自宅アパートで晩飯を作っていたはずだった俺は、気がつくと見たこともないようなでっかいキノコとかが生えている怪しい森の中に横たわっていた。
事態を飲み込めずにパニックになりかけた、その時。
見るからに『神』といった風貌の老人が突如として目の
前に現れると、数枚の紙が挟まれたクリアファイルとボールペンを手渡してくる。
老人は「今日中に中身に目を通しておくように」と言い残すと、次の瞬間にはもう姿をくらませていた。
慌ててクリアファイルの中身を確認すると二枚の羊皮紙が入っており、そのうちの一枚を熟読した俺は、ようやくにして自身の置かれている状況を把握するに至る。
「まさか……ここは異世界?」
いずれにせよこの場に留まっていても仕方がないのは間違いないので、この世界の住人にあって助力を求めるべく森の中をさまよい歩いた。
そうして一時間もした頃、ふいに背後から声を掛けられ振り向いた俺は言葉を失い、そのまま立ち尽くす。
俺に話し掛けてきたのは物語の中でよく見るような、テンプレートな容姿をしたエルフの少女だった。
そして俺は二秒後にはもう、そのエルフの少女に恋をしていた。
なぜならば、彼女がメッチャどストライクな容姿をしていたから。
「あの、あなたは誰? ここで何をしているの?」
「俺は――」
青年はなぜこの世界に転移したのか?
そこに隠された真実とは?
恋の行方は?
果たして森に生えていたでっかいキノコは食えるのか?
人間の青年とエルフの少女が織りなす冒険活劇が今、はじまる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 21:21:10
2962文字
会話率:83%
長い年月を大事にされることでなれる付喪神。ここは準付喪神となった物たちが、転生神様にもっと良い物に転生をしてもらい、付喪神を目指すところ。
最終更新:2022-12-20 22:25:23
909文字
会話率:25%
雑文となります
面白くはありません
最終更新:2022-10-31 13:15:06
490文字
会話率:0%
高ランク冒険者、貴族、大富豪――どのような人間であろうとも、運の前には膝を屈することになる。
それでも尚、掴み取りたい幸運があるが故に、人々は挑み続ける――ガチャに!
さあ、欲しいものがあるならガチャを回しなさい!
多々買わなければ、手に
入らないものがここにはありますよ!
ファンタジー世界でガチャを『回させる』運営側の主人公が織り成す、不幸と幸運、祝福と阿鼻叫喚が入り混じる短編シリーズの連載版、開始です!
※
短編シリーズとして4つ投稿していた話を、今回から連載にまとめることにしました。初めての方も短編をお読みいただいた方も、どうか今後ともよろしくお願いします!
11/15修正
1~4話までは短編の話をそのまま投稿していましたが、いくつか変更させていただきました! 03話のガチャチケ配布の枚数を『Bランクからは難易度に応じてSR以上確定チケット複数配布』に。その後のガチャ描写でのノーマル、レアのアイテムの当選内容を『タオル』→『ポーションセット』に。
『ボールペン』→『エナジーポーションセット』に変更しています。
設定に無理がある等のご意見を参考にさせていただいて、修正することもあるかもしれません。未熟な作者に色々教えてくださると嬉しいです!
5話は短編にはなかった追加話です。コンプガチャを題材にしています。
話にインパクトを持たせたいなーと思いつきで書いていったので、変なところがあるかもしれません(汗)。 ご意見ご感想、お待ちしております!
