魔物と人間が戦いを終え、平穏が訪れて100年の異世界。
父との方向性の違い&性格の不一致から、勘当されてしまった触手令嬢、ルウラリア・ド・エスリョナーラ。通称ルウ。
失意の中彷徨っていた彼女だが、とある湖のほとりで、水兵服の美少年・ヒロと
運命の出会いを果たす。
ヒロのあまりの可愛らしさに一目ぼれ、アタックをしかけるルウ。しかしそれは傍からみれば襲いかかるも同然で、二人(一人と一匹)はもつれあいながら湖に落ちてしまう。
興奮のあまり溺れかかるルウ。そんな彼女を何とか助け出すヒロ。
どうにか落ち着いたルウは、ヒロがどうも浮かない顔をしていることに気づく。
――彼はなんと、湖に身を投げるつもりだった。
そんな彼を放置できず、勝手に彼との婚姻を決めてしまうルウ。
こうして、触手令嬢と美少年の、奇妙な同棲生活が始まった。
次第に明らかになる、ヒロを取り巻く環境。
魔物たちに囲まれた屋敷での楽しい生活とはうらはらに、学校では激しいイジメがヒロを襲う。
クラスの暴れん坊・レズンとその子分らに執拗にいたぶられ、心身共に追いつめられるヒロ。
ルウは彼を救い出し、見事触手令嬢として返り咲くことが出来るのか?
ヒロは彼女に助けられながら、現状を打破することが出来るのか?
そして、二人(一人と一匹)の運命の恋の行方は――?
※ほんのりではありますがBL要素があります。苦手なかたはご注意ください。
※かなり激しいイジメ描写があります。こちらも、苦手なかたはご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-24 17:38:42
302229文字
会話率:21%
冴えない高校生活を送っていた主人公の冴根仁兎は、とうとうイジメの標的にされてしまった。周囲から馬鹿にされ、パシリを強要される。そんな事が積み重なっていく内に、冴根はみるみる疲弊していった。そんなある日、彼のクラスに転校生の青野照隆がやって来
る。彼は、女のような顔立ちの美少年であった。当然、瞬く間に人気者になった青野。彼とは対照的にイジメを受ける冴根。2人はその日の体育の授業で見学を申し出て、隣同士で体育を眺めた。そうして自然と仲良くなっていく。
そんな中で主人公にもまた転機が訪れた。幸運なことに、彼をイジメていたグループが別の標的を見つけ、冴根を解放したのである。それ以来友達も増え始め、楽しい高校生ライフを送り始めた。
ある日の放課後、厄介事を片付け家に帰ろうとし教室に寄った際に、冴根は恐ろしい光景を目の当たりにする。自身の友人達が、青野に殺されていたのだ。冴根は気が動転し、何が起こったか理解できなかった。そのまま学校にトラウマを覚え、彼は引き籠もりとなり、人生が狂っていった。
それから数年後、いまだ傷心が癒えない彼の下に、少年院から帰ってきた青野が訪ねてきた。そこから、さらに冴根の人生は崩壊していく。
その身に余る絶望を受け、とうとう死を選んだ冴根は、神の寵愛により転生を成し遂げ、『天使』に成る。そして彼は、異世界を渡り、怪物から文明を護る『ハコブネ』の乗組員へと選抜された。
辛く苦しい生前の過去や悔い、迷いを、同業者である天使たちと共に成長し、乗り越えていく異世界転移冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 21:06:04
212765文字
会話率:61%
この小説は挿絵があります 八木昴と 丘江詩音は仲の良い幼なじみだが詩音に悲劇が起こる・・昴は詩音を守れなかった悲しみと苦しみの中もがいていた・・そんな時謎の美少女アステル・ウオーレムが 現れ昴を異世界へと導く・・彼女の正体は聖獣ミロクだった
異世界ラダ・ナークに白い虚無と言う危機が迫っていた 昴は聖獣ミロクと一つなる事でとんでもない力を秘めることになる すいません。必ず最後まで書きます。今、準備中です。今年もよろしくお願いたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 00:16:43
230019文字
会話率:32%
謎の老人に誘われ、謎の島へ。少女と少年が見つけたユートピアとは?そして島に住まう人々との出会い。毎週土曜日に投稿します。宜しくお願い致します。
最終更新:2022-09-09 19:46:08
6529文字
会話率:24%
海野青という少年は、同い年でもとびきり存在感があった。よくある美少年像特有の、窓際で大人しく本を読んでいたり、特に決まった友達を作らなかったり、みたいなものではなく、彼はよく笑うし、よく動くし、よくふざけた。元気いっぱいの彼にはたくさんの友
