十歳の時にエリート職である宮廷魔術師になった天才少女、ローズ=フレイマン。誰もが憧れる誇り高き職業――――しかし名誉とは裏腹に、彼女の立場は『社畜』そのものであった。そんな生活に嫌気がさした彼女は、生涯働かずに済むだけの金額を貯めた上で、宮
廷魔術師の職を降りる。それから始まった辺境に建てた一軒家でのスローライフ。昼間は散歩しながら薬草採取。夜はゆっくり湯船に浸かって、大きなベッドでぐっすり眠る。まさに理想の生活を送り始めたローズの人生は、薔薇色かと思われた。
「うちの家に何しとんじゃぁあああ!」
日々襲いかかってくる魔物、彼女を勝手にフィアンセと呼んでくる特級冒険者、さらには隣国の兵士たちが辺境へと迫ってくる。
「私の平穏を脅かすものは、誰であろうとぶっ殺してやる」
これは『最果ての魔女』と呼ばれるようになった数多の伝説を残す最強の魔術師が、ようやく手に入れた平穏のために様々な形で奮闘する物語――――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 18:00:00
69623文字
会話率:40%
倒れていたヤクザを助けた女子高生が、ヤクザにボディーガードを頼む話。
最終更新:2023-12-26 17:00:22
11311文字
会話率:35%
兄が公爵家の令嬢に婚約破棄をしたがため、両親の圧政やら汚職やらが露見したカーティスト伯爵家。
「アホくさ」
その伯爵家の妾(めかけ)の子である次男“アルト”は、母を見殺しにされた復讐もかねて没落して行く様を楽しみにしていたが、もう馬
鹿馬鹿しくて仕方がなくなってしまい、16歳の頃に逃亡した。
12歳になると女神より授かるスキルは【黒雷】と呼ばれる強スキル。兄の顔を立てる意味でも使いこなせないフリをしていたが、実は世界でも指折りの実力者である。
彼の逃亡に気付き、すぐに追いかけて来たのは執事長のオーウェンと専属メイドであるレイラ。
「全てを秘匿するぞ」
頑なに側を離れない2人に渋々同行を許可。
王国の貴族間では強スキルのアルトはなかなかの有名人であり、身元がバレてしまえば馬車馬のように働かされる危険がある。
その防止として2人に祖父と妹という役職を与え、辺境都市で量産型の冒険者を演じるという隠蔽生活を送る事となった。
薬草採取にゴブリン討伐、ダンジョン探索。
アルトはスキルを封印し、視線誘導という技術をフル稼働させ、見事、剣士として「冒険者A」として平穏を手にした……はずだった。
「聖女……?」
潜伏を決めた辺境都市のボロ宿。
それは、平民あがりの地味すぎる聖女として勇者パーティーに参加しているエリスの実家であったのだ。
「バラしたら殺すから」
貴族との間に無用な軋轢を生まないため、地味なフリをし続けていたエリスは、冒険者Aに素顔を見せてしまい即座に脅した。
それが、「『王国一の魔導師』になるの可能性を持っている」と王家が必死に探しているアルト・エン・カーティストだとは知らずに……。
「護衛騎士として私から離れる事は許さないから。断ったら強姦されたって通報するし」
「や、厄介な事になった、クソッ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:00:00
127863文字
会話率:37%
楢橋鈴(リン)はお茶販売のネットショップを持ち、ちょうど冬の買い付けの旅から戻ったばかりだった。
くたくたに疲れて家の前に着いたとたんに、目の前の景色は雪の積もる森に変わってしまった。
仕入れたお茶を持ったまま、突然知らない世界に転移してし
まったリンは、精霊術師だというハンサムに保護される。
――聖域に結界、それに精霊?
