神との契約により【レベル】と【スキル】を授かる世界で冒険者クラン『赤光』の雑用として活動させられていた『アッシュ』。
アッシュは他者へ自らのステータスを渡す事の出来るレアスキル『祝福:譲渡』を所持しており、『赤光』のリーダーのトールに目を
付けられ利用されていた。
しかしそのレアスキルにも利用価値がなくなり、クランが躍進を果たしたことを契機に放逐されてしまう。
ステータスを奪われ、故郷に帰ろうと帰途を行くアッシュだが、持っていたレアスキルにはとんでもない秘密が隠されていたことをその道中で知る。
果たしてアッシュはそのスキルで何を成したいのか、今はまだ本人にさえ分からない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 18:19:46
226300文字
会話率:38%
前回の投稿の後、ざまぁされる側の話が無いのはざまぁ物では無いとお叱りを受けたため書き上げさせていただきました。
最終更新:2021-03-12 18:31:21
4680文字
会話率:35%
神との契約により【レベル】と【スキル】を授かる世界でレアスキルを手にしたばかりに冒険者クラン『赤光』の雑用として活動させられていた『アッシュ』だが、しかしそのレアスキルにも利用価値がなくなり放逐されてしまうも、持っていたレアスキルにはとんで
もない秘密が隠されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 01:04:43
6557文字
会話率:32%
冒険者のレオンはダンジョンで突然、所属パーティーからの追放を宣告される。
レオンは経験者貸与というユニークスキルを保持しており、パーティーのメンバーたちにレオンはそれぞれ1000万もの経験値を貸与している。
そういった状況での突然の踏み
倒し追放宣言だった。
それにレオンはパーティーメンバーに経験値を多く貸与している為、自身は20レベルしかない。
適正レベル60台のダンジョンで追放されては生きては帰れないという状況だ。
パーティーメンバーたち全員がそれを承知の追放であった。
追放後にパーティーメンバーたちが去った後――
「…………まさか、ここまでクズだとはな」
パーティーメンバーたちの人間性より踏み倒しての追放は想定の範囲内だった。
だが、まさか亡き者にしようとするまでは予測できていなかった。
保留して溜めておいた経験値500万を自分に割り当てると、一気に71までレベルが上がる。
この経験者貸与というスキルを使えば、利息で経験値を自動で得られる。
それにこの経験値、貸与だけでなく譲渡することも可能だった。
利息で稼いだ経験値を譲渡することによって金銭を得ることも可能だろう。
また経験値を譲渡することによって自分だけの選抜した最強の冒険者パーティーを結成することも可能だ。
そしてこの経験値貸与というスキル。
貸した経験値は利息も含めて、強制執行というサブスキルで強制的に返済させられる。
これは経験値貸与というスキルを授かった男が、借りた経験値やお金を踏み倒そうとするものたちに強制執行ざまぁをし、自分好みの冒険者メンバーを選抜して育成しながら最強最富へと成り上がっていく英雄冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 13:03:11
111481文字
会話率:55%
何処にでも居る平凡な高校生、安宅灰夢は幼なじみの■■■■と共に17歳の春を迎えていた。
だが平穏な日々は突如として終わりを迎えた!
2人は生贄として異世界の神に譲渡され、姿形を変えられてしまう…。
灰夢は大迷宮である地獄宮〜安らぎの時〜に
放逐され、
■■■■は愛玩用天使としてディスプレイされてしまう…
悠久の時を経て灰夢は邪龍と成る。
その眼には神々への憎悪を、その心には飽くなき破壊衝動を携えて…
■■■■■■■■■
第1編 神狩 始動
■■■■■■■■■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-22 17:05:30
5147文字
会話率:33%
『彼』は、幼い頃から飲食店の裏路地で生きていた。食べ物を漁り、人間の目には入らないように、ひっそりと生活していた。
そんな『彼』の生活が、突然の終わりを告げる。『彼』が人間達に連れて行かれたのは、野良猫達が集う『保護施設』
『彼』はそこで、
『飼い猫』になる為の特訓を繰り返した結果、譲渡会で運命的な出会いをする
『彼』を『まんぷく』と名付けた飼い主は、可愛いネコ動画業界では知らない人はいないくらい、有名なネコマニア 又田尾 かつお(ゆうたび かつお)
だが、彼はどんな『猫』に対しても紳士的・献身的になるものの、『人間』に対しては『超』が付く程のヘタレ
そんな彼が猫を新たに飼うのは、もう『5回目』
家には、まんぷくよりも先に招かれた4匹が、彼を待ち構えているのだが・・・?!
