史上最強の冒険者パーティー『深淵の光』。
そのパーティーには、一人だけ補助職がいた。
お荷物扱いされる不遇補助職、賢者のアレスだ。
ある日『深淵の光』は、ついに念願のちゃんとした補助職、『付与術師』のスカウトに成功する。
そして彼らは、以
前から邪魔者であった賢者のアレスを、パーティーから追放するのだった。
しかし、『深淵の光』のメンバー達は……そしてアレス自身ですら、気付いていなかった。
実は彼らのパーティーの圧倒的な力は、そのアレスの補助魔法によるものだったということに。
もしアレスがその力を自分の戦闘だけに使えば、『深淵の光』などとは比べ物にならないほどの力を発揮することに。
これは追放されたアレスの栄光と、彼を追放した『深淵の光』の転落の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 11:10:00
101585文字
会話率:28%
ここはアレストラ。精霊使いの集う国。精霊を使って職人、ギルドたちが国一番の強い剣を作り、他国に売って財を成している。
この国を支配するのは二人の女王。黒王女エレーザと白王女サラだ。
しかし、黒王女はいつも厳しい。精霊使いたちは優
しい白王女についていきたいと反乱を起こし、黒王女を国から追い出した。ギルドの長、ヘインリッヒも白王女と結婚を決めた。
すると、精霊の動きが止まってしまった。
黒王女の厳しさと、白王女の優しさのバランスが合ってこそ精霊は動けていたのだった。黒王女に戻ってきてもらうため、精霊使いのギルドたちはそれぞれの腕を振るって剣をつくる。しかし、ヘインリッヒに恋をしていた黒王女はもう戻りたくないと心に決める。
しかし、精霊が使えない中では剣が弱い。そのことを知って他国がアレストラに戦争を仕掛けてきた。
黒王女は戻ってきてくれるのか。アレストラは守られるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-25 05:24:54
3257文字
会話率:26%
20XX年。
ウエアラブル端末の時代を過ぎ、今や血液中にマイクロデバイスを注入するウエアレスデバイスの時代に突入している近未来。
AIはすでに人間の認知能力を大幅に上回っている。
そんな時代でも、人間は戦争をやめられなかった・・・。
最終更新:2024-04-15 11:00:00
2118文字
会話率:26%
アレス王国に神の子である勇者が降臨する。場外ではお祭り騒ぎ、みんなが勇者を歓迎していた。しかし、その勇者にはとある問題が....こんな奴が勇者なんてありえない!でも勇者であることには変わりない....。
そんな勇者の人生を描いた作品です。ど
うぞご覧ください!
注意
・異世界転移や転生などの要素は今のところありません。
・ラブコメ展開を入れる予定です。
・ハーレムにはしない予定(今のところ多くて2人)ですが要望があればコメントください。参考にさせていただく場合があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 15:03:07
1556文字
会話率:56%
乙女ゲーオタクの春樹。彼は散歩をしていると急に女神に呼び出された。呼び出された内容は人気乙女ゲームの『リアレス』の世界を救うこと。救える条件は『王子とヒロインを結婚させること』。実はそのゲームは乙女世界ではあり得ない王子とヒロインがくっつか
ない現象が起きている。
『リアレス』の世界を救うことに決めた春樹は「こんなのすぐに終わる」と意気込むが簡単にはいかない。学園の意味不明なイベントに巻き込まれたり、王子が泣きっ面だったり、はたまたヒロインが他の者を好きにならないように調整していたら自分のことを好きにさせてしまったりと波乱万丈の学園生活が待っているのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 19:08:07
9503文字
会話率:60%
人類起源の星(アース)それは、人類が長年に渡り叡智を築き上げた星。その代償として、急激な環境変化により人類そして、アースに住まう生命は数を減らしていった。だが、一部の人類は、新たな生存可能な星を探すため宇宙へと旅立つ事を決意する。しかしそれ
を阻む者が現れ、【人型戦闘兵器アルマティス】による戦いが起こるも、僅かな人類が【超大型宇宙船マーティルナビス】に搭乗し、国名をレイトルニア帝国と名乗り宇宙へと旅立った。
そして300年以上が経過した時、人類起源の星アースと環境が非常によく似ている星が発見さると、アースニアと名付けられ、人類は移住計画を進める。
しかし、その惑星は大気、そして周囲の宇宙空間までもが【万能物質エクスマター】で満たされていた、それにより、独自の生態系が築き上げられ、さらには人類とよく似た知的生命体が既に文明を築き上げていた。
レイトルニア帝国率いる人類は、アースニアを支配する為、侵略を始めたが、エクスマターを利用した独自の兵器を扱う、知的生命体【ソラリアの民】に苦戦し、惑星外へと退避せざるを得なかった。
だが、帝国は諦めてはいなかった。再びアースニアへの侵攻を開始する為、惑星アースニア近辺にある、岩石惑星ロジアスに拠点を置き、全マーティルナビスを停泊させると、再び侵略を行うため、エクスマターの解析、そして新たな兵器開発をし、力を蓄えていった。
【主人公アレス】はその戦い為に生み出され、アルマティス操縦騎士となり、戦いに身を投じていく物語である。
※更新速度はランダムですが出来る限り早く投稿出来るように頑張りたいと思います!