そんな世界でも果たしてお茶屋さんはできるのか。お茶を手に入れることができるのか。
なぜか賢者見習いと言われながら、おいしいお茶を楽しみつつ、新しい生活にがんばる十二か月。
※ R15は念のため(たぶん必要ありません)
※ お茶屋さんは嗅覚、味覚を鍛えます。
この中にはお茶、ハーブ、料理などについて様々なレシピがでてきますが、捏造のものもございます。身体に悪いものがあるかもしれませんのでご注意くださいませ。もし実際にご使用されるのでしたら、あらかじめご自身でご確認いただけますようお願い致します。
※ 書籍化が決定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 11:32:58
989057文字
会話率:48%
洞窟の中で暮らしていた「陰の国」のマオマオは「陽の国」での暮らしを夢見ていた。しかしそれは不可能だった。二つの国は決して交わらないように仕組まれていたからだ。ところがある日、病気が陰の国の人々に広まり、彼女と友人はイリヤは陽の国に薬草を取り
に行こうと決心する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 00:11:03
10309文字
会話率:40%
雪山へ薬草を取りに行く予定を友人と話していると、令嬢たちが女神の雫という薬草を取りに行きたいと話に割り込んできた。この令嬢たちと雪山へ行くが……
。
最終更新:2023-12-19 07:07:21
1000文字
会話率:46%
ある日のこと、シスと仲良くしていた男はこう言った。
「男装似合いそうだな」
それを聞いて男の姿を取り始めたシス。
それから時は経ち、男は病気を患った。
大切な友の為に薬草を取りに行こうとするシスに対して男はその関係を否定するあの言葉を口にし
たのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-16 23:05:53
3627文字
会話率:29%
薬草から薬を作りながら息子と姉のように慕う姉弟子と3人、山の中で静かに暮らしているシエラ。ある日怪我をした子供を助けたことからその静かな暮らしが脅かされることに・・・。
最終更新:2023-12-13 00:00:00
21338文字
会話率:52%
幼い頃、特別な薬を作れる聖女の魔力に目覚めた私――エリンは、無理やり城に連れていかれて、聖女にしか作れない特別な薬を作らされていた。
国王からは、病気で苦しむ民のために、薬を使ってほしいと言われた。
ほぼ軟禁状態で、様々な薬の勉強を寝な
いでやらされた。家に帰りたい、お母さんに会いたいと言っても、当然聞き入れられなかった。
それから長い時が経ち、十九歳になった私は、聖女の力を持つ人間として、毎日山のような数の薬を作らされている。
休みなんて当然無い。大変でつらい仕事だけど、私の薬でたくさんの人が救われると思うと頑張れたし、誇りに思えた。
それに、国王の一人息子である王子様が私と婚約をしてくれて、一人だけど友人もできた。見守ってくれる人もできたわ。
でも、私はずっと前から既に裏切られていた――婚約者は友人と浮気をし、私が作った薬は民の元にはいかず、彼らの私服を肥やす、都合のいい商品にされていたことを、私は知ってしまう。
ずっと国と民のために尽くしてきたのに、私は利用されていただけだった……こんなことが許されるはずがない。私は急いで多くの人がいる社交場で、彼らの罪を告発した。
しかし、私はまだ知らなかった。そこにいた貴族は、全員が私の薬を購入していたことを。だから、全員が婚約者の味方をした。
それどころか、国家を陥れようとした罪人扱いをされてしまい、婚約破棄を言い渡された。
部屋に戻ってきた私は思った。こんなところにいても、私は利用され続けるだけだろう。そんなの嫌だ。私はこの薬を作る力で、多くの人を助けたい。そして、お母さんのいる故郷に帰りたい――そう思った私は、外に出る決意をする。
唯一の味方であった男性の人の助けもあり、なんとか国を出てることができたが、サバイバル能力なんて皆無なせいで、日に日に弱っていく中、私は野生動物に襲われてしまう。
そこに、薬草を探していた一人の騎士様が通りかかって……?
