こいつバカだなと笑っていただいてもいいですし、俺の浅い考察を反面教師にしていただくのもいいでしょう。それでも構いません。俺は少しでも悩める底辺作家の方の役に立てればうれしいのですから。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-13 12:06:57
31890文字
会話率:2%
俺は純文学が好きだ。
太宰治、夏目漱石、三島由紀夫。
有名な作家の作品は全て読んだ。
小学生の頃から高校を卒業するまで、一日の大半の時間を読書に費やした。
楽しかった。
周りの同級生が缶蹴りやテレビゲームをしている横で、ひた
すら本を読み続けていた小学生時代。周りがスポーツに恋愛にと青春している横で、本を読み倒していた中学生時代。周りが男子校特有のノリで騒ぎ、他校との合コンに精を出している横で、本を読み漁っていた高校時代。純文学を読む俺が一番人生を楽しんでいると思っていた。
そこになんの不満もなかった。
しかし、高校三年生になった時、俺に一つの欲が出てきた。
名作の感想を言い合いたい。
自分の好きな作品を読み解き、共に研究する同志がほしい。
そんな気持ちが現れたのだ。
そこで、純文学研究会を立ち上げようと決意した。
だが今の時代、純文学を読んでいる同級生など居なかった。
いや、同級生に限らず、大人でもなかなか居ないだろう。
近年、純文学作品の発行部数は右肩下がりに落ちている。
なぜだ?こんなにも面白いのに。
そこで俺は高校で研究会を設立するのを諦め、大学に望みを託すことにした。
大学なら、高校よりも人が多い。マイナーなサークルも多いと聞く。純文学研究会を設立することだって可能なはず。
俺は念入りに大学を調査し、なるべく人数が多く、サークルの数も多い大学を調べた。
そして見つけた。
その名も東京ケルビン千葉大学。
東京にあるんだか千葉にあるんだか分からない名前だが、この大学のキャンパスは神奈川県にある。そんなバカみたいな名前に引き寄せられる様に、バカな学生が集まる大学だ。
なにせ、創立者のケルビン・ムーアがとにかくビックなマンモス大学を創りたいという理念のもと、願書を出せば無条件で合格というトリッキーな合格基準を設定したせいで、日本中の馬鹿が集まったのだ。
大学の偏差値は40を下回り、ついたあだ名は「バカマンモス大学」。
在籍者数は50万人を超え、サークルの数も1000以上ある。
ここなら、純文学研究会を設立できるはず。いや、出来るに違いない。
俺はそんな希望を持ってバカマンモス大学へ願書を提出した。
この物語は、純文学研究会の設立を目論む主人公と少し変わった同級生達との交流を描いた純文学作品である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-15 21:47:58
30749文字
会話率:29%
三島文学には現実の日本とは別の「来るべき理想の日本」の姿があった。その国境線を持たない空間は、現実世界に対する外部・緩衝地帯・アジールではなかったか。それを放棄した民族は不毛の現実を、何も変わらない、変えられない現実を背負って生きていかざる
を得ないのであろうか。
*この作品は「革命防衛帯思想部」にも掲載されています。なお、そちらは近いうちに粛清されます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-05 23:13:25
15054文字
会話率:4%
偶然 雨宿りをしたそのコーヒー店は、いつも通勤に使っている道中にあるものの、一度も入ったことのない店だった。主人公の私は、店主から、お勧めのコーヒーを出され、その味の素晴らしさに感動する。
いったいどんな豆を使っているのか・・? 店主に尋ね
るも、店主は言葉を濁して、曖昧な返事をするばかり。最後までその答えを聞くことができなかった私ではあるが、雨上がりの道を素晴らしいコーヒーに出会えたことへの嬉しさに、上機嫌で帰途に就く。
三島由紀夫の転生を自負する倉本保志の新作ここに投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-13 17:44:20
2715文字
会話率:49%
これは、太古の海の物語です。ほかの同種の生き物たちとからだの特徴の違う二匹の生き物が、ある浅瀬の海にすんでいました。お互いのその境遇から、二匹は親近感を覚え、仲良くなり、助け合って生きていきます。ある日、これまでにはいなかった新種の生き物が
現れ、他の仲間たちは次々に食べられてしまいますが、体の特徴の違う二匹は、それゆえに生き残ることに・・・やがて彼らの子どもたちが元の海を賑わすまでに繁栄します。絶滅の危機から教わった新たな武器を持ち、彼らの子孫はこの海の中でたくましく生きていきます。三島由紀夫の転生を自負する、倉本保志の童話風の新作ここに投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-12 15:24:32
3372文字
会話率:8%
かつて一世を風靡したお笑い芸人 たけじは、後輩たちとの吞み会から帰る途中、一冊のノートを拾う
ためしに自分の相方の名前を書き、これが、デスノートであるか試してみるが、相方は死ななかった。
しかし、相方のきょうじは、それからひと月後、別の意味
で(お笑い芸能界から消え去るという)死んでしまう。ノートの本質を知ってしまったたけじは、このノートを使い、自分が再び、お笑い界のトップに立つことを思いつく。彼の手によってつぎつぎに今をときめくお笑い芸人たちが事件を起こして、業界を後にする。三島由紀夫の転生を自負する倉本保志の新作ここに投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-07 20:37:00
4494文字
会話率:40%
うんちうんちうんちうんちブリブリブリブリ
最終更新:2018-02-05 01:49:33
215文字
会話率:38%
タイ・バンコクが舞台。高校からの親友・三人組がつるんでバンコク旅行をしている。旅をしている中で、高校時代の思い出が脳裏に蘇り、熟年となった男たちの心を揺さぶる。三人は寺院めぐりを楽しみながら、それぞれの思いを語り合う。
最終更新:2018-02-02 20:00:00
18975文字
会話率:17%
小学の時代より外で遊ぶことの好きだった私は、イチョウの森でもよく遊んでいた。猛々しい幹の根元に暗闇の影を落とす老木の存在は、見上げることは出来ても見下すことは出来ず、時に不気味に揺らめいた。老木の下で語りを合わせた初恋の女生徒は、幼い命で
他界してしまう。陽気を繕って陰を隠したその少女と、イチョウの老木との不思議な接点が、後の私に大きな影響を与えてしまう。
否定し続けてきたイチョウの老木が、自分自身であることに気付くまでの物語。
※たしか、文學界新人賞に応募。落選。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-01 17:01:35
66128文字
会話率:1%