かつて天才と呼ばれたアベルは現在、図書館の司書という職についていた。最初からこの職についていたわけではなく、彼には最強という夢があった。そのため様々な魔物と戦い、力を磨くことができる冒険者に周りの反対を押し切ってなったのだが、勇者が初戦闘で
王都に攻めてきた黒龍皇を一刀両断した技を見て、自分がどれだけ鍛錬しても到達し得ない次元の違う一撃だとわかり、それを諦めた。そんな夢破れた彼の元に、学園の先輩である冒険者が毎日のように、パーティーに誘うためやってきていた。しかし、ふとある日から彼がやって来なくなった。何日もやって来ないため少し心配になり、知り合いの薦めもあって、ギルドを訪れると、新ダンジョンにて生死不明だと伝えられて…。こうして、アベルは再び冒険に出ることになったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:33:20
1018文字
会話率:45%
舞台は、剣と魔法のファンタジー世界。
「魔道具の修復師としてそれなりに名を馳せた初老の男が、現役を引退し、その経験を活かしながら王都の週刊情報誌にコラムを連載している」
という体裁で書いた、なりきり短文です。
―・―・―・―・―・―・
―・―
多くの人々が暮らす王都で「週刊 王都伝書鳩」という情報誌が発刊されている。
時代の流れと共に扱う情報は様変わりしてきたが、
30年以上も変わらず連載され続けている辛口コラムがある。
タイトルは「日常茶飯事」。著者は石臼翁(いしうすおう)という。
「近頃の回復魔法は手抜きではないか」
「最新鋭のミスリル鎧は見掛け倒しだ」
「効率ばかりのダンジョン攻略は冒険ではない」――
魔法、武具、冒険者ギルドの在り方から、流行りの酒場のエールの味、果ては王侯貴族のスキャンダルまで。あらゆる物事を辛辣かつ的確な視点で一刀両断。その毒舌は、時に人々を怒らせ、時に笑わせ、そしていつも物事の本質を私たちに突きつけてくる。
すべての冒険者、職人、そして「今」を生きる人々に贈る珠玉のエッセイ。
これは不器用ながらも、この世界とそこに生きる人々を深く愛する男からの、熱い叱咤激励の文である。
―・―・―・―・―・―・―・―
分かる人には分かるでしょうが、
今は亡きコラムニスト・山本夏彦氏をリスペクトしています。
至らない部分はご容赦いただきたい。
※週1回の定期更新を予定。水曜日の朝8時に更新します。
※感想や評価などいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
※「小説家になろう」、「カクヨム」、「アルファポリス」に同内容のものを投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 08:00:00
3953文字
会話率:0%
# 華奢なる王と奉仕のミコ
## 慈愛と奉仕と王の怒り
わたしはミコ。この国で戦勝と五穀豊穣を祈る巫女でした。
世界を統一した華奢な主様のお顔を、一度も拝見したことがありません。それほど慎重で、それほど危険に晒され続けてきた方だから。
拝殿での平穏な日々から一転、主様の側仕えを命じられたわたし。前任者は「失礼します」と一言言っただけで、一刀両断で処刑されたと聞いています。
恐怖に震えながら初めて対面した主様は、想像とは全く違う方でした。気さくで優しく、でも一瞬で人を斬れる恐ろしさも持つ。謁見の間では絶対的な威厳を示し、わたしの前では人間らしい弱さも見せてくださいます。
政治の駆け引き、宮廷の陰謀、そして次々と起こる事件。わたしはこの複雑な世界で、主様をお支えできるのでしょうか。
純粋で天然な巫女と、世界を統一した華奢な王の物語。慈愛と奉仕、そして時として現れる王の怒りを描く、政治ファンタジーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 03:00:00
7606文字
会話率:48%
ある日空が光り、お米粒が降ってくる。それをかき集める主人公。お米を食べると白い人間が目の前に現れる。世直し侍と名乗り、世直しをするために主人公の体を乗っ取ろうとしていた。主人公は散らばった米を集めることに。