達がいた。みんな、彼の友達になりたがったし、僕もそのひとりだった。だけど、君のとびきり明るい笑顔の後ろには、どうしてもいつか突然いなくなってしまいそうな、掴めないところがある。そして、そのいつまでも見ていたい感じが、永遠みたいだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 16:34:48
72067文字
会話率:39%
転生して約2年。かつての名であった友梨奈を捨て、私は新たにユリーナという人間になり、この世界で生きていくと決めた。
そして今、かつての冒険者仲間たちが建ててくれた一軒家に美少年と一緒に暮らしています。
そんな暮らしにも慣れてきた頃、私はまた
しても訳ありそうな少年を拾った。
先住民の拾い子の許しを何とか得て、新たなメンバー共にほのぼの自給自足生活が新たにスタートした。
「頭が“肉”って認識したら、勝手に体が動いちゃうみたいなんだよね。」
「肉?どう見ても魔獣だけど…」
転生者は、異世界で生きていく為にチートな能力(魔法)を神様に授けられたようです。
「では今から料理していきます。そして出来上がったものがこちらです。」
「待って。…その間の工程どこ行った?」
転生者は、異世界で飢え死にしない為に、チートな能力を(以下略)
料理という概念が存在しない世界で、食事の大切さ楽しさを人々の胃袋と脳に叩き込んでいく転生者ユリーナの奮闘物語。
恋の温め方は分からないので、基本的に常温で放置のようです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 22:15:46
45055文字
会話率:36%
ある惑星。大地の災害のために多くの人々が21の空中都市群に移り住んだ時代。
特殊な力「コード能力」の使い手である少年レイは、容姿端麗、文武両道の大貴族様。ただし「サギ王子」と呼ばれるほどに、女の子泣かせなプレイボーイである事がたまに傷。
一方、同じくコード能力者である、元気印のユイトは、レイによく似た美少年ながら、生真面目な性格で女の子には凄く奥手。
ある時、ユイトを見つけたレイは告げる。
「僕のふりして、僕の代わりに能力者の学園に通ってほしい」
承諾したユイトだが、実のところ、問題は山積みだった。
気まずい関係の美少女婚約者。謎の潜入エージェント。悪評高い幼馴染みとの敵対。それに軟派なレイとは正反対なユイトに好印象な女の子も案外多くて……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 20:00:14
197233文字
会話率:41%
美少年で剣の達人であるユーリことユリウスには、実は秘密があった。実は女であること。そしてかつて奴隷だったことだ。二人の兄弟は都へと居住をかまえようと首都を訪れたのだが、そこで思いがけない人物と出会うことになる。訳あり美少女と訳あり貴族青年が
出会うとき、運命の歯車が回り始める―――――。古代ローマの世界観で大暴れする剣麗戦姫、よろしくお願いします!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 19:08:26
6458文字
会話率:57%
力を失った竜は一人の少年に出会った。
侯爵家の跡継ぎでありながら、実父に疎まれているという可愛そうな美少年だ。
しかしながらその子は、弱った竜の為にと、己が体罰を受ける事を覚悟してしまえる人物だったのである。
竜は彼を気に入り、そして思った
。
人の畏怖や信心によって竜が力を得るのであれば、この少年を己の信奉者にしてしまうのはどうであろうか、と。
竜は己の力の復活のために、フィーニスに加護を与える事に決めた。
まるで推しに課金する何者かのようにして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 07:24:01
49532文字
会話率:35%
空っぽになった地球、そこは天使の住処となった。
人間が死に絶え美しい自然が蘇った世界。その傍には、神の使いである天使の雛たちが通う寄宿舎学校『Lucrezio(ルクレツィオ)』が存在する。
白亜の学舎の内側でさんざめく成長途上の若い翼と笑
い声。しかしその奥には果てのない欲望と激情の渦が息を潜めて渦巻いていた。
そんな中、一段と百合が美しく咲いた年の春、あるひとりの少年の入学をきっかけに学院内の歯車は徐々に軋んで狂い始める。
身に余る快楽に溺れる者、規律と血に縛られ羽根を痛める者、まだ見ぬ外の世界を希求する者、痛みと愛情に飢え身を焦がす者、……
これは、世界と成長の波に呑まれながらもまばゆく煌めく美少年たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 22:54:46
1786文字
会話率:12%
突然だが、転生者にはチート交換用の経験値が割り振られるのをご存じだろうか?
