神と人の間に生まれた娘セリ、父親である神セトは、地上で人々を支配し暴君と呼ばれていた。
そんな父の元で育つ事になったセリ。
彼女の数奇な人生が、今初まる。
最終更新:2024-11-17 21:00:00
459377文字
会話率:42%
身分の低い側室から生まれた王女リアは、母を幼い頃に亡くし、前王妃の継母や王位を継いだ異母弟から、毎日、使用人として下僕の様に働かされていた。
そして、仕舞いには隣国の大国への人質に出され国を追い出された。
国は、継母や継母の一族が、牛耳り贅
沢三昧で国民は、どんどん貧しくなるばかり、そこでリアは祖国を、救う為にとんでもない行動に出るのだった。
こちらは、年齢制限は設けてませんが、やや性的な描写や残酷な描写が含まれます。
そうした描写がある話には*←この印をつけます。
苦手な方は回避ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:00:00
108603文字
会話率:38%
――その日、ローダイン王国において、ひとりの暴君が討たれ、ひとりの王が誕生した。
暴君だったのは王太子たる兄、アルベルト。
それを討ったのは、双子ゆえに隠されていたという弟王子、カイル。
悪逆の限りを尽くし、人々を苦しめていた
アルベルトは、国を想う忠臣の助力を得たカイルによって取り除かれ、城の地下深く――かつて魔神を封じたとされる大迷宮に落とされた。
国中の祝福を受けて、弟王子は王に即位する。
――そして二年後。
ローダイン王国の片田舎を流れる川のほとりに、奇妙な仮面を着けた男が流れ着く。
その地の領主の娘、リディアに介護された彼は、大迷宮から生き延びたかつての暴君――アルベルトだった。
復讐を警戒するリディアをよそに、アルベルトは領主館で悠々自適な生活を始める。
――復讐なんてくだらない。王なんてやりたい奴がやればいい。
元々好きで王太子をやっていたワケではない、またハメられるくらいなら庶民として生きる――などとうそぶきながら、日々の気ままな生活を楽しむアルベルト。
けれど、リディアを取り巻く環境をきっかけに、彼は再び歴史の表舞台に上がる事になる。
――これは口下手ゆえに、その座を追われたバカな男の物語。
――けれど、真に民を想って立ち上がった、王者による革命の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:48:48
433841文字
会話率:32%
王都を襲い、王族をはじめとして七人の勇者が犠牲となった大災厄【灰都の火】から五年が経ち、勇者選別が迫る星来暦一〇〇五年。
災厄の魔女の娘であることを理由に学院で孤立していた学術都市プラネスタに暮らす一人の少女――イヴ・グレイシアは、学院教師
リツ・リングレイルから編入生の案内を頼まれ、最高の勇者を志す少女――セナ・アステリオと運命の出会いを果たす。
共に勇者になることを約束した親友――レイリーナを【灰都の火】で失って以来、イヴは勇者になることを諦め、将来の夢もなく、ただ一人孤独に過ごしていた。
自分には―――リーナを失うきっかけの災厄を引き起こした魔女の娘である自分には、勇者になる資格なんてない。
そんな彼女を突き動かしたのがセナ・アステリオだった。
愚直に勇者を目指し、世界の平和を願うセナに亡き親友の姿を重ねたイヴは、共に勇者になることをセナに誘われ、一歩踏み出す。
世界を焼いた魔女の娘だけど、君と共に勇者になってもいいのかな?
これは、勇者を夢見る少女と、呪われた魔女の力を受け継ぐ少女の食材の物語。
世界を救う王道プチ百合ヒロイック・ファンタジーが今、はじまる。
同一作品をカクヨムにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:43:03
338122文字
会話率:44%
大海賊カーラ・バルバリアの娘、ステラは突如現れた敵国アガルタ帝国の戦艦の強襲により母を失ってしまう。母の後を継ぎ女船長となったステラは母国イズガルズへ帰国するも港に到着した途端冷徹な騎士団長に捕縛されてーーー!?