「ボクは・・・本当にこの家でやっていけるのでしょうか・・・??」
「大丈夫、僕がちゃんと君の傍にいるから。だから安心して。」
これは、猫に重い程の愛を注ぐ、冴えない男性と
そんな男性を陰で支える5匹の、ほのぼのとした日常である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 19:38:24
295397文字
会話率:15%
「アウルム・キルクルスお前は勇者ではない、追放だ!!」
その後、第二勇者・セクンドスが召喚され、彼が魔王を倒した。俺はその日に聖女フルクと出会い、レベル0ながらも【レベル投げ】を習得した。レベル0だから投げても魔力(MP)が減らないし、
無限なのだ。
影響するステータスは『運』。
聖女フルクさえいれば運が向上され、俺は幸運に恵まれ、スキルの威力も倍増した。
第二勇者が魔王を倒すとエンディングと共に『EXダンジョン』が出現する。その隙を狙い、フルクと共にダンジョンの所有権をゲット、独占する。ダンジョンのレアアイテムを入手しまくり売却、やがて莫大な富を手に入れ、最強にもなる。
すると、第二勇者がEXダンジョンを返せとやって来る。しかし、先に侵入した者が所有権を持つため譲渡は不可能。第二勇者を拒絶する。
より強くなった俺は元ギルドメンバーや世界の国中から戻ってこいとせがまれるが、もう遅い!!
真の仲間と共にダンジョン攻略スローライフを送る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 00:14:47
142265文字
会話率:51%
領地を譲渡してくれるという条件で、皇帝アストラと婚約を交わした公爵令嬢・フィセル。しかし、実際に領地へ赴き現場を見て見ればそこはただの荒地だった。
騙されたフィセルは追及するけれど婚約破棄される。
一度だけ魔法が使えるフィセルは、魔
法を使って人生最大の選択をする。
※他のサイトでも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-08 00:36:50
3453文字
会話率:49%
アルトはS級冒険者パーティーでスキルを活かして荷物持ち兼魔力タンクをしていた。
超大容量&高性能の『空間収納』で冒険に必要な物から仲間達の私物まで全部保管。
密かに鍛えていた無尽蔵の魔力と『魔力譲渡』で仲間達は魔力枯渇知らず。
仲間
達の魔力の消費量が異常なのを知るのはアルトのみ。
そんな彼がパーティーから抜けて全力で成り上がる。
一方、元仲間達は戦う度に魔力が枯渇しまくってまともに冒険できなくなっていた。
しかも頼みの収納魔道具は使い物にならず。
比較対象であるアルトの『空間収納』がどれほどのものだったのか、ようやく理解する。
でも今更戻ってこいとか言われても……ね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-15 12:35:55
99250文字
会話率:37%
【※ざまぁ作品ではありませんが、ヒーローがブーメランをくらう展開】
【あらすじ】
三大侯爵家と言われている一つフォレスティ家には現在娘が二人のみ。その為、長女オフェリアは婿養子を取らなければならなかった。同時に王家の方でも王太子以外の3人の
王子に譲渡出来る領地がなかった為、第一王子以外の王子達の婿入り先を探していた。そのお互いの利害が一致した王家とフォレスティ家は、三人の王子達とオフェリアの縁談の場を設ける。しかし何故かその縁談でオフェリアは、婚約対象外だった王太子リシウスより「未来の国母になって欲しい」と婚約を申し込まれてしまった。急展開に返答を渋っていたオフェリアだが、王太子の熱意ある説得に負け、婚約を受け入れたのだが……。何故かリシウスは『この婚約は政略的なもの』と頻繁に口にしながら、矛盾した行動を繰り返すので、オフェリアは困惑していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 12:35:00
19727文字
会話率:25%
消失していく骨と肉。溢れ続ける血。
肉が千切れ飛ぶ異常死を迎えるのが《魔法犯罪UNCLAMP》の神隠しから生還した人間の末路である。
平凡な女子高生だった各務結衣はUNCLAMPで異世界《魔法大国ヴァーレンハイト皇国》へ転移した。
失踪し
た皇女アイリスに間違われた結衣は地球での異常死を回避すべく、地球に戻ってしまう条件を調べる事にする。
しかし反皇族派の侵略により亡命を余儀なくされるが、混乱の中で幼馴染の棗流司と早乙女裕貴、一ノ瀬雛に再会する。
結衣達はアイリスの侍女であるメイリンを伴い、亡命先の《蛍宮》で皇太子ルイと、最強の魔術師・楪に迎え入れられた。
蛍宮で地球帰還手段と、UNCLAMPは《シウテクトリ》に住む地球人の世界間移動実験による犠牲者だった事を知る。
改めてこの世界で生きる事を改めて決意するが、突如としてヴァーレンハイト皇国皇王が襲来する。
奮闘するが、皇王に止めを刺したのは皇国滅亡を目論む皇王の実兄キリルだった。
楪を傷つけられ激昂したルイがキリルを殺そうとした時、失踪していた皇女アイリスが現れた。
