秋の涼しさが冬の寒々しさに変わろうとしている中、私は一人、近所の公園に来ていた。学校で嫌なことがあり、すぐ家に帰らずに立ち寄ったのだが、そこでとある男性と知り合うことになる。
その男性は話を聞く限り、社会不適合者で指名手配された逃亡犯の
はずなのに、何故か別居しているお父さんを思い起こしてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 00:00:00
108445文字
会話率:46%
――ヤンキーの王様『蝉原(せみはら)』にカツアゲされていた時のこと。主人公『閃(せん)』の頭の中に『謎の声』が響いた。
「閃(せん)、お前に最強のチートをやるから、未来の地球で、好きに暴れろ」
閃がもらったのは、今、まさに、閃をボコボ
コにしているヤンキー蝉原(せみはら)を『奴隷(どれい)にできる力』だった。
気付いた時には、『ハイファンタジー化した未来の地球』にタイムスリップしていた閃。
未来の地球は、『100体以上の魔王が戦争しまくっている戦国時代』だったが、一緒にタイムスリップした蝉原(せみはら)は、どの魔王も瞬殺(しゅんさつ)できる『無敵の力』と『最強の軍勢(ぐんぜい)』というチートを与えられていた。
『無敵の大魔王である蝉原』と、その配下である美男美女の最強軍勢。
その全てが、閃のモノ。
『閃に絶対服従(ぜったいふくじゅう)という縛(しば)り』以外完璧な蝉原は、
「どうにかして、閃を殺して自由にならないと」
と考える。
「まあ、閃みたいな無能のクソ陰キャだったら、いくらでも丸め込めるだろう」
そうタカをくくっていた蝉原だったが、
閃という男は、蝉原の想像をはるかにこえる男だった。
タイムスリップする前の閃は、
『友達ゼロの陰キャな社会不適合者(しゃかいふてきごうしゃ)』という、
とんでもない過小評価をされていたが、
『ファンタジー要素をもった未来世界』における閃は、
『蝉原を奴隷にできる能力』だけではなく、
『無限に覚醒(かくせい)し続ける』という、
『蝉原のソレとは次元の違うチート』を持つ『理想の英雄』だった。
「蝉原、これから俺は『戦争のない理想の世界』を目指すから、その手伝いをしろ。そんな『救世主みたいなマネ』は、極悪人のお前にとって最大の屈辱(くつじょく)だろう? 俺は、お前を許さない。『善人であり続ける』という罰を受けて、死ぬまで罪をつぐない続けろ」
蝉原に対して『考えうる限り最大の復讐(ふくしゅう)』をした閃。
閃は『陰湿(いんしつ)な復讐』を果たしただけ。
事実、『根っからの悪人』である蝉原は、その状況に絶望し苦しむことになる。
だが、閃は、敵味方問わず、全員から、
「この上なく尊(とうと)い、高潔(こうけつ)な御方(おかた)」
と、あがめられるようになっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 11:03:48
122340文字
会話率:24%
描いたものを隠す様に、大人になっていくにつれて隠し事はより多く、より細かくなっていく。それでもそれが正解だと叩き込まれてきた。素直な感想は奥底に隠して、適当に、上手い具合に褒めすぎないように悪く言わないいい塩梅の言葉を選んで。それが出来な
くなったら社会不適合者だ。
けれど、彼女は違った。良いと思ったものは素直に良いと言う。悪いものは悪いという。けれど嫌味にならない、見事な塩梅で。
だから惚れてしまったのかもしれない。だから、僕は呑まれたのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 18:15:56
18693文字
会話率:49%
──自分自身が“彼女”になることだった──
「高校生にもなって彼女の一人もいないのは社会不適合者だ」
内向的で人付き合いが苦手な高校生の柊野翠は、久々に会った中学時代の同級生にそう煽られた挙句、二週間後に互いの彼女を紹介するという約束を
取り付けられてしまう。彼女はおろか友達もいない翠は、この状況を打開するためにある狂気に満ちた策を思いつくが……?
※この作品はカクヨム様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 19:35:04
101986文字
会話率:47%
死んだアルバイトの青年は女神が崩壊を予言した世界に最強無敵の魔王として転生する。
女神の予言とは、勇者を名乗る者から世界を破滅に導く輩が現れて、その世界を終わらせるであった。
世界が、すべてが、何もかもが消えて無くなるのだ。
そして、
魔王は女神から貰ったチート能力で、その世界を破滅に導く勇者を討伐する使命を受けるのである。
だが、魔王は最強でありながらも授かったチート能力のペナルティーのために自力で勇者を倒せない。
故にモンスターを配下に加え、魔王軍を編成して勇者たちとの戦いに挑むのであった。
魔王は魔王らしく、配下の魔物たちを勇者に差し向けて討伐を叶えるのである。
魔王のチート能力を使い配下のモンスターを鮮血の儀式で強化して、魔王軍を築き、魔王国を築き、ハーレムまで築き、更にはマジックアイテムまで作り出し始める。
魔王は、破滅の勇者を討伐して世界を救えるのか?
