遠くない未来、人々の娯楽は戦争観戦であった。人類は女神という人型の戦闘兵器を駆使し、「バグ」と呼ばれる異形の昆虫と戦っていた。この戦争は人類に多大な被害を及ぼし、バグは大きな脅威となっていた。そのため、人類は自らの種族間で戦うことをやめた
。平和を脅かす「敵」を得たことで、大多数の人々はかりそめの平和を手に入れたのだ。戦争そのものが娯楽になるような、そんな時代。自分とは遠く関係の無い所で、どこかで誰かが戦って、死んでいる。死んでいるのは子女神という、女神を小さくしたような量産型の機体に乗っているパイロット達だ。彼らは過酷な戦場で疲弊し、擦り切れるように戦っていた。
本作は、ある子女神の小隊を書いたものである。主人公、利人は新人の子女神パイロット。持ち前の運動神経で、新人とは思えないほど戦場で活躍していた。ただ、小隊長の佐藤に対して反抗心が強く、我が強い一面があり、精神的に幼い。彼は戦いの中で少しづつ成長していく。利人は開発局にいる父親から、ある兵器のモニターになることを頼まれた。しかし、その兵器を使用した戦闘で四肢を失うことになる。
もう一人の主人公である野村は女神のパイロットをみる軍医。彼は軍医の中でも特別な位置にいた。野村はこの戦争の真実を記そうと、記録を残していた。それはメビウスという女神のパイロットとの関係を記した記録でもある。力を酷使しすぎたメビウスのパイロットは死期が迫っていた。野村はそのことに気づきつつも、どうすることもできない。そもそも女神とは軍が開発したものではない。では一体何なのか。この答えに野村は近づいていた。
研修医であるジョンはメビウスのパイロットを診察することが許され、彼女に近づいていく。その中でジョンはある真実を知り、軍を辞める決意をする。その真実とは「バグ」は軍が製造した敵であり、この戦争自体が作られたものだという真実だった。メビウスのパイロットからもらった「情報」を「力」にしてジョンは軍を相手に戦うことを決意した。また、利人を失った小隊は、終わりの見えない過酷な戦争に絶望し、ジョンと伴に軍を逃走。人類がつかの間に作り出した平和は終わろうとしていた。ジョンは人類同士の戦いを始めようとしている。ジョンの得た力とは女神の細胞を媒体としたサイキックであり、それは己の肉体を蝕み、人と人の精神の境界を曖昧にしていく諸刃の力である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 23:00:14
113181文字
会話率:41%
元帝国陸軍中尉第2軍団魔導機動師小隊長、現7番島神官特殊補佐官という長ったらしく立派な肩書を持つ魔術師のエリーは南国リゾート地の辺境にて薬屋を営んでいた。
営業日も営業時間も適当で接客態度は自分優先と緩く、怠惰に生きる事を誇りとしている。
しかしながら海祟と呼ばれる怪事件、調律師と呼ばれる物騒な組織、島を管轄する神官達が面倒事へ巻き込む、巻き込む。
エリーの平穏なスローライフは脅かされて徐々に崩れ始めるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 08:10:00
136553文字
会話率:46%
魔界の長、主人公の魔王はハーデルは
3界と言われる、神界・天界・人間界との戦争中にクーデターにあう。
逃亡に成功したハーデルは魔界を含めた各世界からお尋ね者となり、容姿を変え人間界で密かに暮らしていた。
それから100年。神界から、ハーデル
を抹殺すべく組まれた小隊と接触することになる。その小隊長を任されていたのは戦時中にハーデルと交戦経験もある、リリスという少女だった。再戦するもあっけなく敗北してしまうハーデルに違和感覚えたリリス。クーデターの影響で傷心し力を失ったハーデルを殺めることはせず、見張りという形で、一緒に生活することになる。神と魔王、決して交わることのない種族がお互いの生活を送り、信頼が芽生える中、世界では歴史が大きく変わろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-10 17:53:43
4397文字
会話率:35%
第四次世界大戦が勃発し、N列島も北から『極東共和国』の侵攻を受け、北K道が戦場となる。
この時代の陸戦主力兵器は『ファランクス』と呼ばれる、二足歩行の装甲兵器だった。そのファランクス部隊の若き小隊長の足立や、その恋人で、足立の帰りを内
地で待つヒロコら、戦争に巻き込まれた人々の群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 15:49:45
3884文字
会話率:45%
帝国支配から脱し独自の皇帝を立てた三つの国が、勢力争いを繰り広げる半島にて。戦場で華々しく散ったカファ国の将軍ソン・リシェンの息子であるザオは、軍の精鋭部隊の小隊長として、仲間とともに重大な任務を仰せつかる。それは、カファ国を勝利に導けとい
う「天命を受けた巫女」の護衛だった。見つめ合いすれ違う人々が生きて死ぬ、戦いの物語。
☆カクヨムにも掲載しています。
☆全四十話です。
☆この話は空想の産物です。実在の人物、団体などとは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 17:00:00
131278文字
会話率:40%
乃位楓苑が生まれた年は世界がハコという謎の黒い立方体の物体が地球を埋め尽くし始めた年だった。15歳になった彼は、行方不明の両親を探すために調査部隊に入隊し、若くながらも小隊長としてハコに赴くこととなる。金髪の美少女、御法川紬とも仲良く?な
り、いよいよハコから始まる物語が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 19:24:20
14910文字
会話率:42%
“戦華エマ・フォスター”
戦場でその少女の名を知らぬ者はいない。僅か十二歳での初陣で撃墜数は過去最多。十三歳で最年少小隊長に選ばれ、
十五歳で一個隊の隊長ににまで駆け上がった、まさに武の天才。
その天才は今まさにーーーーーーーーー学園の廊下
で一人の魔術師に口説かれていた。
何なんだ何なんだ何なんだっ!!何が目的で言い寄ってくるんだあの魔術師はっ!!!
