昭和五十八年生まれの男だった俺がある朝目覚めたら昭和四十一年になっていて、しかも女子高生の藤野美知子になっていた。それから約四年が過ぎ、短大に入学した俺はいろいろなイベントをこなし、昭和四五年四月に短大二年生に進級した。今年は就活の年だ。短
大生としての生活を謳歌しつつ、就職先を求めて奔走することになると思う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:00:00
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会話率:45%
人が生きる人生にも、テレビみたいに選べるチャンネルがあったとしたら、皆さんはどんな世界のチャンネルを選ぶのだろうか。
生まれてくる国や地域、それに家柄、それらをチャンネルを変えるかのように選ぶことができたとしたら、自分は果たして、どのよ
うな人生を選び歩んで行くのだろうか。
ある日、骨董品屋で見つけた昭和四十五年製のテレビと出会った主人公は、古さの中にも趣きがあり、最後は懐かしさが後押しをするような形となり、このテレビを購入してしまう。
この主人公はテレビを購入したことがきっかけで、様々な人生の体験をすることになる。
チャンネルを回せば、是非読んでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-07 11:00:00
106599文字
会話率:33%
昭和四十五年五月、東京で大学生活を送る「僕」こと波多野啓次郎は、高校時代の友人である大貫恵子が婚約したとの報せを受ける。いったい僕の、この数年間とは何だったのだろう。ロックに野球、そして恋心。学園紛争華やかなりし時代、追憶が東京と関西を駆け
巡る僕らの青春譚、ここに開幕。
※『セルバンテス』様においても同内容を投稿しています。
https://cervan.jp/story/p/164折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-15 20:19:39
433883文字
会話率:48%
三島由紀夫の目指したものとは
最終更新:2020-11-13 01:00:00
2528文字
会話率:10%
あるブログに、こんな話が掲載されていた。
昭和四十五年頃、ブログ管理者の叔父にあたる若者が山奥で廃村に迷い込んだ。
そこは普通の限界集落跡と違って、住宅のほか役場も郵便局も学校もある。
それがある日突然、人がいなくなって、そのまま朽ち果てた
ような村。
その話に興味を持った主人公が、その地名すら地図にない場所のことを調べていくと、ここで昭和十四年、「祟り」と恐れられた忌まわしい事件が起きていたことを知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-03 16:06:55
9287文字
会話率:16%