米を食べるほどに体を乗っ取られて
いく主人公。そして、大宮の氷川神社前でたまたま出会った立件民衆党の枝葉議員を斬り捨ててしまう。
そのあと横須賀に米を回収しに行く。その帰りにもまた政治家と遭遇。小泉農水相を斬る。これで2人目。
横須賀から帰宅した翌朝、2人組の警察官が訪ねてくる。疑われると不安になる式目。そこに2人目の仲間が登場。ネット工作を得意としていて、ハッキングもできる。防犯カメラの映像を削除して警察の捜査をかく乱していたことが判明。協力して世直しを進めることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 20:50:00
158203文字
会話率:54%
退屈に毎日を過ごしているラストJKの『式守 焔(しきもり ほのか)』。彼女は、楽しみを追いかけてばかりのだらしない毎日を過ごしていたのであった。
そんな冬休みの某日の夜。夢に聴こえた聲で目を覚ますと、そこは見知らぬ森の中であった。
―『雲蒸竜変』にして『百花繚乱』、『一期一会』にして『会者定離』、『七転八起』にして『初志貫徹』、『万死一生』にして『不撓不屈』、『一念発起』にして『一刀両断』である‼
少女は騎士となり、大地や大海を巡り、数多の英雄と出会い、世界の真実を知る-
人生を諦めかけた少女の立志が、今、ここに!
※度々、編集することがありますが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-19 00:00:00
544375文字
会話率:47%
異世界に飛ばされた俺、曽我部純一。
ステータスはオール1、剣も魔法もまるで使えず、町で皿洗い生活を送る日々。
「思い描いてた異世界ライフと違うんですが……」
そんな俺がある日、勘違い魔法少女を庇った瞬間――突然、モンスターを一刀両断!?
スキル《無限加護(条件付き)》の発動条件は、
「自信満々だけど本当は才能ゼロの女の子を庇ったとき」だけ!?
それ以外はいつも通り最弱。
戦うにも、まず誰かの勘違いから始まる!?
加護は最強、条件は最悪。
才能ゼロの男が“クソ面倒な制限付き最強”として異世界を生き抜く!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 15:10:26
2735文字
会話率:49%
「あなたとの婚約は、こちらから破棄させていただきます」
社交界の華と讃えられる侯爵令嬢アメリアは、淑女の仮面をかぶった元・帝国最強の隠密騎士。
前世の記憶と未来の断罪イベントを知る彼女は、すべての筋書きを逆手に取り、自ら婚約を破棄。
再び
剣を手にし、戦場で暴れ出す。
「──令嬢なんて、もうやってられません」
魔導兵器と陰謀が渦巻く辺境領で、騎士団を率いて敵軍を一刀両断。
だが彼女の正体が明かされるたび、元婚約者、敵国将軍、王太子までもが接近してきて──!?
これは“役割”を脱ぎ捨て、自分の信念だけで生きる悪役令嬢の、自由で最強な生き様の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 08:12:16
14461文字
会話率:39%
「エレノア・フォン・シュタイン、お前との婚約は破棄する!」
――それが、私の異世界での“スタートダッシュ”でした。
過労死寸前の社畜OL、早乙女あやめ(27)は、ブラック企業の仮眠室で倒れた瞬間、乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまった。
その世界は、恋愛と断罪と陰謀が渦巻くファンタジー宮廷ドラマ『薔薇と処刑のロンド』。
運命づけられたのは、悲劇の悪役令嬢・エレノア。
才色兼備、努力家、貴族の鑑──のはずなのに、ヒロインに嫉妬したとされ、婚約破棄・断罪・国外追放のフルコンボを食らう運命……のはず、だった。
でも、転生してきたのは元・社畜。
しかもその社畜、転生特典でチートスキルを盛りに盛られていた!
✔ 現代知識チートで経済・魔法・社交すべて改革!
✔ 証拠能力MAXで嘘も陰謀も一刀両断!
✔ 社畜魂で理不尽にも華麗に耐え、逆転無双!