最終更新:2024-11-17 20:25:19
18801文字
会話率:39%
俺は、父子家庭で中学生の娘を育てている石田和弘38歳。地元企業で働く会社員だ。繰り返されるだけの毎日を送っている。
真白は俺の娘だ。今日もかわいい。いい子過ぎて、時々不憫に思う。同居している両親は、真白と上手くいってない。元々、嫁と母の不仲
は地元で評判だったから、気に入らないのだろう。
こんな、なんの面白味もない、ただの俺の話だ。
あの女、元嫁の話を聞くまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:00:00
4386文字
会話率:17%
ルーゼット侯爵家の娘、イザベラはもうすぐ十六歳。
幼い頃から侯爵家を継ぐ男児を産むことだけを望まれ、それ以外の価値を与えられず、心を殺して生きてきた。
母はイザベラを産んですぐに男と逃げ、父は愛する恋人との間にできたイザベラの義姉だけを愛し
ている。
家族の愛というものを知らず、それでも愛されることを心のどこかで諦めきれずに、求められる役割を受け入れていたイザベラだったが、デビュタント目前で病に倒れてしまう。
一命を取り留めたイザベラだったが、唯一の価値を失うとともに、自分は父の復讐のための駒でしかなかったことを知りショックを受ける。
傷つき、声すら失ったイザベラは、自分を押し殺すことをやめ、すべてを捨てて逃げることを決意した。
たとえ明日、絶望したのだとしても――。
傷ついた女の子が、わけあり青年に拾われて愛されるお話。
※『リーラの復讐』のクロード・ロシェット伯爵の友人、ジーンがヒーローの物語です。
※『リーラの復讐』の感想欄に書いていたジーンの設定とは少し変えてあります。ご了承ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 20:00:00
93629文字
会話率:27%
ある世界に最強の魔王がいた。名は、レイア。正直その魔王は強すぎて、神でさえも怒らせて敵に回さない方がいいと思うくらいだった。
そんなある日、女神から亡くなった姉と同じ魔力を持った子が人間界にいると聞かされる。
半信半疑だったが、気になって人
間界に行ってみるとその子が何者かに狙われていたので咄嗟にレイアは、その襲撃者を倒すが、その襲撃者は、自分と同じ魔族だった。
その魔族に、襲った理由を聞くと、その子は先代魔王の娘で名前は真理亜というらしい。
理由はわからないが、真理亜の命を奪えば褒美を与えると言われてやったとのこと。
そして、自分以外にも、そういう連中がいることを知る。
レイアは、魔族が人間界にいるということは、姉が亡くなったのは他の魔族に殺されたのではないかと考える。
そして、このままにしておくと真理亜も危険だと判断し、姉が残した大切な娘、真理亜を守るため人間界に行くことを決意する。
これは、最強の魔王レイアが、亡き姉の娘、真理亜を守るため人間界で色々頑張る物語。
こんなあらすじですが、基本魔王様は、人間界で真理亜達と一緒に楽しんだりする日常系な話が多いと思います。
襲ってくる魔族との戦いもシリアスな展開もありますが、大体は日常系な話が多くなると思いますのでよろしくお願いします。
息抜き程度に楽しんでいただけると嬉しいです。
19話までは、人間界に行く準備の話になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:40:24
895095文字
会話率:65%
田舎貴族の娘、ゼニス・エル・フェリクスは転生者。元は32歳の社畜喪女だった。
赤ん坊の頭に無理やり前世の記憶が詰め込まれたため、脳みそがバグってイカレポンチ幼女になっていたが、7歳の時に転生を自覚して落ち着いた。とはいえ本質はあまり変わらな
い。
せっかく異世界転生したんだもの、ファンタジーに生きてみよう!ということで魔法使いを目指す。
でもこの世界、ステータスもスキルもないの?魔法は詠唱必須なの?魔力はまあまあ強めだけど、それ以外の転生チートは特になし?あっそう、しょっぱいなぁ……。
魔法のお師匠様(美女)は塩対応だし、いわくつきの異国の王子様(年下)のお守り役を押し付けられるしで、なかなか魔法の修行と研究に専念できない。
それでも知恵と勇気(笑)で頑張って、魔力と魔法の不思議、それに世界の秘密を解き明かす!……予定。
魔法の研究も恋も家族も世界の危機も、大事なものは全部しっかりがっつり捕まえて、どれも諦めないからね!
