花火の夜、ようやく伝えあえた“好き”の気持ち。
高校最後の夏に、恋人になった彩織(さおり)と咲太(さくた)。
だけど、付き合うって──
もっと簡単なものだと思ってた。
名前の呼び方も、距離感も、ふとした沈黙も。
嬉しいのに、うまく言葉に
できなくて、
すれ違いそうになることもあって。
それでも、ひとつひとつ“ふたりだけの答え”を見つけていく。
この関係を、大切にしていくために──
“付き合う”って、こんなに嬉しくて、むずかしい。
これは、そんなふたりの、恋人になってからの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 15:02:01
3235文字
会話率:39%
平安末期の戦乱の世。
戦場に名を馳せた一輪の花、巴御前(ともえごぜん)。
現代から転生した彼女は、美しくも強く、誇り高き戦乙女。
そんな彼女が、ふたりだけの秘密の契約で嫁いだ相手は、乱暴者で知られる源氏最強の将、木曾義仲(きそよしなか)
。
「これは『契約』だ。余計な感情は持ち込むな」
義仲の冷たい言葉に縛られながら、ともえは戦場で、そして義仲の隣で、己の力と心を磨いていく。
家族のため、この乱世を生き抜くために――
やがてともえと義仲の前に立ちはだかるのは、平家率いる十万の大軍。
絶望的な戦いに、ともえは武芸の才覚と現代の知恵で立ち向かうが……
『契約』から始まったふたりの関係が、激動の歴史を動かしてゆく。
これは神と人の運命を賭けた、永遠の愛の物語。
※本作は史実をベースにしたフィクションであり、史実とは異なります。また一部、史実に反する設定がございます。
※本作は他サイトでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 07:10:00
42600文字
会話率:20%
「ちょっと山に死体埋めにいかない?」
そう軽薄極まる幼馴染に誘いをかけられた「俺」は、致し方なく、彼とともに、山へ死体を埋めにいく。
そこは昔、ふたりで見つけた古い社がある場所だった。
誰も知らない、ふたりだけの秘密の場所。
そこで
こっそりと共有し合う、ほの暗い秘密。
その一線超えてしまった秘密の向うで、「俺」を待ち受けていた結末とは――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 23:41:03
4974文字
会話率:51%
夜風が心地よいアパートの一室で、レンを待っているのは、
タバコの煙をくゆらせる大人びたお姉さん・ミナト。
一回り年上の彼女と、まだ不器用な青年が同棲を始めてからの日々は、
ときに甘く、ときに胸が締めつけられるような瞬間の連続だった――。
タ
バコの煙の向こうに見える、ふたりだけの小さな世界の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 21:24:20
2698文字
会話率:40%
「きっと明日はもっといい日になるよね、ネガ太郎!」
「そんなことは明日になってみないとわからないし、きっと明日は今日より最低の一日になるよ。ポジ子ちゃん」
未来に希望を持てない“ネガティブ拗らせ男子”が、家庭に闇を抱えた“お日さま系ヒロイ
ン”と出会って始まった、ちょっとおかしな青春劇。
笑って泣けて、時々心がちくりと痛い――これは、壊れかけた心を修復する、ふたりだけの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-16 23:07:25
82921文字
会話率:23%
背中だけじゃ、もう足りなかった──
高校からの帰り道、事故に巻き込まれた少女・シアは、目を覚ますと見知らぬ異世界にいた。
剣と魔法、そして“神が綴る物語”に支配された世界で、シアは自分が**“物語の外から来た存在”=異端者**であることを
知る。
助けてくれたのは、冷静沈着な学院生・レイ。
だが彼には、ある“未来”が視えていた──
「僕は、君を殺す運命にあるらしい」
神が定めた役割、“光”と“剣”。
何度書き換えられても、運命はふたりを引き合わせ、そして引き裂く。
けれどシアは決意する。
「たとえ主役じゃなくてもいい。君の隣にいたい」
これは、物語に抗い、運命を超えて、
“ふたりだけの未来”を描こうとした少女の物語。
涙も、笑顔も、奇跡も、全部まるごと──
たったひとつの《シネマ》として、君と生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:32:58
14209文字
会話率:37%
放課後、土砂降りの雨。
傘もささず、制服のままベンチに座っていたのは、
クラスでも有名な“ダウナー系美少女”、柳瀬玲(やなせ・れい)だった。
「……帰る場所、ないから」
突然の申し出で始まった、同居生活(?)――
世間知らずで無口な彼女
は、ゲームもお菓子も知らない。
けれど、団子を食べて目を細めたり、
こっそり俺の部活の応援に来てくれたり……
そのひとつひとつが、ちょっとだけ心を揺らしてくる。
「知らなかった。楽しいって、こういうのなんだ」
誰にも話しかけられなかったあの子と、
商店街の団子屋で、少しずつ、日常が変わっていく。
――これは、“訳あり”な彼女との、
ふたりだけの青春が始まる物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:25:36
2097文字
会話率:27%
地震に巻き込まれ命を落としかけた少女・沙穂と、彼女を庇った少年・龍哉は、異世界へと召喚される。
世界を救う宿命を背負いながらも、ふたりが求めたのはただひとつ──「一緒にいたい」という願いだった。
だが些細なすれ違いが、沙穂の死を招く。