この物語は、社会不適合者だった怠け者な青年が、魔王として世界を救うまでのお笑い戦記である。
破滅を予言された世界は、このおバカな魔王が救うのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 18:05:02
206360文字
会話率:37%
ダンジョン。
それは魔法によって作られた、人知を遥かに超えた迷宮である。
異界と化したその内部には凶暴な怪物たちが蠢いており、時に嵐が時にマグマが噴き出す場所すら存在する魔窟は、脆弱な人間では一日も生存する事が出来ない地獄とされていた。
だが、魔物たちが生み出す魔法の素材。外では決して得られない希少な鉱物。
更にダンジョンを踏破した際に得られるとされる神からの祝福『ギフト』を求め多くの人間たちがダンジョンに挑戦していった。
普通に生きているだけでは一生をかかっても決して得られぬ巨万の富。本来であれば社会不適合者とされる者ですら容易く得られる名声の嵐。
人間は魔物たちと比べられないほど弱い生物だ――それでも人間が持つ底抜けの欲望は神の想像すらも容易く凌駕していく。
そうして、気づけばダンジョンの存在は人々にとってなくてはならないものとなり、ダンジョンの脅威が人の心から忘れ去られ始めた頃――とあるダンジョンの存在が世界から注目を受け始めた。
『天楼バベル』
最も古いダンジョンと言われ人類の歴史を紐解くよりも先に存在していたそれは、外観から頂上を見る事は叶わず、天にすら届くとされている高さは、人類の最高到達階である八十階を遥かに超えており、階数は軽く見積もっても百は超えているだろうと言われていた。
そんな古来より知られているバベルが――どうして未だに人類に踏破されていないのか。
『全てのダンジョンは一度入ったら踏破するまで出られない』
それは、子供でも理解できる、シンプルで残酷な絶対ルールがあるからだ。
成功か失敗か、生きるか死ぬか、前へ進む事しか生を許さないそれは、無知な俗人を勇者へと駆り立ててきた。
そして、元来であれば安易な逃走を許さない悪質な理を、されど人間は受け入れてきたからこそ、人類と言う種は進化し発展を続けてきた。
だからこそ、あるものは輝く未来を、あるものは未知の栄光を、あるものは一発逆転を夢見て、夥しい数の探索者がバベルと言う悪夢に挑戦し続けてきた。
だが、一年が経ち二年が経ち十年が経ち……百五十年が経過しても誰一人バベルから帰ってくる事はなく、結果的にそれはくしくもバベルが人の手に及ぶものではない事を証明する切っ掛けとなった。
今から始まるこの物語は――そんな神の悪戯で作ったとしか思えない悪意の中で生きた人間の英雄譚である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-30 19:49:35
103433文字
会話率:46%
「その現実をぶち壊す!」
"普通"に生きるのがしんどい。生きる意味が分からない。今のくだらない自分を肯定できない。
そんな"今"に疑問を持って、でも動けない人に読んで欲しい哲学。
これを読ん
だら発狂するかもしれない。今の"普通"な生活に戻れないかもしれない。
でも何かしら新しい発見が得られるような「劇文」を書いていきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 13:53:09
6477文字
会話率:7%
ストレスが爆発し勢いで会社を辞めた俺。先の見えない人生に絶望し、部屋で叫び歌っていたら、隣の部屋の住人が突撃してきた。
俺の運命や如何に......!
最終更新:2021-11-17 12:15:37
4948文字
会話率:39%
社会不適合者で、箸にも棒にもかからないクズアラサー♀の、徒然なる呟きです。
機能不全家庭の色々や、自己愛性パーソナリティ障害×発達障害者の生活などなど、適当に書いてます。ヲチ目的やライフハック用なんかに読んでみてくださいね。
最終更新:2021-11-15 06:58:38
76104文字
会話率:2%
ナイジェリアに住む社会不適合者がとある時突然不慮の事故で亡くなってしまう、そこで異世界に転生され世界を救うお話
最終更新:2021-11-14 13:15:44
1205文字
会話率:80%
不幸の連続で呆気なく死んでしまったコミュ障社会不適合者不登校の女子高校生が異世界で面白おかしくすごす話。
最終更新:2021-11-14 05:05:18
10475文字
会話率:40%
荒らしって害悪だよなぁ?
作者の愚痴駄文だゾ☆
最終更新:2021-11-12 18:36:31
1164文字
会話率:0%
喧嘩に強くて情に熱い少年“武藤・武”は、ウサギを助けようとしてトラックに轢かれて異世界転移。
神からチートを授かるも、自分が元から強かったと勘違いしたまま無双する。
やがて彼は、『魔物は見かけたら殺しちゃってOK!』な感じの異世界
ルールにブチ切れる。
それが世界の理りであろうとも嫌なもんは嫌。
『だってこいつら、いい奴じゃねーか!』
そんなタケシがチートを片手に異世界の中心でダダをこねまくる!