おおむねコメディたまにシリアス。
脳内ツッコミがうるさい主人公の欲張りで楽しい異世界奮闘記です。
※中盤以降、恋愛要素が出ます。
※ムーンライトノベルズ掲載作品を下敷きに改稿・加筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:37:38
796904文字
会話率:33%
紀元前1世紀の古代ローマ。
初代皇帝アウグストゥスの娘ユリアと、皇帝の右腕にして親友アグリッパの夫婦の話。
最終更新:2024-02-23 23:58:01
4322文字
会話率:25%
ローダ『最初の扉を開く青年』から約300年前の物語。
森の中に住む貴族出身の娘『ファウナ・デル・フォレスタ』は、
幼き頃、とある黒髪の美麗なる女性に命を救われる。
以後、ファウナはその女性への憧憬忘れることなく、17歳まで成長を遂げた。
ローダ第一章の宿敵であり、好敵手であったマーダ。
時に"彼"であり、また"彼女"でもあったマーダが如何にして
マーダに成り得たのか? その物語を紡いでゆく。
主人公ファウナだけでなく、多数の美女達が作品に彩(いろ)を添えます。
またローダ第一章以上に、SF感とファンタジー感が入り混じった世界観にも
ご注目あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:36:29
206610文字
会話率:30%
『ローダ/最初の扉を開く青年』スピンオフ作品になります。
本編は以下をどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n5931ik/
イメージ画像↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/
news/16817330653555307324
アドノス島地図↓↓↓
https://kakuyomu.jp/users/Wolf_kk/news/16817330653708075977
エドル神殿攻略(ローダ・最初の扉を開く青年『エドルの少年参照』)を
終えたサイガンら『白の軍団』は、
女神エディウスの聖地『ロッギオネ』の奪還を目指す。
派遣されたローダとルシアだが、ロッギオネの修道兵達の
プライドは高く、部外者の手助けを断ろうとする。
そんな中、一番身分の低い僧兵フィエロと
元・修道兵総長の娘スオーラは、
二人への接触を試みる。
ロッギオネの神殿を守る謎の人物の正体は。
ローダを読んでいない方でも、
ここから話を読んで頂ける様に
出来るだけ工夫しております。
そして後半のバトルはガチで
一見の価値アリと自負しております。
宜しくお願いいたします( ¯꒳¯ㅅ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 20:00:00
52421文字
会話率:32%
変わらない日常が続くと思っていた。
目の前で魔法陣とともに消えた最愛の娘を取り戻すため、父は一体何ができるのか。
異世界転移した娘とそれを追う父親の行く末は一体?
最終更新:2024-11-17 19:30:00
350636文字
会話率:32%
ジルべリア王国辺境子爵領でスタンピードが起きた。子爵家の子キースは母と妹と共に隣領へ逃れようとするが、キースは一人馬車から落ちてしまった。危険な森の中、馬車の後を追ったが油断して大河川に落ち流されてしまう。気づけばそこは隣国のバルバドール王
国だった。この時5歳。瀕死のキースを救ったのは傭兵団。ジルべリアとバルバドールの間には魔境が広がり帰れない。団長の娘リファーヌに助けられながら居場所を見つけるも、団長の死により傭兵団は分裂してしまう。故国に帰り生き別れた家族と再会するためにキースとリファーヌは旅立つことにした。(異世界ものですが、転生・転移の話ではありません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:15:43
1148325文字
会話率:25%
ある日、高校生でありながら芸能事務所のマネージャーをしている真音仁也(まおとじんや)がリムジンで誘拐される。
誘拐目的は魔王の娘・キアラを一人前のアイドルにする事。
真音は悪戦苦闘しながら、キアラを一人前のアイドルにしていく。
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最終更新:2024-11-17 19:01:22
59291文字
会話率:54%
私は妾の娘。
母が死んで引き取られた男爵家で、使用人のように扱われている。
ある日男爵家族が全財産を持って逃げ、残されたのは私一人。
借金取りがぞくぞく押し掛け、絶望の私。
そこに老紳士が現れて、契約しましょうと声を掛けてきた。
最終更新:2024-11-17 19:00:40
45014文字
会話率:34%
「駄目よ!」