※小説書くのは初心者なので語彙力が乏しく、分かりずらい所もあるかも知れませんがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-26 01:00:00
67466文字
会話率:42%
生まれ育ったシルバート大陸を離れたユイナ達は、新天地を探して船旅を続けていた。だが、皆が寝静まる真夜中に『魔眼』と呼ばれる海賊から襲撃を受けた。
紅い瞳を光らせ、暗闇から襲いくる強敵。銀狼のアレスや船乗り達の活躍でどうにか撃退したものの
、多数の負傷者が出てしまった。
それから数日後、ロートニア王国の港町へとたどり着いたユイナ達は、休養と船の修理をかねてしばらく滞在する事となった。恵まれた自然、美しい街並み、どれも豊かで平和な景色だった。
ところが、そんな平和な街も『魔眼』と呼ばれる海賊に襲われていた。子供が攫われ、他の人間は殺されたという。それを聞いたアレスは、メリル王女と討伐の旅に出かけてしまう。
音信もなく待ち続ける日々はつらい。
眠れないユイナは、彼の無事を祈り、月夜に舞った。
帰ってきたら、恋心を打ち明けよう。
ところが、アレスに想いを寄せているのはユイナだけではなくて……
これは、恋に揺れる少女たちの葛藤と決意の物語。
【幕間<シルバート編>】
第一侯爵となり名実ともに国軍最高司令官となったラインハルトは、遠くない未来にシルバート大陸が沈没する事を予言した。シルバート王国の民を救うためには別大陸への侵略しかない。狙うはパッフェル大陸の強国ウィンスター。しかし、正面切ってウィンスターと戦うには同盟国のシラ=エン王国とネフェタリカ王国が邪魔だった。それを打開するためにラインハルトが考えた計画とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-25 14:29:23
378329文字
会話率:47%
もうすぐ14歳になるユイナは、舞姫学校に通う舞姫見習いだった。
そこは貴族令嬢にとって花嫁修業の世界。
しかし、ユイナには致命的な悩みがあった。
それは、過去のトラウマから男に恐怖していることだった。
ある夜、人語をしゃべる銀色の狼と出会
い、彼を助けたことでユイナの人生は一変する。
ユイナが助けた彼は『銀狼のアレス』と呼ばれる侯爵殺しの反逆者だった。
王都から放たれる数多の刺客。懸賞金目当てで忍び寄る村人。
さまざまな危機が逆賊にされたユイナへと降りかかる。
だが、そんな窮地から救ってくれるのはアレスやその仲間達だった。
次第にユイナは疑問を持ち始める。
”彼は本当に反逆者なのか?”
これは、英雄と呼ばれた魔術師と、戦火に身を投じることになった少女の壮絶な恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 09:24:53
395075文字
会話率:43%
結婚の約束をした幼馴染が勇者として旅立ったあと、帰りを待っていたマリス。しかし凱旋した勇者は王女と結婚するという。愕然とするマリスの前にアレスが現れ、「待たせたね!結婚しよう!」と言う。
安堵するマリスだが、あと王女と旅の仲間のみんなとも結
婚するそうな。流されハーレムメンバーとなったマリスだが、ある日驚きの事実が判明する——折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 21:09:20
3280文字
会話率:46%
剣士ラディルは勇者アレスの相棒として、魔王を倒し、王国を救った。
しかし、ラディルに対し国王は「アレスには魔王を倒した勇者として国の重職についてもらうことになるが、その伝説におぬしは邪魔なのだ。なので“いなかったこと”にしたい」と告げ、さら
には辺境に行くよう命じる。
これにアレスは憤るが、ラディルが命令に従わなければ、アレスも勇者としての厚遇は受けられないという。そして、ラディルは決断する。
「俺も辺境で“勇者”を名乗って、必ずお前まで名を届かせる! だからお前は勇者としての厚遇を受けろ!」
こうしてラディルは辺境の町で、“勇者”を自称し始める。
そんな中、頭のいい孤児の少女サーナと出会い、ラディルの勇者活動は本格的にスタートする。
ラディルは魔王をも倒した剣の腕を生かし、辺境で様々な事件に立ち向かい、もう一人の“勇者”として名を上げていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 20:50:10
120183文字
会話率:43%
裏稼業を生業としているアレス=エングラム。
彼は裏社会最強なのだが...
