背中だけじゃ、もう足りなかった──
高校からの帰り道、事故に巻き込まれた少女・シアは、目を覚ますと見知らぬ異世界にいた。
剣と魔法、そして“神が綴る物語”に支配された世界で、シアは自分が**“物語の外から来た存在”=異端者**であることを
知る。
助けてくれたのは、冷静沈着な学院生・レイ。
だが彼には、ある“未来”が視えていた──
「僕は、君を殺す運命にあるらしい」
神が定めた役割、“光”と“剣”。
何度書き換えられても、運命はふたりを引き合わせ、そして引き裂く。
けれどシアは決意する。
「たとえ主役じゃなくてもいい。君の隣にいたい」
これは、物語に抗い、運命を超えて、
“ふたりだけの未来”を描こうとした少女の物語。
涙も、笑顔も、奇跡も、全部まるごと──
たったひとつの《シネマ》として、君と生きていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 23:32:58
14209文字
会話率:37%
最恐最悪のヤンキーと言われた狂犬、忍崎摩耶乃は友人に勧められたゲーム『光と剣のシークレットテイル』通称、ヒカケンをプレイ中に光に包まれる。
そして気づけば、ヒカケンの世界の悪役令嬢リーゼ・アレクシュールになっていた。
狂犬を名乗るにはあまり
にも頼りない手足。
果たして摩耶乃は悪役令嬢として全うに人を叩き潰すことができるのか!?
そもそも悪役令嬢ってなにするの?
とりあえず気に入らないヤツをぶっ飛ばせ!
元最恐ヤンキーによる悪役令嬢ものです。
どうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-13 18:38:32
9031文字
会話率:42%