この経験値は、様々な冒険者が有意義に進行するために用いられる。過剰に力を得る者もいれば、それによって大きな足枷を生み出すこともある。いうなればギャンブル的な要素が強
いのだ。
しかし、基本的に神様は転生者に対して好意的に接する。転生者は世界を救う際のカギになるからだ。
そして今日も、一人の転生者がこの場所にやってきていた。
彼の名はクロウ。
金髪の美少年となって第二の人生を送ることになった転生者だ。
人並みに欲を持っており、チートを駆使してちょめちょめライフを送りたいようである。
彼の夢がかなう日は、果たして訪れるのだろうか……?
これは、欲求丸出しな主人公、クロウと彼の人生を大きく狂わせたヒサメが送る、異世界冒険記である。
『俺の経験値……どこ……??』
※カクヨムでも連載しています。カクヨムのほうが早いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:16:49
66397文字
会話率:59%
〈短編集〉幻想小説、推理小説、探偵小説など。
最終更新:2024-04-17 16:00:21
98289文字
会話率:41%
三級天使が、神さまの命で下界に使わされる。
幼くして白い宝石と呼ばれた天才ピアニスト鮎川淳は妹を助けるため事故で右腕を傷めてしまい、夢を断念した。偶然コンサートに来ていて淳と妹を助けた少年に影響され、何か人のためになる事をしようと考えた
淳は弁護士になる事を決意する。父の住宅建設会社を手伝いながら早朝深夜勉強していたが、父が突然倒れ会社を継ぐ事になり夢はなかなか叶えられない。若いがかなり有能な弁護士墨月の協力で、競合会社にも勝ち住宅開発は成功し住民からの多大な信頼を得たが、心には何か物足りなさを感じていた。
心優しい淳に恋した静蓮は想いを伝えようと努力するのだが、淳の変な叔父にじゃまされ届かない。留学が決まり空港でやっと手を振る淳を見て、安心して海外に旅立った。
静蓮は手紙を書き続けるが叔父のじゃまで届かない。帰国して再会する二人。手紙を見付け、淳は静蓮がどれだけ自分を愛しているかをやっと知り、心安らぐのだった。
住宅建設の裏で暗躍する影。指示しているのが墨月だとは誰も知らない。
地震で母を亡くし、健気に淳に尽くす静蓮を見て反対していた父も許さざるを得なかった。二人は喪が明けてから結婚し息子を授かった。
ようやく順調になると思われた時、叔父が為替を紛失してしまう。ショック状態になった淳は氾濫した川に飛び込もうとするのだが…。
天使に生命を助けられた淳だが、為替がないなら意味がない、この世界から自分を消してくれと頼み受け入れられる。ただし二度と戻りませんよと言われる。
自分のいない世界を見る淳。妹は事故で廃人になっている。淳と妹を助けた少年も事故でいない。淳が助けた大勢の人も彼がいないので不幸な人生を歩んでいる。
淳は気付いた。自分がいるだけで、ただ自分が存在するだけで、誰かが何かが良くなるのだったら自分は諦めず生きていくと誓う淳だった。
神さまの計らいで、自分がいる世界に帰って来た淳は嬉しさで一杯だった。静蓮にキスをする。息子は無邪気におもちゃで遊んでいる。生きている事の大切さを知った淳は幸福だった。
近所の人達は淳がいないと心配して探してくれていた。一人で生きているのではないと実感する淳に、近所の人達の援助が渡される。為替の代金が揃い、みんなでクリスマスを祝うのだった。
二級に昇進した天使は彼の将来を見に翼を広げた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-16 22:25:31
165388文字
会話率:33%
『豊玉不二絵』(ほうぎょくふじのえ)
薬売りの美少年(びしょうねん)三郎(さぶろう)は、女武芸者(おんなぶげいしゃ)渡辺藤(わたなべふじ)の(要(い)らぬ)手をかりて今日も怪異(かいい)(※)に臨(のぞ)むのでした。
※怪異――不思議な