残念ながら本人はそのことを知らない。
勇者パーティーの荷物持ちになった彼は無自覚に無双する?
最終更新:2024-01-27 10:00:00
100366文字
会話率:60%
勇者達と共に世界を救った裏社会最強の男、アレス=エングラム。ようやくゆっくりできると思っていたその時、彼は突然知らない世界へと飛ばされてしまう。なんとそこは現代日本だった!困惑しながらも、なんとか元の世界に戻ろうとする彼は、現代日本でも余裕
に生きる?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-02 22:04:06
2527文字
会話率:42%
孤児院に暮らす華奢で小柄な美少年ルーテは、転んで頭を打った拍子に前世の記憶を思い出す。彼は、自分が前世でプレイしていたゲーム『レジェンド・オブ・アレス』の世界に転生してしまったのだ。
しかもルーテや主人公たちが暮らす孤児院は、数年後の
ゲーム本編開始直後、魔物に襲撃され滅ぼされてしまう。
ルーテは、主人公が魔物と戦う動機を得る為だけにシナリオ上の都合で殺されるキャラなのである。彼が小柄で愛らしいキャラデザなのも、死に際の悲惨さを際立たせる為だ。
――かくして余命数年であることが判明したルーテは、生き延びる為に必死でレベル上げを始めるのだが……。
※カクヨム、アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 12:37:01
256526文字
会話率:56%
田舎生まれで魔剣を操る少女、レシリスは、城下町へ向かう途中に助けてくれたジアルドと名乗る青年に、王立騎士団《白》での仕事を紹介される。
男嫌いのレシリスはその環境に戸惑うが、紳士的な騎士達に次第に心を開いていく。
日々、反乱軍《紅》と戦う騎
士達を支えるために仕事をこなすレシリスは、やがて仲間から厚い信頼を得ていき、厳しいと評判の一番隊長ディアレスとも打ち解けるようになる。
しかし、ある日、アルクと名乗る青年が騎士団を訪れた事で事態は急変する。自分が《白》での仕事を紹介された理由を知らされ、レシリスは苦悩するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 21:00:00
74039文字
会話率:39%
忌み子として魔植の森に捨てられたアレスは、精霊ラズリアに亜人族達の住まう里育てられる。
十数年後、それまで人間と接触してこなかったアレスであったが、魔植の森の調査にやってきた人間の騎士を助けた事から、アレスの物語は紡がれてゆく。
毎週土曜
19時に更新できるように頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 19:00:00
60805文字
会話率:47%
リアーナ「お父様……わたくし、第三王子のアレス様と婚約することになりましたの」
お父様「娘よ。さすがに王族とのエア婚約はやめなさい。というか勘弁してください」
最終更新:2023-12-18 09:00:00
10919文字
会話率:29%
魔女こそ至高の国。
男は最下層の生き物とされ、結界の外で暮らしていた。
魔女と男が居住区域を分け、交わらなくなっておよそ300年。
男は不要となり、魔女たちで構成された王族を頂点に据えたカースト国家。
エレオノーラはその国の3番目の
お姫様であり、魔力の低い底辺の魔女であった。
黒髪が最も強い魔女の証となる中、白銀の髪で生まれたエレオノーラは周りから見下されていた。
ある日、女王であり母のリオナが男を拾ってくる。
遊び半分でリオナにプレゼントされた男を見て、エレオノーラははじめて本でしか知らなかった男を知る。
そして劣等感に苦しんでいたエレオノーラの日常が変わりだす。
共に時間を過ごしていくうちに、エレオノーラは男に惹かれていく。
だが男を排除した国で、男に好意をもつエレオノーラは異質な存在だった。
【男は劣等種。女を虐げた生き物】
魔女たちが男に抱く根強い考えが、エレオノーラたちに襲いかかる。
やがてエレオノーラはこの国の隠された歴史、男の居住区、魔女の誕生について知っていくこととなるのだった。
これは魔女を最高層とし、男を最下層に位置付けた国でのお話。
3番目のお姫様と魔女好みの色を持つ男の愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-14 19:20:03
28825文字
会話率:31%
世界を脅かす異形を狩る者、異形討伐隊のオスカー、アレス、ルリアーン、カズヤは強き異形を狩りにルドーの塔へと向かうが......そこに待ち受けていたものは......?