更新は不定期です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 00:11:46
410794文字
会話率:30%
ふと、絵を描きたくなった夜。ボールペンを走らせて、子供に戻る。
最終更新:2022-06-20 23:51:20
243文字
会話率:0%
――――ある日、早島誠<はやしままこと>は暇つぶしにネットサーフィンをしていた。適当にキーボードをたたき、「アル」と打ち込む。すると検索で、「アルティミア」という掲示板がヒットする。そこに書かれているコメントには「アルティミア大陸への行き方
」という題名の投稿がされており、コメントを追っていくと、異世界へ行くための転移魔法陣の書き方が詳しく、繊細に書かれていた。最初はばかばかしいと思っていた早島はMMORPGのゲーム内容だと思い、サイトを閉じた。しかし、画面の中で書かれていた転移魔法陣が脳内にちらつき、頭から離れなかった。
異世界へと憧れを抱いていた早島は仕事中、デスクワークをしている時に書類の片隅に100円のボールペンで転移魔法陣を書いてみた。書かれた転移魔法陣から眩い光を放ち、フラッシュバック。隣にいた部下の山田有利と共に真っ白な空間へと転移する。
そこにポツンとある巨大な門、そして、美少年が一人。美少年が満面の笑みを浮かべ、両手を広げ、歓迎する。
「―――――ようこそ、僕の世界アルティミアへ。なんでここにこれたのかは僕もわからないけどね笑」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 22:41:52
30815文字
会話率:52%
つれづれにTASS通信なんて見ておりますと別世界です。淡々と戦況報告されナチ掃討作戦が仕上げにかかっています。英米は少しでも長引かせようと細菌戦や戦略核、核廃棄施設への攻撃などトラップを仕掛けていますが通用しますか。日本ではまたTBS
や読売などアンポンタンメディアが煽るのかな。欧米は冷ややかなもので、そもそもメディアがウソ放き機関だと見抜いている。日本はこのマスク社会、99.99%マスク装着の異常社会ですから、正常な判断など及びもつかない。ところで、インドやブラジルは西側?東側? 西も東もなく英米か非英米か、金融資本か資源国か
(似たようなものツイッターに投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 03:41:47
878文字
会話率:76%
カーリン・ブルペントリーツ、ぼくの憧れの人は……。
最終更新:2022-02-12 03:27:28
1970文字
会話率:50%
用語
マクバ (主人公と主人公のジョノカがよく行く。というかこの地域に住んでる学生はよく行く商業施設つまりゲーセン付きショッピングモール)
主人公 佐竹タケル(普通の高校生。ラケットスポーツだけ得意でテニス部の助っ人になることも。基本は茶道
部辺りでお菓子食ってる。茶道部にも友達は居るようだが気まぐれで行くため誰と仲良いのかは不明。時間潰しはルカの吹部の練習終わり待ちをしてるだけ。テニス部にいる時もあればバドミントン部にいるときもある。勉強も平凡。ルカが初ジョノカ)
彼女(ジョノカ)有村ルカ(出席番号1番。ポニーテールが目印の元気っ子。タケルとは学年最初の試験勉強会がきっかけで付き合うことに作中唯一のカレシ持ち)
友達 廣田 アカネ(ルカの親友唯一ジョノカ扱いしない人でもあり。タケルのことをカレシだと理解している様子)
友達 大峯カリン(彼女のことをジョノカと呼び出した第一人者。クラスでもトップクラスの美女。でも友達は少なめ。タケルとはかなり仲がいい)
友達 明智トモノリ(タケルのイツメン)
友達 犬塚 サトシ (タケルのイツメン)
友達 前島アツヤ(タケルのイツメンでありバイト仲間)
友達 小木マウ(学力トップ容姿端麗。タケルにも優しいが。カリンとは仲が悪いらしい)
有菜リナ(タケルのクラスのアイドル的存在。カリン並んでトップクラスの人気を誇る男子の憧れ的存在)
山田トモアキ(カリンのことが好きなクラスナンバーワンのイケメン。タケルとはかなり仲良し
タケルのイツメンは陰キャが多いがそんなものも関係なくみんなと仲良くするタイプの完璧イケメン。ただ勉強はアホ)
ここは県立船尾高校。
ジョノカの世界では様々な出来事が起こる
ゆるーい青春コメディの始まりだ!
ジョノカって一体なに!?
船尾高校に入学したタケルは勉強会でルカと知り合う。ルカとアカネが下ネタを言ってる中。真面目に勉強するタケルとイツメン達。タケルがボールペンを忘れたことからルカと付き合うことに!?忘れ物はウチにあるから取りに来て。のルカの一言から始まったジョノカ劇場。
タケルと周りの友達が繰り広げる学園青春コメディである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 21:21:59
10444文字
会話率:78%
校正に使っているボールペンのインクが切れた。
最終更新:2021-10-30 00:00:00
292文字
会話率:20%
大いなる闇 世界を覆う
惨憺たる世に 人咽び泣く
失意に堕つる 啼泣の音に
一筋の光 地を照らす
光差したる 大闇の一端
微塵たりとも 痕を残さず
穿ち滅すは 漆黒の枢機
大いなる光 世界を照らす
この世に残された『預言』。その中には、
世界が闇に包まれた時、≪光≫が現れ闇を取り払うだろうと詠われていた。
そんな折に突如現れた、謎の白髪の剣士カイン。
彼は果たして、《光》なのか・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 22:47:46
356056文字
会話率:41%
どこにでもいる平凡な女子大生のアンナは、気づくと見知らぬ土地にいた。
そこはどうやら異世界で、転生してしまったらしいのだが、どうやって死んだのか全く思い出せない。
しかも転生したというのに、チート能力も無ければありふれたスキルしか持ってない
!