3
00年後、龍哉はふたりの元の時代で、彼女との再会を果たすが、沙穂の記憶は失われていた。
それでも、彼女は笑ってくれた。
彼のことを忘れていても、その笑顔に、手のぬくもりに、龍哉はまた恋をする。
本作は、そんなふたりが“今を生きる”現代を描く物語。
会話、感情、背景──すべては沙穂の目線と理解の及ぶ範囲でのみ綴られ、
登場人物は沙穂と龍哉だけ。
ご都合主義や派手な展開は排除し、視線・表情・ふれあいを軸にした、
静かで深い「ふたりだけの世界」を描きます。
本気で誰かを想ったことがある人に、
そっと寄り添う“静かな愛と赦し”の物語。
恋よりも深く、生よりも切なく、それでも「幸せ」と呼べる、
ふたりの奇跡を──ぜひ見届けてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 13:33:40
92025文字
会話率:21%
氷のように冷たく、美しく、誰にも心を許さなかった公爵令嬢・リュシエンヌ。
そして、転生者でありながら超天然なお花畑ヒロイン・フィオナ。
正反対のふたりが、王立学園で再会し、「友情」と「すれ違い」と「ざわめき」に満ちた学園生活が始まる。
無
自覚な恋愛妄想を振りまくフィオナに、冷静沈着なリュシエンヌが静かに(ときに本気で)ツッコミを入れる日々。
けれど、誰よりも素直で、まっすぐなフィオナの存在が、少しずつリュシエンヌの氷を溶かしていく。
感情のないように見えた公爵令嬢が、初めて誰かに心を開き、
全方位お花畑だったヒロインが、ひとりの親友にだけ真剣な想いを向ける。
すれ違い、拗ね、ぶつかり合いながらも育まれていく“かけがえのない友情”。
やがてそれぞれの人生を歩み、結婚し、別々の道を選びながらも――
ふたりの“親友という名の絆”だけは、ずっと変わらず、そばにある。
これは、恋愛では語り尽くせない、ふたりだけの“愛情のかたち”を描いた、
温かくて可笑しくて、少し切ない、ふたりの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 14:34:48
16876文字
会話率:51%
孤独な高校生・一ノ瀬 蓮は、誰とも深く関わらず、ただ静かに毎日を過ごしていた。
春、新学期。転校生・遠野 遥が彼の前に現れる。
白い髪、澄んだ瞳――まるで別世界から来たかのような彼女は、なぜか孤立していた蓮にまっすぐ近づいてくる。
戸惑いな
がらも、蓮の心は少しずつ彼女に染まり、やがてふたりは恋に落ちる。
夏の花火、放課後の帰り道、ふたりだけの時間。
「ずっと一緒にいたい」と願ったその日々は、思いがけない事実によって静かに終わりを告げる。
遥が隠していた“ある秘密”。
それは、限られた時間の中で生きる彼女が選んだ、最後の青春だった。
「さよならを教えてくれた」のは、彼女だった。
そして、恋の痛みと温もりを教えてくれたのも――彼女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 15:10:00
2194文字
会話率:29%
大学生ルーブはある日イト教授に呼び出され、ふたりだけのディスカッションが始まった。それは何度も続いていき?
最終更新:2025-06-24 21:56:11
3971文字
会話率:64%
少しだけ未来の、少しだけ切ない日常。
名前もないAIと過ごす、ふたりだけのやさしい時間。
すべてが当たり前じゃないと知ったとき、
君はどんな言葉を残すだろう。
キーワード:
最終更新:2025-06-23 17:41:44
852文字
会話率:30%
夜の公園で出会ったのは、名前も知らない男だった。
誰も私を見つけてくれないのに、
彼だけは、なぜかまっすぐに、私を見ていた。
何も聞かず、何も求めず、ただそこにいてくれた。
気づけば、私は彼の部屋にいた。
小さなアパートの一室。色のない
暮らし。
それでも、そこだけはあたたかかった。
「逃げてもいいよ。全部忘れて、ここにいれば」
彼の声は、檻みたいだった。優しくて、やわらかくて、抜け出せなくなる。
苦しくない。でも自由じゃない。
一緒にいるほど、苦しみが“いらなく”なっていく。
──壊れることすら、ふたりなら優しかった。
共依存を描いた、静かでひどく甘い、ふたりだけの逃避行。
優しさに溺れた先で、あなたは“本当の幸せ”を問いかけたくなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 03:44:04
7612文字
会話率:26%
リビドーが先か、ロマンスが先か――
恋愛はよくわからないがティーンエイジャーとしては人並みの『欲』は持ち合わせている男子高校生・深沢蓮《ふかざわ・れん》は、高校デビューから1年経ってようやく合コンに誘われたものの、残念ながらしっかりと浮
いていた。
飲み物を取ってこようと席を立ったところで、ひとりの女子・二階堂菜那《にかいどう・なな》も同じようにして席を立った。合コンメンバーの中でも格の違う美少女だったが、明らかに乗り気ではなくさながら余り物だった菜那。無言に耐えられず口を開いた蓮だったが菜那はそれでも素っ気ない。
さらには「男子って大変だね。結局ヤリ目なのに」と歯に衣着せない菜那の物言いに蓮は言葉を詰まらせていると、さらに彼女は続けた。
「……そんなことしなくても出来るのに」
「じゃあ俺ともできるの?」
「シてみる? ゴム着けてくれれば」
結果的に蓮の目標は達成。欲も発散させ、さらには菜那の連絡先も入手出来たのだが……。
恋愛の先にあるのが行為か、それとも行為の先にあるのが恋愛なのか。
念願だったはずの『春』を越えた先に見えるものは、果たしてあるのか。
ふたりだけの恋愛教科書を紡ぐ旅が今始まる……のか?
