『あおどりな恋』……それは『ダメ』で『ろくでもなく』て『どーしようもない』恋のお話を、淑女らしく言い換えた言葉である。
その国最高峰の三人の淑女は、今宵もひとりの令嬢の寝室に集まり、日頃の鬱憤を晴らすがごとく酒を飲み交わす。そんな酒の肴に
なる今日の『あおどり』な話は――悪役令嬢アルディラの元婚約者に対するざまぁな物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 21:02:31
11812文字
会話率:43%
令和から戦国時代に転生した男は本栖湖のほとりで零細の地侍、本栖渡辺氏の末子として伸び伸びと育った。年の離れた兄貴は立派な当主として頑張っていて、甥っ子もふたり生まれているので男は武士階級に縛られることなく自由に百姓となること、いわゆる帰農が
許された。男が日々の暮らしの改善に努めている間も甲斐国は風雲急を告げ、織田や徳川から攻められて窮地に陥る。だが、賢い兄貴は徳川氏の調略に乗り、武田家を離れることで甲州征伐の難を逃れることに成功した。男はその歴史通りな展開に安堵し、このまま徳川氏の下で天下泰平の時代まで「ちょっと裕福な百姓」としてやっていけるものと期待したが織田信長や徳川家康や明智光秀など戦国に燦然と輝く武将らが実家に押し寄せてきたことに困惑する。いやまさか、これも史実通りなんて知らんし。オレが戦国で作った酒と肴で信長を持て成せって?本当に?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 12:00:00
120798文字
会話率:21%
立派に独身街道を進んでいるアラサー女。東京で6~7年働いたが諸事情あり九州の田舎に戻ってきた。現在は在宅で仕事をしておりほとんど家で過ごす明るい引きこもり。
趣味は、映画、海外ドラマ、料理、お酒。おひとり様を極めた結果の趣味(笑)
地元
に戻ってから、出勤という概念が無くなったので仕事終わりにお酒と肴をあてに、夜な夜な海外ドラマを見るというのがお決まりとなってしまっている。お酒は半々でノンアルとアルコールを満喫して、特別な日にはワインや焼酎などを開けるささやかな生活をしている。
ただ、アラサーとなると若いころのように体型維持が難しいと悩んではいるが軽い食事制限しかできていない。これまた意思が弱い。美味しいモノを手に入れてしまうと私の意志はブランコのように揺れまくり・・・。つい、話過ぎてしまった。すみません。
そんな私の、日常とご飯のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-07 22:00:00
2383文字
会話率:0%
偏屈で頑固なマスターのいる人気のないバー≪夜明ヶ前≫
今夜もまた、酒の肴にマスターの世迷言でも聞いてみよう♪
最終更新:2021-12-01 21:59:57
228936文字
会話率:60%
地球には時々、異世界から落ちてくる者たちがいる。
それは『鬼』『河童』『天狗』『化け猫』『狼男』『吸血鬼』『半魚人』などなど、太古から妖怪やモンスターなどと言われていたファンタジー世界の住人だった。
中にはエルフやドワーフなど人間と大きな
差も無く、自然と人間と混じり合って暮らしていた種族もいる。
彼らは現代では世界規模の条約によって保護され、一般人には気付かれないように暮らしている。
日本では太古から彼らとの付き合いが深いという理由で、いくつかの神社が国から保護を任されていた。
とある県、とある市にある稲荷神社。
その神社の裏側、広い境内の中に建つ『おいなり荘』もそんな保護施設の一つだ。
そこで暮らす狼男(ウルフマン)の駒井ビクターが、日々自炊するだけの物語。
※ ※ ※ ※
元々はブログでも作ろうかと自炊飯画像を撮り始めたのですが、小説の形式にした方が面白そうかな?(自分が)と思ったためにこんな話になってしまいました。
出来上がった料理画像とワンセットの話のため、完全不定期掲載です。ご了承ください。
特になんの盛り上がりも無く、ひたすら日本料理中心の家庭料理を作る話です。
作中の調理は作者本人が作った時のものをベースにしています。材料や調味料の分量はほとんど「適当」のため、レシピとしても活用しにくいと思います。華やかな料理よりも地味な田舎料理と酒の肴系が多いです。
主人公は異世界から来たウルフマンですが、ただの作者の趣味で、一般人設定でも問題ない内容となっております。
色々設定は作ってますが、活用する予定はあまりありません。
※アルファポリスで先行して公開しています。
こちらは画像登録等ひと手間ありますので、書き溜まってからまとめての公開となります。
※R15指定は念のためです。特にそういった方向にするつもりはありませんが、飲酒や喫煙シーンは出てくると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 15:00:00
86896文字
会話率:18%
1973から1998にかけての音楽エッセイ。
最終更新:2021-10-08 18:39:15
3756文字
会話率:10%
社会人3年目の社畜会社員が、唯一の生きがいである友人との飲み会中に異世界に転移した話。
基本日記風に綴っていきます。