これは一人の聖女が薬師となり、新しい土地で出会った騎士と多くの問題を解決し、仲を紡ぎながら幸せになるまでの物語。
⭐︎完結まで執筆済み。アルファポリス様にも投稿しております⭐︎折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 21:10:26
320892文字
会話率:62%
この世に生を授かった者全てに与えられる恩恵(ギフト)を活かして世界各地に存在するダンジョン全てを制覇しようとする者を冒険者と呼んだ
テイマーという恩恵を授かったアッシュも始まりのダンジョンがある町へとやって来て冒険者となったが、彼はテイマー
でありながらいつまで経っても従魔を従えることができなかった
そんな彼のことを周囲の者達は"おちこぼれテイマー"と呼んだ
パーティを転々とし荷物運びをする毎日、そんなアッシュはある日パーティの仲間にダンジョンで囮として使われ命の危機に瀕することとなる
命からがら逃げてきたアッシュは最早誰も自分とパーティを組んでくれないことを悟りソロで活動するように
ソロ活動一発目に薬草採取の依頼を受けて森にやって来たアッシュはそこで一匹のスライムと出会うことになる
そのスライムとの出会いがきっかけでアッシュの冒険者生活が徐々に変わっていく折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 20:00:00
152382文字
会話率:60%
前世の記憶のあるポルタは、孤児院育ちの冒険者である。
ただ、彼は前世で何かやらかしたのか、極度の虫嫌いなのにもかかわらす、授かったスキルが、
(インセクトテイマー)という虫を使役する能力と、
(虫の王)という虫魔物に好かれるという能力の2つ
のみ…
使えないスキルというだけならまだしも、このスキルのせいで、まともに稼げる事が一度も無く、
何とか買えた作業服とヒノキ棒を片手に、冒険者の基本中の基本である薬草採集に向かうも、彼を慕い集まり、仲間にしてほしそうに見つめる虫魔物に邪魔されて、彼は、ヒノキ棒で虫魔物をツンツンして押し退けて、何とか薬草を採集しても、まともな量を集める事など出来るはずもなく、パンと干し肉一枚を買って、広場の片隅で野宿するのがやっとの毎日…
出口の見えないドン底虫嫌いインセクトテイマーはこの生活から抜け出せるのか!?
虫嫌いの主人公と、そんな主人公を慕う虫達の物語をお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-06 11:03:01
356238文字
会話率:25%
「そうかそうか。やはり今日がルインの誕生日だったか! ……よしっ!それじゃお前は今日でクビだ」
五年間、虐げられながらも必死に働いていた治療師ギルドを、十五歳の誕生日である今日クビと宣告された。
悔しさと自分への情けなさに絶望するが……
絶望していているだけでは明日のご飯は食べることはできない。
治療師ギルドで薬草の仕分けと雑用だけをしてきた少年が、治療師ギルドをクビにされたことで、植物の仕分けでしか使用していなかった最強スキルが開花する。
これは明日を生きるために必死に藻掻き、藻掻いた最強のスキルを持つ少年の最底辺からの大逆転の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-01 15:26:22
900460文字
会話率:34%
楽しみにしてたゲームの発売日!
に、事故に遭った俺はそのゲームの世界へ転生したみたいだった。
仕方がないから異世界でサバイバル……って職業僧侶!? 攻撃手段は杖で殴るだけ!?
職業ガチャ大外れの俺が出会ったのは、無茶苦茶な戦い方の剣士だっ
た。
回復してやったら「私の薬草になれ」って……人をアイテム扱いしてんじゃねぇーーッッ!
元オタクの組んだパーティは元悪役令息、元悪役令嬢、元腐女子……おい待て変なの入ってない!?