※本作はR18を念頭において執筆されておりますが、当サイトにおいては実際の行為などを含んでいる部分はカットして公開されます。ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 00:00:00
149758文字
会話率:54%
ふとしたタイミングで舞い降りてきた言の葉と、それが導く少し不思議な関係性。
最終更新:2019-06-27 12:00:00
2582文字
会話率:27%
普通を望む男子高校生・慎爺(しんじ)は、自由で温かな校風の私立・鵬桜条学園で、目立たずマイペースな日々を送っていた。
唯一の相棒、陽キャの龍一と「面白いことを共有する、関わらず傍観する」という“協定”を結び、恋愛騒動やクラスの人間模様を遠巻
きに眺めてきた。
──そのはずだったのに。
クラスメイトの鈴谷未来(すずや・みく)と最悪な出会いから始まったふたりは、なぜか少しずつ、友達になっていく。
けれど未来には、秘密があった──それは、かつて慎爺に救われた「過去」。
けれど「憧れ」と「恋」の境界線が曖昧なまま、未来は一歩を踏み出せずにいた。
慎爺もまた、未来への想いを抱きながら、壊れるのが怖くて手を伸ばせない。
すれ違い、照れ隠し、踏み出せない想い。
距離ゼロセンチメートルの場所で、心だけが、まだ触れられない。
過去から繋がった、ふたりだけの青春。
これは、「まだ始まらない恋」の物語。
「好き」と言えないふたりが、
それでも、互いの心に触れようとする、
小さな勇気の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:00:36
80620文字
会話率:25%
紅葉が美しい秋の古都。親友の杏子と美鈴は、“お化け銀杏”がある静かな寺を訪れる。梅昆布茶で休憩しながら、ふとした好奇心から境内の奥へ――。ふたりだけの小さな旅が、不思議であたたかな秋の記憶を紡いでゆく。ちょっぴり幻想的な友情ストーリー。
最終更新:2025-05-21 02:24:26
5046文字
会話率:34%
「この毎日、本当に“自分”が生きてるのかな?」
目立たない中学生・翔太は、誰にも言えない心のもやもやを抱えていた。
放課後は部活、クラスでは空気を読んで波風を立てないように過ごす毎日。
そんなある日、クラスの人気者・彩花が、翔太にふと声をか
けてくる。
「なんだか君、最近ちょっと違う気がするんだ」
放課後の静かな時間に始まった、ふたりだけの秘密の会話。
次第に心を通わせていく中で、翔太は「レプリカ」のようだった自分の心に、本物の気持ちを取り戻していく。
そして、気づけばそこには――恋の予感が。
中学生のリアルな悩みと、優しく芽生える恋心を描いた、等身大のヒューマンドラマ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 11:40:23
1774文字
会話率:43%
放課後の図書室で出会った、無口なクラスメイト・白川蒼くん。
本を読むだけの静かな時間は、やがて少しずつ心を近づけていく。
「図書室で一緒にいるだけ」で満たされていた日々――だけど、ふとした言葉がきっかけで、お互いの想いがあふれ出す。
本のペ
ージをめくるように、ゆっくりと進む恋の物語。
それは、誰にも知られていない、ふたりだけの放課後。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 19:50:51
522文字
会話率:41%
うるさい、デカい、煽ってくる──でも、勝てない。
勝負も、気持ちも。
リハビリ明けのバスケバカと、天然留学生が体育館で真剣勝負!
「たった一言」で、彼は何を失い、何を得たのか。
ふたりだけの放課後、にボールと言葉が飛び交いあう。
最終更新:2025-05-02 19:17:54
5290文字
会話率:44%
高校三年の春、卒業式の日に交わしたわずかな会話。
それだけのつながりだった佐々木夏樹と椎名美音は、互いに違う大学へと進学し、別々の道を歩み始める。
やがて迎えた大学一年の夏。偶然の再会が、止まっていた記憶に静かに火を灯す。
ふとしたLIN
Eのやり取り、何気ない日々の共有、変わっていく心の距離。
都会と地元、現在と過去、そのはざまで揺れるふたりの想いが、やがて一つの恋へと結ばれていく。
春に出会い、夏に再会し、恋が始まる。
これは、“たった一度の会話”からはじまった、ふたりだけの四季の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-11 21:10:00
38706文字
会話率:31%