名もなき大陸。
7つの大国が覇を競う戦乱の時代。
そのうちの一つ、大陸北西に位置するナザール帝国のサナキア公爵家の六男として、マクリルは生を受ける。
武門の家柄であるサナキア公爵家で、マクリルはその才能をみせる一方で、祖父ディルクより
統治術を学ぶ。
だが、祖父ディルクから統治術を学ぶことを父ルドルフは心良く思ってはいなかった。
孫の行く末を危ぶんだディルクより、12歳にして一郡を領地として与えられ、少年領主として歩み始める。
そして14歳の時、皇太子アーダルベルトの初陣に従ってマクリルも、150騎の騎兵を率いて参陣する。
敵は遊牧騎馬民族であるキタイ族1万。
第二皇子アーダルベルト指揮下の軍3万対キタイ族1万。
後世、ヴァルザル平原の戦いと呼ばれる戦いは、マクリルに大きな出会いと過酷な戦いの世界へと誘うのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-09 08:00:00
113879文字
会話率:31%
虎老国の名将、李春は、野戦の帰り、ただ一人、霊山に立ち入り、法晏という名の僧となっていた伝説の将軍孫康と出会い、教えを請う。李春は、それから虎老国の焔帝を殺害し、天神帝を名乗り、美女の梓萱姫を皇后とするまでになる。しかし、彼は法晏との約束を
破ったことに恐れを抱き、徹底的な仏教弾圧を断行する。しかし、その時、騎馬民族の龍神国が、長城を攻略し、国土に乱入してきた。追い詰められる李春はどうなってしまうのか。中国・中華風軍記ファンタジー。短編小説。ポカ猫様主催の「ジャンルシャッフルなろうコン」参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-30 14:18:41
9237文字
会話率:42%
高度な呪術を誇る騎馬民族シーラス人が西のかた未開の亜大陸エウロシャーダに侵入しこれを占領してから千余年、エウロシャーダの諸族が放逐戦争の名の下にシーラス人を打ち破ってから三百余年、エウロシャーダは「蹄鉄の後」と呼ばれる停滞した暗黒時代にあ
った。
そして放逐暦320年、エウロシャーダ東端の国ヴェステンブルクに於いて或る姉妹が誕生する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-20 17:03:54
247326文字
会話率:28%
この世界には大海により隔たれた大陸が三つあった。
ひとつは、日々、モンスターの侵攻におびえながらも必死にニンゲンたちが戦い続ける、世界の西の辺境:ポルト=ペイン。
ひとつは、いくつもの騎馬民族たちが、やせ細る土地から逃げ出し、豊穣の
地を奪うために戦い続ける、世界の東の大陸:モンドラ。
そして、最後のひとつは、この世界の全てが産まれ、やがて、そこに帰すると云われる、世界の中心:ヒノモトノ国。
その三つの大陸は凶悪なモンスターが野をうろつき回る世界であった。モンスターと闘うために冒険者たちは剣を手に取りと魔法を駆使していく。そして冒険者たちが日々の暮らしのために、冒険者ギルドへ足を運び、クエストを受注する。いつか一流の冒険者になれればと夢見た者たちの物語(予定)だった。
だが、世界の中心たるヒノモトノ国は、長い年月が過ぎる間に、その東半分をモンスターが支配する土地【根の国】へと生まれ変わってしまっていた。
神帝歴651年。この年、ついに世界の全てを終焉へと導く存在である【千切れの魔女】がヒノモトノ国に降臨する。
世界を滅ぼさせないために、あるひとりの男が立ち上がる。その男は【千切れの魔女】と呼ばれるようになった女性のかつての父親であり、同時に師匠であった。
運命に導かれ、宿命に抗うために、【千切れの魔女】と縁深きモノたちは闘う。
かつて、共に過ごした幸せの時間を取り戻すため。
かつて、共に食卓を囲み、肉じゃがに舌鼓を打っていた、あの時間を取り戻すため。
男は叫ぶ。【千切れず契れ!】。その言葉が家族の絆を取り戻すと信じて叫ぶ!
