気づけば異世界の辺境村で、8歳の少年になってました。名前はユース。
前世では、発展途上国で農業ボランティアしてた地味な青年。
……だったのに、なぜか今世では、『王国でたった一人の光属性魔法使い』に!?
しかもこの光魔法、「人を癒す
」とか「浄化する」とか、やたら神聖っぽい。
だったらまずは平和に、村の畑を耕して、お菓子作って、
幼馴染のフィリアとほのぼのスローライフを――って思ってたんですよ。
でも――
「今日の焼きリンゴタルト、昨日より魔法が強い気がする!」(by フィリア)
「この甘さ……まるで恋ですわ!」(by 貴族令嬢クラリス)
「ユースはわたくしのもの。スイーツとセットで♡」(by 王女アリシア)
気づけば、お菓子に釣られて(たぶん)お嬢様や王女まで村に押しかけてきて!?
さらには10歳で学園編突入、15歳には世界の秘密まで巻き込まれる未来……らしいです。
――え、俺の平穏どこいった?
スイーツ片手にツッコんだり癒したり、たまにモテたりする、
王国唯一の光魔法使いの、のんびり(予定)の冒険、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 10:00:00
63401文字
会話率:44%
――超有名な古典文学〝源氏物語〟の登場人物、〝葵の上〟をご存知ですか?
左大臣家の姫として生まれ、主人公である光源氏の正妻に選ばれながらも二人の間に愛はなく、子どもが宿ったことで少しずつ打ち解けるも、浮気性な夫が手をつけていた女性の一人
に恨まれて呪われ、出産と引き換えに命を落とす――って冗談じゃない!!
昨日まで気ままに生きてたアラサーオタクが、何をどう間違えば〝葵の上〟なんかに転生するの!? このままだと私、二十代半ばで呪殺ルートまっしぐらなんですが。自キャラの行動どうにかするだけじゃ回避不能な呪殺ルート、既に詰み感ハンパない!
それでも、三十前にあの世行きが決定しているのは流石に辛いし、可愛い我が子を遺して死ぬのも嫌なんで、ここは一つ腹を括って、呪殺ルート回避に邁進しようと思います!
中身アラサーオタクな〝葵の上〟が生き残りをかけて超有名古典に挑む、愉快痛快原作ブレイクストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 09:00:00
61774文字
会話率:59%
毎朝、目が覚めるたびに願う。「昨日の苦しみが消えていてほしい」と。だが現実は、昨日の痛みをそっくりそのまま抱えたまま始まる。周囲に馴染めず、家族にも本音を隠して過ごす日々。仮面のような笑顔でやり過ごす「普通」の毎日を、生きているだけで精一杯
だった。
そんなある日、転校生・椎名が教室にやってくる。誰とも交わらず、感情を見せない椎名の姿に、自分と似た何かを感じる主人公。言葉少なに交差していくふたりの心。やがて、SNSを通じて本音を分かち合い始めたとき、仮面の裏にある「素の自分」が少しずつ顔を出し始める。
他人には見せられない弱さ。それでも、「わかるよ」と言ってくれる誰かがいるだけで、ほんの少し明日が違って見える――これは、そんな小さな変化の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:19:20
10773文字
会話率:18%
──魔女なんて大嫌い。
この気持ちを胸に抱いて生きていくものだと思っていた。……そう、昨日までは。
最終更新:2025-05-21 07:29:06
48456文字
会話率:53%
人間、エルフ、ドワーフ、獣人、魔人、様々な人類が繁栄した世界。なんの決まりがあるのか新しく来る者、そこで生まれ育ったものいろんな境遇の人たちが街や村を作っていた。新しく来る者たちの場所や種族は大体決まっている。だから街や村にはそれぞれの技術
や思想に基づいて作られていた。時には対立し、時には共存した。戦争も宗教派閥、裏社会も存在したがどこを歩いても街や村があった。
しかし、それは少し前のお話。
昨日まであった街が、村が、今日には壊滅していた。
ゴブリンが誕生したのだ。奴らはどの種族も食し、犯し、子孫を残した。
災いはそれに留まらなかった。続けてオーク、コボルトも発生したのだ。
こいつらは一度に何匹も増やせた。
世界中で繁殖し人類はそれぞれの場所で孤立。
自給自足と防衛を余儀なくされた
目覚めると知らない場所にいたダイスケ。他にも二人の子が。人類の新しくきた者たち。ほとんどが人間しかも地球という世界から来た者たちが多く住む街アーストでギルダーとして生活する。
平和とは呼べないこの世界で彼はその拳で何を掴むのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 22:41:34
5962文字
会話率:26%
昨日、体調を崩した私は眠れるだけ眠り続けた。
そうして本日、そのツケが回って来た。
泣き疲れた様に頭が痛い、疲労が続く、それでも血を降ろさなくては。
泣くって疲れるじゃん? 頭が痛くなるじゃん? 今日ずっとそんな感じ。
注意事項1
起承
転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
泣いた後と、寝過ぎた後って似た感じ。
自律神経ぐっちゃぐちゃ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 21:24:02
991文字
会話率:32%
鏡花は周期的な物が重なると偏食をする癖がある。
心的外傷が加わっても其れは同じ。
人間は傷を負うと、それを取り戻そうと法外な事をし出すと言うが、今の此奴はまさにそれだった。
何? 可愛子ちゃんした方がい?