【タイマン張ったらマブダチなピュアボーイ✖︎ひょうきんな魔物達が織りなすハートフルフルな異世界アニマルライフ、読んでくれないと馬鹿なタケシくんが泣いちゃいますから是非是非読んであげてくださいね(ㆀ˘・з・˘)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-06 18:00:00
76430文字
会話率:41%
コミュ障の兄・亮介(24)と脳筋の妹・陽莉(16)
引きこもりの二人が奇跡的に家を出たら異世界召喚に巻き込まれた?!
外に出たくない、働きたくない。
そんな社会不適合兄妹が画策するのは元の世界に帰る方法…ではなく、どうやって異世界
で快適に引きこもり生活を送るか、だった。
勇者召喚に巻き込まれたと言え、{魔王討伐の旅?}『それはちょっと…』
{兵士として城仕え?}『それもちょっと…』
世界の平和<ぐーたら引きこもり生活!?
慎重で警戒心が高い兄と楽観的で人懐っこい妹、正反対な二人が異世界にもたらす化学反応とは_____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-27 19:57:08
40200文字
会話率:38%
社会人になってしまった社会不適合者の末路は。
最終更新:2021-09-20 01:13:44
4946文字
会話率:2%
ある日。善良な一般市民であるココロ・ポララは、王国警ら隊の横暴によって留置所にぶち込まれてしまう。正義を訴えることで何とか釈放を勝ち取ったココロだったが、次の瞬間に目を覚ましたのは危険な魔物が闊歩するダンジョン。
訳もわからず混乱するコ
コロに手を差し伸べてくれたのは、世界最高峰の魔導学府に通う三人の少女たちで――この出逢いが運命だったとわかるのは、それからもう少し後のこと。
剣と魔法と神製の塔、そしてそんじょそこらではお目にかかれない上質な社会不適合者が織りなす超ハートフルコメディ。そんなお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 23:41:08
130089文字
会話率:38%
都市伝説サイト「かくれん坊やさん」
それは社会から隠れたいと思う人へのサービスサイト。
一人の霊感家系に生まれた男子高校生が好奇心から調べた所、自分の醜さを知り自分は社会不適合者なのだと悟る。
最終更新:2021-08-12 21:40:59
5107文字
会話率:15%
これには起承転結なんてたいそれたものはありません。
賞賛されたい訳でもないし、心に響かせたいメッセージ性なんてものも、もちろんありません。
――まあ、否定はされたくありませんけれど。
言うなれば、そうですね――ただの愚痴でしょうか。
言いたいことを言うためだけに誂えた子達が話す題材は、理解されたいけど現実では理解されない、自己顕示欲だけが膨れ上がった作者の戯れ言にすぎません。
そんな戯れ言をこうやって〝自分ではないものたち〟に語らせることで、誰かに理解されていると思い込もうとし続けた、社会不適合者の作者が書く、会話劇。
そんな半端なものでもいいのなら――
「さあ、今日は何の話をしようか」
――一緒にお茶でも飲みながら、小話でもいかがですか?
■■■登場人物紹介■■■
ナニカ
人間ではない〝何か〟。人間になりたいので色んなことを勉強中。モドキ達が来ない時は本を読んだり、テレビを見たりのんびり過ごしている。名前をくれたモドキのことが大好きで、とっても甘やかしたいし甘えて来てほしいけど、その気持ちに名前があることは気づいていない。モドキは近づきすぎると離れて行ってしまうので、あくまで対等にディスカッションができる立ち位置に納まっている。
モドキ
人間。人間が嫌い――というか、何をしても社会に馴染めず嫌われやすい。基本的に何でもそつ無くこなせるし、容姿も悪くないので、何とか普通に地味に生きようと努力しているのに、努力が実った試しがほとんどない。何故か普通じゃないと言われて浮いた存在として扱われるので、いい加減にしてくれと思っている。過度に優しくされると訝しむ癖が抜けない。否定も肯定もしないで意見をくれる素直なナニカの傍は居心地がよく、実はわりと懐いている。
ハグレ
人間。兄貴肌のヤンキー。人間らしく常識的。「普通を嫌いマイノリティを気取りたがるところなんか本当に人間らしい、けど、人を許容する優しさも持ち合わせているなんて理想的だわ」とモドキから気に入られている。結構家庭的で、お茶菓子を作ってきたりもする。普通とかどうでもいいけど、普通じゃない人って面白いから結構好きというふわっとしたタイプ。順応性が高い。ナニカとモドキが話をしている時、たまについていけなくなってお茶うめえなーとなることがある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 16:50:50
32931文字
会話率:79%
異世界から来た、可愛すぎる女の子の母親に
なってしまう。ネガティブ思考で自分に自信がなく
暗い過去を持つ女の子笹目雛の日常。
最終更新:2021-07-17 21:47:40
1779文字
会話率:39%
人にやさしくされたら涙が止まらなくなる程度の軽度鬱の100%の本音と
甘ったれた社会不適合者の60%わがままと
スれた社会の知識と口ばっかりが達者なネト廃の40%の知ったかでできてる。
きっとこの子は変わらないし、人間だれしもそういう
もの。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-12 19:00:00
4413文字
会話率:5%