最終更新:2023-12-14 02:57:24
57041文字
会話率:58%
年齢制限
年齢制限なし
種別
連載作品
作品タイトル
神々の好意を勝ち取る
サブタイトル
"神々の好意を勝ち取る:神聖な試練を通る凡人の旅"
あらすじ
巨大な都市の構造物が迫る影のなかで、達也は数度の失敗に彩られた里親縁
組の歴史に刻まれ、強烈な独立心を持つ若い孤児として再び孤児院の扉の前に立っていました。彼は気づかぬままに、自らの荒涼な人生が神聖な変貌の寸前にあることを知る由もありませんでした。孤児院内の試練に立ち向かう中、驚愕の真実が明らかになります — 達也は戦神アレスの息子であるのです。急に、彼の荒んだ性格と攻撃的な態度には説明が付くようになりましたが、この新たな知識は高い代償と共に訪れます。孤児院の介護士である母は、彼の神聖な血統に結びついた敵の襲撃に犠牲になってしまったのです。
自らの遺産の謎を解き明かし、内なる混沌を鎮める決意を抱きながら、達也は神聖な力を明らかにするだけでなく、異なる目的のために半神を訓練する学校の存在も明らかにする旅に乗り出します。
ジャンル
ローファンタジー〔ファンタジー〕
登録必須キーワード
残酷な描写あり
キーワード
コロッサルハンターオフィスラブ伝奇青春ハードボイルドスプラッタ異能力バトルヒーロー冒険
作者名
csa
作品本文
代表作設定
マイページに代表作として表示します。
投稿サイト
小説を読もう!〔オリジナル小説検索サイト〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 07:53:07
361文字
会話率:0%
巨大な都市の構造物が迫る影のなかで、達也は数度の失敗に彩られた里親縁組の歴史に刻まれ、強烈な独立心を持つ若い孤児として再び孤児院の扉の前に立っていました。彼は気づかぬままに、自らの荒涼な人生が神聖な変貌の寸前にあることを知る由もありませんで
した。孤児院内の試練に立ち向かう中、驚愕の真実が明らかになります — 達也は戦神アレスの息子であるのです。急に、彼の荒んだ性格と攻撃的な態度には説明が付くようになりましたが、この新たな知識は高い代償と共に訪れます。孤児院の介護士である母は、彼の神聖な血統に結びついた敵の襲撃に犠牲になってしまったのです。
自らの遺産の謎を解き明かし、内なる混沌を鎮める決意を抱きながら、達也は神聖な力を明らかにするだけでなく、異なる目的のために半神を訓練する学校の存在も明らかにする旅に乗り出します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 07:12:07
361文字
会話率:0%
これは、とある1人の青年の物語。軍で”あれ“を見た、彼の選択とは……!
他社サイト:エブリスタ様にも投稿しています。
最終更新:2023-12-09 00:19:22
203文字
会話率:0%
「アレステア・ブラックドッグ。死体窃盗の罪で今の職を解き、追放する」
エスタシア帝国の帝都教区で墓守をしていたアレステア・ブラックドッグは死体窃盗の冤罪をかけられて教会の司祭によって追放された。
「死者が眠る世の理を妨げようとするもの
がいる。忌まわしき死霊術師どもだ」
失意の中、帝都を離れたアレステアだが、夢に現れた偉大なる冥界の竜神ゲヘナからその死者と対話できる才能を評価され、不死身の肉体と神の力を授かる。全ては死者の冒涜するものたちから死者を守るために。
「やります。どんなことがあろうとも。僕は墓守ですから!」
アレステアは死者の眠りのために戦いを始める。
冤罪スタートの前世の記憶も何もない少年アレステア。だが、やがてその戦いを評価され、皇帝や将軍たちに注目され、信頼されるようになっていき、ついには民衆から愛される名高い英雄となる。
これはその少年の戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 20:11:22
660305文字
会話率:60%
アレス王国の忘れられた十三人目の姫・シエナ。
不吉だと王家から見捨てられ、辺境に飛ばされてからはや数年。単調ながらも平穏無事な生活を送っていたある日、突然王都に呼び戻されることになる。見捨てられたはずなのに今更何の用かと複雑ながら、シエナは
護衛騎士らと共に出発するが、道中で敵対する蛮国アル・シャンマールに捕まってしまう。
アル・シャンマールの若き王・ザイドは、長きにわたる戦争を終わらせるために、彼女を交渉の道具に使うと宣言する。しかし彼の打算のない優しさ、それまでのアレス至上主義を覆すような考え方に、シエナは戸惑いを覚えながらも徐々に惹かれていく。
一方、シエナとはぐれた彼女の護衛騎士・リュシアンは、彼女への忠誠を誓ったゆえに、単身で敵国に乗り込もうと画策していた。
―それぞれの正義がぶつかり合う中で、二つの国はシエナを巡ってどう動くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 09:00:00
147144文字
会話率:54%