飲み会の有志が異世界に翻弄されながらも、異世界を逆に翻弄しつつ生きていく
しかし、社畜根性を発揮し、様々なことに口出
しした結果、異世界でも社畜時々飲み会の日々
拠点とした国の重鎮に様々な役職と仕事を降りかかりながらも、強く生き抜く社畜達
普通が好きといいながら、生きられない。
遊びたいけど、飲み以外に好きなことがない。
仕事を肴に酒を飲む。眠気覚ましポーションを片手に酒を飲む日々。
初投稿のため、文章の粗はお見逃しください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-29 09:50:07
509文字
会話率:0%
ふと、目覚めると全くの別世界。
色々な人種や、魔法も有りの世界観です。
主人公はチートはありません。かなりひねくれた性格をしています。
なんとなく記憶に残っている現在世界の知識で生活を改善したり、しなかったり。
最終更新:2021-07-31 10:00:00
823文字
会話率:12%
夜風のあたるベランダでビールを片手に愚痴を吐く。
最終更新:2021-07-20 22:07:38
1311文字
会話率:12%
──振り向いたその人は、忘れな草色の瞳をしていた。
わたしはその瞳に、心臓を打ち抜かれた。
法術士のルナティアは、森で魔物に襲われていたところを通りがかった剣士に助けられる。ジークと名乗ったその人は、目的地までの護衛を買って出てくれた
。整った容貌と紳士的な物腰に、世間知らずで面食いなルナティアは一目惚れをしてしまうが、彼にはある秘密があって──?
旅の肴に恋と事件。登場人物たちの恋愛に焦点を当てながら、基本的にのんびり進むファンタジーライトノベルです。男女の友情云々の話はよく聞きますが、同性同士だからといって、友情が成立するとも限りません。旅の仲間はじわじわ増える予定です。美形・エルフも出るよ。
ノベルアッププラスにも同時掲載しています。
※主人公とは別視点で物語が進行することが多いです。
※メインヒーローは一応登場しますが、たまにしか出て来ません。
※でもメインは恋愛です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 19:36:48
12564文字
会話率:36%
私は、今日も彼女達のやりとりを肴に酒を飲む──。
男女5人からなる、営業一課の打ち上げ談笑譚。
『異世界はもうお腹いっぱい』
『こんな部下がいたら仕事も楽しいのに』
その辺の需要くらいなら、埋められるかもしれません。
最終更新:2021-06-21 23:19:29
9709文字
会話率:54%
これも何かのご縁だ、ちいとばかしこの花見酒に付き合っておくれよ。
なに、そう構えなさるな。夜桜を肴に一杯てえのも、なかなか風流じゃろう。
しかしお前さん、どうしてそう眉根を寄せて桜を見るんだい。こんなに綺麗だというのに。
桜が嫌い?
そうかい、それは珍しいお人もいたもんだ。
ああ、でも、昔にそんな話があったな。そうだ、思い出した。
散らずの桜ってえ小話が、あったんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 09:20:48
2815文字
会話率:0%
旅人のヘンリクは訪れた街で酒場に入るのが好きである。今日もいつものように店内の賑わいを肴に過ごしていると、懐かしい単語を耳にする。ぺリュトンの悲劇という幻獣御伽噺について聴きながら充実した酒場の時間を過ごしたヘンリクは、店を出て宿へと戻る人
っ子ひとりいない道すがら月の光に照らされて伸びた影に手を振った。影は手を振るのを止め、口を開く。「ご機嫌だね、ヘンリク」
こちら異類友情譚ものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 20:37:19
9108文字
会話率:57%
個人所有の星すら手に入るこの時勢では、ちょっとした星間旅行も自家用の宇宙船で可能になる。私達四人は、私の「親友」であるハルが最近つきあってた男性と別れたことを肴にして楽しもうといつものように母星を旅立っただけだった。自動操縦で別荘のある星へ
簡単につくはずだった。何も難しいことじゃない。何度も何度も繰り返してきたこと。なのに、何故。漂着したのは原始の地球を思わせる無人の星。私たちは私たちとは少し違うハルだけを頼りとした生活を始めなくてはならなかった。
■■■ 大昔に書いたお話。ちまちま移民&リライト中。改稿前のバージョンはそのうち削除しちゃいます。これもそのうちまた改稿しちゃうかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 17:34:01
13800文字
会話率:23%
個人所有の星すら手に入るこの時勢では、ちょっとした星間旅行も自家用の宇宙船で可能になる。私を親友と呼ぶチヒロは、私が最近つきあってた男性と別れたことを肴にして楽しもうといつものように母星を旅立っただけだった。自動操縦で別荘のある星へ簡単につ
くはずだった。何も難しいことじゃない。何度も何度も繰り返してきたこと。なのに、漂着したのは原始の地球を思わせる無人の星。*************「マーブルの月」のハル視点です。多分これ単品でも読めますけど、できれば「マーブルの月」を先にお読み頂けると幸い。