私は狼狽えない!こんな奴に!こんな腹の底が見えない得体の知れない奴に・・・・やっやめろっ!笑いかけるなぁっ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-21 23:54:28
26090文字
会話率:56%
ここはとある平和な国の軍隊のようなところ。
部隊のマドンナに告白した男の子とそれを応援してあげたいマドンナの同期でしっかり者の女性下士官。二人は、マドンナを墜とすことはできるのか?
「小隊長と後輩の仲を取り持とうとしたら、なぜか私に
もカレシができた!」https://novel18.syosetu.com/n7652gz/
の前日譚にあたりますが、独立した話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 19:28:02
31447文字
会話率:51%
最後の突撃の為、私は自力で動けない負傷兵たちに自決用の手榴弾を渡していた。
家紋 武範様主催の夕焼け企画参加作品です。
最終更新:2023-11-05 13:00:00
796文字
会話率:19%
ちょっと自己肯定感の強い男、浦和 賢太郎。
彼が最強の大隊の小隊長になり、最強の隊長と呼ばれる様になるまでの物語。
蟲が世界を襲い、人の領域が大きく減じた現代。
蟲を倒し市民の平和を守る、防衛省 特別な機関 防蟲隊。
その中でも最強の大隊
と名高い埼玉大隊に所属することになった浦和 賢太郎が少しずつ最強の隊長になっていく話。
【序章】埼玉大隊に入隊するまで。
【第一章】小隊長になるまで。
《タグ補足》
男の娘キャラがでます。
女の子キャラがたくさんでます。(プロローグが終わってから)
恋愛要素は薄いです。
バトルやアクションがメインな訳ではなく、日常がメインです。
カクヨム様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-19 08:04:03
145187文字
会話率:30%
悪魔少女が実在する異世界ダークファンタジー。
彼女たちは✕✕の悪魔に変身し、超常の魔力を発揮する。殺人を犯すことも多い。
悪魔少女を見つけ出し、処刑する任務を帯びた悪魔少女狩り小隊が100隊組織され、バルーン教皇国の各地へ派遣された。
小隊
長は裁判なしで悪魔少女容疑者を拷問、処刑する権力を与えられている。
ラシーラ教区の悪魔少女狩りを任せられた16歳の少年司教ダダ・バルーンは、美少女をいたぶることに快楽を感じるサディスティックな変態だ。
ダダ小隊とラシーラ村の悪魔少女との死闘が始まる。
なお、悪魔少女は例外なく美少女である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 19:00:00
100123文字
会話率:53%
守護天使とまで呼ばれた結界術と治癒術の使い手、モカロリーゼ・リィン・ロマイル伯爵令嬢。
訳あって騎士団を退役した彼女の次の役割は、男爵家長男で小隊長のクロード・セイジの奥様として、彼を出世に導くことだった!
