危なくなったら周りに相談しましょう。
我々は逃げられるのだから。
最終更新:2022-06-07 03:01:38
347文字
会話率:100%
地球温暖化が進んでいた地球。ある日宇宙のどこかから異星人「熱食人ヒーティヴォア」がやってきたことで、地球は燃え尽きることなく今年も平凡な冬を満喫できている。
寒さに舌打ちするイマドキの平凡な高校生「ぼく」は、金魚鉢みたいなヘルメットの宇
宙服を着こんだ熱食人の「先輩」と映画を観に行くことに。
ファミレスで向かい合う高校生と、金魚鉢頭の宇宙人。
冷めたドリアと灼熱の焼き石が並ぶテーブル。
ちぐはぐな二人が交わすのは、映画の感想に、進路相談に、ルームシェアの話。
これは、いつか星の海の端っこで、地球が凍り付いた堅ゆで卵になってしまうまでの、長い長い先送りの物語。
すこしふしぎな光景をやんわりとお届けする、SF青春短編。
これは2021年に集英社Webマガジンコバルトで募集された「ディストピア飯小説賞」応募作でした。
最終選考には残りましたが、残念ながら入選ならずでした。
ほのぼのお楽しみいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 17:48:32
10037文字
会話率:37%
これは終わった恋の物語。夢と追憶の幻想を辿るだけの、ただのエピローグ…。
大学二年生の夏休み、大人になり切れない青年、糸川紡(いとかわつむぐ)は五年ぶりに故郷に帰る事になった。その町は紡にとって思い出したくない思い出の町。だから彼はず
っとその場所を避けていた。五年ぶりに見たその町は昔も今も豊かな自然に包まれていて何も変わらない。けれどそこには一つだけ足りないものがあった。欠けてはならない大切なモノが…。五年間の空白。埋まらない溝。後悔という名の悪夢。それら全てを乗り越えた時、人はきっと大人になる。これはそんな子ども以上大人未満の”糸川紡”が”紡ぐ”人生の物語。
こんにちは、鴉海碧(あかいあお)と申します。
ノベルアップと言うサイトで主に活動しているのですが、今回こちらのサイトに本格的に進出することにしました。
面白かったらで良いので評価頂けたら嬉しいです♪
感想頂けたら小躍りして喜びます!
現在なろうでは『魔王が強すぎて正攻法じゃ倒せないので惚れさせてみようと思います』と『スマホを開くな』〜お嬢様学園で起こる悲劇とその裏で渦巻く陰謀〜の2作品を投稿中です。
そちらも読んで頂けたら嬉しいです♪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 21:42:12
324700文字
会話率:23%
ある国のあるお屋敷に、コハクという名の女奴隷が住んでいた。
コハクはある時、屋敷に住まう使用人から、金魚鉢に入った小さな蛇を渡される。「こいつの面倒をみろ」と言われ、コハクは親身に蛇の世話をする。
そんなある日、蛇がコハクに口をきいた。
蛇は『我はある池の主の水蛇だ。お前の主人の文旦が「池の主とは珍しい。捕まえて我が物にしよう」と、我を捕らえて連れてきたのだ』と打ち明ける。
蛇は元々は巨大な姿で、水を操る力もあったらしいが、今は呪いをかけられて、こんな姿にされているらしい。ヒスイと名乗った水蛇と、コハクはそれまでよりも一層親しくなってゆく……。
悲劇の末の確かな幸福、『蛇の章』。一転して喜劇風味の『花の章』。
テイストの違いをご賞味あれ!
※自作短編『翡翠伝』の連載小説版です(←書き慣れた現在見返すと、めっちゃ読みにくかったので……)突貫工事でアップしましたが、徐々に読みやすくしていく予定です。よろしくどうぞ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 13:23:00
34408文字
会話率:44%
ある国のあるお屋敷に、コハクという名の女奴隷が住んでいた。
コハクはある時、屋敷に住まう使用人から、金魚鉢に入った小さな蛇を渡される。「こいつの面倒をみろ」と言われ、コハクは親身に蛇の世話をする。
そんなある日、蛇がコハクに口をきいた
。蛇は『我はある池の主の水蛇だ。お前の主人の文旦が「池の主とは珍しい。捕まえて我が物にしよう」と、我を捕らえて連れてきたのだ』と打ち明ける。
蛇は元々は巨大な姿で、水を操る力もあったらしいが、今は呪いをかけられて、こんな姿にされているらしい。ヒスイと名乗った水蛇と、コハクはそれまでよりも一層親しくなってゆく……。
それは宝石の名を持つ生き物ふたりの、痛くて甘い物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-15 21:21:13
33665文字
会話率:43%
夢の箱庭、眩惑。
草叢の中から狐の赤子、触るな危険、祟るぞ注意。
野原を行く鉄道列車、夜空も走る。
夢のさなかに、顔が溶ける夢を見て、目が覚める。
竜宮城は何処ですか?
玄界灘を望みながら、必死に目を凝らす。
金魚は、化けないの?