事象や、その様(さま)。あやしいこと。
#重複投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-17 17:02:32
16985文字
会話率:39%
これは、失われたものを取り戻そうとする者たちの物語──
聖女王国の辺境、メリッサ村に住むふたごの姉弟アデリナ(リナ)とルート(ルゥ)。男勝りな少女アデリナはその慣例に抗って騎士になることを志し、見目麗しく繊細な美少年であるルートは日々
教導会寺院の書庫に通って知的好奇心を満たしていた。
そんなある日ふたごは、突然自分たちの父親がいなくなっていたことに気づく。父親だけではない。父親と過ごした記憶も一緒に失くしていたのだ。父親の失踪の理由は? そして思い出から父親が消えたのはなぜなのか? 背後に見え隠れする魔女結社と星室庁の陰謀に立ち向かいつつ、ふたごの冒険は始まる……
※同名小説の決定稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 19:00:00
122915文字
会話率:40%
同じ図書委員として知り合う事ができた瀬戸くんは女の子みたいな顔立ちの美少年でモブな私は分不相応な片想いを抱いているのだが……
キーワード:
最終更新:2024-04-16 14:36:58
1540文字
会話率:0%
「へへへ、美少女川アリスちゃん。彼氏がいるのにノコノコと体育倉庫に来て、期待してたんだろ?」
「譲司くん・・・? いやああああ! 止めてええ・・・って、そこでもっと服をビリビリに破きなさい!」
「ぎゃあっ、美少女川さん・・・なんでこんなこと
を・・・?」
「いいから、私を寝取りなさい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 12:54:13
33846文字
会話率:47%
資産家の一人息子でありながら、歯科技工所で働き入れ歯を何よりも愛する中年男が、異世界に転生したらお爺ちゃんになっていた。
だが偶然?手に入れた魔法の入れ歯を装着すると、才色兼備で膨大な魔力を持つ女性に変身する。
その後、王宮で入れ歯
の研究開発をしたり、小さな島で入れ歯そっくりの「歯族」に出会ったり、自分も歯族になって歯族と人間の戦いに巻き込まれたり。
最終的には眉目秀麗な青年の姿で、欲にまみれた悪辣な輩や国家を撃退することで世界に平和をもたらす。
ある意味リア充だった男が、異世界で貧しい街のお爺ちゃんから英雄と称される青年になるまでの、入れ歯をめぐる英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 19:15:28
9650文字
会話率:19%
深夜のコンビニでむさい爺さんバイトと兄ちゃんゲストが変身したぁ。
なんでぇ ゼロカロリ飲料のんだから。
なんでぇ 知るか そんなもん。
そして美少年エルフ 美少女エルフのバイト店員か爆誕す。
なんでぇ
よんでね
最終更新:2024-04-14 00:32:28
5608文字
会話率:33%
時は大正。世は妖魔や鬼が常に人々を脅かしており、天下が人のものではない時代。
花梨崎千理(かりさきせんり)は私立名門校に通う公爵子息、17歳。漆黒の髪に雪のような白肌を持ち、文武両道で女性に紳士という絵に描いたような美少年……というのは
表の顔。真の正体は、大日本国・東京町で妖鬼らを一掃する有能な妖退治屋、「カゲロウ」だった。しかもその性別も……
順風満帆に妖狩りを行っていた千理だったが、彼の前に一人の強敵が現れる。それは友人の兄でありエリート警察部隊の副官でもある東郷総真(とうごうそうま)。彼を含む警察隊員らもまた、妖鬼討伐を行っている者たち。そして妖退治の仕事を横から掻っ攫うカゲロウのことを毛嫌いしているのだった。
いがみ合う千理と総真だが、とある事件をきっかけに急接近すること。どうやら、妖らが狙う人間にはある法則があるようで……?