■■■ 大昔に書いたお話。ちまちま移民&リライト中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 10:30:21
15785文字
会話率:32%
個人所有の星すら手に入るこの時勢では、ちょっとした星間旅行も自家用の宇宙船で可能になる。私達四人は、私の「親友」であるハルが最近つきあってた男性と別れたことを肴にして楽しもうといつものように母星を旅立っただけだった。自動操縦で別荘のある星へ
簡単につくはずだった。何も難しいことじゃない。何度も何度も繰り返してきたこと。なのに、何故。漂着したのは原始の地球を思わせる無人の星。私たちは私たちとは少し違うハルだけを頼りとした生活を始めなくてはならなかった。
■■■ 大昔に書いたお話。ちまちま移民&リライト中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-24 10:41:22
10113文字
会話率:27%
強大な二大国家間の戦争――ヴァシュヌデア連合国とエーニア帝国による百年にも及ぶ戦争は、各地に甚大な爪痕を残しながらも今も続いている。少数民族や小さな国が巻き込まれ、滅ぼされたという話も、酒場では酒の肴としてよく語り継がれている。そして巨大
な国家が巻き起こす戦乱は、戦争に参加することで日銭を稼ぐ戦争屋を多く生み出していった。
その中でとある戦争屋の一団に所属する主人公のトリスタン・セーヴァーは、所属する団員の魔法を強化したり、逆に敵対勢力の能力を下げたりというサポート役を担っていた。しかしその待遇はお世辞にもいいとはいえず、報酬も他の者に比べればたかが知れているというもの。そしてあろうことか同業者ですら彼のサポートのおかげで一個小隊を壊滅できる魔法を撃てているにも関わらず、自分の実力と勘違いするばかり。
そんな中である日の夜、この日も局所戦での祝勝会に無理矢理酒場に引っ張り出されていた彼の元に、敵対国であるエーニア帝国の内通者が接触を図ってきた。目的はトリスタンの戦場把握能力の高さ、そして何よりも魔法によるバフ・デバフの凄まじさから、ヘッドハンティングをしに来たのだという。
今の処遇を不服に思っていたトリスタンは、自らを高く評価してくれている帝国側に、その日のうちに戦争屋として雇い主を鞍替えする。そしてその日を皮切りとして、ヴァヌシュデア連合国にとって厳しい戦局が続いていくことになっていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-27 22:06:59
37561文字
会話率:63%
いつか、父親とこの甘い日本酒を飲むことを約束した。私は思い出だけと一緒に、その酒を飲み干した。
最終更新:2021-01-07 23:02:00
1110文字
会話率:19%
「ベテラン冒険者たちがなぜ全滅したのか……」
その原因を究明するのがクエスト調査官の仕事である。
ギルドの調査部に所属する碧眼の調査官リュウジは、どんな危険な場所でも一人で潜入して、冒険者たちの失敗した謎を解明する仕事をしている。
今
日も冒険者が無残にも全滅した現場へ潜入し、その敗因を分析し、証拠を持ち帰った。
ハードな仕事を終えた後のリュウジの唯一の楽しみは、町の中にある居酒屋で一人酒を楽しむこと。
いわゆる『ぼっち酒』。首飾りにした猫形の飾り『寧音(ねね)』に話しかけながら、美味しい肴と酒を味わいつつ、今日の生還を一人かみしめる。
彼がクエスト調査官になり、一人で危険な潜入捜査をするのは、『ある目的のため』であった。
訳アリおっさん調査官のサバイバル謎解きグルメ物語、ここに開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-25 19:48:28
207319文字
会話率:43%
短編集と銘打ってはいますがショートショート、というよりもワンアイデアの覚え書き集です。
キーワード:
最終更新:2020-12-14 22:00:51
8878文字
会話率:43%
これは
不可思議に満ちた通りに誘われた尋ね人と
その「案内人」のお話。
最終更新:2020-01-12 12:30:12
6140文字
会話率:46%
今朝、実際に私が夢で見た話です。
最終更新:2016-09-11 23:31:42
1250文字
会話率:17%
うかつな女子高生が、幼い男心をうっかり傷つける話。
高校生の咲耶花は、10歳下の従弟、魅月が可愛くてしかたない。魅月も咲耶花を好いてくれていたはずなのに、なぜかご機嫌斜めで逃げてしまう。
ようやく話してくれた理由を、咲耶花は笑い飛ばしてしま
い、彼をひどく怒らせてしまう……。
――幼い言動を振り回していたものは、いつだって”好き”だった。――
※この作品は「ノベマ!」「エブリスタ」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 16:00:00
12323文字
会話率:39%
私がこれまでに出会った食についてお届けするグルメエッセイです。読んでお腹をすかせてもらえると本望です。おひとりさまの食事のお供にもどうぞ。
最終更新:2020-10-28 20:23:11
4533文字
会話率:0%