✔ 美貌補正で王宮の視線を独占中!
✔ ざまぁ対応スキルで婚約破棄→即逆転劇へ突入!
さらには、断罪してきたはずの王子アラン様が――
「……あの、実はちょっと好きかもしれない……」
「遅いわよバカ王子!!!!」
断罪したはずの相手が、攻略対象に変わるなんて聞いてませんけど!?
無自覚最強令嬢 vs チョロ王子 vs モブ顔で王国を牛耳る平民ヒロイン!?
政略、恋愛、陰謀すべてを笑い飛ばして、
今日もエレノア様はスカッと断罪無双中!
「王子? 攻略対象? そんなもの、後からついてきなさいな♡」
これは――
元社畜が“悪役令嬢”という役職を使って、
この世界に革命とスカッとを巻き起こす、恋とざまぁと無双の物語。
「断罪? はいはい、お返しは“ざまぁ”で♡」
婚約破棄されたその日から、最強令嬢伝説が始まった――!
異世界×悪役令嬢×恋愛×ざまぁ×無双、ぜんぶ盛りでお届けします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 19:02:34
21368文字
会話率:48%
登場魔法
万物を創造する魔法
万物を破壊する魔法
触れたものを必ず破壊する魔法
触れたものを必ず一刀両断する魔法
命を生み出す魔法
触れたものの命を奪う魔法
空間から空間を生み出す魔法
最終更新:2025-07-12 16:44:53
55209文字
会話率:69%
俺、テラオ・アズマは、本日も、幼馴染のアオヤマ・コバリと駄弁りながら登校。いつもと変わらぬ日常風景、と思いきや、急転直下!通学途中、謎の刺客に一刀両断、16年の短い生涯を終えた。
ところが、目覚めた時には五体満足、どっこい生きてた!え、なん
で?
しかも、枕元には褐色肌、銀髪、碧眼の美少女。親切に語りかけてくれるが、聞いたことも見たことも無い言語でお手上げ。全く理解不能。
そんなところに、我が幼馴染、コバリ登場。てっきり、どこぞの外国で最新医療の治療により九死に一生、と思ったが、コバリから「ここは私たちの生きていた世界とは違う」と告げられる。
この世界は何なのか、俺たちは何故ここにいるのか、その答えを求めて、コバリと二人で世界を駆け巡る…いや、実際のところそんな面倒はコバリにおまかせして、褐色美少女とのんびり羊飼い生活を満喫する物語…
とは残念ながらいかない、疾風怒濤の冒険譚!!(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:23:25
292267文字
会話率:41%
伝説の【紅蓮の竜殺し】として名を馳せる女冒険者ロレッタ。彼女はどんな凶悪な魔物も一刀両断する最強の存在だ。しかし、彼女の内に秘められた感情は、剣の腕とは裏腹に、まるで赤子のように不器用だった。そんな彼女が、なぜか街の片隅で働く、気弱な鍛冶職
人ユーイの存在に心を揺さぶられるようになる。
彼との出会いは、ロレッタの凍てついた心に、これまで知らなかった温かい感情を芽吹かせていく。だが、ユーイの隣には幼馴染のリリアがいて、ロレッタは初めて「恋」という複雑な感情と、それから生まれる嫉妬に戸惑うばかり。最強の女剣士が、魔物との戦いよりも手ごわい、自身の感情と向き合うことになったのだ。
果たしてロレッタは、この未知の感情の正体を理解し、大切なユーイを守り抜くことができるのか? そして、不器用な彼女の恋の行方は――。最強と最弱、対照的な二人の、不器用で温かい恋の物語が今、幕を開ける!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 20:01:29
59221文字
会話率:20%
これは異世界転生した宮本武蔵が、料理で人の悩みを解決する話です!!料理の歴史の勉強にもなりますよ!!
最終更新:2025-06-23 06:12:28
7664文字
会話率:35%
勇者はレベルアップしてどんどん強くなれるのに、モンスターには生まれながらに『固定レベル』が定められている世界。
そんな理不尽なルールを作った魔王を倒すべく、レベル2のゴブリンが立ち上がる!