何故か転生者が集まった、奇妙なパーティの珍道中ファンタジーBL。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 05:00:00
125496文字
会話率:38%
異世界転移した田代は、高校生であった。
しかし、召喚されたとき、巻き込まれで、バス停にいたサラリーマンのおっさんと陰キャの女子高生も召喚された。
田代の能力は、現代武器召喚、「銃」を召喚できる。
王国では大盛り上がりで、女賢者、女戦士、
聖女を付けられ、田代を中心にパーティをつくられるが、
おっさんのスキルは、「風見鶏」で風の向きを予測できるだけ。
女子高生は、「薬草探し」だ。
二人は、戦力外だと見放されたが、二人は、田代についていくといってきかない。
そして、魔王軍と対峙することになった。
魔王軍にも、現代武器を召喚できる者がいた。
しかし、武器は、何も、「銃」だけではなかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 18:35:07
3981文字
会話率:30%
会社員だった瀬田穂花(せたほのか)は、ある日突然、異世界アリステリアにあるノルドーハ神聖国に召喚されてしまった。
しかし謎のローブ集団が彼女を聖女と呼ぶなか、大神官を名乗る老婆が現れ、ホノカは聖女ではないと断定してしまう。
召喚されて速攻
ただの人認定されたホノカは、もう二度と元の世界に戻れないことを告げられ、この世界で生き直すことを決意。
大神官から『ノルドーハ薬草園』で管理人補佐として薬草を育てる仕事を提案されたのだが、ホノカには育てた植物をことごとく枯らしていまう特技(?)があったため、非常に困ってしまう。
しかし話し合いに乱入してきたノルドーハ薬草園の管理人アリエスに挑発され、まんまと仕事を引き受けてしまい――
※いつものように頭空っぽにしてお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-24 23:05:51
47384文字
会話率:31%
アケミと共に冒険者として生きていく!!で
出て来る薬草などの名前。
https://ncode.syosetu.com/n2630hk/
最終更新:2023-11-12 14:58:01
1039文字
会話率:0%
魔物が住む森に、病気の妹のために「伝説の薬草」を探しに行ったロエル。そこでロエルはファイという青年と出会い、求婚される。伝説の薬草をファイは手に入れてきて、薬草のチカラで元気になったキリエと三人で生活していことロエルはファイに誓う。
最終更新:2023-11-08 02:59:39
11827文字
会話率:70%
竜の里で、竜使いの三男として生まれたフィヨル・ランカスターは、兄と森に薬草摘みに来ている最中。異世界召喚に巻き込まれて異世界に。
見知らぬ世界で健気に生きる少年が、周囲の大人たちや動物たちとの触れ合い成長していく姿を描く、のんびり成長譚
です。羊飼いフィヨル・ランカスターの冒険がはじまります。
全年齢ファンタジーのような世界観を目指しています。
あらすじも途中で書き換える予定です。R15残酷有は、念のためです。更新速度についても、のんびり書くつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 02:10:43
154020文字
会話率:19%
この世界にはダンジョンが数多く存在する。
ダンジョンからは鉱石や薬草、魔物の素材だけで無く魔道具までもが産出される。
そんな夢のような場所を求め数多くの人間がダンジョンにはやってくる。
冒険者は富と名声を求め。
そこに住む人々は豊かな生
活を求めて。
国は都市の繁栄とダンジョンがもたらす莫大な利益を求めて。
この世界では誰もがダンジョンを求めている。
そんな世界に一つのダンジョンが誕生した。
辺境にある小さなダンジョンだ。
だが、そのダンジョンを求めてはならない、刺激してはならない。
そこは既に彼の所有物なのだから。
「やぁ、どうもこんにちは。」
温和な雰囲気を纏いながらも、強欲で狂気に満ちた転生者がいるのだから。
これはダンジョンの最奥に転生した男が自分に課された使命と、自分の中にある野望と目的を果たすため、そして失った記憶を取り戻すために、地上の人間の事など知ったことかと行動するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-08 00:36:36
81250文字
会話率:29%
愛人が身ごもったからと伯爵家を追い出されたお母様と私マリエル。
お母様が幼馴染の辺境伯と再婚することになり、同じ年の弟ギルバードができた。
それなりに仲良く暮らしていたけれど、倒れたお母様のために薬草を取りに行き、魔狼に襲われて死んでしまっ
た。
目を開けたら、なぜか五歳の侯爵令嬢リディアーヌになっていた。
あの時、ギルバードは無事だったのだろうか。
心配しながら連絡することもできず、時は流れ十五歳になったリディアーヌは学園に入学することに。
そこには変わってしまったギルバードがいた。
レジーナブックス「うたた寝している間に運命が変わりました。」今月末に発売です。
よろしくお願いします。
アルファポリス、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 06:00:00
239089文字
会話率:31%