バンッと机を叩く音が、部屋に鳴り響いた。
「私はこの婚約はできないわ。まして王太子妃なんて、死んでも無理よ! はぁ、はぁ」
「お姉さま・・・・・」
激昂し侍女に宥められているのは、このボルイック侯爵家の長女リズマリー。そ
の様子に、悲しい眼差しを注ぐのは、異母妹サンベルナ。
母は違えど、深い歴史を持つ由緒正しき家門の娘達。
リズマリーの亡き母マリーアナは、隣に位置する大帝国の公爵家の出で、彼女らの父となるアーモンに一目惚れし、半ば強引に嫁いでいた。アーモンはサンベルナの母アメリアと結婚間近であったが、マリーアナの父ローラン公爵がこの国の国王に圧力をかけ、彼らの婚約は白紙にされた。その後鳴り物入りの王命で、アーモンとマリーアナは結婚。
騎士団長であるアーモンが遠征の間、羽目を外して愛人とのバカンス途中、崖から馬車が転落してマリーアナと愛人は死亡。醜聞を隠す為に愛人のことは伏せられ発表されたが、派手な逢瀬は普段から目撃者も多く、虚偽も織り混ぜられ面白おかしく人の口に上った。
その当時、リズマリーは3歳。
その1年後にアーモンはアメリアと再婚し、翌年サンベルナが生まれた。
リズマリーの婚約は、祖父(マリーアナの父)のローラン公爵がごり押ししてきたものだ。この国パステルの王太子スティーブンと孫のリズマリーを結びつけ、|この国《パステル国》での発言権を大きくする為に。ちなみにローラン公爵は皇帝の実弟である。
ローラン公爵は孫のリズマリーを利用して、パステル国の利権を、果ては実権を握ることを目論んでいた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 16:30:51
30255文字
会話率:32%
ある出来事で、婚約者への信頼が失墜してしまった。
でも商人の娘だから、元を取って見せるわ。
そう言って始めた実験の行く先は………
その2は、不毛な話の別バリエーションです。
前作よりは、恋愛ちょっとあります。
最終更新:2024-11-04 17:52:05
19339文字
会話率:26%
幼き頃に国を滅ぼされ、敵国で将軍の娘として生きることを強いられた元王女、凛音。
彼女は密かに復讐者としてその刃を研ぎ、忍び寄る陰謀に立ち向かう覚悟を決めている。頼るのは、己の手に秘めた暗器のみ。
その華やかな宮廷で彼女を見守るのは、幼き頃
から彼女の笑顔を知る第二王子。
しかし、その穏やかな視線の奥には、彼女への秘めた想いが潜んでいる──。
今宵、元王女さまは殺し屋への道を歩み始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
5259文字
会話率:37%
魔王には6人の子がいた。その中でも出来損ないと蔑まされていたフィンは隔離された塔でいつも通りの生活を送ろうとしていた中、一人の来訪者が来る。
姉である万魔の守護者ことリビリアはフィンに本当は才能があることを告げてとある頼みごとをする。
フィンはリビリアは嘘を吐かないということを知っていて、そこからフィンの旅が始まる。
※BL表現が含まれます。
また流血表現もありますが極力控えめに表現する努力は行います。
差別的表現が含まれます。ご留意したうえで読んでいただけると幸いです。
感想等はご歓迎しております。読んでくださることが作者にとっての幸いであります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
339976文字
会話率:54%
中学生の男の子相田悠里〈あいだ ゆうり〉の物語
悠里を取り巻く環境の短編小説
悠里はクラスメイトの皐月由美〈さつき ゆみ〉と佐藤純平〈さとう じゅんぺい〉と出会ってから暗かった悠里は楽しい学生生活を謳歌していた。ただ可愛い物が好きで、可愛く
ありたいと思い過ごしていた悠里の中学三年の夏から始まるそれは短くも濃厚な時間が繰り広げられていく
作:空海加奈
約20000文字の王道短編小説ですが、楽しんでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 10:16:28
20837文字
会話率:55%
28歳を迎えた男爵家の娘パトリシア・ベン・クルスは焦っていた。
何故なら彼女の妹ソフィアが姉を差し置いて先に結婚が決まってしまったからだ。
ソフィアは15歳。この世界では結婚適齢期だった。
対して姉のパトリシアは女だてらに冒険者とし
て活躍し、結婚するそぶりを見せない。
それに業を沸かせたパトリシアの両親はソフィアに家督を譲りパトリシアを勘当することに決めたのだ。
一人実家から放り出されたパトリシアは女騎士として名を馳せていたものの経済力はなかった。
そこでパトリシアは自活していくための策として、とある事業を起こすことを思いつき、幼いころから密かに恋心を抱いていた友人ドミニク・ベン・サルヴァドール伯爵の家を訪ねるのだった・・・・・・。
果たしてパトリシアの新事業は上手くいくのか?