ガチャで排出されたアイテムを召喚できるチート
装備『スマートフォン』さえあればどんな魔物でも一刀両断!
……と思いきや、ハマるハマる課金地獄!
そして陥る借金苦!
ついにはドワーフのギャング団に捕らえられ、小金稼ぎのクエスト攻略に駆り出されて……!?
ゴブリンガールのドタバタ返済アドベンチャー、ここに幕開け!
※Twitterでキャラ絵や挿絵の公開などの活動しています!
https://twitter.com/GoblinGirlGacha
※「ノベルアッププラス」と重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:34:02
700020文字
会話率:37%
少子化の原因は、異世界転生だった!?
世界規模の少子化と不審死の多発が深刻化する近未来。
東京湾に浮かぶ人工都市『桟更区』の高校に通う伊佐美八代は、10月下旬のある夜、行方不明になっている同級生から助けを求める電話を受ける。
しかし
駆けつけた先に待ち受けていたのは、黒衣を纏った骸骨……死神だった。
逃げ出した八代は道路に飛び出してしまい、猛スピードのトラックにはねられ……る直前に、死神がソレを一刀両断し、命を救われる。
「八代さんは私が、異世界転生、させません!」
少女の姿になった死神アヤメは、クンイ・ロプナヒと名乗る別時空の女神が、この世界の神々に対して八代を争奪するゲームを仕掛けていると明かす。
ゲームのタイムリミットは10月31日=神無月の終わりまで。八代の命を守るべく、アヤメを筆頭とするこの世界の神々が海上都市にて異世界の魔獣達を迎え撃つ。
しかしその面子は、死神と貧乏神、そして疫病神で……。
果たして八代は、無事に11月を迎えられるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 09:51:24
40618文字
会話率:42%
鹿児島県にある桜島高校には、全校生徒が一目置く生徒――別名、黒の女神という女子生徒がいる、案の定、めちゃクソモテるので、告白されまくっているらしいが、告白を断る文はいつも同じ
ごめんなさい、私には、一生を共にする人がいるんです、すいません
この文で、イケメンさん達を一刀両断しているらしい、そんな、黒の女神は、とある男子生徒の前だけでは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 22:27:55
313038文字
会話率:46%
歴史が、動いた。時空を超え、あの偉人たちが現代スタジオに奇跡の集結!古代ギリシャの数学者ピタゴラス、ドイツ観念論の巨星ヘーゲル、三国時代の覇者曹操、そして実存主義の先駆者キルケゴール。この、ありえないほど濃密な4人が、たった一つのテーマを巡
り、空前絶後の知のバトルを繰り広げる!それが「歴史バトルロワイヤル」だ!
今回のテーマは、人類永遠の問い「究極の真理とは何か?」。万物の根源たる「数」か?歴史を動かす「絶対精神」か?乱世を制する「結果」と「力」か?それとも、個人の内なる「主体性」か?
司会・あすかの案内で幕を開けた頂上対談は、序盤からエンジン全開!ピタゴラスは宇宙の調和を語り、ヘーゲルは弁証法的発展を説き、曹操は現実主義の牙を剥き、キルケゴールは主体性の炎を燃やす。それぞれの信じる「真理」の定義と到達法が語られるたび、互いの価値観の違いが鮮明になっていく!
続くラウンドでは「真理は普遍か?個別か?」を巡り、議論はさらにヒートアップ!数の法則と歴史の理性の普遍性を説くピタゴラス&ヘーゲルに対し、「状況こそが全て」「個人の決断こそが真実」と主張する曹操&キルケゴール!普遍法則か、個別の現実か――思想の根幹を揺るがす対立が、スタジオに火花を散らす!
そして、運命のラウンド3「何のための真理か?」で、議論はついに最高潮へ!「綺麗事では世は治まらん!」曹操の現実主義が、他の3人の理想論を一刀両断!「その体系に『この私』はいるのか!」キルケゴールの魂の叫びが、ヘーゲルの壮大な体系に突き刺さる!「目先の価値に惑わされるな!」ピタゴラスが永遠の視点から一喝し、ヘーゲルは全てを包摂する理性の力を示す!