※架空の大正時代が舞台です
※妖退治屋な公爵令嬢 × 強面ハイスペックエリート警察隊員のラブロマンスものです
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 15:07:18
99798文字
会話率:53%
伯爵家に引き取られたジゼルは、義母や妹に虐げられながらも、持ち前のポジティブさと亡き母に貰った『やさしい大魔法使い』という絵本を支えに暮らしていた。
けれどある日、自身が妹の身代わりとして変態侯爵に嫁がされることを知り、18歳の誕生日まで
に逃げ出す計画を立て始める。
そんな中、ジゼルは奴隷市場でムキムキの青年を買うつもりが、ついうっかり、歳下の美少年を買ってしまう。エルヴィスと名乗った少年は、ジゼルをクソガキと呼び、その上態度も口もとんでもなく悪い。
──実は彼こそ、最低最悪の性格のせいで「人生をやり直してこい」と魔法を封印され子供の姿にされた後、神殿から放り出された『大魔法使い』だった。
魔法によって口止めされ、自身の正体を明かせないエルヴィス。そんな彼に対しジゼルは、あまりにも辛い境遇のせいでひねくれてしまったのだと思い、逃亡計画の傍らひたすら愛情を注ぎ、更生させようとする。
(あれ、エル、なんだか急に身長伸びてない?魔法が少し使えるようになったって?ていうか距離、近すぎるのでは……?)
世話を焼き続けるうちに、エルヴィスに少しずつ不思議な変化が現れ始める。彼に掛けられた魔法が、人を愛することで解けることを、二人が知るのはまだ先で。
家を出たい心優しい少女と、元の姿に戻りたい優しさの欠片もない魔法使いが、幸せになるまでのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:24:10
197961文字
会話率:56%
突然異世界へとやってきてしまった咲良は、ボロボロの姿で倒れていたルークという名の10歳の少年と出会った。彼女はそんなルークを助け、共に暮らし始めるが、半年が経ったある日突然元の世界に戻ってしまう。
そして三年後、またしても異世界へと来てし
まった彼女が再び出会ったのは、国随一の氷魔法使いであり、騎士として功績を挙げ男爵位を得た25歳のルークだった。
「この15年、毎日のようにこの場所に来ていましたから」
「貴女に、会いたかったからです」
10歳年下だった彼は、2歳年上の美青年になっていて…!?
そんなルークが恩返しを口実に、初恋の相手であるサラに世話を焼きつつ、アタックする話。糖度高めです。
※本編完結済です。番外編を更新しています。
※他サイトでは「過去に拾った美少年が何故か年上騎士になっていて、ひたすらに甘やかしてくるんですが」というタイトルで掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-14 16:35:05
118680文字
会話率:52%
とある舞踏会の夜。カイン・アーシファは、危機に陥ったところを見知らぬ女性に助けられる。その女性――リテア・ハイムウェルは厄介な事情を抱えていた。家を守るために、力を貸してくれる結婚相手を探していたのだ。リテアに契約結婚を持ちかけられたカイン
は、少しの打算と彼女への興味から、その契約に同意する。そこから始まる、リテアとカインの愉快な同居生活。それぞれに意地っ張りな二人の恋と成長の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 17:00:00
123686文字
会話率:40%
ミレーヌの婚約者であるバスティアンは繊細な美少年だ。
婚約当初は喜んでいたミレーヌだったが、「些細なことでも傷ついて落ち込んだり、傷ついたりする自分は嫌われてしまうのではないか」などと、様々な不安を抱えているナイーブなバスティアンに対して
、次第に三歳児とか五歳児とかの引っ込み思案な男の子の面倒を見ている親戚のお姉さんのような気分になってきた。
「婚約者、もう辞めたい……」そう祈った時に現れた男爵令嬢。男爵令嬢はミレーヌにとって神の御使いのように感じられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 14:55:01
4158文字
会話率:18%