また幼いころから密かに抱いていた彼女の恋は実るのか?
ぬるい感じの異世界の恋物語。どうぞ、一読下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
28832文字
会話率:19%
タイトル通りの内容です。
大分、頭が悪い話になっていますので、お読みになる前は、頭の線を2~3本切ってからお読みください。
最終更新:2022-01-14 13:41:38
4379文字
会話率:37%
1話完結。
タイトル読めば大体わかるストーリーです。
そのまんまですね。
最終更新:2022-01-09 01:06:40
5248文字
会話率:22%
昔、父(公爵)と義母(公爵夫人)と義兄2人と義弟1人と一緒に暮らす私生児がいた。
父の方が、今の義母と結婚する前に愛し合った平民から生まれた子供、それが私生児エヴァであった。
私生児である以上、使用人には白い目で見られた。だが、家族中
はとても良かった。
一緒に遊んで、出掛けて、外食は必ず家族全員で行って、勉強で分からないところがあれば兄や父に聞いていた。
この生活が、これからも続くものだと、エヴァは信じて疑わなかった。エヴァが10歳の時までは。
____________________________________________
長男が13歳、次男が11歳、エヴァが10歳、義弟が9歳の時、エヴァは義母と2人で買い物に行った。
義母は、父が連れてきた、しかも私生児の子供であるエヴァを見ても、ただ「娘が出来て嬉しいわ」と、温かい声をかけてくれただけだった。
そんな義母との買い物。
楽しくないはずがなく、エヴァは義母との買い物を満喫した。
その帰り。
馬車に乗っていると
__ガクン__
大きくバランスが崩れ、外ではまた大きな音がした。
何事かと、馬車を降りたかったのに、その前に義母はエヴァの身体全体を包み込むように抱きしめた。
「お義母様…?」
刹那、妙な浮遊感に襲われた。
かと思えば、次は強烈な痛みが走った。
まるで、叩きつけられたような感覚だった。
「いたた…。お義母様、だいじょう、ぶ……、っ!?」
エヴァは身体を強く打ち付けられたものの、意識を失うほどの痛さはしていなかった。
しかし、義母は違った。
打ち付けられた方から、頭に血を流して、それでもエヴァをまだ抱きしめていた。
「お義母様!大丈夫ですか!?頭に血が…!」
「…エヴァ、…」
「…はい、何でしょうか、お義母様」
「貴女が私の娘で良かったわ。愛してる。エヴァはちゃんと生きるのよ」
言葉だけを残して、義母は意識を失った。
「お義母様!お義母様!お願いです…、目を覚ましてください…!私を抱きしめてる場合ではありません!」
その日、しばらくしてから馬車が見つけられた。
見つけられるまでずっと、エヴァは義母に抱きしめられたままだった。
その間、義母の身体は段々冷たくなっていった。
義母は助かる。そう信じていた。
でも現実は残酷で、その日、義母は亡くなった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
82622文字
会話率:33%
舞台となる世界
世界は一度、|魔科学《まかがく》によって栄華を極めた。
しかし魔科学派と純魔法派に分かれて大戦が起こり、魔科学派が多く居る星の半分が純魔法派の手によって潤沢な魔力を持つ星と入れ替えられてしまった。
だが星同士の相性が悪
く、世界は入れ替えられた星が原因で滅亡しようとしていた。
そんな状況を打開すべく、後に|守人《もりびと》の一族と呼ばれる者たちが結界を張ることで世界を保つことに成功した。
そして原因となった魔法は禁忌とされ、習うことも研究することも行使することも大罪となった。
世界は再び魔科学によって豊かになったが、文明の発達はほぼ出来なくなってしまった。
それから四千年の月日が経ち、世界は再び魔法の恐怖に晒されることになる。
あらすじ
父が大罪を犯し、一族皆殺しになるところを娘はなんとか逃げ延びた。
家族の敵を討つ為に逃亡生活を続け、父の遺志を継ぎ、協力者達と共に目的を遂げる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 19:00:00
169928文字
会話率:54%
アデルとオデットは落ちぶれ貴族の娘。
さっぱりスッキリな性格の姉アデルが恋に消極的なのは、前世で美形男子に恋をして痛い目にあったから。二度あることは三度ある。恋はビジネスと割り切ってゆきたいところ。
妹オデットは小動物系女子だけれど、アデル
お姉ちゃまが大好きで、男子にはまったく興味なし。
アデルとしては「イケメンの優男は危険。長生きの敵」という過去の経験を活かし、おひとり様人生を歩むか、無難な相手と安定したお付き合いをしての結婚を望みたいところ。
なのにどうして、イケメン先輩と共に森で巨大毒虫相手に戦うはめに!?