面倒臭がって、怠そうなのも、此
奴の人格、基、個性の一つである。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。
これは読者様の問題ではなく、私の問題。
詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。
注意事項2
表情と口調と言ってる事が噛み合わない事ってあるじゃないですか。
其れが今此処で起きてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:47:15
842文字
会話率:48%
推し活然り、趣味然り、金や時間等のコストを掛けたものは何でもそうだけれど、見返がないことはよくある。
其れで後悔するぐらいなら、最初から貢ぐなよ。
小説を書き続けて、後悔してる?
してないよ? 楽しいもの。楽しい時間に『こんなはずじゃなか
った』なんて言いたくないよ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
昨日のプロットタイプは何方かと言えば、諭羅が言いそうな話だったと思います。
物凄い後悔。
まぁ、だから気が済むまで諭羅のターン。
すぐ終わるって。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-02 18:01:13
867文字
会話率:40%
どうせ会社を辞めるのだ、どうなったって構いはしない。
その日、白築(しらつき)アリスはそれまでの二十六年の人生で、一番自暴自棄になっていた。
理由はありふれたもので、婚約者の浮気である。
しかも。
「白築さん。斎藤くんから聞いて
いた話は、事実だったのね」
「はい?」
「あなたが、斎藤くんにストーカーしているっていう話」
私が、ストーカー!?
彼に何かとお金をせびられて、結婚するからと深く考えずに渡していたら……
「入社以来『彼女がいるから、付き合うことはできない』といくら斎藤くんが断っても、あなたのほうから『遠距離なら少しくらい遊んでもバレないから』と執拗に迫ったのだとか。しかも最近になって『ホテルに行かなくても、一緒に食事してくれるだけでもいい』としつこく言って、何度も奢らせてずいぶんお金を使わせたんですって?」
アリスに「付き合っていることは、まだみんなには内緒に」と言っていた婚約者は、用意周到に社内に嘘の噂を広めていたのだ。
誰も、アリスの言い分に耳を貸さないように。
このままだと、絶体絶命。
会社を辞めるしか無い。
自暴自棄になったアリスの前に現れたのは、創業者一族の若手エリート、王子様キャラの弓倉海(ゆみくら・うみ)。
(お付き合いして陥れられるにしても、弓倉さんレベルだったら納得できたのに……!)
やけっぱちになったアリスは、海のもとへと歩み寄り、ぴたりと寄り添って明るい声で宣言したのだ。
「なんのことかわからないんですけど。私、弓倉さんと結婚を前提にお付き合いしています! 来月の誕生日に入籍しようねって、昨日も話し合ったばかりで」
嘘だった。
もうどうにでもなれ。
人生の最後に、イケメンの彼氏がいたという妄想にでも浸りたいだけ!
そんなアリスを抱き寄せて、海もまた笑顔できっぱりと言い放った。
「実はそうなんです。僕たちお付き合いしているんですよ。いい機会だから皆さんも知っておいてください」
え……
ええーーーー!?
ただの自棄で嘘とはったり、しかし引っ込みがつかなくなりまさかの御曹司と婚約!?
※他サイトにも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:11
49385文字
会話率:32%
「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」
三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。
でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――
この公爵家に嫁いできてから
、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。
公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?
※設定は緩めですm(__)m
※第一章は毎日更新予定です。
※短編で公開したお話の長編版となっています。3話以降から、短編に掲載していない内容になります(一部設定を変更している点もありますm(__)m)
※短編も公開中ですが、ネタバレを大きく含みますので、そちらを読む際にはご了承下さい。感想欄についても、ネタバレ防止の為、二章が終わるまでは閉じさせて頂きますm(__)m
※第一章がヒロインパート(コメディ要素が多めです)第二章がヒーロー回想(雰囲気が変わってシリアスとなります)二章までが短編で公開した内容の拡張版となります。
特にヒーロー回想シーンは辛い描写も含まれますが、救いもあります。
第三章から短編後のお話になります。二人が本当の意味で結ばれるハッピーエンドまで見守って頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:00:00
637417文字
会話率:26%
「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」
三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。
でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――
この公爵家に嫁いできてから
、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。
公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?