そうこうしている内に、弱い・ビビり・役立たずと三拍子そろった変な戦士と出逢ってしまう。
しかしよくよく見たら、この戦士、何かがおかしくて・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 10:41:07
36513文字
会話率:43%
何気ない日常の中、笹ヶ原悟史は絶対佳人の空野有利砂と出会い、そこから彼の運命の歯車は一斉に狂い始める。
最終更新:2019-07-15 07:13:43
76365文字
会話率:44%
最近流行りの、消えるボールペン。
最終更新:2021-09-30 04:15:28
370文字
会話率:100%
妄想癖のある女子高生 檸檬と比較的まともな女子高生 千代子が、一本のボールペンを巡って、盛大にすれ違ったりしなかったりする百合コメディです。
元々は三題噺として書き始めたもので、お題はチョコレート、ボールペン、CCレモンでした。
※この
作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 20:45:52
9143文字
会話率:24%
常勝球団ウルフェンズ。そのリリーフエースとして活躍する国奏淳也は、酷使されていた。
最強の打線を擁しながらも、様々なトラブルからウルフェンズのブルペンは崩壊。
今シーズンの球団の中継ぎ事情を一人で背負ってきた。
しかし、そんな彼にフ
ァンから投げかけられた言葉は、「お前がもっと抑えられたら勝ってたのに」という罵倒。
――俺の頑張りは評価されないのか……。
そう項垂れる国奏の心に沸々と怒りが沸き上がる。
――俺だってなぁ! もっと常識的な登板数なら、成績を残せるんだよ!
複数年契約? 高年俸? 引退後のポスト?
いいや、そんなものはどうでもいい。
彼が求めるものはただ一つ。
ホワイトなブルペン事情と、古巣への"恩返し"の機会。
これは、フロントには「あなたもう年だし劣化してるからいりません」と放出され、ファンには日本シリーズ敗退の責任を被せられた中継ぎ投手が、移籍先のまともな登板環境で無双する話である。
割とはっちゃけたタイトルですが、それなりに真面目に書いてるつもりです。多分。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 20:00:00
217203文字
会話率:15%
シュールレアリストであるブルトンのペン、ブルペンが「光のない朝」に「蟹工船の少女」を描き出した。
キーワード:
最終更新:2021-03-30 20:00:00
6424文字
会話率:16%
シュールレアリストであるブルトンのペン、ブルペンが自動筆記に疲れて、〈青空〉を写しました。
最終更新:2020-12-10 23:00:00
958文字
会話率:38%
この世界には3つの大きな王国がある、わかみー王国、ポールペン王国、ビジバジ王国。
かつてこの世界には、魔物が多く存在したが、魔法と科学技術の進歩によって、その多くを追い払うことに成功した。今では、人間が多く住むところに魔物が現れることは滅
多にない。
しかし、魔物という脅威に打ち勝った人間たちは、人間同士で争うようになった。
これは、この世界の長い戦いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 17:28:04
19810文字
会話率:60%
散文詩的な表現を目指してみました。
最終更新:2021-02-20 15:47:45
8987文字
会話率:1%
不自然に消えていく黒のボールペン。
男は不審に思いながらもペンを補充するのであった。
最終更新:2021-01-16 17:20:18
1538文字
会話率:43%
イド・カツミは人間である。そして同時に不死者でもあった。
しかし不死者であるはずの彼は、何故か体を喪失していた。その原因も分らぬまま、彼は暗闇の中を彷徨うことになる。
――しかし、ある時彼に転機が訪れる。
失ったはずの右目を取り戻すこ
とに成功したのだ。
――しかし、今度はとてつもない面倒ごとに巻き込まれることとなり……
これは自身の肉体を取り戻すため、日々奮闘する一人の不死者の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-05 23:08:27
7323文字
会話率:11%
ゆうしゃボールペンが、うしなわれしカブトをさがす。
ついでにそうりょシャーペンが、うしなわれしボウシをさがす。
ぜんらのせんしケシゴムが、うしなわれしボウグをさがす。
くたびれたまどうしマンネンヒツが、うしなわれしツキヒにおもいをいたす。
かれらをつかってきたカミが、いまやキカイをつかっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 22:00:00
634文字
会話率:0%