アイリスは自分の命を差し出すからヴァーレンハイト皇国を滅ぼすのは止めて欲しいとルイと楪に懇願する。
身に覚えのない話にルイと楪は困惑するも、キリルが持っいた手紙には確かにヴァーレンハイト皇国を滅ぼす死の宣告と楪の署名が記されていた。
この誤解が解けると、蛍宮はヴァーレンハイト皇国復興に手を貸し全員が穏やかな生活を手に入れた。
全てが決着した後、地球の知識を活用してヴァーレンハイト皇国で政治の実権を得た裕貴がルイの元を訪れる。
裕貴はヴァーレンハイト皇国を譲渡する代わりにUNCLAMP発生源シウテクトリを滅してくれと取引を持ち掛け、ルイは承諾する。
こうして悪事渦巻く両国は滅亡し、それぞれが新たな指導者の元で平和な国へと生まれ変わっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 15:31:07
105752文字
会話率:53%
少女型セクサロイドのアンナマリアは化学工場の爆発により空気汚染された、廃墟の遊園地を歩いていた。
彼女が思い出すのは同じ野良セクサロイドのオリンピアとここで過ごした日々。
オリンピアは観覧車のゴンドラから飛び下りて壊れたが、アンナマリアはそ
の意図を未だ理解しかねていた。
二人の出会いは数か月前に遡る。
アンナマリアは事業の失敗を苦にした主人の無理心中に巻き込まれるも、持ち前の耐久性で辛うじて生還する。
その後廃遊園地に迷い込んだところをオリンピアに捕まるアンナマリア。
通行料として要求されたパーツの譲渡を拒み、観覧車7番のゴンドラでオリンピアと暮らし始める。
共に生活する中でオリンピアはセクサロイド専門の娼館から逃亡した過去を話し、二人はうちとけていく。
しかしアンナマリアの破損は思ったより深刻で日に日に劣化していった。
オリンピアは観覧車が回る本物の遊園地を見に行こうとアンナマリアを誘い、彼女はこれに同意。
友情の証にお互いの髪を編み込んだミサンガを作り、手首に嵌める。
しかしこの約束がきっかけで穏やかな日常は狂いだし……。
(SF/近未来/セクサロイド/百合)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 02:47:06
7812文字
会話率:45%
【完結、最終話予約投稿済】亡くなった祖父が爵位の譲渡を父の異母弟のアレックス・ベッキンセイルに指名された公爵家のご令嬢シンシア・ベッキンセイルは、お家騒動を理由に婚約者の伯爵家から婚約破棄されてしまう。その知らせを失意のうちに受け取った当日
、やってきた当事者のアレックスから、シンシアとの婚約結婚を申し込まれる。
父母の生活も、シンシアの未来も安泰だと父も喜び、婚約結婚とは家のためのことだとシンシアは納得し、その申し出を受ける。程なく、アレックスの提案でシンシアは彼の屋敷へと移り住む。今後、公爵夫人となり世間に出るには、今まで屋敷内で育ってきたシンシアでは世間知らずだと、アレックスのすすめで学園の編入試験を受けることになる。無事編入試験を通り、新学期から、学園に通い始めると、そこには元婚約者のエリック・エヴァンスもいた。
屋敷では、すべてを受け入れてくれる婚約者のアレックスがいる。学園には、まだシンシアに未練を残す元婚約者のエリックがいる。シンシアは婚約者がいながら、元婚約者とどう接するべきかと悩む。
そんななか、どうやら公爵家には秘密があるようで、それはアレックスとの関係にもかかわることだった。彼との婚約を受け入れるためにも、シンシアはその秘密を知りたいと考えるようになり、行動を起こすのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 08:00:00
106295文字
会話率:39%
―親父が死んだ。有名人でも、企業の重役でもない、タダの田舎の、お調子者のくそオヤジ。
ただ、親父には、「自分の幸せを切り売りする能力」があったのだ―
遺品整理の最中、息子である俺は、親父の日記帳と、不可解な内容が書かれた芳名帳を見つける。
そこには、親父が家族にも隠していた、ある能力の事が書かれていた。なんでも芳名帳に自分の幸せを与えたい相手の名前を記載すると、自分の幸せを相手に譲渡することができるというのだ。
そんなことをして、親父は、幸せな人生を生きられたのだろうか。
悲しみの底なかで、俺は一枚一枚、芳名帳と、幸せを譲る経緯が書かれた日記帳をめくっていく。
不器用な親父と家族が贈る、少し不思議なヒューマンドラマ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 21:08:49
123409文字
会話率:29%
住宅ローンを払えきれずに自殺した人が、異世界に転生して、経験値を売買して成り上がって、世界を掌握する話です(*╹▽╹*)
最終更新:2021-11-14 03:53:00
3255文字
会話率:3%
もし、生まれた時から自分の寿命がわかって
その変更や譲渡できる世界だったらというお話しです。
主人公は、まだ決意ができずに18歳を迎えてしまう。
最終更新:2021-11-07 22:35:55
201文字
会話率:0%
転生希望の貴方を全力で支援します!!