果たして、「究極の真理」の栄冠は誰の手に輝くのか?それとも、答えは一つではないのか?哲学、歴史、政治、そして生き方…あらゆる知が交錯し、あなたの常識を揺さぶる世紀の対談!個性溢れる偉人たちの激論と、司会あすかの軽妙なナビゲートが織りなす、知的エンターテイメントの決定版!
あなたの「真理」観が、きっと、変わる。歴史が動く瞬間を目撃せよ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 15:55:58
22829文字
会話率:67%
深夜、ちょっと気だるいテンションで送る、ゆるトークバラエティ。
陽キャでちょいウザ、だけど憎めないチャラメガネと、毒舌でキレのいいガチ坊主が、日常のモヤモヤからリスナーのメールまで、テンションの波に身をまかせて自由にしゃべり倒す!
「リス
ナーメール紹介」では全国(?)のクセ強リスナーからの投稿を一刀両断&爆笑トークに変換!
そして後半の名物コーナー「ガチ坊主の言わしてもらうけどな」では、毎回ちょっとだけ心に刺さる“本音の一言”が飛び出す…かもしれない。※コーナーは不定期で変更されます
テーマ、キャラ設定、コーナー等自分が決めて、本文はチャットGPTに書いてもらいました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:09:17
6630文字
会話率:4%
「実戦ゼロ。けれど“型”だけは、極めました」
剣を抜いたことすらない僕が、異世界で最強の勇者に!?
十年以上、父に叩き込まれたのは、ただの「型稽古」。
試合もない。相手もいない。ただ、一人で振り続けた日々――
そんな僕が異世界に召喚され
たその瞬間、オークを一刀両断(※ただし斬った自覚なし)。
しかも地面まで真っ二つに!?
「型で地面割るな。物理法則に謝っとけ」
鋭すぎる女傭兵に見込まれ、なぜか“剣の師匠”にされてしまい……?
「これは、“斬ったことのない最強剣士”が世界を震撼させる物語」
斬ってないのに、伝説が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 23:54:55
10902文字
会話率:31%
四つの物語の登場人物が、一つの世界に混在しているなんて?!
「カレンデュラ・デルフィニューム! 貴様との婚約を破棄する」
お決まりの婚約破棄を叫ぶ王太子ローランドは、その晩、ただの王子に降格された。聖女ビオラの腰を抱き寄せるが、彼女は隙を
見て逃げ出す。
婚約者ではないカレンデュラに一刀両断され、ローランド王子はうろたえた。近くにいたご令嬢に「お前か」と叫ぶも人違い、目立つ赤いドレスのご令嬢に絡むも、またもや否定される。呆れ返る周囲の貴族の冷たい視線の中で、当事者四人はお互いを認識した。
転生組と転移組、四人はそれぞれに前世の知識を持っている。全員が違う物語の世界だと思い込んだリクニス・コロナリア国の今後はいかに?!
ハッピーエンド確定、すれ違いと勘違い、複数の物語が交錯する第一章。第二章からはそれぞれの視点で物語を描く。
【同時掲載】小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ
2024/08/12……連載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 00:23:40
126841文字
会話率:41%
私は物書きとして細々と営む自称・小説家だ。
物書きに、ピンからキリまでがあるとするならば、私はキリといった処だろう…。
だから、食うに困って至る所に職を求めては、細々と副業に精を出して居る。
そんなある日の事、さる工事現場で出会った少
し変わった男に興味を持った私は、仕事をする合間に、彼の事を然り気無く観察し始める。
やがてその現場も終わりを告げ、彼とも別れ別れになって、その存在すらも忘れ掛けた頃に、偶然の再会を果たす事になった。
彼は私を、半ば強制的に誘い出すと、不思議な世界に連れて行く。
彼の名は『如月中』と言った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 07:00:00
90647文字
会話率:33%