……と思っているのはモカ本人と、
外野のみ。
クロードはずっと前からモカのことが好きで、親しい人々も、クロードの気持ちにはすぐに気が付いた。
――出世のためにモカを利用したとかいう噂あるけど、この旦那、どう見てもめっちゃ嫁のこと好きじゃん。
妻大好き旦那様と、責任と出世のための結婚ですね!と勘違いしている奥様。
仲はいいけどすれ違っている夫婦として過ごすうちに、モカが抱える傷も明らかになってきて――。
心に傷を負った元女騎士で伯爵家生まれのモカロリーゼが、旦那様に愛されて幸せになるお話。
このお話は、アルファポリス、ツギクルにも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 11:56:44
52107文字
会話率:27%
全5話を予定 小隊長の小説です
ハッピーエンドになるかは未定
5/5 意識
4/5 戦場にて
3/5 出戻り~婚約~転籍
2/5 養子時代
1/5 生誕~戦端
0/5 背景、設定
6/5 新しい生①
7/5 新しい生②
…以降順次更新予定
浅い知識と偏った経験による書き物です
(小説というよりは独り言で物語を作っていくつもりです)
だれかを傷つけたり非難する意図はありません
自分の言いたいことや考えていることを外に出したくて作ったスペースです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 00:00:00
465文字
会話率:0%
伯爵令嬢のミリアムは16歳のある日、「直接目を見た相手の心の声が聞こえる」という厄介な能力を手にした。おかげで婚約者の不貞に気づき、彼から婚約破棄されてしまう。
家族との付き合いも怖くなったミリアムは家を離れて、城の経理部で働くことになった
。
そんなミリアムは仕事で、騎士団の小隊長ジェレマイア・プレストンと知り合う。
陽気で気さくな彼はミリアムに好意を向けてくるが、なぜか彼の心の声だけは聞こえてこなくて……?
他人の心の声が聞こえる令嬢と大型犬系騎士が、恋に落ちるお話。
本編15話+後日談2話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 20:00:00
53003文字
会話率:42%
有害鳥獣、エビスオオテッポウエビー通称海蜂。10年前から急激に個体数を増加させたこの巨大な人食いエビ研究の第一人者、牧園常葉は、国からの依頼を受けて日本をエビから救うため動きだす。・・・なぜか、大勢の問題児とともに。
――そして2021年、
春。自衛隊の新人小隊長、樺山紫呉の下にそれぞれろくでもない理由で問題児たちがやってきた!
牧園「樺山さん、この人たち、どうしたら授業ちゃんと聞いてくれるのかしら?」
樺山「いやあ・・・無理じゃないですかね」
牧園「話が違うわ!私は!国の存続をかけたプロジェクトに参加しているはずなのに!どうしてこんなに現場がゆるゆるなのよ!」
本作品はpixiv等他サイトとの重複投稿を予定している。また、本作品は、学友である伏見氏(仮名)とインスピレーション、キャラクター、プロット等を相互に提供しあい、「お互いの考える未知の敵と戦う自衛隊物語」をつくりあげた成果である。そのため本作品においては伏見氏の作品とは相互にキャラクターの名称や設定、プロット等一致することがあるが、当事者間での同意がとれており、かつ当作品内での解釈としてその相異を許容している。上記を理解・同意した上で本作品を読んでほしい。
また、本作品に登場するすべての個人、団体は実在するものとは無関係である。一部それらに対する誹謗中傷ともとれる描写があるが、これらはフィクションであり、実在する個人・団体に対する者ではない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:00:00
81876文字
会話率:60%
20××年大晦日。世界中の上空に異界とを繋ぐ穴「ゲート」が出現する。
ゲートから現れた未確認生物通称UMAらの襲撃により、人類は滅亡の危機へと立たされてしまう。
しかし生き残った人々は団結し、地下へと生活拠点を移しそして世界協同軍事機関「ナ
ディエージダ」を結成する。
それから10年の月日が流れ、ナディエージダ新東京支部では天才女性パイロット柊瑠瑚(ひいらぎ るこ)を小隊長とした新設UMA対策部隊が初の訓練飛行を行っていた。
訓練は順調なように思えたが、しかし突如上空に「ゲート」が出現し、彼女らの目の前で再びあの日の悪夢が蘇ろうとしていた……
個性豊かな性能を持つ戦闘機たちが繰り広げる新感覚ミリタリー小説がここに爆誕!?