日本から来る「異世界でチートスキル使って
ウハウハーレムしたい!」な人間や、異世界で
新しく人生を始めたい人間にお約束のチートスキルを譲渡する会社。
それが転生支援株式会社である。
この会社に入社し
た天使のアメリ。
社長はノリが良い神様!?
天界における3つのランク、神、大天使、天使。
アメリは大天使になることを目標に
優しい先輩セニア、ダジャレ好きの同僚ファインと共にお仕事に励みます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 06:00:00
108680文字
会話率:45%
国一番の商家の一人娘として生まれた「私」ことレヴィ・エコーズは、没落貴族のジギー・ランチマネー子爵と縁談の後結婚する。思いの外順風満帆な結婚生活が続くと思いきや突如私は病に倒れてしまう。私が死ぬ間際、子爵はドヤ顔で私の病が実は毒が原因であ
ることを得意げに語るのだった。
彼が言うには、結婚する際両家の間に、
『もし後継者がいないときにレヴィとジギーどちらかが何らかの理由によって死亡した場合、生きている方の家に死んだ方の家の資産を譲渡する』
という契約を交わしていたというのだ。つまり、そもそも結婚自体エコーズ家の財産目当てだったわけで、結婚して邪魔になった私を死因が特定されにくい毒殺という方法で排除したわけである。
すべてを知った私は、怨嗟の呪詛を吐きながら息絶えた。しかし、怨嗟にまみれた魂に興味を持った悪魔公が私の前に現れ、私は彼の眷属として新たな肉体を与えられた。悪魔城で暮らすことになった私は、四苦八苦しながら悪魔としてのイロハを叩きこまれ、復讐の牙を研ぐのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 00:50:19
7019文字
会話率:45%
リッジ=エクスペディオは冒険者パーティの一員としてダンジョンを攻略する日々を送っていたが、メンバーの紅一点である『剣姫』を巡る嫉妬から、高位魔法を習得できない最下級クラス『見習い魔道師』に生まれついたことを口実にパーティから追放されてしまう
。
ソロとなったリッジは、難易度の低いダンジョンで自分を鍛えるが、その最深部で不思議な声を聞く。『ダンジョン所有に必要な膨大魔力を検知。ダンジョン所有権の譲渡契約フェイズを開始します』声はさらに続ける『当該ダンジョンのアイテム自動取得が可能になります。フロア転移が可能になります。生息モンスターの召喚が可能になります――』
そして――リッジの手には隠しフロアにあった魔杖が握られ、スケルトンの騎士達は背筋を伸ばし彼の指示を待っている。ダンジョンの全てを自由自在に使うことができるようになったリッジは、その無限の力をもって再び歩み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 20:00:00
228382文字
会話率:29%
『人外の力』とも呼ばれる『スキル』が存在する世界。
そんなスキルを『継承』により、他人に譲渡できる世界。
スキル自体が価値を持ち、それ故にスキルに関する悪事が後を絶たない……そんな世界。
死にスキル〈デッドエンド〉という二つ名を持つ青年、
トレイスはとある依頼を受ける為に山奥の寒村へと向かっていた。
トレイスには特殊な力があった。それは『殺した相手のスキルを奪う』というものだった。
辿り着いた山村にて、トレイスは依頼者である老人。剣人クリフデンから『ある仕事』を請け負う。
それはトレイスにとっては当たり前で、さして困難でもない内容だったのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 10:00:00
49405文字
会話率:50%
サイヒ・レイラン・フワーラはカカン王国の公爵令嬢であり国の安寧を護る【聖女】であった。
婚約者はカカン国の王太子ローズ。
だがローズが愛しているのはサイヒの双子の姉のマーガレットであった。
そしてマーガレットもまたローズに恋心を抱いていた。
シスコンのサイヒは自らの【聖女】の能力をマーガレットに授け、自らはローズとの婚約を白紙に戻し、マーガレットとローズとの婚約を結ばせる。
慈愛溢れるマーガレットと妹の様に大切にしてくれたローズが自分の存在のせいで苦しまないよう、サイヒは自ら国を出る事を決意する。
そしてサイヒが第2の人生を送ろうと決めた場所は隣国の皇太子の後宮であった。
【聖女】の力を渡したと言ってもサイヒの法力は0.5%程減っただけ。
法力だけでなく魔力も宿す【賢者】としての能力をこれからは隠すことなく気のままに生きる事を決めたサイヒ。
自国じゃないならはっちゃけても良いですよね?