※前半ヒロイン視点、後半ヒーロー視点になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 19:00:00
13287文字
会話率:17%
グランデ公爵家令嬢のアメリアは、エルフィンド王国第一王子のアレクシオから突然婚約破棄を言い渡される。
(ああ、やっぱり)
と、アメリアは思った。というのも、今起こっている出来事は、昨日夢に出てきた小説の展開そのままだったからだ。
夢で判明し
たのだが、どうやらアメリアは、日本という国から小説の世界に異世界転生しているようなのだ。
婚約破棄を言い渡した王子の横には、聖女セレナがぴったりと寄り添い立っていた。
(王子と聖女の関係も、小説そのままだ)
だったら、このあとの展開は……。
本によると、アメリアは王妃を毒殺し、最後は民衆の前で斬首刑に処せられる運命。
なんとしてでも、死刑だけは免れなければ。そう思いながら王宮を逃げ出したアメリアは、身を隠し、変装をしながら生きていくことにする。メイクで自分を老け顔に変え、もともと21歳だったアメリアは、35歳のアリアとして生きていくことにしたのだ。
すると、35歳のアリアに近づき、彼女を見初めてしまったのは、アメリアをなんとか探し出し捕らえようとしている、25歳のアレクシオ王子だった。
自分の身を守るためにも、王子との関係を絶とうとするアメリアだったが、意に反して二人の距離はどんどんと近づいて行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:30:00
54015文字
会話率:41%
「守りたい人が出来た。私はその人を正妃にしたい」
幼い頃から想いを寄せていたラドネラリア王国の王太子であり、婚約者のアルバートから婚約解消を言い渡されたリュセラーデ侯爵令嬢のベアトリス。
想い人である婚約者から次々と紡ぎ出される言葉にベア
トリスは傷付き、涙が枯れるまで泣いた。
だがその一週間後、婚約解消の申し出は突然ひっくり返った。
「ベアトリス。昨日までの私はどうかしていた。だから、婚約解消の話しをなかったことにして欲しい。この通りだ!!」
深く傷つけられたベアトリスにとって、それは簡単に許せることではない。だけど、長年の恋心は中々消えてくれず、ベアトリスは戸惑う。
そんな中、これまでとは違いアルバートが少しずつ変わり始める。
「ベアトリスが私に不信感を抱く気持ちは分かる。だから、私は君の信頼を取り戻すために変わる努力をしているところだ。少しずつでいい。私を許してくれないだろうか?」
婚約者のその言葉に、すぐには無理でも彼を信じてみても良いのかもしれない。ベアトリスはアルバートに対してそんな風に思い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 17:10:00
44822文字
会話率:45%
冒険者ギルドで調査依頼を受けた隻眼の剣士・シグは、調査先の洞窟で一冊の魔術書を手にする。
依頼主・アルフィンに渡して依頼を達成した翌日、アルフィンから彼自身と弟子の護衛を依頼された。そこには昨日の魔術書が関わっているらしい。
依頼を
引き受けたシグは彼らと共に南のヴェルネ村へ向かい、そこに住むという魔女・エーリカを尋ね魔術書を封印することにした。
しかし、そこへ刺客が彼らに襲い掛かり、魔術書を巡る争いに巻き込まれてしまう。
欲望渦巻く動乱の出会いが、シグの運命を動かす───
流行りの転生やスキルは無い、剣と魔法の世界を舞台にした古典的ファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 00:30:00
117118文字
会話率:41%
高校2年生の相場源太は暴走した車によって突如として人生に終止符を打たれた、はずだった。
再び目覚めた時、源太はあの桶狭間の戦いで有名な今川義元に転生していた―
これは現代っ子の高校生が突き進む戦国物語。
史実に沿って進みますが、作者の創
作なので架空の人物や設定が入っております。
不定期更新です。
アルファポリスでも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 00:02:12
158828文字
会話率:35%
|厳《いつき》には人知れず続ける"使命"がある。
それは誰も知らないことだと思っていた。
昨日までは……
最終更新:2025-05-19 21:56:25
57513文字
会話率:36%
毎朝、隣の家に住んでいる幼馴染の凱【かい】に、起こしてもらっている幸せ者の私、宮國莉羽【みやくに りは】16歳。元気と体力だけが取り柄で、朝は苦手。起こそうとしても、なかなか起きない私を、愚痴一つ言わず起こしてくれる、そんな凱に甘えっぱなし
の毎日。
しかし、そんな私でも今日に限っては、「それ」より前に起きる。
『なに?これ…。』
さっきまで見ていた夢の中で負った傷が、現実でも…?