金魚鉢の
中を覗きながら、あどけなく質問してくる我が子の不思議。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 16:36:50
683文字
会話率:0%
少年が、金魚鉢の中で溺れている。
過去の世界の、冥府の果てで、いつまでも風に吹かれて、草原に立って小鬼の魂を嘆いて泣いている。
ゆらゆらと燈篭の火が揺らめいて、少年は、やがて金魚を喰らう、本当の鬼になってしまうだろうから、今はただ黙って泡沫
の眠りを——————。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-12 19:05:40
965文字
会話率:0%
血の赤が好きだ。ぽたり。口裂け女に噛まれて、首筋から垂れる赤い血液。
あんまり血が好きなものだから、人を殺してみた。
近所の美しい女の人だった。
金魚鉢にその血を垂らして呪いを唱える遊び。
誰もゐない夜、靴を脱いで、全裸で宿場町を駆ける遊び
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-11 17:28:44
539文字
会話率:8%
新婚ほやほやの竹ノ塚恭一郎(たけのつかきょういちろう)は不幸真っただ中であった。
妻とは鬼のような義母によって引き離され、戦友であり親友であり相棒であり、時々古女房ともなる田辺大吉には愛想をつかされ、そして、実の母親には難題を押し付けられる
。
しかし、妻を取り戻すためには、鬼のような義母と親友でもある実母を篭絡する必要もあるのだ。
だが、実家周辺で起きている友引には人が死ぬ事件の解決など、これは警察の仕事では無いだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-04 00:35:43
106644文字
会話率:39%
今より先、遥か未来の地球の話。人類によって溜まりに溜まった汚染物質と負の遺産。ある日突然その吹き溜まりから、異形の怪物が姿を表す。人間以外を取り込み増殖する彼らに地上の兵装では効果が薄く、人類の生活圏は大いに追いやられた。だが、突然変異は人
間の身体にも起こっていた。僅かながらに現れ出す、「強化人類」。彼らは立ち上がる。怪物から仲間を守るため。長く続いた雪辱を晴らすため。人類と怪物との生存競争が、今、始まる━━!!!この作品はアルファポリスにも掲載しております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 18:00:00
30818文字
会話率:56%
まりもを育てているペンギンがいる話です。
とい様が朗読してくださいました! 本当に素敵な朗読ですので是非聴いてください!
Youtubeで「まりもを育てているペンギン」で検索してくださるとうれしいです。
エブリスタにも投稿しております。
最終更新:2021-09-06 22:01:29
1440文字
会話率:22%
金魚鉢のなかに青空が広がる
キーワード:
最終更新:2021-07-31 08:35:09
233文字
会話率:0%
僕は金魚鉢の中をのっそりと泳ぐ金魚を眺めていた
その時、パパが仕事から帰って来た
パパが金魚鉢の中の金魚を見ながら僕に人生の教訓を授けてくれた
翌日
僕は近所の池に金魚を放ちに行った
それが僕の悪夢の始まりだった…
書く読む、ノ
ベルアッププラス掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 14:19:17
3277文字
会話率:0%
誰でも知っている珍しくもない職業でも、その職業ならではの面白味があるもの。
特に、対人間のお仕事は全くもって飽きないのです。
そんな珍しくもないお仕事の日常を切り取った、ノンフィクション・エッセイ。
最終更新:2021-05-13 23:59:28
137148文字
会話率:26%
きみとわたしと金魚は、木星の浮かぶ夏の金魚鉢で宇宙遊泳をたのしんじゃうんです。
最終更新:2021-04-09 10:19:12
401文字
会話率:0%
シントウキョウ都シンジュクカブキ町。
ここは政府が黙認している性産業タウン。
ありとあらゆる店が並び、娼婦や男娼が暮らし働いている。
アタシはここで店を任されている。
『エンゼルフォール』
それがアタシの店の名前だ。
こ
の街で知らないものはいない。
日本最大の犯罪組織『白鯨会』が運営する闇風俗。
うちの在席者は全て訳ありや拉致されてきた女たちだ。
一日一度『ハーフライフ』というドラッグを摂取しなければ死んでしまう。
この薬には定期的に摂取しなければ死に至る猛毒と強い快楽作用があり注射を拒めるものはいない。
一度打てば逃げられない地獄のドラッグ。
まあ、そんなさなかとある仕事のミスでアタシには罰則がついた。
まだ幼い16歳のガキの面倒を見てアタシと同等に使えるまで育て上げろ。
出来なければお前が処分しろ。
なんともアタシに向かない面倒な罰則を押し付けられたモんだ。
今更、ガキの命ナんざどうでもよかった。
ガキ一人死のうがこの街じゃたいして珍しくもない。
けれど、仕方ない、逆らえば何をされるか考えるだけで反吐が出る。
いつものようにタバコに火をつける。
深く吸い込んで吐き出す。
そして始まる。
アタシとガキの後のない日常が…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 12:00:00
2156文字
会話率:33%
私は昼飯時の今
金魚を食っている
最終更新:2020-11-03 22:59:45
1008文字
会話率:0%
シュレッダー鋏と金魚鉢とあめ。
最終更新:2020-09-17 23:08:13
299文字
会話率:0%
静かな妻は何を思うのか…
最終更新:2020-07-22 23:00:44
4597文字
会話率:29%
ハダルはどこにでもいる肉体労働者。
ある日、仕事帰りに抗争に巻き込まれ瀕死の重傷を負う。
しかし『約束の地』を目指す謎の少女ラストによって一命をとりとめる。
ハダルは助けられた代わりに、ラストが目指す約束の地まで護衛になる契約を結ぶ。
ラ
ストの命を狙う7人のツワモノ。
約束の地とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-31 00:00:00
656文字
会話率:6%
社会的にいけないことって何だろう。
誰かに後ろ指をさされるってどういうことだろう。
なんで、そんなものを気にして生きているんだろう。
ほんとはみんな自由なはずなのに。
自由じゃない社会であがいて、私は生きたい自分で生きていく。
最終更新:2020-01-06 14:28:18
693文字
会話率:20%
男に飼われる金魚の幸福。
※この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2019-09-02 23:15:30
3141文字
会話率:5%
平凡な妹達に恋する兄の話
最終更新:2018-12-27 01:01:06
2975文字
会話率:23%