ももち ちくわがお送りする、剣と魔法と苦い青春が溢れる【灰色☆ファンタジー】 ここに開幕!
【カクヨム】でもだいたい同じモノを投稿中。激甘評価・感想、レビューなどなどお待ちしています(*'▽')
【ご連絡】
2018/07/24。最初から最新話までの追記、誤字脱字の修正を完了しました(*'▽')折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 20:45:54
501972文字
会話率:66%
扶余族と扶余支配層は別文化の可能性がありそれに言及しています。
キーワード:
最終更新:2018-06-29 18:00:00
3234文字
会話率:0%
まあートンデモなタイトルですが、実際はそれとは違うかもしれません。その説の修正に近いです。
キーワード:
最終更新:2018-06-23 11:49:25
3127文字
会話率:0%
中央アジア風異世界ファンタジー、『飛鳥』シリーズ。中編。
『太陽の少女』より約10年前、草原の民の話です。トゥグスの一人称+三人称。
(自サイト『The Spirit of the Mystic Valley』より転載しています。)
最終更新:2017-10-02 06:00:00
82458文字
会話率:56%
騎馬民族から王国を守るために民の半分を動員してつくられる長城。
苛烈な工事に民が苦しむなか、ショートヘアの少女、あるいは長髪の少年に見える殺し屋は騎馬民族の領土から長城のほうへと現れる。
※この作品はどれから読んでも大丈夫な独立短編シリー
ズ、『こんとらくと・きりんぐ』に含まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-15 16:34:12
2758文字
会話率:20%
試験を今日に控えた医学生の伊吹 ハナは目が覚めると見知らぬ男性のベッドにいた。彼は魔王様と呼ばれるが、どうやらハナは彼の最愛の妻ロディアの体に意識が入れ替わってしまったようだ。
魔王は奇形の者たち「ターラ」の為に国を作り、魔の者たちを支配し
ている。
もとは隣国バルラスの王の養子として育ったが、前王を呪い殺したとも言われており、遺産も領土も何も相続しなかったため、今はとても貧乏をしているらしい。
バルラスに残してきた異父弟で王弟のユシリスの要請で、騎馬民族ヘルベベスとの戦いに助太刀に行く魔王だが、その魔王を、現在の国王フォルズスは心から憎んでいる。
魔王を闇の陣営に引き込もうと狙う闇の王、闇の王女の力を呼び出して、魔王を倒そうとするフォルズスの陰謀にハナも巻き込まれていく。
邪眼と思っていた金の瞳はベーチェット病による虹彩萎縮だったと、ハナの医療知識と天然ボケでつっこんでいく、時々シリアスが崩れる展開です。
*医療物の要素があり、また、戦闘シーンや怪我、病気のリアルな描写があります。苦手な方は避けていただきますようお願い申し上げます。また大人の恋愛要素があるので一応R15にさせていただきました。
*恋愛要素はありますが主人公の恋愛ではないので恋愛ジャンルは外しました。
*『私、嘘つきだから、と彼女は言った』はアルシスとロディアの出会いのお話です。本編とはだいぶ毛色が違った作風になってしまいました。恋愛物です。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-25 12:00:00
99093文字
会話率:44%
冴えない高校生が異世界転移する物語です。異世界で同じく転移して来た弁護士やセクシー男優を仲間に駝鳥に騎乗し棍棒と投石を武器に侵略する野蛮な遊牧騎馬民族と戦います。
笑いあり涙ありと言った感じで皆様に感動の共有をしていただけたら幸いです。
最終更新:2016-10-20 15:03:06
2352文字
会話率:5%
その日、少女司祭ミシャナマールは国を守るため、周囲の反対を振り切って英雄召喚の儀式を行ってしまう。しかし呼び出されたのはなんと異世界の平凡高校生、城谷翔だった!? 予定外の間違いを正すため、二人は国を飛び出し旅に出る。『渦の街』で賭博に借金
返済に誘拐に、騎馬民族との戦闘を経て古の儀式要塞へ。影のように付きまとう赤髪の男やどこか軽薄な土下座男と出会い、前に進んでいく。
(旧題:異世界手違い召喚譚~家に帰るまでが戦争です~)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 20:43:35