その日から、幾度となく『夢なのか?現実なのか?』リアルすぎる夢を見続ける私…。舞台は様々。今日はどこの夢?混乱の渦に巻き込まれていく…。
夢の中で起きている不可解な事件を通し、私は自分の【使命】に気付かされ、悩み苦しみながらも、その先で出会う、たくさんの個性あふれる仲間と共に、世界をも巻き込む過酷な旅を進んでいく。
しかし、私はその【使命】を持つ者なら誰もが持つ『証』としての能力を、未だに見出せないでいる。そんな自分に、いつまで経っても自信が持てるはずもなく、時は刻一刻と迫る…。だって、昨日まで女子高生だったから…の言い訳なんて通用しない。
いたって普通の女子高生が「恋愛」「友情」「悩み」を、
また様々な「問題」を抱える仲間たちが、泣き、喚きながらもそれを乗り越え、その不可解な事件を解決していく。果たしてその先に、何が待ち受けているのか?
『夢』か『現実』か?
『恋』か『友情』か?
はたまた、『嘘』か『誠』か?
長い旅路の先に見えた『世界』に私は何を感じ、どう生きるのか?
【いくつもの世界を股にかけ、個性あふれる『魔法・異能力・剣の使い手』の仲間と共に、明日への光を求めて突き進む、もはや全員が主人公のような冒険ファンタジー】
※神遣士(しんけんし)と読みます
『偽善』の裏に隠れた人の心の『悪魔』を、どう料理し、どう消化していくか?
嘘のような書き手の実体験も交えつつ…、描いていこうと思います。
よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:22:05
658762文字
会話率:21%
皆んなと違うとどうしてだめなのかわからない。
昨日までの幸せな世界さようなら。今日からの残酷な世界こんにちは。
最終更新:2025-05-19 12:43:54
3018文字
会話率:16%
「オイラ、死んじゃったのにゃ!?」
昨日までなんてことの無い普通の一日を過ごしていた猫が目を覚ますとそこはあの世への入口だった!?
剣と魔法が生み出すファンタジー世界で、生前の約束を胸に第二の人生を突き進む!という感じのストーリーとなって
おります。
皆さんはあの世というとどんなイメージを持っていますか?もし、あの世がファンタジーな世界だったら。あなたの大切な人やペットたちがこんな世界で第二の人生を送っているとしたら。ちょっと覗いてみたくなりませんか?あの人だったらこんな風になっているかも、と想像しながらお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 03:00:01
2934文字
会話率:42%
サクッと短く、気軽に読めるミニ雑学を紹介していきます。
「へー、なるほど、で、日常生活で役に立つの?」
役に立たないかもしれません。脳細胞を無駄に使うだけかもしれません。
でも、話のネタにはなるかもしれませんし、無駄の意味とは何なのか、
考えるキッカケには、なるのかもしれません。
※一日おき、偶数日に更新予定です。
※「カクヨム」でも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:00:00
260957文字
会話率:4%
目を覚ますと、そこは見知らぬ未来だった。
家族も友人も、ひ孫の世代まで他界している。
「これは……タイムスリップ?」
自分だけが時を超えたのかと混乱するが、やがて違和感を覚える。
なぜか自分の身体は若いままで、記憶はある日のまま止まって
いた。
—— これは時間跳躍ではなく、“リセット”の連続だった。
記憶を持たず、昨日の自分に戻る男。
しかし、"ある日"を境にリセットが止まったとき、すべての謎が明らかになる——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 19:00:00
7138文字
会話率:33%
光文6年。
『一般財団法人自然状態研究所の設立及び運営に関する法律(通称:レヴィア法)』が施行されて5年。
レヴィア法は、関わった者に過酷な運命を強制するとも知らず、大多数の国民は普段どおりの生活を送っていた。
昨日と変わらな
い今日が、明日も続くことを疑わないまま…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:00:00
286484文字
会話率:45%
あの頃、空はもっと広かった気がする。
笑い声も、風の音も、ぜんぶがまぶしくて、僕の世界を優しく包んでくれていた。
だけど今は、空を見上げることもなくなった。
うつむいて歩くことに慣れたのは、いつからだったろう。
「……おい、あれ……ハ
ルじゃね?」
誰かの声が背中から突き刺さる。
その響きは、まるで名前の皮を剥がしてくるような冷たさだった。
「昨日、見たんだよ。夜の駅前でさ──変な男と一緒にいた」
心臓が、一瞬止まったみたいだった。
でも、足は止めなかった。
振り返る勇気なんて、とっくに失くしてる。
彼らが言っている“変な男”──
それが誰なのか、僕がいちばんよく知ってる。
歩きながら、心の奥がぐしゃぐしゃになる音がした。
壊れかけた自分を抱えて、僕はまた今日も、無理やり生きてる。
笑えるわけがない。
泣くことすら、もう疲れてしまった。
それでも、どうしてか。
どこかにまだ、ほんの少し──
“誰かが気づいてくれるかもしれない”って、
そんな淡い願いが残ってる気がして、息を止めることができなかった。
そして、物語は始まる。
この胸に残る、名前のない痛みと一緒に。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 12:01:55
9567文字
会話率:12%