そしてお姉ちゃま大好きな妹の恋の行方はいかにーー?
☆いつものようにハッピーエンドはお約束です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:51:25
123806文字
会話率:39%
私は大国の王の娘フェデリカ。
小国の王子の結婚相手を選ぶ舞踏会に、本命として招待された。妃となるのは内定済みだと先に聞いている。
なのに王子は私と真逆のタイプ、可憐な清純派美人に夢中!?
こんな遠方まではるばる来たのに、意味がなかった!?
そして、声を掛けて来た宰相の息子は、見覚えのありすぎる顔で。
さて、どうするフェデリカ。
☆本日中に前編・後編で終了です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 13:39:37
4955文字
会話率:36%
メイド風の戦闘服をまとった女の娘達が、東京を舞台に人類の天敵と闘うSFアクション作品です。
尚、作中のカットは全て筆者が自前で描いております。
美神戦隊アンナセイヴァー。
五人の少女が、超科学で生み出された兵器を装着して、未知の超進化生物
「XENO」と闘う物語。
都内で頻発する、無差別猟奇殺人事件。
人間の仕業とは思えない凄惨な事件に、警察は人外生物による凶行と判断せざるを得ず、パニックを避けるため一般には箝口令を敷く態勢を整えつつあった。
しかし、やがてその犯人の正体が判明する。
神出鬼没、人間を捕食し急成長を遂げる未知の怪物「XENO(ゼノ)」。
彼らの暗躍により、人々は知らぬうちに絶望の世界に巻き込まれつつあった。
そんなXENOに、唯一立ち向かえる者達が居た。
五色のメイド服をまとい、高い戦闘能力と防御力を誇り、何処からともなく現れる謎の少女達。
「アンナセイヴァー」といつしか呼ばれるようになった彼女達の、真の目的とは何か。
そして、そのメンバーにいきなり抜擢された少女・愛美の波乱な運命は如何に。
数多くのスタッフに支えられながら、五人の少女達の過酷な闘いは幕を開ける。
人類は、人々の生活に忍び込み、陰から人々を無差別に補食するXENOに立ち向かい、その恐怖を払拭することが出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 18:49:56
944364文字
会話率:40%
三十一歳独身男のマンションに、突然、美少女メイドがやって来た!
何をやらせても高スペック・ハイスキルな彼女の名前は「澪」。
だが、そんな彼女の正体は――男の娘だった?!
三十代の独身童貞男・神代卓也は、ある日突然やって来た押しかけメイド
の澪によって、独り暮らし生活を滅茶苦茶に変えられてしまう。
初対面なのに自分をご主人様と呼び、その上過剰な色気で誘惑を仕掛けてくる澪の魅力に、卓也は果たして何処まで耐えることが出来るのだろうか?
いや、そもそも、澪は何故、どうして自分の家にやって来たのか?
その裏には、十年前に亡くなった筈の父親の影が――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 14:57:53
485566文字
会話率:44%