87645文字
会話率:47%
大きな挫折を経験した主人公は勇者として異世界に召喚される。
召喚の際にチートな力を得た主人公は、自分を召喚したチートな皇女様と一緒に、宗教や価値観を巡って争いを続ける世界を、そして、戦乱に苦しむ人々や虐げられた奴隷や亜人種達を救うべく奮闘す
る。
※残酷な描写もありますので、ご注意ください。
※タイトルとあらすじを大幅に変更しました。ご了承ください。
旧題「召喚勇者の異世界英雄譚」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-30 00:58:37
96965文字
会話率:46%
架空の世界の遊牧騎馬民族の民話です。
年頃になった三人の息子たちに、お父さんはお嫁さんを探しに行くようにと言い渡します。息子たちは、馬と一緒に遠くの国までお嫁さんを探しに行きますが……。
最終更新:2014-12-18 12:50:21
5718文字
会話率:20%
生きて千年、枯れて千年。西域の砂漠地帯に生息する胡楊は人間の数十倍の記憶を有しているものであるが、その多くの生と死を見続けてきた胡楊の心理とは一体如何なるものであったのか……。「人間を描くことが小説であるならば、これは植物、人間を越える自
然を描いた大説だ!」と大説家・清涼飲料水先生も思わず口角泡を飛ばすが如き作品がここに!
PCの奥から発掘された過去作披露第一弾。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-26 02:44:24
8295文字
会話率:28%
帝国の辺境に住む少年、彼は遊牧民族の出であり、毎日を楽しく過ごしていた。
そんな少年が10歳になったある日、彼の人生に転機が訪れる。
思いを胸に秘め彼は、どういう人生をかけていくのか。
もし興味があればお読みください。
ゆっ
くり目の更新となります。
あとなんちゃって戦記(笑)ですので、それを許容できない方はストレス最高潮になる可能性があるので回避をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-03 20:06:43
65706文字
会話率:30%
七輪の蓮に譬えられる七つの都は、大河のほとりに連なり、グプタの皇帝により統治される。皇帝の治める領域の東には広大な草原が広がり、騎馬民族である「草原の民」が暮らす。
過去3代の皇帝たちの統治により繁栄を誇る帝国。しかしその繁栄を揺るがす兆し
が、草原の彼方から、宮廷の内側から、帝国を構成する七つの都から忍び込んでくる。
草原の民の国サッラの族長の息子、アルタスは泉のほとりで隣国の族長の族長の娘と出会い、彼方から現れた侵略者の存在を知る。
帝国の若武者サイスは、同盟国であるサッラの救援に赴く。
宮廷を離れ瞑想の日々を送っていた皇族オランエは、摂政の専横を恐れた異父妹から宮廷に戻るよう懇願される。
摂政による皇帝暗殺と新帝擁立の噂に、七つの都の一つビーマの人々は太守エンジャメナを皇帝に推挙する。
強大な侵略者の脅威と、帝国分裂の危機の中、4人はそれぞれに運命に翻弄されてゆく。
2003年から自分のサイトで延々と書き続けていた長編です。
結婚以降筆が止まっているので、再開のきっかけをつかむために、ここに晒すことにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-19 03:30:15
11852文字
会話率:48%
異世界アンディーア。
今、七百年の歴史を持つ草原の王国、ファン王朝が滅亡の危機に瀕していた。
北方騎馬民族ミンゴルン帝国の侵略の前に。
ファンの呼びかけに集まったのは、武の国、ラー帝国の武術家達。サムライの国、日輪王国の武士達。
地平線を埋
め尽くす大軍に命を捨てて戦う戦士達の挽歌。
異世界アンディーア戦記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 17:37:46
19791文字
会話率:14%
隻腕の少年が失われた右腕を取り戻すとき、部族の聖地は炎に包まれ、運命の歯車が廻りだす。(作中には差別用語が多数使用されておりますので、ご不快に感じる方は申し訳ありませんが閲覧をご遠慮ください)
最終更新:2007-06-12 16:45:46
64656文字
会話率:28%