本小説は5ちゃんねるの創作文芸板の安価スレにて誕生した読者参加型の小説です。
一応読者参加型の小説と掲げて活動しておりますが、スレの方は現在は閑古鳥が鳴いている状況で安価も休止しています。
しかしスレ自体は現在進行形で一応動いてはおりますので、遊びに来てくれたら嬉しいです。
なおスレ内には物語のネタバレも多々ありますので純粋に作品を楽しみたいという方は訪問を控えることをオススメいたします。
(本スレURL)
『安価で作った話をなろうに投稿するスレpart2』
https://itest.5ch.net/mevius/test/read.cgi/bun/1515206608折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 15:21:49
51905文字
会話率:42%
戦車が主流のファンタジー世界です。
名称は変えてありますが、WW2の時代の戦車が主流となっています。
ハンター達の魔獣狩りの主力兵器は戦車です。
人間が空を飛ぶという概念さえないので飛行機は存在しません。
戦車が戦場を
駆け巡り、ゴブリンやオークが戦車に乗ってやってきます。
魔法も存在しますが銃や砲の力には勝てず、魔法の主な使い方は補助魔法です。
それでも魔法を使える人物は少なく貴重ではあります。
ただ、そんな中で誰も使えない珍しい魔法を使える者も出てきたりしますが、それは主人公ではなかったりします。
この話に出てくる主人公の男の子は、単なるエロガキのモブでしかありませんでした。
しかしそんな主人公の少年でも、戦場は徐々に彼に戦車エースの道を開いていくのでした。
☆☆☆
ハンター~~戦車闘技士~~軍隊へ入隊して戦車学校~~オーク、ゴブリンのいる戦場へ~~勲章を授与~~平民として最高階級の曹長となって小隊長へ着任←今ここ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 10:17:01
846401文字
会話率:16%
ある夜、凛太朗は夢を見た。何時も見る夢は取るに足らない。だから殆どは朝起きると忘れてしまうのだが、その夢は違った。宇宙戦士になり何処かの惑星を奪還するために宇宙揚陸艦に乗船していた。そこで新しく部下になった降下兵と短い会話をした。
「ねえ、
小隊長、私は生きて帰る事が出来るかしら・・・」「ああ、大丈夫だ。この作戦から帰ったら飯でも奢るから俺に付いてこい」と俺自身が不安だったが、心にもない事彼女に言って励ました。
その時の小刻みに震えている降下兵の少女の顔が、どうしても頭から離れなかった。
少女は俺に続いて降下したが、運悪く頭上で降下している彼女に敵のサイコビームにあたり燃えるのが見えた。その夢は、これから起こる出来事を暗示しているかの様だった。
人間の欲望や憎悪・怒り嫉みなど負の感情は再び魔族を生み出した。
結城凛太朗は成長する最強の幻想銃と強運を武器に人類存亡を賭けて人知れず異次元抗魔執行官として魔族と戦う。だが、宇宙のダークエネルギーの増大は暗黒神の力を強め異形の者達が棲む異次元と交わるXデーが近づいていた。それは人類滅亡の危機を孕んでいたが、その事を知る者は誰もいない。
前世から一途に思い続ける創造主になった円城寺五月、ちっぱいにコンプレックスがある最強の死神娘の抱く淡い恋がある。やがて、亜神の力を得た凛太朗と前世からの魔族に対する恨みの深さから五月達と溝が出来る事になる。五月の思い人、凛太朗との時空を越えた愛は成就するのか?
それを知りながら彼を思う死神娘、恋に行方は如何になるのか?
前作品では竜馬は銀河艦隊と共に魔界に攻め込み、自らの命と引き換えに宿敵、創造主や魔王を倒したところで終わりました。
本篇は、「伝説の強戦士、異世界を駆ける」の続編になります。
時は過ぎ、現世に再び凛太朗として生まれ変わった竜馬は警視庁の刑事になり平凡な日々を送っていた。
前世の記憶も宇宙最強の戦士と言われた能力は無い。
ある日、刑事として、猟奇殺人事件を捜査中、迷い込んだ異空間で、魔族と戦うことになった。そこで、ゴスロリファッションを着た死神娘と虎の獣人に助けられ九死に一生を得るが、この事件を、きっかけに思いもよらない運命が彼に待ち受けていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-01 20:25:19
179878文字
会話率:17%
彼は空を飛ぶのが好きだった、空に浮かぶ無数の島とその間を飛ぶ飛行船や小型の飛行機を見ながら自分もといつか…と少年の憧れを持っていた。そして彼の夢はいつしか士官学校で出会った親友と共に空を飛ぶことに変わり、出会いと別れを経て、最終的には生きる
ために変わった。
彼こと、クリフ・バンデラスは今現在、大陸群が二つに分かれて争う北南戦争に従事していた。傭兵上がりとしての経歴を持つという事で下士官上がりの特務士官として任官され今では戦闘機隊の小隊長も務めている。彼が参戦する数カ月前から始まっていたこの戦争は彼が参加してから数カ月経過しても終戦の兆しは見えなかった。双方の軍は当初2,3カ月で停戦になると見込んでいたが、その見込みが外れたことにより際限なく軍の補充と拡充そして消耗を繰り返していった。
そんな彼はある一人の女性士官と出会い彼女の過去と自分の過去の関係を知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 11:48:02
2537文字
会話率:59%
夏の夜が魔物と手を組んだらしい。
そんな情報を受けて、王都の騎士団が動き出した。
先行チームを任された小隊長フドゥは、部下と共に、森にある遺跡へ赴いたのだが……。
(この作品は「カクヨム」「エブリスタ」でも掲載しています。「遺跡」「
飛翔」「夏の夜」というお題の三題噺で書いた短編です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 12:00:00
4235文字
会話率:34%