サイヒは【賢者】としての能力を思う存分奮ってこれからの生活をエンジョイすると意気込むのであった。
※世界観は大陸の西が中世ヨーロッパ風・東がアジア風です。
舞台となる帝国は大陸のど真ん中なのでどっちの要素も良い感じに混じっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:55:06
8279文字
会話率:29%
深海(フカミ)と鳴海(ナルミ)の双子の兄妹は最近の小説などでよく見る異世界召喚をされてしまう。
召喚を行った姫によると国が傾いた時に聖女を召喚すると国が立ち直るということらしい。
しかし召喚するのは聖女である妹の方だけであったため、深
海は姫や取り巻きの貴族からから迫害されてしまう。
異世界召喚特有の特殊能力もなく無力な深海は冷遇を受けるる事となるが、母親が奴隷であったがために王位に就いたものの貴族からは疎まれていた国王であるカグウ王にその知力を買われカグウ王の小姓となる。
小姓として働くことになるものの、城に居た時には気付かなかったが王都に出てみると悪臭が漂う汚物まみれの町並み。
ゴミも汚物も死体も平然と町の道に捨ててある、中世ヨーロッパ並みの文明であった。
いつ帰れるか分からないこの国で暮らすために深海は文明開化を起こすことを決心した。
主人公の深海はファンタジーの裏側ともいえる衛生問題に徹底的に突っ込んで行く。
聖女の『オマケ』は果たして国の復興を導くことが出来るのか?
中世ヨーロッパの蘊蓄も合わせてどうぞ。
長すぎるウンチクは斜め読みで十分ストーリーの内容は分かります。
『聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~』の1000年前のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:52:32
7286文字
会話率:30%
まえがき
2021年5月、東京は未だコロナ禍に見舞われ、多くの業態が苦境に立たされている。
かく言う筆者もタクシードライバーを始めて約1年半。駆け出し中の駆け出し、高齢化の激しい業界の中においても30代にして若手である。
営収(営業収入)も右肩上がりに上がりとなり「これからが本当の勝負だ!」と息巻いた所で、出鼻を挫く様に噴出したコロナ騒動。
廃業の話や休業の話、商権譲渡等このコロナ禍で半ば強制的に始まってしまった業界再編。それでも台数が減っている様に見えないのが、タクシーの不思議。
利用するお客様が減っているのに台数は減っているから運転手達は大わらわ。
そんな中でもこれまで色んなお客様をお乗せし、色々な経験をしてきた。然しながら、それをもってしても行先迄の道中で正解に辿り着く事は多くはない。
筆者がこれまでに出会ってきた、話に聞いたエピソードからタクシードライバーの心の叫びをいくつか紹介していく事としよう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-07-08 02:12:10
9730文字
会話率:15%
悪魔召喚を行う人々の物語。様々な時代、様々な場所で様々な理由から人々は自身の願いを叶えるため悪魔を召喚する。確かに召喚された悪魔(本人は異世界から来た「人間」と言い張っている)は、特殊な能力を有しているが、特に魂の譲渡や崇拝などを望んではい
ない。望んでいるのは自分自身を気軽に呼び出す「外道祈祷書」の廃棄、その書物を回収するために召喚術を施した者と行動を共にする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 07:35:03
26548文字
会話率:34%